2015/08/17 - 2015/08/17
1397位(同エリア10430件中)
かっちんさん
1919年(大正8)生まれの原 信太郎。幼少のころから鉄道が好きで、鉄道に乗ったり、写真を撮ったり、一番切符を集めています。
小学生のころから鉄道模型を自分で作るようになり、社会人になってから海外出張にあわせ鉄道趣味の幅を広げていきます。
そして鉄道趣味の集大成がこの原鉄道模型博物館です。
小さな子供から大人まで楽しめるところです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
原鉄道模型博物館
横浜駅から歩いて5分のところに横浜三井ビルディングがあり、ここの2階に原鉄道模型博物館があります。
休館日は毎週火曜日です。 -
原鉄道模型博物館のシンボルマーク
原さんが初めて作った電気機関車の模型がデザインされています。 -
記念になる入館券
入館料は1,000円で、JR東の「大人の休日倶楽部」会員証を見せると10%割引してくれます。
阪神電鉄を走っていた青い電車311形は、原さんが製作した模型です。 -
自動改札機の入口
入館券のバーコードを自動改札機にかざして入ります。 -
素敵な壁面デザイン
では、展示室を順番にまわります。 -
第一展示室「原模型の真髄」
原模型の代表作が展示されています。
この電車は原さんと同じ1919年(大正8)生まれの箱根登山鉄道の木造電車チキ1で、車両内部を含め精巧に作られています。
原さんが幼いころに祖母と乗りに行き、大好きになった電車なんです。 -
オリエント急行
パリとイスタンブールを結んだ豪華列車オリエント急行初期の食堂車です。
木造の質感と車内の天井絵が見事です。 -
イチオシ
お洒落な阪神電気鉄道311形
正面は当時流行した5枚窓で、お洒落な形と色の電車です。
屋根に2組4本のトロリーポールがあり、+極・−極の2本の架線から給電しています。 -
初めて作った鉄道模型
小学6年生の時に製作したもので、ボディは家の屋根を修繕した余り板を使っています。
自由型電気機関車「8000号」です。 -
或る列車
明治末期の幻の列車です。
九州鉄道が1906年(明治39)にアメリカのブリル社に発注した一編成分の豪華客車です。
しかし、1908年に横浜港に到着した時、九州鉄道は国鉄に買収された後で、一度も活躍する機会がありませんでした。
この客車は「九州鉄道ブリル客車」、通称「或る列車」と呼ばれています。 -
或る列車
この幻の豪華客車が2015年夏、原さんの模型を元に九州に蘇っています。
JR九州の素晴らしい企画により実現しています。 -
第二展示室「語る模型」
ここにはテーマごとに分類された模型が並んでいます。 -
鉄仮面の流線型車両
1934年のシカゴ万博のときに作られた高速のディーゼルカーです。
ステンレス車両を製造する特殊技術(スポット溶接)を持っていたBUDD社が軽量車両を実現し、平均速度124km/hの記録があります。 -
凸形の電気機関車
スイス国鉄の電気機関車 Ce6/811形です。
前後に動輪があり、2つの機関車をつないでいるような感じがします。 -
幾何学模様みたい!
京急の列車運行図表(ダイヤグラム)です。
縦方向に起点から終点までの駅名、横方向に時刻を表し、各列車の運行を入れると斜めの線になります。
このダイヤグラムを持っていれば、全列車の各駅の時刻がわかります。 -
第三展示室「ヴィンテージ・コレクション」
原さん所蔵の希少なアンティーク模型や一番切符が展示されています。
一番切符とは、新しく開業した路線で売り出す切符の通し番号0001のものです。
開業前に駅の外に並び、0001を手に入れる醍醐味は格別です。
かっちんも、横浜の「みなとみらい線」開業時、博多の交通系ICカード発売開始時に、徹夜で駅に並んだことを思い出します。
昨年末には、東京駅開業100年記念ICカード発売の時も徹夜で並びました(笑)・・・まだ、元気なかっちん! -
学校を休んで切符の収集
丹那トンネル開通時に学校に病欠届を出し熱海駅で一番切符を手に入れました。
後日、一番切符獲得を意気込む原さんが新聞に載り、学校にばれてしまいました。
かっちんも同じようなことがあり、博多の交通系ICカード購入時にたまたま一番先頭になってしまい、A新聞の取材を受けました。
まだ現役時代だった頃で、当日九州版の夕刊に載るだけと聞き、安心して名前などを話してしまいました。
ところが、この一番先頭の話はICカード利用開始の記事と共にネット上の新聞に公開され、会社の連中に即座に伝わってしまいました。 -
「0001」のきっぷ
昭和8年8月1日に開業した現京王電鉄井の頭線のきっぷです。
かっちんは、国鉄時代に入場券を全国全駅1500駅をまわって集めたことがあり、たまたま「0001」をGetしたときの嬉しさは何とも言えません。 -
フォト・ライブラリー公開
スチールカメラで撮影した日本中の膨大な車両写真が、先月からタッチパネルPCで見ることができます。
原さんは、模型鉄、収集鉄、乗り鉄、撮り鉄なんですね〜。 -
世界旅行のはじまり
コクヨに就職した原さんは海外の技術導入のため、1956年から欧州出張が始まります。
当時は鉄道全盛期で、飛行機と鉄道に乗り、各国を飛び回ったそうです。
仕事と趣味が一致し、鉄道趣味にさらに拍車をかけていきます。 -
あれっ、「けいきゅん」がいる!
京急のマスコットキャラクタです。
現在、京急展を2015/7/18〜11/3に併設開催しており、博物館に隠れている「けいきゅん」人形を5体見つけると参加賞が貰えます。
かっちんも一生懸命探します。 -
世界でたった15台しかないメルクリン社の模型
20世紀初頭、ドイツのケルン・ボン鉄道が重役15人に記念品として模型を贈るため、ドイツのメルクリン社に発注した15台があります。
これはそのうちの1台(3輌)です。
原さんは1950年代にスイスで購入しています。貴重な模型ですね。 -
懸垂電車の模型
ドイツ、ヴッパータール市を走っていた懸垂電車です。
メルクリン社が製造した模型で、電気で動く模型が出始めた頃のものです。
原さんは、80年代に国際電話をかけっぱなしにしてオークションで競り落としました。
この熱意には驚きます。 -
イチオシ
給電の仕方
モーターを動かすには+極から−極へ電流を流すので、架線が2本あります。 -
配電盤の電球
脱線した時のショートを防ぐため、配電盤に電球がついています。
電気回路上に電球があると、ショート時に大電流が流れず、供給する電源を保護できます。 -
HOケージ模型の展示
-
時代の先端を駆けぬける京急展
京急は進取の気風がある鉄道会社です。
例えば、日本初の標準軌、日本初のボギー電車と密着式連結器などを導入しています。
では、京急展に入ります。 -
ブルーリボン賞
ブルーリボン賞は、毎年全国の新型車両の中から、デザインや性能・機能など優れた車両を鉄道友の会会員が選び、鉄道会社に贈られる賞です。
1983年(昭和58)には京急2000形電車が選ばれました。 -
運転台にあるマスコン
左から古い順に旧1000形、600形で、ブレーキは別にあります。
右が2000形で、ブレーキと駆動が一体化したワンハンドルマスコンです。 -
バスきっぷ
昭和2年〜15年のバスきっぷで、ペラペラのきっぷが大切に保存されています。 -
製造銘板
今は無くなった汽車会社、会社名が変わった川崎車輌、東急横浜製作所、東急車輌などの製造銘板があります。 -
京急の電車
左から2番目と3番目の旧1000形は、半世紀に渡って走り続けた戦後京急の主力車両で、「赤い電車」として知られています。 -
変わり者の「ハッピートレイン」
赤い電車が中心の京急ですが、1編成だけ黄色に塗装した「沿線に幸せを運ぶ電車」が2014年5月から運転されています。
この電車に偶然出会うと、幸せな気分になります。
黄色い塗装は元々西武鉄道が使っていて、とても似ています。
そして、西武でも赤い車体に白いラインの縁起の良い紅白カラーに塗り替えた電車を1編成走らせており、「幸運の赤い電車:ラッキートレイン」と呼ばれています。
京急と西武のコラボレーションです! -
鉄道プレート
再び、鉄道模型展示室に戻ります。
ここには、実物の鉄道プレートが展示されています。
電気機関車・ディーゼル機関車・蒸気機関車の型式プレート、行先板、会社・製造銘板などがあります。 -
コントローラー
国鉄と私鉄では、ハンドルの動かし方が異なります。 -
いちばんテツモパーク
一番ゲージの蒸気・電気・トロリーの軌道が走る巨大レイアウト(鉄道模型)があります。
鉄道模型博物館で一番の見どころです。 -
素晴らしいジオラマ
パリのリヨン駅をイメージした建物があります。
赤い服を来たスタッフが模型の列車を動かしています。 -
イチオシ
青い電車
大阪あべのから道明寺まで走る大阪鉄道(現近鉄)、通称大鉄の電車です。
一般的なレイアウトでは車輌への給電をレールから行うのですが、原さんのレイアウトでは架線からパンタグラフを通じて電気をもらいます。
より本物に近づける原さんの拘りは凄いですね。 -
立体交差を通過する上下の列車
踏切で待つ人もいて、リアリティがあります。 -
客車列車が駅を通過
スイス国鉄の2車体連結した電気機関車が客車をけん引しています。 -
スイス国鉄の凸形電気機関車
レールと車輪に鉄が使われているので、レールの継ぎ目で本物のような「ゴトンゴトン」という音がします。
一般的なレイアウトは、真鍮が使われるので軽い音がします。 -
西ドイツ国鉄の電気機関車とTEE(欧州特急)
航空機への対抗として製造された200km/h運転ができる高速電気機関車です。 -
朱色の東武鉄道の電車
ホームには電車を待つ人がいます。 -
動鉄実習(うごてつじっしゅう)
本物の運転台を使って、レイアウトを走る鉄道模型を運転できます。
運転車両前面に搭載したカメラの映像が運転台前にあるモニター画面(今は外されてます)に映り、自分で運転しているような臨場感が得られます。
次回訪れた時は、かっちんも運転手になるぞ! -
イチオシ
夕暮れの雰囲気
いろいろな列車が走るので、ず〜と見ていても飽きません。 -
見つけた〜、「けいきゅん」
隠れている5体目をようやく見つけました(汗) -
イチオシ
レトロな機関庫
黄色いSLがのっている転車台が360度回転し、SLの向きを変えられます。
機関庫にはSLから出る煙を逃がす煙突があり、本物そっくりです。 -
何かいるぞ!
船上の箱にはミイラが・・・
ジオラマには鉄道模型だけでなく遊び心がいっぱい潜んでいます! -
参加賞の京急グッズ
「けいきゅん」5体を探せたご褒美です。
四角い紙に印刷された電車の図面を折り紙のように折っていくと、京急旧1000形が出来上がりました。
原鉄道模型博物館は、原さんの鉄道趣味を集大成した場で感動しました。
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