にゅうを目指してハイキング

2015/08/15 - 2015/08/15

にゅうは，八ヶ岳の緩やかなうねりにぴょこんと飛び出したでっぱり。
麦草峠から高見石をめざし，白駒池まで下って，苔むした緑の世界と樹林をくぐり抜けた岩の頂がにゅうです。

お盆の帰省で実家から気軽に行けるハイキング。
八ヶ岳の登山は中学2年の1泊2日の課外授業で経験して，その苦しさに嫌いになったのですが，低い山歩きならと，始めてこれが二回目。初めての場所は霧ヶ峰散策，高低差が少なく気持ちよかったですよ。今回は高低差400mくらいですが，大きな石を乗り越えながらの上りは，腿上げ運動の連続で大変でした。
山登りど素人の私にとっては十分に中級くらいのレベルに感じました。
まあ，また行ってもいいかな？

エリア 佐久(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

麦草ヒュッテ登山口からスタートです。中年兄妹３人のパーティ。

白駒池，丸山，高見石方面に向かいます。

白樺の林，道のような溝のような，歩きにくいとつぶやきながら，一応整備された道を行きます。

針葉樹に林の木々も変わります。

この地域にはいろいろな苔が生息しており，案内の看板も気分を楽しくさせてくれます。

まるやまの森の苔むした様子。

丸山頂上2329m，約1時間かかりました。上り坂は息が切れます，汗もかきます。

丸山神社で安全祈願。

高見石到着。石の上で一休み。赤丸のつけてある石を伝いながら登ってきますが，怖いです。向こうに見えるのが，これから向かう白駒池。
ポケットの中身にご用心，石の間に落としたら絶対に拾うことはできません。自分自身が落ちそうで，恐怖だった。これも経験と，確かに来た証拠。
歩きにくくて，捻挫してゴルフができなくなっては一大事だと，長兄はここから１人で麦草峠へ引き返し，下山の頃麦草ヒュッテに迎えに来ると，別れました。

はるか向こうに浅間山も見えています。

赤い屋根は高見石小屋。トイレ一回100円です。

白駒池。

白駒池には木道で周遊できます。半周したところににゅうへ行く分かれ道があります。

もののけの森らしく，苔のむした岩や石が面白くて美しい塊になっている。

所々にいろんなきのこが生えています。ハート形きのこ発見。

湿原を抜けて，

にゅうの森に入り，，，歩きにくい，，。

ごつごつごつごつ，捻挫をしないように注意して。。。
すると，上の方から光が差し込む気配に，頂上が近づいている予感。

樹林に覆われていた，頭の上が開けました。あの岩が頂上です。

三角点到着。出発から約4時間，かなり歩きました。

天狗岳を望みます。

登ってきたところ。

白駒池へ下りて，白駒の奥庭を行きます。お花畑のよう、木道があって歩きやすい。
なだらかな下山コースで帰ります。

下山道の最後の森。
黒曜石を見つけている子ども連れの家族がいました。

ヒュッテが見えました。
６時間と15分の行程です，標準より30分くらい遅いペースですがとても頑張りました。

あざみの花が，疲れを癒してくれました。

約束の時刻に迎えに来た長兄と，帰り道の八峰の湯で疲れをとり汗を流しました。やっほーの湯といいます。700円。

手湯，足湯もできます。
1日経って，腰と大腿部の筋肉痛が半端じゃない！です。