2015/08/07 - 2015/08/08
94位(同エリア161件中)
旅好き長さんさん
- 旅好き長さんさんTOP
- 旅行記501冊
- クチコミ236件
- Q&A回答2件
- 1,146,408アクセス
- フォロワー49人
今年の夏の帰省を兼ねた旅行をどこにしようかと考えていた時、瀬戸の島々がいいなと思い、行先を検討。
まず呉には行ったけれど向かいの江田島には行ったことがないので、初日は江田島に行くことにしました。
2日目はどこにしようかと迷っていた時、瀬戸内海に浮かぶ周防大島に行くことに決めました。
ちょうどこの時期、金魚ちょうちんで有名な柳井市が隣にあるのでちょうどいいかなと思い、周防大島で1泊して翌日柳井の白壁の町並みを見学することにしました。
今回の旅程は、
8月7日(金)、家を出発して江田島に行き、第1術科学校を見学し、周防大島のホテル大観荘に宿泊。
8月8日(土)周防大島の真宮島に歩いて渡り、その後金魚ちょうちんで有名な柳井市の白壁の町並みを見学して帰ってきました。
今回は初日の第1術科学校の見学を中心に紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
まずは江田島を目指して家を6時30分に車で出発。
山陽自動車道の高屋JCTで東広島・呉自動車道に乗り換え阿賀ICを降りるところで大渋滞。車が全然進まない。
本来なら江田島の第1術科学校の見学時間の10時30分には楽々間に合うはずが、結局8分の遅刻で次の13時からの見学会に参加することになりました。
旅のスタートから予定が大狂い。
見学会までの2時間30分をどうやって時間をつぶそうと思い、とりあえず江田島をドライブすることにしました。 -
江田島でもカキの養殖が盛んなようで、ここ江田島湾のいたるところにカキの養殖いかだがありました。
この時期ちょうど種付けをしているようです。 -
江田島をドライブしていても時間があるので、第1術科学校のそばにある学びの館を見学することにしました。
中には江田島市の歴史と文化に関する資料が展示されています。 -
第1術科学校の見学は開始の30分前から受付が始まりますので、12時30分に受付を済ませ、江田島クラブ内にある食堂で海軍カレーをいただきました。
この写真がそれで、サラダがついて600円。
味はとてもおいしかったです。 -
定刻の13時から係員の方の説明が始まります。
海上自衛隊には4つの術科学校があるそうで、ここ江田島には第1術科学校があり、ここでは、機関を除く水上艦艇術科教育が行われており、年間約2800名もの学生がここで学んでいます。
第2術科学校は横須賀にあり、機関や語学等の教育。
第3術科学校は下総航空基地にあり、航空機関連の教育。
最後の第4術科学校は舞鶴にあり、業務管理や補給等の教育が行われているそうです。
また江田島には幹部学校もあり、基地内を幹部の方が自転車で移動されている光景を目にします。
これらのことを見学前に説明してくれます。
この建物は大講堂で、正面の玄関は皇族用のもので、私たち庶民はここからは入られません。 -
大講堂の中はこのようにとても広いです。
ここでは卒業式などの式典に利用され、建坪は500坪。収容人数は約2000名だそうです。
ここではNHKドラマの『坂の上の雲』の撮影が行われたそうです。 -
天井の照明もしゃれた形をしています。
-
正面の壇上もとても立派で、海軍旗と国旗が掲揚されています。
海軍兵学校時代は天皇陛下の名代で宮様が臨席され、入学式や卒業式が行われたそうです。
当時の卒業式では成績順に証書が授与されたそうで、首席者には懐中時計などが贈られたそうです。ちなみに現在はアイウエオ順に名前が呼ばれるそうです -
ここが大講堂の入口です。
庶民はここから出入りし、皇族方は反対側の立派な門から出入りされます。
それにしてもこの建物は、瀬戸内海の島々で産出された御影石で作られていますので、とても立派です。 -
そしてここが先ほどの大講堂の横にある、幹部候補生の学校庁舎です。
イギリス製のレンガ作りの左右対称の立派な建物です。 -
グランドの向こう側には、海を面して戦艦陸奥の砲台があります。
横の白色の弾が40センチ砲弾です。
ここから撃つと、岩国の錦帯橋まで届くそうで、戦艦大和の砲台だと42km先まで飛ぶそうです。
そんなに遠くまで飛ぶと、目視では着弾が見えないと思います。 -
振り返ると幹部候補生の学舎と大講堂が見えます。
ここは戦時中、空襲を受けなかったので昔の姿がそのまま残っています。 -
これが幹部候補生の学舎のレンガです。
表面がとてもつるつるで、レンガに見えないくらいです。
かなり上質のレンガだったのだと思います。 -
これは幹部候補生学舎の廊下で、ここでも『坂の上の雲』の撮影が行われたそうです。そういえば何か見た気がします。
天井の照明には海軍のイカリのマークがついています。 -
そしてこの石づくりの一見ローマの建物のように見えるのが教育参考館です。
中には勝海舟、東郷平八郎や山本五十六などの海軍に関する資料が展示されています。
またそれ以外にも第2次世界大戦時、特攻隊で亡くなった若き兵士の家族にあてた手紙なども展示され、平和のありがたさが痛感されます。これら若くして亡くなった人たちのおかげで現在の日本があるのだと思います。
それにしても17歳から二十代の若さで散った兵士が今の日本を見てどう思っているのか・・・・。彼らに対して、恥ずかしくない生き方をしたいものです。 -
中はこの写真のように撮影禁止になっています。
中の展示物にはいろいろ考えさせられました。
ここに来て本当によかったです。
ちなみにこの建物は、昭和11年(1936年)に建てられたものです。 -
そしてこの写真の手前の砲弾は戦艦大和のもので、その向こうにある特殊潜航艇は真珠湾攻撃の際、沈没したものを引き上げたものです。
1時間30分の見学もあっという間に過ぎ、14時30分に解散となりました。
その際受付の人に呉行のフェリーの時間を聞くと14時47分小用発の便があるとのことで、急いで小用港に向かいました。 -
小用港には14時40分に到着。
無事にフェリーに乗ることができました。
小用港の周りにもカキいかだがたくさんあります。 -
呉中央桟橋まで約20分の船旅。
瀬戸内海の島々を眺めながら進んでいきます。
この日は天気が良かったので、景色は最高。
向こうに見えるのが呉市街です。 -
呉といえば造船の町。
大きなクレーンが見えます。 -
東側を眺めると、遠くに朝渡った音戸大橋が見えます。
-
呉といえば造船以外に海上自衛隊の基地のある町。
湾内にはたくさんの自衛艦が停泊しています。 -
これは最近造船されたヘリコプター母艦のひゅうがかな。
こうやって見ると航空母艦に見えます。 -
その横には造船所があります。
大きなタンカーを造っているようです。 -
よく見ると昔戦艦大和を建造したドッグです。
海側から見ると大きな造船所だとよくわかります。 -
呉に到着後高速道路に乗り、本日の宿がある山口県の周防大島に移動。
本来は周防大島をドライブする予定だったのですが、第1術科学校の見学が2時間30分遅れたため、やむなくホテルに入りました。
今日の宿は、大畠瀬戸大島大橋のたもとにあるホテル大観荘。
これが客室で、庭には露天風呂があります。 -
これがその露天風呂です。
今回は、大奮発して露天風呂付きの部屋を予約。
(平日限定の1万5千円の宿です) -
露天風呂以外にもユニットバスもあります。
もちろんこの風呂には入りません。 -
これが露天風呂からの眺めです。
とても絶景です。 -
瀬戸大島大橋が真近に眺められます。
-
露天風呂はこんな感じで、思ったより大きいです。
ただ湯温が低かったのがちょっと残念。
ここから眺めた夜空はとてもきれいでした。 -
本日の夕食がこれで、タイづくしの食事です。
この写真以外に天ぷら、茶わん蒸し、吸い物、デザートなどが出てきました。
最後に食べたタイの釜めしがとてもおいしかったです。 -
早めに夕食をとったつもりが、少しゆっくり過ぎて肝心の夕陽を見ることができませんでした。
でも日暮れ後の夕焼けがとてもきれいです。 -
瀬戸大島大橋も夕焼けを浴びて少し赤くなっています。
-
イチオシ
空の色も刻々と色を変えて、見飽きることが有りません。
-
イチオシ
瀬戸の夕焼けが本当にきれいでした。
この日はホテルの大浴場と部屋の露天風呂に入り、ゆっくり休みました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
周防大島温泉ホテル大観荘
3.23
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 江田島・周防大島と金魚ちょうちんの柳井を巡る旅(2015年8月)
0
36