2015/07/28 - 2015/07/28
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j-ryuさん
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☆猛暑の中、猪苗代湖の南に連なる会津布引高原を源流とする滝巡りをしてきました。
私の旅行記の中で初登場は東山大滝だけですが、東山大滝だけではちと寂しいので何度も登場済みですが同じ会津布引高原を源流とする明神滝&立矢川の滝も合わせてご覧いただき、おまけに道中の涌井の清水や山野草も含め、見た目だけでも少し涼んでいただけたら幸いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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☆会津布引高原 滝めぐりマップ。
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.299521,140.0945922,10395m/data=!3m1!1e3郡山布引風の高原 自然・景勝地
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☆郡山市湖南町御霊櫃峠から眺めた猪苗代湖と会津布引高原。(写真は2014/10月)
猪苗代湖の向こうに連なる平たい山々が会津布引高原です。
最高峰は会津布引山(1081m)ですが、どこがピークか分からないほど
平坦に見える山々(高原)で、こう見えても平均標高が1000mもあります。
猪苗代湖の南に位置する会津布引高原のほとんどは現在郡山市湖南町が占めていますが、江戸時代まで湖南町周辺は会津藩領だったので、現在でも会津藩時代の影響が色濃く残っています。
湖南町は行政上は郡山市ですが分水嶺を越えた日本海水系ってこともあり
天気予報は中通りではなく会津に分類され
路線バスは中通りのが営業基盤の『福島交通』でなく会津が基盤の
『会津バス』が運行しています。郡山布引風の高原 自然・景勝地
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☆会津布引高原=郡山布引高原(写真は2010/6月)
会津布引高原には日本最大級の「郡山布引風力発電所」があり、たくさんの風車が林立しています。
国土地理院の地図では現在も会津布引山と表示されていますが、
高原のほとんどは現在郡山市になったので、会津ではなく郡山布引とも呼ばれていて、風力発電所も「郡山布引風力発電所」なんです。
福島原発事故以前から稼動している日本最大級の風力発電施設で巨大なドイツ製の風車33基が年間12500万kwの電力を生み出しています。
(約35000世帯分の年間消費電力だそうです)
元々この布引高原は高原野菜の畑でしたが(現在も)標高が高いので一年中風が強いのに比較的なだらかで工事がしやすく、まわりに民家が1軒もないので風力発電最適地として2007年に建設されました。
風車の高さはなんと100m、翼の直径は71mもあるんですよ。
眼下に猪苗代湖とその向こうには名峰“磐梯山”をのぞみ
春は菜の花、初夏にはポピー、夏にはひまわりなど 一面花々が咲き乱れ観光スポットしても人気急上昇です(^^♪。
もちろん、私が行く所ですから無料で見られます(笑)。
で、この高原の山々を源流としているのが、今日紹介している
「東山大滝」「明神滝」「立矢川の滝」です。
郡山布引風の高原 自然・景勝地
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☆東山大滝
度々訪れている羽鳥湖高原の明神滝と立矢川の滝ですが、安藤峠(1027m)を挟んで会津若松市側にあるのが東山大滝。
ずっと行きたいと思っていましたが、安藤峠へ到る天栄村側の峠道が長い間通行止め。
安藤峠を通らない場合、会津若松市東山温泉側からぐるっと遠回りするかありません。
でもNetで調べたらかなりラフロードだけど通行は可能とあったので。
それを信じ天栄村側から行ける所まで行ってみることにしました。
明神滝前を通りすぎ、天栄村黒沢集落を過ぎた地点までは立派な舗装道路ですが、
黒沢を渡る手前に案の定、通行止めの看板がありました。
通行止めといっても完全封鎖している感じではなく、看板だけで自己責任なら通行できる状態だったので、看板は見なかったことにして、強行突破。
すると通行止めの看板が現実味を覚えるかなりのラフロード状態。
崖崩れ現場こそありませんが、道路の路盤が雨で侵食され酷いデコボコ状態。
場所によっては溝状に侵食されているので、かなりの注意が必要です。
安藤峠は会津藩と白河藩の藩境に当たり、口留番所が設けられ、代々安藤氏が関守の役を継いだので安藤峠と呼ばれたそうな。
タイヤがパンクしそうなラフロードの安藤峠をどうにか越えることができ、会津若松市側にある東山大滝に無事到着。
慎重に運転したので明神滝から片道30分近くかかりました。 -
☆東山大滝
安藤峠から西は会津若松市でずっと緩やかな下りになりす。
しばらくやはりラフロードですが、途中から突然1車線の舗装道路になります。
道なりに東山温泉方面に下ると左手に東山大滝の看板があります。
看板を7,8m過ぎた辺り左手に駐車場があり、5,6台駐車できます。
また看板のある場所に徒歩で戻り、崖を切り開いた急勾配の小道(踏み跡)を下れば東山大滝が見えてきます。 -
☆東山大滝
東山大滝は安藤峠周辺(会津布引高原の一角)を源流とする湯川上流にあり、
落差が10m、滝幅は5,6m。
湯川は下流で東山温泉街を流れ会津若松市内で阿賀川(大川)に合流します。
その阿賀川は新潟で何故か阿賀野川と名前を変え日本海に注ぎます。 -
☆東山大滝
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☆東山大滝
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☆東山大滝
滝下流の水深は10cm〜15cmほどなので、浅瀬なら長靴でも対岸に渡れます。 -
☆東山大滝
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☆東山大滝
少し下流から引き気味に撮ると、鬱蒼とした森が深山幽谷の趣を見せてくれます。 -
☆東山大滝
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☆東山大滝
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☆東山大滝
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☆東山大滝
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☆東山大滝
今年の夏は猛暑酷暑の福島ですが、早朝の滝はさすがに涼風が吹きぬけ別天地です(^^♪。 -
☆東山大滝
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☆東山大滝
東山大滝は滝の分類としては直瀑です。
直瀑はやもするとやや単調に見えがちですが
この滝は滝の左右で水量が違うので見る位置によって
変化があり単調になりがちな直瀑に景色を与えてくれています。 -
☆東山大滝
滝に向って右岸からの撮影。 -
☆東山大滝
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☆東山大滝
滝へはけっこう間近まで近づけますが、水しぶきが滝壺周辺を霧状に舞っていてやや霞んだ感じになります。
レンズもすぐ曇るので拭きながらの撮影です。 -
☆東山大滝
初訪問だったし、安藤峠越えを考えるとそう度々来られそうにないので
これでもかと撮りまくり、東山大滝のすぐ上流の小滝に向いました。 -
☆東山大滝のすぐ上流にある“東山吹割の滝”
東山大滝の50mくらい上流にある小滝です。
名前がないようなので、群馬県沼田市の吹割の滝を小さくしたような滝なので、勝手に“東山吹割の滝”と呼ぶことにしました(^_^;)。
落差5mほどの小滝ですが、ユニークな形状が面白いので色んな角度&構図で撮ろうとしたら、突然の雨。
突然というよりは天気予報通りでした。
いつ泣き出しても可笑しくないような空模様だったので
ここまでよく持ちこたえてくれました。
残念でしたが、けっこうな降りっぷりになってきたので撤収です。 -
☆安藤峠
一般的に会津若松市の東山ダムから安藤峠までは湯川林道、安藤峠から天栄村黒沢集落までを黒沢林道と呼びます。
峠道ではヤマブキショウマ(山吹升麻/バラ科ヤマブキショウマ属)が花盛りでした。 -
☆安藤峠
峠道ではヤマブキショウマとともにトリアシショウマ(鳥脚升麻/ユキノシタ科チダケサシ属)もやや終盤ながらたくさん咲いていました。
ヤマブキショウマもトリアシショウマも名前はもちろん遠目もよく似ていますが、方やバラ科で方やユキノシタ科で、まったく別の仲間です。
ただ名前がどちらも升麻とつくのでややこしい命名です。 -
☆明神滝&立矢川の滝のルートマップ。
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2641949,140.0730246,8897m/data=!3m1!1e3
何とか雨に降られずギリギリで東山大滝の写真を撮り終え、また来たときと同じ安藤峠から黒沢林道を天栄村へと下ります。
黒沢林道が突然立派な2車線舗装道路になった地点が黒沢集落(数軒ですが)で
その先の黒沢に架かった橋の真下が明神滝です。
黒沢集落からだと橋を渡って左手に3台分くらいの駐車スペースがあります。羽鳥ダム 名所・史跡
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☆明神滝
明神滝は会津布引山に源を持つ黒沢にある滝で落差、幅とも8mほどの小ぶりな分岐瀑で、通常の滝は2筋に分かれ落ち小さいながらも中々優美な滝です。
橋の上から見られるお手軽さもありがたいですが、
様々な山野草の花が見られるのも嬉しい滝です。
春のトウゴクミツバツツジやヤマツツジ、大山桜。
初夏からはエゾアジサイ、ツルアジサイ、タマアジサイ、ノリウツギ、など。
晩夏にはオタカラコウ、秋はヤマトリカブトや紅葉。
冬は雪景色や氷瀑と四季折々様々な滝を見ることができます。
これも橋の上から見下ろせるお手軽滝ならではです。 -
☆明神滝
明神滝の名前の由来は滝の左岸頂上にある直立した大きな一枚岩の傍らには、宗像三神の一つ田心姫命が祭られています。その御神体は蛇体であるとされ、日照りの時でもこの社に祈ると、必ず雨が降ると言い伝えられ、いつしか明神滝と呼ばれるようになったそうです。
田心姫命が明神と言うより、中世頃から神が本来の名前で呼ばれることは少なり、神様の名前を省略し通称で「明神」や「権現」などと大まかに言うそになったそうで、天栄村の明神滝も神のご利益がある滝という意味で『明神滝』と呼ばれたと思われます。 -
☆明神滝
明神滝は橋に上から見下ろせますが、橋のたもとから河原右岸にも降りられ
滝壺の真ん前や、水量が多くなければ渡川して左岸からも撮影することができます。
写真を拡大しないとわかり辛いですが、滝の左右の岸壁ではタマアジサイが見頃を迎えていました。 -
☆明神滝
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☆明神滝
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☆明神滝
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☆明神滝
タマアジサイは滝の岸壁の他、川岸でも咲いています。 -
☆タマアジサイ(玉紫陽花/アジサイ科アジサイ属)
タマアジサイの自生地は岐阜〜福島の一部に限られて、山あいの川筋など湿度の高い所に自生しアジサイ科の中では唯一、蕾が玉状なので自生していれば開花前にタマアジサイだとすぐ分かります。
この周辺のタマアジサイは北限の群生地でとても貴重なんですが、山あいに行けば良く見られるアジサイなので殆どの人はその貴重さを知らないようです。 -
☆明神滝&タマアジサイ
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☆明神滝&タマアジサイ
スローシャッターでシルキーな滝を撮ろうとすると
風で揺れる周囲の木々がブレてしまいます。
滝がメインなら木々の少しのブレは許容範囲ですが
今回のように滝も花も同時主役で撮ろうとすると
どちらに重きをおくかで、シャッタースピードの設定が難しくなります。
二兎を追うものは一兎も獲られずの諺どおり、
今回は少しだけタマジサイに重きをおいて
滝のシルキーさを抑えながら撮影しました。 -
☆明神滝&タマアジサイ
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☆明神滝&タマアジサイ
今頃、アジサイ?とお思いでしょうが高原地帯だから遅いのではなく
タマジサイはアジサイ科の中でもっとも遅く咲き出す種類です。
また、他のアジサイのように一斉に開花せず玉のような蕾が割れては咲き、割れては咲き、順繰り開花するので、株全体としての花期は7下旬〜9月下旬と長い期間咲き続けます。 -
☆明神滝&タマアジサイ
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☆明神滝&タマアジサイ
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☆明神滝&タマアジサイ
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☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
明神滝の次は尾根一つ反対側にある“立矢川の滝”に向かいました。
立矢川の滝に到るルートは幾つかありますが、一番分かりやすいのは更目木集落の赤石川と立矢川の合流地点から立矢川を沢登りすれば迷うことなく到達できます。が、長靴では少し厳しく胴長のほうがベストです(危険な場所はありません)。
もう一つは合流地点脇の山道から途中の畑や森を抜けて行くルートです。
胴長は必要ありませんが、分かり難いルートです。
立矢川林道からもアクセスできますが、基本的には一般車両は進入禁止ですし、
滝の場所がわかり辛いと思います。
明神滝からは最短で車で10分+徒歩5分ほどです。 -
☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
立矢川は郡山市と天栄村の界にある会津布引山(10,82m)を源流とし郡山側の川は猪苗代湖に注ぎ、日橋川を経て阿賀野川となり新潟で日本海に注ぎます。
天栄村の立矢川は赤石川、黒沢などと合流し、鶴沼川、大川、阿賀野川を経て日本海に注ぎます。
立矢川の滝は滝幅が8m、落差は上段と下段合わせ12mくらいの段瀑です。
けして大きな滝ではありませんが、観る位置により様々な表情を持った魅力的な滝です。 -
☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
“ひょんぐり滝”はあまり一般的な言葉ではありませんが
滝マニアの間では滝が前方に大きくジャンプしている状態の滝を
“ひょんぐり滝”と呼んでいます。 -
☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
まるでスノーボードのハーフパイプのような溝で大きくジャンプする立矢川の滝上段の“ひょんぐり滝” -
☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
今回は滝の水量がかなり少なかったので滝口からも“ひょんぐり滝”を見下ろしてみました。 -
☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
川の対岸からも“ひょんぐり滝”狙いです。 -
☆立矢川の滝 上段(ひょんぐり滝)
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☆立矢川 更目木の滝(ざらめきのたき)
“ひょんぐり滝”のすぐ上流には小さな更目木の滝(ざらめきのたき)があります。 -
☆立矢川 更目木の滝(ざらめきのたき)
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☆立矢川 更目木の滝(ざらめきのたき)
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☆立矢川 更目木の滝(ざらめきのたき)
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☆ソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)
立矢川の滝周辺ではソバナが花盛りでした。 -
☆立矢川の滝
立矢川の滝は二段の段瀑で、上段の“ひょんぐり滝”撮影後は急斜面を下り、下段から滝全体を見上げました。
この日の天気予報は東山大滝周辺は曇り時々雨で、天気予報通りでしたが
安藤峠を天栄村に下ったら雨は降っておらず、曇りどころか晴れてきました。
滝の撮影なので最悪雨に降られても晴れよりはマシだろうと出かけたのですが、
想定外の晴れに悪戦苦闘です(ーー;)。 -
☆立矢川の滝
晴れなら晴れで、滝全体に陽が射したほうがマシなんですが
まだらに射し込む込むのが最悪のパターンです。
晴天続きだったせいか、立矢川の水量はかなり少なめ。
立矢川の滝の下段も滝右側は干上がり気味でした。
下段と上段の間はテラス状になっていて、下段左手の岩場を登ればテラスに立つことが出来ます。 -
☆立矢川の滝 下段
テラスに上る途中、下段左手の滝を撮影しながら岩場を登ります。 -
☆立矢川の滝 下段
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☆立矢川の滝 下段
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☆立矢川の滝 下段
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☆立矢川の滝 下段
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☆立矢川の滝 下段&ソバナ(岨菜/キキョウ科ツリガネニンジン属)
下段の滝の傍らもソバナが咲いていました。
上記で紹介したソバナとは違い花色が薄紫ですが、これも同じソバナです。
がが〜ん。
この撮影後、急にカメラの電源が入らない状態。
押しても引いても、電池を取り替えても電源がONになりません。
う〜、また故障したようです。
なんと、このカメラ購入後約4年で故障が3度目。
購入時にメーカー保証とは別に5年保証に加入したので
おそらく無料修理の範疇だとは思いますが、故障し過ぎでは?(ーー;)。 -
☆立矢川の滝 上段
カメラが故障しなければ中段のテラスに立って上段の滝を撮る予定でしたが、予備のコンデジは車の中。
わざわざ取りに行く元気も気力もなく、あえなく撤退(ーー;)〆。
(写真は以前のものです) -
☆キオン(黄苑/キク科キオン属)
カメラが故障したので少し早めに帰宅の途に着きました。
途中、羽鳥湖の近くではキオンが咲き出していました。
キオン(黄苑/キク科キオン属)は北海道〜九州の山地の林縁や草原に自生し、
草丈80〜180cmほど、ハンゴンソウ(反魂草/キク科キオン属)と花はそっくりですが、ハンゴンソウの葉は手型のように分裂しキオンは細長い笹の葉のような形=楔型(くさびがた)で分裂しません。
羽鳥湖高原ではハンゴンソウはたくさん見られますが
なぜかキオンはあまり自生していません。 -
☆キオン(黄苑/キク科キオン属)
デジ一は故障しましたが、いつも予備にコンデジを車につぎ込むので
撮影自体はこなせました。
NetにUPする程度の解像度ならコンデジもデジ一もそう大差ない感じがします。 -
☆天栄村 涌井の清水ルートマップ。
羽鳥湖高原からの帰り道はいつもものように
鳳坂峠への麓にある『涌井の清水』にも立ち寄りました。
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2871358,140.113621,10104m/data=!3m1!1e3
涌井の清水へは
羽鳥湖高原からは国道118号線を須賀川方面に進み、鳳坂峠を下りきり、国道294号線との分岐点近くから目指します。
国道118号線と国道294号線が羽鳥湖方面と猪苗代湖方面に分岐する八十内集落近くの京谷原集落に進みます。
京谷原集落に入ると防火用水のある分岐路に涌井の清水への看板があるので、それに従い500mくらい進むとダートの無料駐車場(約15台分)あがり、その右奥手が涌井の清水です。 -
☆深緑の涌井の清水
涌井の清水では四季折々、様々な野の花が見られます。
特に早春のリュウキンカやミズバショウは見事です。
真夏はやや花は少なめですが、コバギボウシやチダケサシが
深緑にそまる清水に彩りを添えてくれます。 -
☆深緑の涌井の清水&チダケサシ(乳茸刺し/ユキノソタ科チダケサシ属)
チダケサシ(乳茸刺し/ユキノソタ科チダケサシ属)は本州〜九州の田んぼの土手、谷地、林縁、湿った草原などに自生し高さ1mほどの長い花茎を伸ばし白色やピンクの泡粒のような花を咲かせます。
長野県ではこの長い花茎に乳茸と呼ばれるキノコを刺して持ち帰ったのでチダケサシの名が付いたと言われますがローカル名がなぜ標準名になったのかは不明です。
乳茸は数少ない夏の食用キノコとして栃木県民の大好物ですが、乱獲のためあまり採れないそうです。
福島県民は何故かあまり食べないので、栃木や茨城の人はは福島の山までよく採りにきます。
食感はイマイチですが出汁が美味しいのでウドンの汁などにするようです。 -
☆深緑の涌井の清水&チダケサシ(乳茸刺し/ユキノソタ科チダケサシ属)
☆涌井の清水とは・・・・・
案内板によると
この清水は、湧水量毎分2,200L、面積約500?と言われ、
水底から途切れることなく砂が浮き上がる様子は神秘的で、
日照りで降雨の少ない気候でも水量に変わりなく、魚も生息し、
昔から魚を獲ったり、池をかき回すと洪水となって襲ってくると言い伝えられ、人々から恐れられていました。
また、その昔、成務天皇のころ、この沼に住む大蛇が水を湯の如く熱し人々に害を与えるので、この池を治めた石背国造初代の建美依米命がこれを憂え、沸湯御前神社を祀り、人々の平和を願ったといわれています。
江戸時代には、この沼が雨乞いの霊地として領主の白河藩主の耳にも入り、慶安元年(1648年)の大早魃のときに藩主榊原忠次の命により、また、宝永元年(1704年)の旱魃には藩主松平基知らが領民を救済するために、大祈祷を行わせた記録があります。 -
☆深緑の涌井の清水&コバギボウシ(小葉擬宝珠/ユリ科ギボウシ属)
コバギボウシ(小葉擬宝珠/ユリ科ギボウシ属)は日本全土の湿った草原や湿原に自生しとくだん珍しい花ではありませんがこの仲間は古来より鑑賞用にも植えられシーボルトがヨーロッパへ持ち帰って以来
寒さ、日陰、病害虫に強く、葉も花も美しいのでパーフェクトプラントととも呼ばれとても人気がある植物です。
今ではホスタと呼ばれイングリッガーデンにはなくてはならない日陰に強い植物としてたくさん逆輸入されています。 -
☆深緑の涌井の清水&コバギボウシ(小葉擬宝珠/ユリ科ギボウシ属)
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☆深緑の涌井の清水&コバギボウシ(小葉擬宝珠/ユリ科ギボウシ属)
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☆深緑の涌井の清水&コバギボウシ(小葉擬宝珠/ユリ科ギボウシ属)
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☆フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)&ヤマユリ
町内の田んぼの土手でフシグロセンノウが花盛りです。
フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)は本州〜九州に分布し、
明るい林縁から薄暗い林床まで広範囲に自生します。
草丈50〜80cm、花径4cm、花色は鮮やか朱色で野生の花の中ではかなり目立つ色なので咲いていればすぐ見つかります。
福島県ではそれほど珍しい花ではありませんが16都県で絶滅危惧種に指定され、秋田、東京、鹿児島では絶滅したとされています。 -
☆フシグロセンノウ(節黒仙翁/ナデシコ科センノウ属)&コマツナギ(駒繋ぎ/マメ科コナツナギ属)
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☆ケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
町内の里山の崖でケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)が見頃になりました。
以前はイワタバコとして紹介していましたが茎やガクに産毛がたくさんあるのでケイワタバコとするのが正しいかも知れません。
イワタバコは岩手県にもわずかに自生しているようですが群生地としては福島県が北限だそうです。
ましてやケイワタバコは多くの資料に関東〜近畿に分布とあったので
当町の花はイワタバコだろうと勝手に思い込んでいました。
福島県にもわずかにケイワバコの自生例があると知り、
以前の写真を確認したら、あれま!!どれもこれも見事に毛深いではありませんか(笑)。
こりゃ、どう見てもケイワタバコです。
ただ、ケイワタバコは母種のイワタバコより花期が早いとありましたが北限だからなのか、当町のケイワタバコの花期はそう早くはありません。
-
☆ケイワタバコ(毛岩煙草/イワタバコ科イワタバコ属)
名前にタバコと付きますが煙草(ナス科タバコ属)とはまったく別もので、
岩場に自生しタバコの葉のような大きな葉っぱなのでイワタバコと呼ばれます。
大きな葉っぱは20cmにもなります。
星型の花は基本5角形の合弁花ですがまれに六角形や四角形もあります。
開花して直ぐはキレイな星型ですが花弁がしだいに外側に丸まり
花期の終盤は全体的にて丸っぽい花に見えてきます。
グロキシニア、ストレプトカーパス、セントポーリアなどもイワタバコの仲間なんですよ。 -
☆キキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)
町内の田んぼの土手や里山の林縁でキキョウが見頃になりました。
秋の七草の一つキキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)は花付きの良い園芸品種が公園や家庭の庭にも植えられているので見かける機会は多いと思いますが
野生種は激減していて、なんと48都道府県で絶滅危惧種や希少種に指定されています。
野生種は園芸種に比べるは1株当たりの花数は少ないですが逆にその方が素朴で風情があると思えます。
古来より日本人に愛され万葉集の中で「朝貌の花」と表記されているのは桔梗とする説が最も有力なんだそうで、
そんな由緒ある花が絶滅の危機なあるなんて寂しい限りですね。 -
☆キキョウ(桔梗/キキョウ科キキョウ属)
当初の長期天気予報ではエルニーニョ現象の影響で今年の夏は冷夏になる確率が高いと発表されましたが、冷夏どころかまっきり正反対の猛暑&酷暑になっています。
当地も日中の暑さもさるところながら、例年はめったにない熱帯夜が2日連続続きました。
さすがに熱帯夜は堪えますね(ーー;)。
でも夏はこれからが本番。
どうぞ皆様、福島県にお越し際は暑さ対策を十分になされてお出でくださいませ。
いつも最後までご覧いただきありがとうございます。
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