2004/10/29 - 2004/10/30
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旅遊de美食散歩さん
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中国の三大石窟といえば敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟、そして大同の雲崗石窟ですね。それぞれに良さがありますが、私の心に一番響くのはやはり大同の雲崗石窟♪
そんな大同(石炭の街として大牟田市と姉妹都市)へ往復列車の旅にいってきました。
93年に一度列車で大同旅行へいってますが、10年ぶりに訪れて再度雲崗石窟の素晴らしさを実感。列車もだいぶ快適な環境になっていて驚きました!
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10月29日
列車に乗って、山西省の北部の街、大同(石炭の街として大牟田市と姉妹都市)の旅にいってきました。4人乗りコンパートメントの寝台車で約7時間。
この日乗ったのは石家庄から来ている列車でした。どの列車にもこういう標識がついてます。 -
軟臥クラスのチケットをもっていると待合室も特別なんです。こちらがその専用待合室。昔よりとてもグレードアップしてます!プラットホームまでつながっているので、切符を切ってもらうのはこの待合室の先の入口から。
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北京西駅からの出発で、柔らかいシートの寝台車”軟臥”席ですが下と上で料金が違います。下のほうが高く、139元でした。速さは普通の快速クラス。のんびりゆったりと大同へ向けて出発です♪
4人乗りの室内はこんな感じ。カバーも布団もとても清潔です。ただ、せまい。(笑) そして暖房効きすぎて、暑い!上段のベッドは折り畳みにはならないので、下にいる人はちょっと圧迫感が・・・。 -
足掛け台に足をのせて上段にいくのですが、昔は私、それさえも登れませんでした・・・笑
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こちら車内の様子。洗面台です。水はちゃんと朝まででてました!快挙!!
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これがベッド。枕カバーの中国鉄道専用っぽいタオルは昔と変わらず・・・。でもとても清潔です。おやすみなさい〜♪
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10月30日
夜11時半にでた列車は、朝6時半に大同着。大同は石炭の街なので年中こんな感じでガスってます。
ホテルに荷物をおいて、すぐに雲崗石窟へむけて出発! -
ここ、雲崗石窟は大同を代表する石窟群で、世界遺産にも登録されています。
市内から車で1時間半くらいで到着。石炭の街だからか、空もどんよりしてて、そしてガスってるので周りもよく見えません。
ただ10年前に比べ、世界遺産にもなったからか、入口はとても立派になってました。しかし、寒い!吐く息は真っ白。驚くほど底冷えします。帽子、手袋は必須!! -
入ってすぐの石仏を囲むように建てられた木造の建物。とてもがっしりとした造りです。
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柱の彫刻。魔よけなのか、鬼のような怖い顔で、石仏を守ってるみたいでした。
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石窟は東西1キロに渡り、広がっていきます。
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砂岩という岩で、わりと彫り易いそうですが、けっこうもろく保存しにくいのだそう。ところどころ風化してますが、でもスケールの大きさに本当に圧倒されます。
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石窟内側の壁は見事な装飾。この色鮮やかさは、芸術作品そのものですね。
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”音楽の間”という説明でしたが、ここに描かれた人々はみなそれぞれ楽器を手にもっていました。本当になにか音色が聞こえてくるみたい・・・。
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4世紀末、異民族鮮卑族によって統治された北魏の時代。5世紀に大同が北魏の首都となり、洛陽に遷都されるまでの100年の間、都として栄えますが、当時の北魏は仏教を非常に崇拝し、また漢民族との融和の意味でも仏教が積極的に布教された関係で、ここまで立派な石窟がつくられたのだそう。
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洞窟の数は53、仏像は大小あわせて5万1千体ということですが、とにかく壁いっぱいに巨大に彫られた仏像たちの姿にはただただ圧倒されるばかり。
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仏像の表面にあいてる穴は、中国人ガイドさんの説明によると、なんでも表面全体に杭をうって、そして仏像全体に漆喰とか彩色、上塗り等の加工をしたのだそう。でも今はみんなはがれてしまったので、穴だけが残っているのだとか・・・。
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細かいものだと小指くらいの仏像まで精密に彫られていたりして、当時の人の信仰の深さというのを実感できます。
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でも、どの仏像の顔立ちもとても優雅で美しく優しい顔。
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こちらが雲崗石窟のシンボルといわれている仏像。大きくてまっすぐ見開かれた目は、とてもりりしい感じがして、ずっとみてても見飽きません。
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とにかく横にひたすら続いているので、すべてまわりきるのはかなり大変・・・。体力がいりますね!
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お昼は、お楽しみ!刀削麺。が、しかしここのは刀削麺には変わりないですが、思い描いていた理想の形とはやや違って、少し不満。笑
九龍酒家
大同市迎賓東路 雲崗賓館対面
?:0352−5102256 -
こちらのお菓子は”油糕”。粟の粉で作ったお餅の中に、アンコをいれて油であげてあります。
大同では、子供の誕生日や家でのお祝い事などの時に、必ずたべるお菓子なんだとか。 -
食後は懸空寺へ。大同市内から懸空寺にいくまでの道すがら広がるのは黄土高原。
50メートル以上の土の高さがあると高原といえるのだそう。本当にまっ黄色の土。 -
粘り気のある土なので、じゃがいもとかしか育たなく、土ばかりの乾燥した厳しい自然環境の中で生まれたのが、夏涼しく冬暖かい、”ヤオトン”という土を掘って地下につくられた住居。
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ただ、今はあまり土を掘って地下に住居を作る方法をとるところが少なくなってきたらしく、私達がみかけた村?!は、ほとんど地上に造られた住居でした。でもこの辺の奥には、まだまだそういうヤオトンが数多くのこっているそうで、一度そこにはいってしまうと所在がほとんどわからなくなってしまうそう。
黄土高原に残るヤオトンは、地下に潜伏したい人とかが隠れるにはもってこいの場所なんだとか。
大同に行く前にたまたま読んでいた、辻原登さんの”ジャスミン”という小説の中にも、この黄土高原のヤオトンがでていて、偶然ではあるのだけれど、小説の中でイメージしていた世界とまったく同じで少し不気味でした。ここで生活しろっていわれたら、今の私には絶対にできないと思う・・・。 -
写真を撮ろうと車をとめると、途端にお土産売りがわーっと近づいてきました。この売りつけ方がハンパじゃなくしつこい!!くっついてきた子供達もそばを離れませんよ・・・。
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到着しました!大同郊外にある、崖にへばりつくように建ってるお寺、懸空寺。これも北魏時代に創建されたそうですが、元は道観だったそう。
犬とか鶏の声がきこえては雑念になるということと、道観は町外れに建てるべしといういわれから、郊外に建てられ、そしてすぐ下に流れる川の洪水を避ける意味で、絶壁につくられたのだそう。今は、道教、儒教、仏教の三位一体で祭られているお寺です。 -
とにかく崖から落ちてくるんじゃないかと心配になるほどすごい景観。なんでも、下からみると崖に虹がかかったようにみえるとかなんとか??
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こちらはお寺の下にある、李白が書いたといわれる壮観の文字。実は壮の字にひとつ余分な点がついてるのですが、いわれによると、この寺を前にして酒を飲んだ李白が、あまりの奇抜さについ点を余分に書いてしまったとか?!
李白先生、それ、ホントですか?笑 -
こちらはいくつもある殿堂楼閣を結ぶ桟橋。
どれだけ断崖絶壁かわかります?高所恐怖症の人には絶対登れません。しかも建物を支えてるのは木の棒。斜めってて、本当に不安・・・。 -
階段も急で幅せますぎっ!怖いです〜。午前中降ってた雨がやんでくれてたので登れましたが、降ってたらアウト!
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すべて木造ですが、あまり修復されてないのか今にも壊れそう。
これ、階段の上の狭い踊り場みたいなところ、明らかに傾いてます。恐ろしい・・・ -
階段入口の彫り物はとても見事な造り!
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ここで昔はお坊さんが寝泊りしてたとか?オンドルでしたけど、そうじゃなかったら寒くて寝られませんよね・・・。
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いまでもこんな風に祭られてあります。
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し、下は見られない・・・。崖っぷちに立たされるとはまさにこのこと。
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建物、岩のなかに埋まってますから。地上75mです!無事に降りるまで壊れないでほしい・・と願わずにはいられませんでした。笑
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夜は、リベンジ刀削麺!と市内のレストランをさがしてみたのですが、メニューに刀削麺をおいてるレストランがとても少ない!
なぜかときいてみたら、こちらの人にとって刀削麺はそのへんの食堂でたべるものであって、わざわざレストランで食べるようなものじゃないんだとか。なるほど庶民の料理ですもんね、納得です。
で、このレストラン弘雅飯店が大同の特色料理が多いということだったのでいってみました。外観は非常に豪華なレストランでしたが、お値段はとっても庶民的。
『弘雅飯店』
大同市迎賓東路1号
?:0352−5025566 -
カキチシャのごま油和えと八角味付けの牛肉の前菜。ピリリと辛いです。
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こちらは、山西省の漬物”老壇泡菜”。酢っぱしょっぱくて最高!
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百合の根と、セロリ、胡桃の炒め物。胡桃がほんのり甘くておいしい♪
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こちらは香酥鶏腿。パリッとした独特の揚げ方であげてある名物料理。
鶏のうまみがぎゅっとつまり、でも油っこくなくからっとあがってます♪ -
土地柄主食は粉物が豊富!こちらは”莜面”という、からす麦でつくったそば粉に近い味のもの。薄いクレープみたいなのをくるって丸めて蒸してあるだけなんですが、それを羊肉でつくったタレにつけてたべます。
キャベツの入った醤油タレもありました。なんとも素朴な味です。 -
こちらは”猫耳朶”。中国版マカロニ。でもここのは炒めるタイプじゃなくてスープにはいってました。豚肉も入っててなんか刀削面と似てないか?!
どれもみんな美味しくいただきました!早めにホテルに戻ります。動かない静かなベッドで早く寝たい〜♪
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