2015週末旅行～五島列島のほぼ無人島の黒島へ

2015/09/05 - 2015/09/06

長崎県五島列島のひとつ福江島から7キロ沖合に「黒島」がある。
2015年現在、人口2人のほぼ無人島だという。

旅友が前の年に訪問しようとし、波が高くて上陸を断念。今年こそは、と半年くらい前から上陸を計画し参加者を募っていた。

週に一度火曜日に富江港から黒島までは定期便があるというが、サラリーマンは週末旅行で完結させたいところ。なので船をチャーターしました。

UA（ユナイテッド航空）の特典旅行で、ANAの羽田から福岡経由で福江行を押さえました。
往復で10,000マイル、UAマイルはお得だ。

☆企画した友人の今回の旅のテーマ
ガイドブックには載っていない、何が有るか分からない、何をするかを決めないで行く、情報がほとんど無い場所を目的地とする新しい旅のスタイル

☆福江の宿
ゲストハウス雨通宿

エリア 五島列島(長崎)

羽田発福岡行きのフライトは早朝6時35分。
自宅から羽田空港行きのバス乗り場まではタクシー。

同行の友人にANAスイートラウンジに招待してもらって食べ物を少しいただく。

福岡空港で、プロペラ機に乗り換え、五島列島の福江空港へ。
天気が良くて、眼下に福江島の手前にある他の島、若松島、奈留島などがくっきり見える。

五島ゲストハウス、雨通宿のが空港まで迎えに来てくれていた。
スーパーで買い出しして、 福江島の富江港へ。

黒島までの定期船は、週に一度、火曜日だけなので、我々サラリーマンは難しい。友人が事前に船を持っている人に交渉してくれ船をチャーター。

今日は幸い、波も穏やか。
晴れ男＆晴れ女（私）がいるからね。

目の前に黒島。15分ほどで漁港に到着。

見どころ、というか集落は、漁港から徒歩圏内に集まっている。

最初は、神社へ。
鳥居をくぐってお前り。

神社の奥にあった福江小学校黒島分校。
平成10年に廃校になっている。

小学校の内部。
20年近く放置され、床の一部が朽ちていた。

強盗でも入ったかのように、荒らはてた教室内。
椅子なんかはまだ使えそうだった。

文房具や書籍が残されたまま。

巨大なそろばんが無造作に置かれていた。

教室の黒板には、いつのものだろうか、行事がかかれていた。

同行者の一人が、今日の日付と自分の名前を黒板につづっていた。

音楽教室か？
鍵盤はすべてん残ったまま。

皆で何とも言えない気持ちで、廃校を後にする。

島の集落。家主が出て行ってからまだそんなに時間がたっていないようにも見えるが。
滞在数時間の間に、2名の方にお会いすることはなかったが、謎の男性の目撃情報が。
我々みたいな観光客かな？

花が供えられているのを見ると、
お墓参りに島にいらしてる様子。

皆思い思いに、泳いだりシュノーケリングしたりと
ほぼ無人島での時間を過ごす。

私は福江島のスーパーで買ってきたお酒を飲みながらのんびり。

迎えのチャーター船がやってきた。

さようなら黒島。

帰りも穏やかな海。

全体像を見ると、福江島大きいなあ。

今夜の宿は、ゲストハウス雨通宿。

黒島から戻っても、午後の早い時間。
明日の朝には帰るので、レンタカーで福江島を回ることに。

運転手は企画者の友人。
2000年初めに千葉県の自宅を出発し、シベリア経由でユーラシア大陸横断しポルトガルのロカ岬まで自家用車でドライブした腕前ｗ
行きたいところをピックアップしたので、数時間よろしくね！

五島列島は今でもカソリック教徒が10%で、教会が多い。

まずは、宿から一番近い堂崎教会へ。

内部は有料、外から写真で失礼。

五島市三井楽町にある
個人的に内装が素敵だった三井楽教会。

地元の人たちで作られたというステンドグラス。
五島の歴史ストーリーが描かれている。

遣唐使ふるさと館の近くにあった空海記念碑。
三井楽半島の最北端に建てられている。

石碑に描かれた「辞本涯」は「日本の最果ての地を去る」という意味で、この場所を最後に唐まで船で渡った人たちに想いを馳せる。

高浜海水浴場
曇ってて本来の美しいエメラルドグリーンの海は拝めなかったけど、
十分美しさを想像できる色。

このあと銭湯に立ち寄り、体を温める。
最後はスーパーで夜ご飯とお酒の買い出し。
地元の魚を大量に買い混む。タイムセールで激安！

同じ宿だった人たちと一緒に遅くまで酒盛り。

翌朝、東京戻り組は朝ごはんの後、福江空港へ。
他のメンバーは、船でのんびり離島に行くらしい。

チェックイン担当の新人さん、立て続けにUA特典旅行の処理でテンパっていた。
特典旅行なのに、東京までのマイルが加算されていた。

ボーディングまでまだ20分ちょっとある。
ひょっとして車飛ばせば鬼岳の麓まで行けちゃう？

運転手は、昨日と同じ友人に空港へ送ってもらったついでにお願いする。

天気が良くっていい眺め。
みんなで集合写真を。

鬼岳。
全面が芝に覆われ、ゴロゴロしたら気持ちよさそう！

滞在5分で、空港に引き返す。
安全運転どうもありがとう。

さようなら、福江。
福岡までは再びプロペラで。

この次の企画、世界で一番寒い町ベルホヤンスクへ行こう！がものすごく楽しそうだったけど、ショートノーティスで参加者にサラリーマンおらず。