2015/08/08 - 2015/08/08
163位(同エリア309件中)
j-ryuさん
- j-ryuさんTOP
- 旅行記943冊
- クチコミ0件
- Q&A回答8件
- 1,763,300アクセス
- フォロワー230人
☆福島県の季節の移り変わりを山野草や風景を中心に紹介している「福島・四季・彩々」、このシリーズは回を重ねてもうPart,49になりました。
今回も山野草やら、滝やらと場所も素材もまとまりのない写真ばかりなので「福島・四季・彩々」で括りました。
春に出た冷夏の予報とは真逆に猛暑続きの福島。
冷夏で農作物が不作になるよりはマシかと思いきや、ピーカン続きで雨がほとんど降らず今度は渇水状態(ーー;)。
温暖化が影響しているのかどうかは分かりませんが、ここ数年天気が極端にぶれるようになった気がします。
豊かさの代償が地球を蝕んでいるとしたら、豊かさって何なのか、あらためて見つめ直すことも必要なのかも。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆前週にデジ一が故障し未だ入院中。
さて手持ちカメラは型落ちのコンデジだし今週はどうしたものかと思案した結果
我が家から車で25分ほどのお手軽る滝の『山鶏滝』に5ヶ月ぶりに行ってみることにしました。
古いコンデジの上に三脚装着穴が壊れているしレリーズも無いしと最悪の条件。
近場の滝で一応撮ってみて、成果がイマイチなら山野草撮影に切り替える算段です。
その上、今週も天気はピーカン&酷暑の予報(-"-)。
これ以上ない最悪の条件でしたが、貧乏性は家でクーラー三昧などしていられるはずも無く入念に熱中症対策をし、いくらか涼しい早朝に出かけました。
☆山鶏滝へのルートMap
Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.2166961,140.5013177,8759m/data=!3m1!1e3
山鶏滝へ、須賀川市や我が家からなら車で25分ほど。“あぶくま高原道路”の母畑石川インターチェンジor平田西インターチェンジで降り約6,7分です。
“あぶくま高原道路”は東北道矢吹インターと磐越道小野インターを結ぶ高速道路ですが、玉川IC〜小野IC間は現在無料で利用できます。
というか、東北道と連絡する矢吹町以外の全区間無料です。
“あぶくま高原道路”は首都移転構想があったころ阿武隈高地に新首都を誘致しようとしたインフラ整備の一環でしたが、バブル崩壊ともに首都移転構想も頓挫し、
人口の少ない阿武隈高原なので交通量が少なくやや浮いた存在の道路になってしまいました。
我々は便利なので重宝していますが、正直もったいない道路かも(^_^);。 -
☆あぶくま高原道路を利用した場合は、石川母畑インターで降り、福島県道42号矢吹小野線に入ります。
出口に平田村&母畑方面への標識があるので指示通り直進します。
途中、母畑温泉方面への右折道路をやりすごすと母畑湖(千五沢ダム)が見えてきます。
さらに県道42号を1km直進すると平田村の標識があり、そこが山鶏滝方面への右折地点です。
右折し道なりに進むと母畑湖に架かる1車線の橋があり、渡ってさらに道なりに1kmほど行くと左手に山鶏滝への案内板があるので、左折します。
細いながらも舗装道路を500mほど進むと北須川に架かる橋にでます。
橋を渡った左手が山鶏滝遊歩道の駐車場で、10台くらい止められ、簡易トイレもあります。
橋の上流が北須川沿いの山鶏滝遊歩道で、入り口には絵図案内があり、
コンクリート舗装の遊歩道が山鶏滝まで250mほど続いています。
-
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
ここは古くは修験の場であったそうで今でも滝の傍ら(写真右手)には大宝元年(701)、文武天皇の時代建立された山鶏滝不動堂があります。(現在のお堂は明治41年に再建されたもの)
山鶏滝は落差8m幅10mほどと、それほど大きな滝ではないので全国どころか
福島県内でもあまり知名度がある滝ではありません。
平日だっこともあり、私以外誰も来ていません。山鶏滝の他にも女滝や男滝など小さな滝がいくつも連なり、春の新緑、秋の紅葉、冬には雪景や氷瀑と四季折々の風情が楽しめます。 -
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
-
☆2014年11月 錦秋の山鶏滝
四季折々魅力のある山鶏滝ですが、何と言っても一番美しいのは紅葉どきだと思います。
-
☆山鶏滝
この夏は晴天続きで滝の水量はかなり少なめ。
迫力には欠けますが、水量が少ないときだけ滝壺付近まで下りて近づくことができ、滝を真横や見上げるように撮ることができます。
-
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
滝の直ぐ下流には遊歩道から山鶏滝不動堂へ渡る山鶏橋があります。 -
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
山鶏滝や山鶏滝渓谷は一見深山幽谷の趣ですが、渓谷の上流には平田村の中心部やいわき市と郡山市を結ぶ幹線道路の国道49号線があり、川(北須川)はお世辞にも清流とは言えず、生活ゴミも漂着していたりするのが少々残念です。
街から近いお手軽滝の宿命かも(^_^;)。 -
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝
-
☆山鶏滝&ミヤマウズラ
滝の傍らではミヤマウズラ(深山鶉/ラン科シュスラン属)が咲いていました。
-
☆山鶏滝&ミヤマウズラ
ミヤマウズラは常緑のランで草丈5cm、花茎10cmほど。
全国の山あいに広く分布しますが私の地元ではあまり多くはなくポツポツと稀に自生する程度です。
常緑といっても葉っぱは小さく地味なので花が咲いていないと中々見つけられません。群馬や千葉では絶滅危惧種?類です。
名前の由来は葉っぱの模様をウズラの羽毛模様に例え江戸時代の後期には、「錦蘭」の名で葉の班の美しさや珍しさが競われ一大ブームがあったそうですが、ブームが去ると忘れさられ、その当時の珍品種はもう存在しないそうです。
昔から日本人は流行に敏感であっても飽きやすい性質は変わらないようです(^^);。 -
☆渓谷の淵ではフシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)も咲いていました。
-
☆山鶏滝渓谷 女滝(撮影は2014年11月)
山鶏滝不動堂から右岸を上流に80mほど行くと女滝があります。
女滝は落差4mほどですが、その上の渓流瀑を合わせると落差は8mほどあります。
川幅10mほどの北須川が一気に狭まり最も狭い場所ではわずか1mの幅で落下します。名前こそ女滝ですが名前とは裏腹にけっこう荒々しい滝です。
女滝の上流にわずかに男滝も見えています。
ふつう男滝の方が豪壮な滝が多いのですが、山鶏の男滝は落差わずか3mほど
滝幅だって2、3mしかありません。落差の小さな滝がどうして男滝で、
下流の豪快な滝が女滝なのか明確には分かりませんが、私が勝手に想像するに
女滝の細く落下する部分を女性の産道に見立てのではと思います。
山岳信仰では岩石の隙間や穴をくぐり抜けるのを女性の産道に見立て霊界と境界とし、それをくぐることにより穢れが浄化される信仰を『胎内くぐり』と言いますが、この山鶏滝も古来より修験場だったことからそれらに習ったのかも知れません。 -
☆山鶏滝渓谷 男滝(撮影は2014年11月)
-
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
山鶏滝からの帰り道、隣り村の山あいの休耕田でアギナシが花盛りでした。
アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)は日本各地、東アジアの山あいの湖沼、湿地、ため池などに広く分布し、自然度が高い土地を好みます。
環境省のレッドリストでは、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されていて都府県ごとの指定でも42都府県で何らかの指定をしています。
-
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
アギナシの若い葉は細い長い楕円形で、成長すると葉の下側が2つに分かれ、ヤジリ形になります。
この楕円形のときの形を「顎無し」と見立てたのが名の由来のようですが、仲間のオモダカも若葉の頃は細長い葉なのでアギナシだけに当てはまる特徴ではありません。
仲間のオモダカとの見分けが難しいですが一番の違いはアギナシは花後の根元に小球芽(ムカゴ)ができることです。
オモダカはムカゴはできませんが走出枝(ランナー)が伸びてきます。
他にもアギナシのヤジリ型の葉の二股の先端はボールペン状に丸みだったり
花茎が葉より高く上がることなどの違いがありますが、ぱっと見だけでは個体差もあるので中々見極めが難しいです。 -
☆オモダカ(面高/オモダカ科オモダカ属)
オモダカは北海道〜九州の水田や沼、湿地などに自生し、地中に匐枝をのばし、先端に小さな球茎をつくくります。
葉は基部が2つに裂けた細い矢じり形で、基部の2個の裂片の方が頂裂片より長い。
別の言い方をすれば、二股の方が長く、反対側の矢の先は短い。
葉の先端はみな鋭く尖る。花茎の高さは葉と同じくらいか短い。
-
☆オモダカ(面高/オモダカ科オモダカ属)
休耕田一面に繁茂するオモダカ。
アギナシは葉っぱよりかなり高い位置に茎を伸ばし花を咲かせますがオモダカは葉っぱと同じくらいの高さで花を咲かせます。
オモダカは田んぼなど身近に見られることもあり、家紋にも多く取り入れられています。
スーパー歌舞伎で名を馳せた初代・市川猿之助(二代目・市川段四郎)の屋号は
澤瀉屋(おもだかや)家紋も澤瀉紋です。
生家が副業として薬草の澤瀉を扱う薬屋を商なっていたといわれることに由来するそうです。 -
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
アギナシは雌雄同株ですが、緑色した球状の雌花が先に咲く雌花先熟性で少し遅れて黄色い雄花が咲きます。
自家受粉を避け、多様な遺伝子を残す賢い仕組みです。
-
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
-
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
-
☆コオニユリ(小鬼百合/ユリ科ユリ属)
アギナシ咲く棚田の土手ではコオニユリも見頃でした。
オニユリと良く似ていますが、コオニユリは日本原産なのに対し、
オニユリは古い時代に大陸から渡ってきた史前帰化植物であろうと言われています。
オニユリは全般に草丈が大きくなり葉の付け根にムカゴができますがコオニユリにはできません。
-
☆コオニユリ(小鬼百合/ユリ科ユリ属)
コオニユリは花後にできた種がこぼれて子孫を増やし
日本のオニユリは種はできませんが、ムカゴがこぼれて子孫を残します。
ムカゴは親と同じ遺伝子を持つクローンなのでもしかしたら日本のオニユリはみな兄弟姉妹なのかも。
日本に分布するオニユリはタネを付けない3倍体ですが、対馬や済州島、釜山などではタネを付ける2倍体と種を付けない3倍体が混在しているそうです。
双子のように花&姿、自生地も似通っているオニユリとコオニユリですが、
2倍体と3倍体なので交雑することはなくきちんと独立性を保っています。
-
☆ヒキヨモギ (引蓬/ゴマノハグサ科 ヒキヨモギ属)
隣り村の里山の林縁でヒキヨモギが咲いていました。
ヒキヨモギ は日本全土や東アジアに広く分布しますが、イネ科やカヤツリグサ科に半寄生する一年草と言う特殊性があるせいか分布域が広い割には自生数はあまり多くないようです。
全国22府県で絶滅危惧種や希少種に指定されています。
福島県では指定こそされていませんが、あまり目にする機会はありません。
名前の由来は葉の形がヨモギ(蓬)に似ているからですがヒキ(引)は何でしょう?(^^);。
-
☆ヒキヨモギ (引蓬/ゴマノハグサ科 ヒキヨモギ属)
唇形花の上唇は左右から内側に巻き込み、外側に長い軟毛が生えている。
雄シベ4個は上唇の中にあり、雌シベが少し見えています。
下唇は3裂し、中央裂片に大きなひだが2個ある。
あらら、この外観に似ている花があったっけ・・・・
そうそう、シソ科のキバナアキギリ(黄花秋桐)↓に良く似ています。 -
☆キバナアキギリ(黄花秋桐/シソ科アキギリ属)
キバナアキギリの大きな特徴は花の上部先端から飛びだした赤紫の糸のようなもで
これは花柱(メシベの一部)で虫をおびき寄せる装飾の役目をしているらしいです。
中央にある赤紫色の点々は雄しべの一端(仮りオシベ)で花にもぐり込んだ虫がそこを押すとシーソーの原理で上唇の内側に隠れている本当のオシベ下に下がり、
花粉が虫の背中につきメシベに受粉させる凝った仕組みなんだそうです。 -
☆ゴマノハグサ科
ゴマノハグサ科は合弁花ですが、クワガタソソウやミゾホウズキのように4裂した花とコシオガマやママコナのように唇形の花があります。
葉は対生と互生のどちらもありますが互生が多いようです。
唇形の花はシソ科とよく似ますが、花冠を抜き取ると見える子房や果実は4裂しないのでシソ科と見分けるそうです。
シソ科も合弁花で花冠は唇形をしています。
雄シベは4本or2本で雌シベの先端が2つに分かれています。
花冠を取ると見える子房に深い十字の溝があり、果実時には4つに割れます。
茎は四角をしていて、葉は必ず対生なのもゴマグノハグサ科との違いです。
-
☆キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
町内の田んぼの土手や里山の林下でキツネノカミソリが見頃になりました。
キツネノカミソリは本州〜九州に分布し早春にスイセンのような葉っぱを出し、夏草が繁茂する頃に葉が枯れてから花茎が伸びてきて花を咲かせます。
でも、青々とした葉っぱがある場合もけっこうあります。
同じ科のヒガンバナ(彼岸花)は葉の出る順番が逆で花が咲いてから葉っぱが出てきます。
-
☆キツネノカミソリ(狐の剃刀/ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
キツネノカミソリの名前の由来は葉っぱがカミソリに似て、花色が狐色だからそうです。
現代の色彩感覚だと狐色と言うよりオレンジ色でしょうね。
私的には薄暗い林下で咲いている花は狐の剃刀というより狐火のように見えてきます。 -
☆福島県天栄村羽鳥湖周辺マップ。
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.262644,140.0839177,4401m/data=!3m1!1e3
2週前にデジ一が故障し未だに入院中(ーー;)。
休日にゴロゴロしているのは性に合わないのでコンデジでも比較的撮影が容易な野の花に絞ってお出かけ。
一番の狙いは羽鳥湖のエゾミソハギの群落です。
昨年の今頃は湖の水が引かず、エゾミソハギの開花時期もずっと満水だったので、
群落どころか花もほんのわずかしか咲きませんでした。
今年は雨が少なかったので自生地の条件は良いはずですが、
エゾミソハギの群落は周回道路からは見えないので、岸辺まで歩いていかなくてなりません。
果たして今年の成果は・・・・・羽鳥湖畔オートキャンプ場 キャンプ場
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
今年の成果はご覧の通り近年になく大当たりでした(^^♪。
さて、エゾミソハギの大群落が周回道路から見えないとすると、
どうやって群生地に行くかと言うと。
上記Google Mapにも書き込みましたが、羽鳥湖畔オートキャンプ場の管理棟そばの駐車場から湖岸に向うのが一番楽なのですが、無断駐車はできないので管理棟で駐車許可をもらう必要があります。
旧盆中や週末は駐車場が満杯の場合もあります。
もう一つは羽鳥湖に流れ込む鶴沼川に架かる『やすらぎ橋』のたもとから向かいます。(南東の村道側からも行けますがかなり遠回りです)
『やすらぎ橋』の手前の無料駐車場に車を止め、徒歩で橋に向かい
橋のたもとの柵を乗り越えると左手に鶴沼川沿いに踏み跡があるので、踏み跡をたどって6,7分で羽鳥湖の湖岸に出られます。
湖岸に出ればエゾミソハギの群落が見えてきます。
重装備は要りませんが、長靴と熊避け鈴を忘れずに。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
福島県のエジミソハギの群落と言えば、裏磐梯・桧原湖の群落が有名ですが羽鳥湖の群落の方が見事だと思います。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
エゾミソハギ(蝦夷禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)は名前に蝦夷と付きますが北海道〜九州の主に高地湿地や湖沼畔に自生し、場所によっては大群落を形成します。
どちらかと言えば仲間のミソハギより寒冷地を好むようです。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
湖に流れ込む小川に逆さエジミソハギが映りこんでいました。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギの大群落。
エゾミゾハギの草丈は1m〜1.5mとミソハギより大きくなります(個体差あり)。
花色は濃い桃色が殆どですが、稀に白花や薄い桃色などもあります。 -
☆ミソハギ
町内の河原に咲くミソハギ(禊萩/ミソハギ科ミソハギ属)
湿地や田の畔などに自生シ日本や朝鮮半島に分布。盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などとも呼ばれる。ミソハギの由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。
草丈はエゾミソハギより少し小型で平地に多く見られます。
花付きはエゾミソハギとより少なめで、葉っぱは茎を抱きません。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
羽鳥湖ではエゾミソハギ単独の群落と、クサレダマと混成している群落が見られます。
クサレダマ(草連玉/サクラソウ科オカトラノオ属)は四国以外の九州〜北海道の湿地や田んぼの土手などに自生し、当町では田んぼ沿いの土手などでけっこう見られますが、関東以西に行くほど山間の湿地に行かないと見られないようで首都圏や西日本では絶滅危惧種にしている都府県も多いようです。
名前の響きが『腐れ玉』に聞こえますが、『草・連玉』ですよ。
地中海原産のマメ科の植物でエニシダに似たレダマというのがあり
それに似ていると言うので付けられた名ですが花色が黄色というだけで全然似ていません(-"-)。
何も発音が『腐れ玉』に聞こえる変な名前にしなくてもね〜。
レダマは江戸時代初期に渡来たそうですが寒さと湿度に弱く全国的にはあまり定着はしなかったようです。
クサレダマの別名はイオウソウ(硫黄草)で腐れ玉よりはいいかも(^^);。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
見事なエゾミソハギとクサレダマの群落ですが、なぜか天栄村では観光資源として売り込みはしておらず、群落の存在を知っている人も少ないようです。
見やすく遊歩道を整備すれば素晴らしい観光資源の一つになると思うのですが・・・・。 -
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖のエゾミソハギ&クサレダマの大群落。
-
☆羽鳥湖高原湿地のサギソウ。
エゾミソハギの群落を堪能した後は、羽鳥湖近くの湿地のサギソウを見て来ました。 -
☆レジーナの森
http://www.reginaforest.com/
羽鳥湖高原は標高700mほど、東京から車で約2時間半、我が家からは約30分です。
羽鳥湖を取り囲むようにアウトドア型レジャー施設や別荘スキー場などが点在し、首都圏から近い避暑地として人気があります。
その中でレジーナの森にはキャンプサイトやコテージ
温泉、レストラン、カヌー、フィッシング、ドックランなどがある高原の中心施設です。
そのレジーナの森には管理された湿地があり誰でも無料で見ることができます。
(レジーナの森の施設利用が基本です)
私が子供の頃はレジーナの森周辺には自然の小さな湿地が点在し貴重な山野草が見られましたが、開発にともない大きなビオトープのような管理型湿地として整備保存されました。昔のような大自然のままではありませんが、木道が整備され
サギソウをはじめ誰でも気軽に貴重な湿地植物を見ることができます。 -
☆羽鳥湖高原湿地のサギソウ。
レジーナの森周辺には他にもまだ手付かずの大小いくつも湿地が点在します。
しかしサギソウが見られるのはわずかな湿地のみ。
それとて残念ながらレジーナほどの見事な群生は見られません。
自然の中で自力で生き延びるは想像以上に大変なことなのでしょう。 -
☆羽鳥湖高原湿地のサギソウ。
サギソウ(鷺草/ラン科ミズトンボ属)は本州以南の湿地に自生しまさに鷺が舞っているような美しいランです。
しかし皮肉にもその美しさが災いし盗掘や湿地の開拓などで激減し
なんと42都道府県で絶滅危惧種に指定されています。 -
☆羽鳥湖高原湿地のサギソウ。
-
☆ワレモコウとアキアカネ
猛暑とは言え、高原ではススキが穂をだし、吾亦紅も咲き出しています。
季節は少しづつ秋に向っているようです。 -
☆ハンゴンソウ(反魂草/キク科キオン属
羽鳥湖高原ではハンゴンソウも咲き出しました。
ハンゴンソウ(反魂草/キク科キオン属)は本州中部以北〜北海道の山地の草原や林縁に自生し花はキオンにそっくりですが、ハンゴンソウの草丈は2.5mにもなり
葉っぱが手のひら状に3〜7裂けているので判別できます。
キオンは草丈1.8mほど、葉っぱは楔形(葉脚の形態を表し鋭角にとがった形のこと)。
-
☆ハンゴンソウ(反魂草/キク科キオン属)
ハンゴンソウの名前の由来はこの葉っぱの形が手招きするよに見え死者の魂を呼び戻す意味の「反魂」に重ねたと言う説や強い香りがするため 、死者を蘇らせると言う説もありまますが、
どっちにしても、ちょっとヒネリ過ぎのような気がします・・・(^_^);。 -
☆ハンゴンソウ(反魂草/キク科キオン属)
-
☆オオハンゴンソウ(大反魂草/キク科オオハンゴンソウ属)
ハンゴンソウに似た名前の花に北米産の帰化植物のオオハンゴンソウ(大反魂草/キク科オオハンゴンソウ属)があります。
葉っぱ確かに似てはいますが、花は大きさからして全然似ていません。
葉っぱが似て、花がハンゴンソウより大きいからオオハンゴンソウらしいですが花が似ていないのにオオハンゴンソウという名はどうかなと思います(-"-)。
明治時代に観賞用として導入されましたが北国や寒冷地での繁殖力が旺盛で湿原や高原で繁茂し、群生すると見た目はキレイですが在来種に影響を与えるので特定外来生物に指定されています。
当町でもあちこちの田んぼ脇などで咲いています。 -
☆ハンゴンソウとキオン
花そっくりなハンゴンソウとキオン。
場所によっては混在している所もあります。
キオンは草丈1.8mほど、葉っぱは楔形(葉脚の形態を表し鋭角にとがった形のこと)。
葉を見比べると容易に判別できます -
☆キオン(黄苑/キク科キオン属)
-
☆キオン(黄苑/キク科キオン属)
キオン(黄苑/キク科キオン属)は北海道〜九州の山地の林縁や草原に自生し
草丈80〜180cmほど、ハンゴンソウと花はそっくりですが、ハンゴンソウの葉は手型のように分裂しキオンは細長い笹の葉のような形=楔型(くさびがた)で分裂しません。
羽鳥湖高原ではハンゴンソウはたくさん見られますがなぜかキオンはあまり自生していません。
最後までご覧いただきありがとうございます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
70