2015/05/07 - 2015/05/07
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risarusaさん
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旅行前、コロール滞在中の計画を立てるにあたり、そういえばコロールから比較的近いフォートウィリアムからは、あの有名な嘆きの谷ことグレンコーに行けるのではなかったかと思いつきました。
下調べの結果としては、基本的にはレンタカー、またはロングトレイルで山を越えていくようなところ、イコール公共交通機関ではあまり行くようなところではないらしいと分かったものの、とりあえずビジターセンターに停まるらしい長距離バスで行ってみて反対側からのバスが来るまでの小一時間ほど周辺を散策して帰ってくればいいかと、計画に組み込みました。
当日は色々とあって、
出発時の計画は、
8:59 コロール発 - 9:55 フォートウイリアム着(電車)
11:00 フォートウイリアム - 11:31 グレンコービジターセンター(バス)
12:36 グレンコービジターセンター発 - 13:08 フォートウイリアム着(バス)
17:37 フォートウイリアム発 - 18:25 コロール着(電車)
フォートウィリアムで計画を変更し、
10:37 フォートウイリアム - 11:22 グレンコージャンクション(バス)
13:57 グレンコージャンクション発 - 14:37 フォートウイリアム着(バス)
16:19 フォートウイリアム発 - 17:43 マレイグ着(電車)
18:15 マレイグ発 - 19:37 フォートウィリアム着(電車)
19:50 フォートウイリアム発 - 20:52 コロール着(電車)
最終的には、
15:57 グレンコージャンクション発 - 18:00 フォートウイリアム着(バス)
19:50 フォートウイリアム発 - 20:52 コロール着(電車)
と、相成りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
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6時起床。朝日が見えるような見えないような。
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お天気は今一つだけど、雲間から光が差し込む風景はなかなか良い。
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宿舎を出たところのデッキには、霜のような雪のような小さな氷の粒が。さすが北の国。
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線路を越えての早朝散歩。
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向こうに見えるふたまたの道を右に折れて、北へと歩きます。
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空気が冷たくて清々しい。
歩いても歩いても現実とは思えないような景色に包まれて、自分の感覚がついていけずに、知覚麻痺に陥りそうでした。圧倒されるとは、こういうことかと。 -
線路沿いにコロールサミットの看板。
ちなみに、以前に買ったスコットランドの地図によれば、見えている山は"Beinn na Lap"(高さ937メートル)です。駅の東側にあるossian湖の北側にある山ですね。 -
比較対象に人間(母)を入れてみると、写真では、こんな感じ。
この風景の中にいると、遠近感が麻痺します。(自分がアウトドア活動に慣れていない人間だからかもしれないのですが) -
線路から15分ほど歩いたところで、道がなくなりました。そのまま歩いてみたら、まさに湿地で、じくじくと地に足が沈む&水がにじんでくる感触があったので、ここでやめました。
こういうところを歩く場合には、どういう装備をすればよいのだろうか。防水加工でハイカットの山靴? -
遠くの山をズーム。
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引き返して、小川を渡って。(橋あり)
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今度は、線路を渡ってすぐの二股から、西へまっすぐに山へと延びる道を歩いてみます。
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小さな流れに小さな橋。
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こちらも獣道的な様相に・・・。自信がないので、少し歩いたところで、ひとまずきりあげることにしました。
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振り向けば、宿までは一直線。
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またまた線路を渡り
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ossian湖へ足を向けます。
何故か記憶がないのだけれど、写真を見るに、ここら辺で母と別れたらしいです。(朝食まで宿で休む、または、宿付近でのんびりするという話だったのかと。この時、7時20分くらい) -
綺麗な青空。
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日の光がまぶしい。空気が澄んでいて光が強いように感じます。7時40分くらいになったので、8時からの朝食のために折り返します。
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美しい景色を独り占めしている。
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地平線まで見渡せる風景の中で、再びの、ここはどこ?私はだれ?におちいる。
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これは典型的なハイランドの景色の一つと言えるのではないかと想像。
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見遥かす。突き抜ける。魂が飛ぶような眺め。
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雲が映る水面。
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宿が小さく見えてきました。
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この旅行で最も気に入っている写真。
おお、同宿のご夫婦が向こうを歩いていると思い、愛機の最大限の望遠で一枚。ところが、この二人は、ご夫婦の奥様と我が母だったと後で知ることに。
自分にとっては、この旅で感じた人との出会い・縁の不可思議さや奇跡を象徴する写真と感じています。 -
水たまり、もしくは小さな池。
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もはや我が家に帰るといった心持ちでの歩み。
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起床時の雲がちな風景にも光が燦々と。
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本物の暖炉!
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朝ごはんのメニュー。憧れのエッグベネディクトをお願いします!(日本の庶民・オブ・ザ・庶民である自分の食生活にはない料理)
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窓からの風景。
朝の散歩で撮影しすぎて、朝食の時間に、デジカメにせめてもの充電を・・・という訳で、これは携帯電話(私のはいわゆるガラケーです)での一枚。 -
駅方面のお席。
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麗しのエッグベネディクト。
確かソーセージは、野生のシカ(ベニソン)のもので、野趣のある味わいだったと思います。少しクセがあるというのか。
母は、フル・コロール・ブレックファストの、わがままを言ってのブラックプディング&ハギス抜き。一部抜いた時点でフルではないけれど・・・。 -
ご夫婦も朝食にお越しです。挨拶してくれるし、にこやかだし、物腰や立ち居振る舞いに隠しようのない知性と品格のあふれでる素敵なお二人でした。
母が先程の散歩の時に奥様と出会って話をしたとのエピソードは、この朝食の時に聞いたのですが、なんでも、母が「日本から来て娘と旅をしている。自分はうまく英語が話せない、今はすこしパニックになっている」的なことを伝えたら、「全然大丈夫よ」的なことを言ってくださったとか。ご夫妻は「エジンバラに住んで」いて、「この辺り(?)にはスキーしに来たりする」とのこと。
私が生まれてから少なくとも30数年来、またそれ以上にうちの家族は国際的な経験を全くしてこなかったし(海外旅行や留学などは一切なしの家庭環境)、母は片耳が聴こえないのでヒアリングも苦労していそうだし、母の単独行動時に会話がどの程度できているのかなと不思議に思うけれど、エピソードを聞くに人と交流できているので、言語力だけではないコミュニケーション力があるのだろうと推測しています。 -
アーチー:ご飯頂戴〜(目で語る)
母:無いのよーごめんねー
食後の一杯は、紅茶にしたと思います。母はお決まりのホットコーヒーでした。 -
部屋に戻って一息ついて、出発!
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8時59分発のフォートウィリアム行きに乗ります。
ちなみに、食堂を通って宿から出る前に、失礼いたしますと断って、お食事中のご夫妻に声をかけました。(旦那さんは立ち上がって応対してくれた・・・紳士)
今夜もここに泊まるのですか?と尋ねると、
・一週間のドライブ旅行中で、ここには一泊だけで、今日出発します
・クリアンラリッヒに車は置いてあって、ここへは列車で来ました
・今日、クリアンラリッヒに戻り、車でマル島へ向うのです(オーバン辺りからフェリーかしら)
・マル島を知っていますか?(知っています、名前だけ)遺跡などがあるのですよ
ということでした。
二泊されるなら、またお話しする機会もあるかなと思っていたのだけど、ここでお別れです。人生は一期一会。お互い、旅が素晴らしいものであるようにと願って、別れのあいさつを。素敵なお二人に会えて心が温かくなりました。どうもありがとう。
今回の旅でも、また、叶えば先々の旅でも、エジンバラを訪れるけれども、その時に街ですれ違ったとしても、もうお互いに、そうとは気が付かないのだろうなと。 -
プラットホームで、ぼーっとしていると、線路脇に墓らしき何かを発見。
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宿を出たところで、鉢合わせた6人組。ユースホステルから来たとのこと。珈琲をもらいたいということで、1人、中に入っていきました。
あいさつをして、私達は電車に乗るところですと伝えると、僕たちは徒歩の旅だよ!的な回答がきて(眼鏡のリーダーらしき人)、私が本気で驚いていたら(こういうところから歩いてどこかに行くという発想が根本にない人間のリアクションですね)、君たちは日本の人?と聞かれました。日本語なまりの英語だったのかな??
はい、そうですと、さらっと終わって、お別れしたのですが、その後、この時のことを思い返しては、この人たちがどこから来たのかを聞いてみればよかったと思っています。それを知ってどうするのだって話ですが。しかし永遠に解けない謎になってしまいました。 -
たわむれる若者たち(確かめてないけれど、多分、私達よりは若いと思う・・・)
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北へと歩みを進めていきます。
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電車来たー!
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早速に追いつきました。手を振ったら、2人くらいは気がついて降り返してくれました。
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湖沿いを走り(これは後方に振り返って撮影。線路の西側に湖があるので、北に向かう列車では左手に見えます)
ワゴン販売でお茶を買おうと母と話していたけれど、長い旅の最後1時間だからか、販売は締め切った風で注文できず。 -
1時間ほどでフォートウィリアム。
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なかなかの天気。予定していたバスに乗るまで時間があるので、ぶらぶらと散歩します。
一応、何か情報があるかなとインフォメーションセンターに寄ってグレンコーに行きたいと告げたところ、簡単な地図とローカルバスの時刻表をくれて、これに乗るように指示あり。(長距離バスで行く人はあまりいないらしい)
そちらの方が早く着くので、ローカルバスに乗ることにして、予定を変更。 -
二階建てバスで、乗客はほとんどなし。二階の先頭に乗ります!
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湖沿いに南下。
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向こう側の山々が、ハイランド的な雰囲気を醸し出します。そして天気が段々とあやしくなってくる・・・。
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グレンコージャンクションのバス停で下車。目の前の湖。
このバス停では、我々の他に、ほとんど手ぶらの女性1人と、その子供である小学校中低学年くらいの女子2人が降りて行きました。どこが降りるべきバス停なのか迷ってる風情があり、多分、観光客ではなかろうかと思われたものの、自分達とは反対に湖沿いの道を進んでいき、どこが目的地だったのかなとすこし不思議でした。 -
グレンコーへと向かう道をてくてく歩いて行きます。
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天気が悪くてぽつぽつ降り始めたので、レインコートを装着。いつもラグビー観戦に使っているものです。期せずしてのペアルックになってしまった。
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雨で霞んでくる。あわわ。
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ビジターセンターに続くフットパスに入りました。道路横の入り口から入ってきて、少し上ります。(これも後ろを振り返っての一枚)
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山の道というか、林の道というか。
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これだけ見ると、山歩きしてきました!って言えそうな。実際は、割となだらかな上りで、万人向けの短いコースです。
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うっすらと晴れ間。日が射すと、春先の森といった全く別世界の雰囲気になります。
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キャンピングパーク。この向こうにビジターセンターがあります。
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ビジターセンターにあるビュースポットからの眺め。車で来ている多くの人達は、ここで写真を撮って、また次の地へと旅立っていく感じです。
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ズームイン!
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インフォメーションセンターで話を聞くに、少し先の駐車場から、グレンコー村に折り返すオービットトレイルに入れるらしいと。
もう少し、この景色の中に身を置いてみたいと思ったので、そこに行くことにします。
グレンコーについたのが、11時半頃で、今、12時半頃。ローカルバスを使うことでの計画変更により、1時45分頃のバスでフォートウィリアムに戻り、マレイグ行きの列車に乗り、マレイグから折り返して帰ってくる予定だけれど、何とか間に合うかなと。 -
幹線道路沿いに路側帯を歩きます。大きなトラックも通るので、怖いし危険。実際に、旅行後に今後のために情報収集していたら、ここは歩かないようにね!ってされていました・・・。(インフォメーションセンターの人は、歩道はないけれど歩けなくはないと言っていましたが)
途中で引き返すべきか躊躇っていたら、母と同年代位の女性2人組が、やはりこの道沿いに進んでいくところに出くわし、自分たちもその後ろから付いていくことを決意。 -
ここもまた遠近感がなくなってくるような場所です。
そして行っても行っても着かない・・・。途中の駐車場から入っていけそうだったので、先達のお二方に続いていったら、引き返してきて、ここはダメだと。思わぬファーストコンタクト。一緒に手持ちの地図を見て、もう少し先だねという話になりました。 -
グレンコー川。
大きな駐車場に着いたものの川を渡る橋が見当たらず。さきほどの方々には、地図に拠ればもう少し先に橋があるようなので、我々はそこまで行ってみますと伝えて、別れました。 -
雪解け水でしょうか。
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たんぽぽ一族。見たことのない密集ぶりです。
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南側には山々
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滝もある!
ああ、近くで見たい・・・(滝好き) -
橋を見つけたところで、ほんのわずか先に湖が見えたので、ちょっと駆けて行って写真だけぱちり。
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橋を渡って村へと川沿いに下っていく道に入ると、先程のお二方がやって来るではありませんか!
なんでも、やはり駐車場に川を渡る橋があったとのこと。お互いの旅の無事を祈って、今度こそ、お別れです。
この方々にも、どこから来て、どこへ行くのか、尋ねなかったことが心残り。おそらくは友人同士だろうかと思わせるお二人で、歳を重ねても仲良くこんな旅(しかも結構ハードですよね)ができるのって良いなあと思いました。 -
その後、道の凹凸のせいか、幾たび振り返っても、もうあのお二人の姿を見ることはできず。幻のような邂逅でもありました。
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村へと続く道。整備されているけれど、足元が硬いのが難です。
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晴れると暖かい。一枚脱ぎます。
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白馬さん。
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黒馬さん。
馬、いいですよね。NHKの世界の競馬という番組が大好きです。乗馬も競馬もしないけれど。 -
途中で予定のバスの発車時刻を迎えてしまったので、乗れるバスに乗ることにして、道端の切り株に座り込んで手持ちのハムサンドで昼食。パンにかぶりついていたら、観光客のお金持ちそうなご夫婦が通りがかって、とまどい気味の笑顔であいさつされてしまいました。
この道、ほとんど人が歩いていないのに、どうしてそういうタイミングで出会うのかしらね。 -
森の道。景色にはバリエーションがあるし、山に向かう道もあるみたい。
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村に戻ってきて、橋の上からの眺め。
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民家の立ち並ぶ通りを、バス停の方へと歩いて行きます。
途中の軒先で販売されていた杏ジャムを購入する母。瓶は重いだろうと思いましたが、この日は、この後にそれほど歩くことはないはずなので、まあいいかと。旅先の出会いは、すべてが一期一会、買わなかった後悔より買っての後悔の方がまだましな気がします。ちなみに、後になって、別に安くもないのに何故これを買ったのかしらとは言っていましたが、味は普通に美味しくて、後悔はしなかった模様。 -
バス停に戻ってきました。まだ15分位の待ち時間があるので、目の前の湖の方をぶらついてみることにします。
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雲行き怪しく。
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何かが起こりそうな雰囲気になってきた・・・
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目の前に白いカーテンがかかったかのように、あられがザーザーと降ってきました!急いでレインコートを着用し、大きさをチェック。直径数ミリ位かしら。
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数分ザッと降ったら、あら、青空に。
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ご近所の人も愛犬と散歩にやってきました。
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山と湖を背景に愛犬と老人の安らぎのひと時。
これも一つの完璧な幸福の風景。さだまさしの歌から、素敵なおじいさんからの連想で、勝手にフレディと名付けさせていただき、それからも折々に語り合う良い思い出になりました。 -
やって来たバスは、平日のみの運行、下校する子供たちがメインのバスです。中学生満載で逃げるように二階に移動・・・。スクールバスに乗ると、当たり前に闖入者みたいな雰囲気になってしまうので、居心地が悪いです。
途中で降りていく生徒たち。自分などにしてみれば、単純に(そして無責任に)、このような場所で育ったらイイなあと思うけれど、立場が違えば見方も違う訳で、きっとそれぞれに色々な思いがあるのだろうなと。 -
バスに乗って30分もしないうちに、まさかの渋滞!
というか、実はもっと深刻に、事故による通行止め!!
写真左端の辺りの湖沿いの地点で、正面衝突が起きて、両車線共に通行止めになってしまったらしく・・・。
歩いてフォートウィリアムには戻るのは現実的ではないし、しかし、コロールにはフォートウィリアムからの列車でしか戻れない。なす術がないので、ひたすら「待ち」なのです。
生徒たちは見切りをつけて、どんどん降りて行き、結局は全員が徒歩で帰宅に切り替えました。我々の他に唯一乗っていたおじさんも、「待ち」の体勢。 -
天気が良いので落ち込む気も薄れて、今後のことを考える。
まずは、バスが動くのを待つ(確定)、時間次第では宿に電話を掛ける(予定・・・電話番号はひかえてあるけど、海外電話の掛け方も電話でまともに会話をする自信もないが仕方がない)、フォートウィリアム発の最終便に乗れなければ町を歩いてB&Bの飛び込みを交渉する(予定・・・背に腹は代えられない)、宿がなければ駅のベンチで寝る(予定・・・閉まってないといいけど)。
そこまで考えて、あとはひたすら、ぼーっと。母は睡眠。停まっている車からは人々が降りてきて、道路の上でああだこうだと話し合ったりしています。
救急車やパトカーがバスの横を走り抜け、やがて、それらのサイレンが、現場で光るのが、ここからも見えるようになりました。しばらくして、救急車が戻ってきて、バスの横を走り去るところで、やっと事故に遭った人の無事を祈ることができました。自分のことでいっぱいいっぱいになってしまってごめんなさい。
それからレッカー車が現場に向かっていき、しばらくしてまたバスの横を通り過ぎていきました。正面部分がひしゃげた乗用車を目にしたような気がします。 -
1時間と少したったところで、運行再開。これなら最終列車に乗ることができると心からの安堵感に包み込まれ、一路フォートウィリアムまで向かいます。
対向車線も超渋滞。フォートウィリアムから南側へと下る幹線道路なので、利用者も多いのでしょう。 -
町が見えてきた!良かったよおおおおお・・・・。
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6時過ぎ、まだまだ明るい。
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天気が良いと、町の美しさも際立ちます。
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しかし悲しいことに、もうお店はほとんど閉まっていました。近所のコンビニやスーパーの24時間営業に慣れていると、こういう時に、しまった!(洒落ではなく)と思うし、人間的な生活をしているのねとも思います。
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町をぶらぶら。湖沿いの町なのだと、改めて気が付く。
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ぶらぶらしながら、若い恋人たちの語り合う姿を眺めたりしている内に、駅前のモリソンズが見えてきました。どうやらここは営業しているみたい!やったやった〜!
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カフェコーナーで、お茶とケーキ。ほっと一息。ついでに明日の列車で食べるものを仕入れます。(ハムとかミートパイとか、閉店間際の見切り品♪)
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ミネラルウォーターのメーカーも、日本では見ないものばかりなので、何気なく名前や産地をチェックしているけれど、このDeesideは、これまでの旅行を含めても初めて見た!(気がする)
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ご主人様待ち。何匹目かのきょうのわんこ。
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若者2人が何やら乗車交渉中。偶然にも手前のカップルと同じ種族の犬を連れている!!(わんこ達は仲良く挨拶していました)
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モリソンズにはお世話になりました。また逢う日まで!
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あれがスコットランド一高いというベン・ネヴィスかな?違うかな?
この後、小一時間ほど、列車に揺られてコトコトコトコトと。貧乏性の私は、もったいなくて眠れない。母は当然のように熟睡。
コロール駅の手前で廊下に出てみると、ちょうど山の高台から、鹿の一群が列車を見下ろしていました(写真間に合わず)。あの犬連れの2人組の若者の1人も、同じように廊下の窓からそれを見ていて、隣にいた車掌さんにすごいすごいと興奮して語りかけており、その気持ち分かるよ!と心の中で合いの手。ちなみに車掌さん曰く、この路線ではこういう景色は結構見られるとか。 -
コロール駅に着いて列車を降りてみると、隣のダイニングカーに、今朝この駅で出会った徒歩旅6人組が!!(スピーンブリッジ駅で見たような顔がホームにいるなと思っていたら・・・)
お互いに、おーいと手を振りあって、つかの間、窓越しの再会を喜び合いました。 -
そして去りゆく列車。
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9時前にしては明るいけれど、それでも夕暮れになりました。
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宿に戻ってみると、リジーが見て見てと話しかけてきて、その視線の先には鹿!宿の裏手の池のところに数匹がやって来ています。ああ・・・ちょっと感動。
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とてもメインまで食べる元気もなく、スープだけで夕食。昨日と同じトマトスープだけど、好きだから問題なし!五臓六腑に染み渡る滋味。
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部屋に戻ってくつろぎながら、そっと窓の外を覗いてみると、鹿が近くまでやって来ている!
日本なら奈良に行けばいくらでもいるでしょって話ですが、でも、こういういかにも野生動物との邂逅は、やはり趣が異なる気がします。
そして、その後もう少し遅くなってから、星はどうかな〜と、宿の外に出てみたら、もっと近くまで来ていて、お互いにびびる鹿と私なのでした。 -
10時40分を回った頃、ほとんど夜。でもまだ完全に暮れきっていないという驚き。
-
私のコンデジと腕前では何も写せませんでしたが、実は、満天の星空でした。朝、オーリーに星のことを尋ねた時に、天気が良ければ素晴らしいとは聞いていましたが、あまり期待していなかったので嬉しかった!
でも、この時は11時半頃で時間帯のせいもあったのか、空が薄明るくて、もう少し暗ければまさに降るような星空なのにと思った記憶があります。
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