ラオス国境からミャンマー国境、王妃のダム、シリキット・ダム②

2015/06/03 - 2015/06/03

今日は何処へ行こうか、この高級リゾート？（私的感想）にはWiHiが無いので正確な確認はできないが、高台の見晴らしの良い国立公園があるし、山道をゆっくり走るのも悪くない、午前中はのんびり、何処へ行くかゆっくり考えよう。

エリア ナーン(タイ)

• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

６時過ぎ、小型船のエンジン音で目が覚めた。
霧が立ち込める湖面を期待して外に出るが、そんなに都合良くは行かないよな。

子供を学校へ送ってゆく船です。

大きな網を載せた筏を、小船が引っ張って行きます。

自力で走れるエンジンを載せた筏もあります。

下の写真は網を載せてない筏、この時は何に使う船か気づきませんでした。

三人姉妹が魚を届けにきました、この魚、夕べ食べた鍋に入っていた魚のようです。
猫ちゃんにもご挨拶。

托鉢のお坊さんが船で遣って来ました　。

普通のお寺のお坊さんは、30分以上歩いて托鉢に回りますが、このお坊さん少し大きめ、運動不足かな。

有りました　祝・々・祝　　　フェっリーです。
グーグルの地図ではFerryって書いて有るが、こんな山の中にフェリーが走っている訳が無い、フェリーとは伊勢湾フェリーとか北海道や九州へ行く船を想像していたが、これも立派な渡し舟、フェリーです。

対岸へ渡れば青のコース、スコータイやピッサヌロークへは2時間以上の短縮、こりゃ乗ってみるべきですね。

昨日はカメラを向けると目を反らしていていたのに、夕べ父ちゃんと一緒に飲んで仲良くなったのを知ったのか、今日はこの笑顔です。

朝食の雑炊を頼んで、ウイスキー飲んだのは私ではないですよ、私アル中では有りません。

タンクローリーが着たけど、水は大きなタンクで買っているし、トイレは柄杓で水を流す水洗、あの車は何を運ぶのでしょう？
水洗トイレの水の行先？　とても大きな浄化槽が有るでしょ。

湖を案内してくれます。

まずは対岸の大き目の水上バンガローへ、10人ほどが宿泊でき、飲み食いはこの船で運んでくれる、宴会で大声で騒いでも周囲に迷惑は掛かりません。

対岸の高台には宿が有るはずです。

湖面に浮かぶ水上住宅、土地代は無料です。

ここに住む人たちはほとんどが漁師さん、家の周りは全て漁場で、夜は飲みに行くレストランは有るし、飲酒運転で捕まる心配も無い、快適な場所です。

昨日最初に着いた場所です。
他に比べ綺麗なレストランが有りますが、最初に付く場所だからお客さんは多いのか、隣には高い柱を立てていて、、二階建てを増築する予定かも知れません。

酒屋さんです、たぶん、ワンちゃんがお出迎え。

樽買をして、ウイスキーのビンに小分けして販売、味見をさせてもらいましたが、ラオスで買った焼酎と似た味で、美味しい焼酎です、この製法が沖縄に渡り泡盛に、日本に来て焼酎に成ったんですね。

急傾斜地に有る網を貼った小屋は鳥小屋、放し飼いです。

雨季に入ったのに今年は雨が降らず、水が少なく岸に付けると危険なので早めに切り上げ帰って来ました。

3年前の洪水では、山のかなり上まで水についたそうです.

汗を拭いて朝食です。

食事が終わりお風呂の時間、水は湖水の水でなく、綺麗な飲み水を使います。

ヤバ、手が回ったか・・・
パスポートは持っているし、国際免許も持っているし飲酒運転もしてないし、不法滞在になるほどの日数もたっていない、おまわりさんのお世話になる事してないよ、でもこっち睨んでいるよ。
気の小さいbotaですが、大丈夫、定期巡回だそうです。

昼食を頼みしばし雑談、

フェリーを電話で頼んでもらうと、10分ほどで来ました。

船の構造は簡単、小船２隻を並べ車を載せるスペースを作り小船で引っ張る、乗用車２台は乗せられる広さ、フェリー代は忘れましたが、1000円もしなかったと思います。

エンジン始動、はしけを巻き上げ出航です。

こんな小さなエンジンでも、ゆっくり進んでいきます。

ブルーのパイプ、船底に溜まった水を汲み上げています。

バイク用のフェリーも有ります。

１５分ほどで対岸へ到着、船着場にはもう１隻有り、他にも岸に繋いであるのも見かけましたから結構需要はあるようです。

これからシリキット王妃のダムへ向かいます。

マークを付けた所がダム、８０キロほどです。
フェリーが無ければ４倍以上かかるところでした。

道は良好、快適にはしってきたけど、あれ〜〜〜道が違う、道なりに走ってきたのに1047号線の左折を見落としたようです。

傷口が大きくならないよう道を聞くと500メートルほど手前で曲がらなければいけなかった、早めに聞いて正解でした。

20分ほどでダムの看板が有りました。

王室関連設だからなのかゲートが有ります。

うわ・・・綺麗な川。

王妃のダムです。

川岸に有る広場は駐車場では無くフェリポート、７機分のマイクが有ります。

タイの川は支流の小さな川以外ほとんど茶色、こんなに綺麗で水量の有る川は、日本でも少ないんでは。

ダムの下には変電施設が有るから、発電もしているようです。

不思議です、先程までいたリゾート？の水は濁っていたのに、同じダムの水なのにこちらは綺麗に澄んでいる。宿からの水の移動距離は50キロほど、ダムに流れ込む水のほとんどはナーン川だから、澄んだ水が流れ込む水源は無いはず、濁った水が沈殿して此処まで流れ着くのに何日掛かるんでしょうか、ダムの形は変形したひょうたん型、狭い所は1キロもない事に秘密が有るかも知れません。

シリキット王妃のダムには２箇所重力式ダムが有るので、両方見なければ。

直線では20キロほどですが、車で50分程の距離、緑が多くて直線道路、快適に追い越しもできます。

こちらもゲートがあり、ガードマンが迎えてくれます。

ここには排水する場所は有りません。
先ほどのダムが完成して水を溜めたら、ここから水が漏れてしまったので、ここにも盛土をしました。
な〜あんて事は無いよね。

今年は雨不足で、ダムの雰囲気が有りません。

景色は良いし木陰はある、デートスポットですね。

ウタラディットの少し手前で、市場が開いていたので寄ってみます。

どこの市場も同じように、無いものは有（無）りません。

魚はすぐ揚げられるよう、パン粉付きです。

最近日本の大根は水っぽすぎて甘すぎて、大根おろしにすると美味しくない、この見栄えの悪い大根をおろしにしたら、美味しいかも知れません。

鳥の唐揚げを買いました、さすがに顔付きでなく、切り身をね。

カエルにナマズ、カエルはピンクの可愛いリボンを付けてもらい、逃げられません。

少し離れた場所に広めのスペースを取っているお店、カラフルな布は大きな傘用のシートかな。

お坊さんが托鉢？　割り箸の上に花を付けた棒を信者に渡し、20B紙幣を挿んでタンブーン、胡散臭そうな気もしますが、

敬虔な仏教徒のタイの人、偉大なる神は、インチキ坊主にタンブーンしても、気持ちは受け取ってもらえるのでしょう。

こんな事考える事自体、罰当たりですね。

ダッシュボード上部は黒だけど、綺麗に磨いているから逆光ではピカピカ、それがフロントガラスに映るから非常に見づらい、

ウタラディットに到着、下校時間、其々に集まって迎えを待っています。

今日は早めに宿を取る事にします。
最初に見つけたのが道路沿いのホテル、新しくはないけど安いわけ無いだろう、駄目元で値段を聞くと・・・朝食付きで700B、安すぎない。

従業員は一流ホテルの立ち振る舞いだから、かなりのお値打ちです。

多少古さは感じるが、部屋は十分な広さ、バスタブ付きだし文句の付け様が有りません。

夕食に出かけます。

小さな県とは言え県庁所在地のウタラディット、本道理は活気が有ります。

屋台も多く、美味しそうな物を一杯売っていますが、

今日はちゃんとしたお店で歩道に置いたテーブルで、ちゃんとした料理を食べます。

お店のお客さんも一段落、従業員に我が家周辺を写したアルバムを見せると、他の従業員も集まってきて、こんな時タイ語が話せたらもっと楽しめるのに(´×ω×`)

ホテルの道路側の入り口から入るとレストラン、生バンドでショーの演奏中です、ビールを頼みしばらく音楽鑑賞、チャンとしたホテルはやはり良いですね。

明日はスコータイへ行こうかな。

この旅行記へのコメント （4）

• dashxさん 2015/09/20 02:50:45

  大作ですね！

  bota師匠、こんばんは。
  
  またもや写真満載の旅行記、作成に時間がかかったであろうことが
  よくわかります。でも、このタイの田舎の雰囲気はたまりませんね〜。
  
  筏のフェリーは感激ものです。素朴でローカルでおまけにスリリング！
  旅行者でこのフェリーで渡る人なんていないのでは？　貴重な写真ですね。
  
  で、このフェリーに乗る前はそこで宿泊されたのですか？バンガローを
  探されているように思いました。泊まられたとしたらどんな宿だったか
  興味深々です。あの風景を見る限りでは川床宿のような・・・・。
  
  どんなに田舎でも道路は整備されていてドライブも快適そうですね。
  シリキット・ダムの澄んだ水にも驚きです。同じ川の水なのにどうして
  でしょう？流れがないので泥が堆積するのでしょうか。
  
  ウタラディットでお泊りになったホテルもいいですね。ここがTHB700
  って信じられない価格です。
  
  ミャンマー、パタヤでご一緒して２年半近くになりますが、私もようやく
  行けそうな状況になり、11月の末から久しぶりのタイ旅行を予定しました。
  バーツ高円安でバンコクのホテルはびっくりするほどの高値ですが暫し
  楽しませていただきます。

  botaさん からの返信 2015/09/22 17:37:13

  RE: 大作ですね！

  dashxさん、こんばんは。
  
  タイ行の目処が付いたのですか、祝祝祝ですね。
  
  車が乗っている筏を見た時は感激、日本でこんな船許可が下りるかどうか、これぞタイのフェリーですね。
  
  泊まったのは筏、１２畳ほどのスペースに３分の２ほど屋根を付け、リビング？とダブルのマットレスがやっと入るベットルーム？移動は渡り廊下、て書けば多少良さそうに感じるでしょうが、日曜大工レベルで板を引いて掘建てご屋を立てたレベル、もう少そ小奇麗に作れば俺みたいな客でなく、違ったお客さんもできるだろうに、dashxさんには多少綺麗になっての無理でしょうね。
  
  タイの一般道は中央高速より走りやすくて悪い癖が付いてしまい、100キロの距離は1時間って読んで、日本では考えられない距離を走ってしまう、危険ですね。
  
  田舎のホテルの相場ってどれくらいなのか、ナーンではビジネスホテルレベルで1500Bって言われ、泊まったのは800B、ウタラディットのホテルは、古さは感じるが従業員の応対は一流ホテル、文句を付けようが無いけど、地元密着のゲストハウスやバンガローも捨てがたい、今回は色々な所に泊まり楽しかったです。
  
  今回のバーツは一番高値、タイで使った金額も2割ほど多かったような気がしますが、最近は1割近く下がったのかな、バーツの変動は日本の経済に大きな影響は無いから、円×３くらいになって欲しいよね。

• trat baldさん 2015/09/16 09:35:31

  最高！

  長い距離には車が強い、小まめな撮影にはバイクが便利と云うのが定説だけど両方をやり遂げましたネ！
  観光ではなくてアドベンチャー旅行だけど、まるで観光旅行感覚で気軽に見れちゃう、本当は艱難辛苦の連続だろうに、、、、
  コレってパートナーもbotaさん同様の強者なんだろうなぁ、羨ましい！

  botaさん からの返信 2015/09/18 14:52:24

  RE: 最高！

  最高！って　　最高の評価ありがとうございます。
  
  > 長い距離には車が強い、小まめな撮影にはバイクが便利と云うのが定説だけど両方をやり遂げましたネ！
  
  写真写すならバイクですね、暑いタイでも直接風を切って走る方が気持が良いし、長い時間乗っていられる、車は路肩に寄せてサイド引いて、シートベルト外してドッコイショって外に出る、車を止めるのが億劫になります。
  
  > 観光ではなくてアドベンチャー旅行だけど、まるで観光旅行感覚で気軽に見れちゃう、本当は艱難辛苦の連続だろうに、、、、
  
  普通の観光旅行だと思っています、観光用ガイドブックに載っていないだけ、グーグルの地図で面白そうな所を探して、何も無い所で面白そうな物が落ちてないか探す、旅はトラベルでなく、小ちゃなトラブルですね。
  
  > コレってパートナーもbotaさん同様の強者なんだろうなぁ、羨ましい！
  
  タイ友素晴らしいですよ、次にアップするスコータイ、素晴らしいミスリードをしてくれて、でも決める所はガッチリ決める？　いっぱい羨ましがって下さい。
  
  それでわでは