同じ山でも大違い。

2015/07/20 - 2015/07/21

梅雨があけたというので、近場の小谷城址と伊吹山に行った。初日醒ヶ井の梅花藻を見たり養鱒場を見学したり、マス料理のフルコースを食べたりと、のんびり。（ちなみにマス料理は二人で７０００円以上もした！ビワマスの焼きたてはさすがに美味しかった。写真を撮るのを忘れたのが悔やまれる。）
話がそれたが、醒ヶ井を離れて小谷城址へ２時ごろ着く。山の中腹に看板がたっている。ここならおよそ１時間もあれば往復できるかと思い、歩き始めるが実はその山ではなかった。追手道のコースから登り始めてえんえん１時間ほどか、やっと城址が現れてくる。何しろ日本三大山城の一つだから、本丸・中丸・山王丸はじめ屋敷跡などもそこかしこに広がっている。難攻不落と言われたこの城の堅固さがよみがえる。築城した浅井氏もすごいが、落城せしめた秀吉ももっとすごい。
それらを見学するのはまだゆとりがあった。下山は違う道を通るべく、清水谷コースを降りる。ここまでで２時間はかかった。チビチビ飲んできた水も底をつき、折からの３５度くらいの気温とも相まって、汗びっしょり。服はびしゃびしゃ。まさか熱中症にはなるまいと思いながらも歩くのがいやになるほど。
鹿らしき骨まで出てくるし、道が正しいのか地元の観光協会に携帯で確認する始末。そのうちせせらぎが見えて、思わず頭から顔から手から、思いきり水をかぶる。まさに青天の霹靂。ほっとする。下山が終わったのはなんと出発してから３時間以上たっていた。山を甘く考えていたわけでもないが、下調べが不十分だったことは否めない。
宿の温泉が何より足などをいやしてくれたことは言うまでもない。
タイトルで「同じ山でも大違い」と書いたのは、次の日、伊吹山に行ったから。百名山といいながら、山頂近くまでドライブウエーで行ける。登山道を歩くと５，６時間かかるそうだ。駐車場から西登山道へ。頂上へ。そして東登山道から下山。
ガスが出ていたことや標高が２０００m近いこともあって、なんらしんどくもなく、普通に２時間ほどで踏破したか。
教訓。年寄りは体力を考えて、無理をしないこと。登山コースをよく調べること。・・自分に言い聞かせております。
ついでに関ヶ原へ廻ったが、古戦場の広いこと。もう歩き続ける体力がなかったので、２か所ほど回っただけでやめにした。

エリア 米原(滋賀)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

醒ヶ井・地蔵川の梅花藻。

醒ヶ井養鱒場。ここは釣り場で養鱒の池は別に８０こほどある。

小谷城址は低木も多く、日差しがきつく気温が高いときは要注意。

やっと本丸跡に着く。

伊吹山は高山植物が例年より遅れているそうだ。

時おりガスがきれて、晴れ間が広がる。

シモツケソウだったかな。

山頂。

東登山道に咲く花。

関ヶ原の古戦場跡。