“三多・三無・三麗の島”～済州島３日間の旅～

2010/03/24 - 2010/03/26

２０１０年３月、母の還暦祝いも兼ねて母娘二人で
初めて済州島へ行って来ました♪
【三多】済州島で多く見られる三つの事。石、風、女性。
【三無】済州島には少ない三つの事。物乞い、泥棒、門。
【三麗】済州島で三つの麗しい事。美しい心、素晴らしい自然、
　　　　美味しい果物だそう。　　　　


１日目：ＫＥ７１８便にて、成田国際空港から済州国際空港へ。
　　　　龍頭岩⇒三姓穴⇒サングムブリ噴火口跡⇒お土産店
　　　　⇒骨付きカルビの夕食
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【済州島泊】

２日目：ウニワカメスープの朝食⇒萬丈窟⇒オールインハウス
　　　　⇒城山日出峰⇒城邑民俗村⇒アワビ入り海鮮トッペギの昼食　　　
　　　　⇒ウェドルゲ⇒シュリの丘⇒黒豚サムギョプサルの夕食
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【済州島泊】

３日目：午前：オプショナルツアーにて、お化け坂⇒東門市場散策
　　　　午後：Ｅマートで買い物と昼食。
　　　　ＫＥ７１７便にて済州国際空港から成田国際空港へ。
　　　　

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

１日目、現地ガイドさんと私たち母娘の三人で、タクシーにて観光地を廻る。
まず始めに行った場所は済州島北部の龍潭洞の海岸沿いにある“龍頭岩”
龍の頭の形をした岩で、高さは約１０ｍあるそう。
遠くからだとそんなに大きくは思いませんでしたが・・・

龍頭岩 自然･景勝地

次は“三姓穴”へ。赤い鳥居の様な門が入口。
門の両側には島の守り神“トルハルバン”がいます。

三姓穴 史跡・遺跡

向かって右側の像を写真に収めてみました♪
トルハルバンは“石のお爺さん”という意味らしい。
ガイドさんの説明では、鼻に触れると男の子に恵まれるという、
子宝の御利益もあるらしい。あと右腕が上に造られている物は“文官”
左腕が上に造られている物は“武官”を表しているらしく、
文官は学業成就、武官は無病息災の御利益があるとか。
こちらの像は学業成就の御利益があるみたい。

三姓穴 史跡・遺跡

ラッキーな事に、済州島は桜の季節真っ只中でした♪
この年は韓国と日本で２回桜が観れました。
移動のタクシーの中でガイドさんが真剣に「桜（ソメイヨシノ）の起源は済州島」
とおっしゃっていて、母と「え〜！？それは初めて聞いた・・・」とその場は
答えたのですが、（江戸時代に日本で作られた園芸品種だよな〜？と。）
毎年ちょっとした論争になっているみたいですね・・・

三姓穴 史跡・遺跡

こちらが“三姓穴”
済州島を代表する姓（高、梁、夫）の三神人がそれぞれ地面の穴から出て来た
という、済州島の神話を伝える遺跡だそう。
こちらも桜がキレイでした。遺跡と合わさって神秘的な感じ。

三姓穴 史跡・遺跡

穴には、どんなに雨や雪が降っても水が溜まる事がないらしい。
周りの木々は穴に向かって生えているという。
よーく見ると確かにそうかも！

三姓穴 史跡・遺跡

こちらはオブジェかな！？
と、ここで韓国の修学旅行生達と遭遇！「オー！ニッポンジン〜？」と、日本語で
言われました（笑）と、ここで彼らの制服を観察していると、男女ともに
ピター！！っと体にフィットした（いや、ピチピチ？）物を皆が着ているので、
ガイドさんに理由を訊いてみると、最近の流行だそうで、一応採寸をするものの
実際のサイズより小さ目に作ってしまう為、ジャケットのボタンが閉まらない
ことが多いそうな・・・オシャレするのも大変だなぁ！

サングムブリ 自然･景勝地

次は“サングムブリ”という、ススキの名所を訪れました。
秋になるとススキの大草原が見られるそう。でも、今は春・・・残念。

サングムブリ 自然･景勝地

サングムブリの後は、お土産屋さんに寄り、その後レストランへ。
骨付きカルビの夕食♪やっぱり、韓国へ来たら焼肉！だよね〜♪

追加でマッコリを注文！飲みやすい味だったな〜

チヂミも注文してしまいました！思ったより大きくてお腹いっぱい・・・
追加注文のマッコリとチヂミの２品で１９，０００Ｗだったかな。

２日目。
昨日は東京発のツアーで来たのが私たち母娘２人のみだったため、
タクシー移動での観光となりましたが（贅沢でした〜）
今日は名古屋から来た同じツアーの方々と合流して、
大勢で観光バスでの移動となりました。
まずは“萬丈窟”という、溶岩洞窟へ。

拒文オルム溶岩洞窟系 (万丈窟) 洞穴・鍾乳洞

萬丈窟内で写真を撮ったのですが、暗くて何を写したのかサッパリ・・・
トルハルバン型の公衆電話が可愛かったです♡

拒文オルム溶岩洞窟系 (万丈窟) 洞穴・鍾乳洞

駐車場から見た済州島の海。とにかく風が強い〜！

次は“オールインハウス”へ。
オールインという韓流ドラマの舞台になった場所なのですが・・・
母も私も観ていないので「へぇ〜ここが」という感想。
ドラマを観ていた人なら大盛り上がりなハズ！
帰国後、再放送していたのをたまたま観て「あ〜ここに行ったのね」
と、母と共に何だか答え合わせをしたような気分になりました。

オールインハウス 建造物

建物の中は、主役二人のパネルがいっぱい！

オールインハウス 建造物

敷地内には何故かお馬さんがいて、のんびり草を食べていました。

オールインハウス 建造物

バスの窓から、次の目的地の城山日出峰が見える。

こちらが“城山日出峰”
日の出を見に訪れる観光客が多いんだとか。
昨日と同じく、こちらにも韓国の修学旅行生が沢山いました。

城山日出峰 山・渓谷

遠くに見える島は牛島（ウド）という離島らしい。

城山日出峰 山・渓谷

頂上までは往復一時間以上かかるらしく、
観光時間の都合上、途中まで登り終了・・・
頂上からの景色も眺めてみたかったナァ。

城山日出峰 山・渓谷

名残惜しく、最後にパチリ。

城山日出峰 山・渓谷

遊歩道以外の道を歩いている人もチラホラ。

城山日出峰 山・渓谷

城山日出峰のふもとの売店で買った、日本では見かけない
瓶入りタイプのスタバのコーヒー♡　ミント風味でした。

この後、昼食をはさんで城邑民俗村へ。

城邑民俗村に入ると村のガイドの女性が日本語で案内をしてくれました。
この黒豚は村で飼われている“ハナちゃん”との事。

城邑民俗マウル 博物館・美術館・ギャラリー

ハナちゃん、お仕事とはいえ棒で突かれてちょっと可哀想・・・

城邑民俗マウル 博物館・美術館・ギャラリー

これは石臼だったかな。

城邑民俗マウル 博物館・美術館・ギャラリー

村の素朴なお家とトルハルバン、手前は臼と杵かな？

城邑民俗マウル 博物館・美術館・ギャラリー

村のガイドさんの軽妙なトークで場が和んだ後、観光客は何故か別室へ移動。
そこで、漢方薬（サプリメント）の売り込みが始まってしまいました・・・苦笑
この“五味子茶”はその時に購入した物。（４２，０００Ｗ）
ま、高かったけど味はまぁまぁ、体にも良さそうだったので、
別にいいんだけどねっっ

次は“ウェドルゲ”へ。韓国語で「たった一つの塊」という意味らしいです。
漁に出て帰って来ないおじいさんを待つおばあさんの姿が岩になったそうです。
ちょっと悲しい話・・・。

ウェドルグェ 山・渓谷

そしてウェドルゲは韓流ドラマ“チャングムの誓い”のロケ地でもあります。
大きな看板がありました。

ウェドルグェ 山・渓谷

菜の花畑がキレイな“シュリの丘”へ行った後は、お待ちかねの夕食タイム♪
黒豚のサムギョプサルだそう。城邑民俗村でハナちゃんを見た後だったので、
複雑な気持ちでしたが・・・

ホテルから歩いて行ける距離に“Ｅマート”があったので、色々見ているうちに
お腹が空いてきて、帰って夜食タイム♪まずはプルコギバーガー

コンビニで買ったお菓子とカップラーメン♪
調子に乗って食べ過ぎた・・・

３日目の朝。ホテルの窓から海が見えました♪

メゾン グラッド チェジュ ホテル

３日目、今日は飛行機の出発までフリータイムでしたが、
昨日お世話になったガイドさんとともにオプショナルツアーへ出発！
まずは“お化け坂”と呼ばれる場所へ。
一見上り坂に見えるのに、実は下り坂で、自分たちが乗っている
マイクロバスがエンジンを切っているのに坂を上って行くという
不思議な感覚を味わえました。

トッケビ道路 観光名所

バスから降りて、実際に歩いてみると「あ、下り坂だ！」とわかる感じです。

トッケビ道路 観光名所

次は済州島の台所“東門市場”へ。

東門市場 市場

こーゆーの沖縄でも見たナァ・・・
やっぱり海に囲まれているせいか、海産物のお店が多かったです。
時期的なものなのか、タチウオが並んでいるのをよく見かけました。

東門市場 市場

韓国のおやつ“ホットック”
屋台を見ていたら、ガイドさんがおごってくれました。
初めて食べましたが、素朴な味で美味しい♪

東門市場 市場

東門市場付近にあった建物。

天気が良くて気持ちいい〜
ここにもトルハルバンがいました。

歩きながら、お花見も楽しめました♪

午前中でオプショナルツアーが終了したので、午後からはホテルから歩いて
Ｅマートでお買いものタイム♪お土産を買い込む。
フードコートもあったので、そちらで昼食を済ませました。

遠くにうっすらと“ハルラサン”の姿が見える！

Ｅマートで自分用のお土産に購入した“ミジャンセン”のシャンプー
韓国のシャンプーって、すごく髪の毛がサラサラになるのですが、
日本のと何が違うのでしょうか？？

帰りの飛行機の機内食。
メニューは“ちらし寿司”だったかな？もちろんビールも頼んでしまいました♪
３日間と短めの旅行でしたが、島内を満喫出来て楽しかったです。