2015年7月　ニューメキシコの旅　第1弾　米ニューメキシコ州を南へ

2015/07/11 - 2015/07/20

白い砂漠「ホワイトサンズ」の写真を見た瞬間「行きたいっ！」ってなってから、
行きたい場所が他にもたくさんあったのと、
ベストシーズンとスケジュールの折り合いが付かなかったので
長い間、計画が眠っていた「ニューメキシコの旅」が2015年夏に実現しました。

S------C------H------E------ ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ------D------U------L------E!!

１日目
ニューメキシコ州の玄関口「アルバカーキー」から一路南へ。
カールズバッド洞窟群国立公園でコウモリの大飛翔を見学します。
２日目
カールズバッド洞窟群国立公園で全米で一番の巨大洞窟を見学します。
３日目
ホワイトサンズ国立公園で白い砂漠のトレッキングに行きます。
４日目
ニューメキシコ州を縦断して一気に州北部へ。
聖なる信仰の街サンフタフェを訪れます。
５日目
オホカリエンテ温泉で旅の疲れを癒やします。
６日目
世界文化遺産タオスプエブロを訪れます。
７日目
ターコイズ街道を通って、アルバカーキーに戻ります。

W-------E-------L------- ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ -------C-------O-------M-------E!!

さて第１弾は、飛行機を乗り継いで辿り着いたニューメキシコ州アルバカーキーから最初の目的地のカールズバッドまでの行程をレポート。
途中、話しのネタにしようとＵＦＯの町ロズウェルに立ち寄りました。

エリア カールスバッド洞穴群周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

☆旅の前日☆

大阪伊丹〜成田〜デンバー〜アルバカーキと飛行機を乗り継いで
やっと辿り着いたアルバカーキ国際空港。

時刻は16時すぎ。
まだまだ明るいですが、今日の移動はココまで。
早めにホテルにチェックインして、明日からのニューメキシコの旅に備えます。

アルバカーキ国際空港 (ABQ) 空港

☆スーパー８アルバカーキエアポート☆

ホテルまでの移動は無料送迎サービスを利用しました。
空港から電話を入れると、10分位で迎えに来てくれました。
SoftBankのアメリカ放題。
電話を探さなくて済むので重宝します。

予約はホテルズドットコムから。
予約したときは別の名前でしたが、大手モーテルチェーンのスーパー８に売却されたみたいです。

☆スーパー８（部屋）☆

クイーンサイズのベットが２台。
綺麗にベットメイキングされています。

☆スーパー８（部屋）☆

角度を変えてもう一枚。
コーヒーメーカーはありますが、冷蔵庫と電子レンジはありませんでした。

☆Applebee's☆

部屋に荷物を置いて、早速、晩ご飯に出かけます。
5分ほど歩いたところに"Applebee's"があることはネットで調査済み。

☆Applebee's（店内）☆

"Applebee's"はアメリカ版ファミレスです。
店の中央に大きなテレビが何台も置いていて、それぞれ違う番組を映しています。

メニューを見ていて偶然見つけた"2 For $20"
前菜の中から１品とメインの中から２品が選べて20ドル
お財布にやさしいセットメニューにすることにしました。

☆Applebee's（前菜）☆

前菜にはシーザサラダを選びました。

テーブルに運ばれてきたのは２皿。
アメリカでの食事は野菜不足になりがちですが、あまりにも量が多すぎて、虫になった気分です。

☆Applebee's（メイン１）☆

１つ目のメインは、３種のチーズとチキンのペンネ。
ペンネに絡む濃厚なチーズのソースは少し重かったです。
半分ほど食べてギブアップ。

☆Applebee's（メイン２）☆

２つ目のメインは、アップルビーズの代表メニュー「リブレットバスケット」
簡単に説明すると大きなスペアリブです。
甘辛いバーベキューソースとスモーキーな香りが食欲をそそる一品です。

飲み物を入れて二人で$30-の夕食で腹イッペーです。

☆スーパー８アルバカーキエアポート☆

アルバカーキでの一夜が明けました。
今日からニューメキシコの旅の本番です。

まずは、スーパー８の朝ごはんです。
最近ではすっかり定着してきたワッフルマシーン。
生地を流して２分半、うまく焼きあがりました。

☆旅の足☆

こいつが今回の旅の足になる車。
ハーツ・アルバカーキ空港店で車をレンタルします。

アルバカーキー空港では、レンタカー会社はすべて空港から少し離れた場所にあるレンタカーセンターに集まっています。
空港とレンタカーセンターの間は、無料のシャトルバスで移動できます。

前泊したホテル"スーパー８"からレンタカーセンターまでは、ホテルの空港送迎サービスを利用しました。
ホテルのドライバーさんに「レンタカーセンターに行って」とお願いすると快く引き受けてもらえ、直接レンタカーセンターに行くことができました。

アルバカーキ国際空港 (ABQ) 空港

☆旅の始まり☆

今日の行程は、アルバカーキーからロズウェルを経由してカールズバッドへ向かいます。
道順も簡単で、I40からUS285に入ったらただひたすら南を目指すだけ。

US285に入ると地平線の彼方まで続く真っ直ぐな道。
走っても、走っても同じ風景が車窓を通り過ぎて行きます。

☆ちょこっと休憩☆

漫然と走っていると前方列車がやってきました。
路側に車を停めて、通り過ぎる列車を眺めながら小休止。
カメラを向けると"ポー！ポー！"と汽笛を鳴らしてくれました。

☆UFOの街　ロズウェル☆

アルバカーキーから３時間。ロズウェルに到着しました。
ここに立ち寄ったのは、道中で一番大きな町で、買出しと昼ごはんを兼ねた休憩が目的です。

ここロズウェルは、1947年に近くでUFOが墜落して米軍が回収したというロズウェル事件で有名になった街です。

半世紀以上たった今でもロズウェルは街をあげてUFO推し。
街灯もご覧の通り宇宙人。

☆ロズウェルの街並み☆

道路にも宇宙人

☆ロズウェルの街並み☆

レストランにもシェフの宇宙人

☆ロズウェルの街並み☆

メキシコ料理店にはメキシカン風の宇宙人

☆マクドナルド☆

ＵＦＯの形をしたマックがあると聞いていたので行ってみました。
実物はＵＦＯと呼べるような代物ではなく残念な感じです。

店内には宇宙遊泳をしているドナルドがいます。（カバー写真）

☆ロズウェルUFO博物館☆

UFOマニアではありませんが、なんちゃって感が満載のUFO博物館に興味あり。
入場料＄５を払って見学します。
ちなみに年パスまであって＄１８。

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆ロズウェルUFO博物館☆

エントランスは以外にシンプル。

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆ロズウェルUFO博物館☆

でも、展示室に入るとご覧の通り。

「宇宙船から降りてきた宇宙人」の再現

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆ロズウェルUFO博物館☆

「保存されている宇宙人」の再現

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆ロズウェルUFO博物館☆

「解剖される宇宙人」の再現

なんて感じで、プッ...（笑）

UFOに関するパネル説明があったり、昔のUFOに関する新聞やUFOを題材にした映画のポスターとかも展示されていて、真面目にUFOについて研究をしているみたいです。

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆UFO博物館ギフトショップ☆

博物館に併設されているギフトショップです。
宇宙人グッズをいろいろ売っています。

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆宇宙人のぬいぐるみ☆

ドラえもんのコピー商品のようなクオリティーの低いぬいぐるみが置いていました。
似ている、似ていないの話ではなくて、大きさとか形がまちまちです。
良く言うと、この世に二つと無い珍品です。

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆ロズウェルUFO博物館☆

自販機にもこだわりの宇宙人が・・・・

ロズウェルUFO博物館 博物館・美術館・ギャラリー

☆ランチ☆


ロズウェルに立ち寄った一番の目的は、お昼休憩と買出しでしたが、
UFO博物館がイイ意味で期待を裏切り、時間を要してしまいました。

しかたがなく、昼ごはんはスーパーのデリで売っていたチキンサラダで済ませ、
押していたスケジュールを回復。

☆本日のお宿☆

まだ日が高い15時に本日のお宿があるカールズバットに到着。
今宵はイベントが待っているので、早めにホテルにチェックインします。

予約していたのは"エコノロッジ"
ここもモーテル系チェーンで、ホテルズ・ドットコムから予約しました。

☆エコノロッジ☆

２階建ての建物がＬ字に配置されていて中庭にプール。
中庭側と駐車場側の部屋が背中合わせにあるので、見た目以上に部屋数があります。

チェックインのとき、部屋のリクエストを聞いてくれたので、
「１階、中庭側、だけど駐車場に近い部屋」を希望したら、
リクエストどおりの１階角部屋を用意してくれました。

ラッキー！

☆エコノロッジの部屋☆

クイーンサイズのベットが２台とテーブルセット。
１泊だけなので、十分な広さです。

☆エコノロッジの部屋☆

別角度で部屋の写真。
家具と同系色なので見分けが付きませんが、
冷蔵庫と電子レンジもあります。

☆カールズバッド洞窟群国立公園☆

ちょこっとガイド

公園には現在見つかっているだけで119の洞窟があって、その一つ「レチュギア・ケイブ(Lechuguilla Cave)」は、全米で一番深く(1,604フィート；489メートル)、長さは世界第5位(126.1 miles；203 km)です。

観光客は、公開されているエリアならガイドなしで自分で見て回ることができます。
パーク・レンジャーが案内するツアーに参加すると特別なエリアに入ることもできます。
洞窟へは徒歩、または、エレベーターで降りることができ、帰りは全員エレベーターで地上に戻ります。

また、夕暮れになると、洞窟の住人である約100万匹のメキシコ・オヒキコウモリが巨大な群れとなって洞窟を飛び立つショーも有名です。

カールズバッドの町からUS62を南西に30分、国立公園の標識にしたがって右折。
Whites City（ホワイツ・シティー）の小さな町を抜けるとカールズバッド洞窟群国立公園のエントランスがあります。

☆ビジターセンター☆

公園エントランスからビジターセンターまでは約10分
ビジターセンターは小高い山の上にあるので、周りを一望することができます。

☆チケット売り場☆

ビジターセンターに入ると、右手にチケット売り場があります。
ここで洞窟への入場料やレンジャーツアーの代金を支払います。
ここのパークフィーは他の国立公園と少し違っていて、公園に入るのは無料で、洞窟見学が有料になっています。

明日、"King's Palace"のレンジャーツアーに参加します。
朝からバタバタしたくなかったので、今日のうちにチケットを受け取ります。
ネットで申し込みと支払を済ませていたので、バウチャーを見せるだけでチケットを受け取ることができました。

レンジャーツアーの空き状況がモニターに表示されていました。
明日のツアーはどれも完売。
「時間があったら当日申込み」はキビシイかも。

ちなみに
洞窟の入場料は＄１０／人
"King's Palace"ツアーは＄８／人＋洞窟入場料

☆洞窟へ降りるエレベーター☆

17時前でしたが、チケット売り場の人が「まだ洞窟に降りれるヨ」と教えてくれました。
この後のイベント「コウモリの大飛翔」まで２時間ぐらいあるので、洞窟を見学することにしました。

このエレベーターで地下500mまで一気に降りることができます。
でも、洞窟の内部を紹介するのはお預け。

☆コウモリの飛翔☆

ここカールズバッド洞窟群国立公園の見処は洞窟だけではありません。
夏の毎夜、幻想的な現象を見ることができます。
その主役は、洞窟の住人であるコウモリ（メキシコ・オヒキコウモリ）
夕暮れになると洞窟から飛び立ち、ディナーに出掛けます。
その数はなんと100万匹。

コウモリの飛翔が見学できる円形ステージに行ったのは19時頃。
まだ数十人しかいませんでしたが、19時30分過ぎにレンジャーの解説を始めた頃には満席になりました。

レンジャーの解説はコウモリの飛翔が始まるまで続きます。
子供達が次々と手を挙げて、レンジャーへ質問をします。
さすがディベートが生まれた国。こんなに小さいうちから鍛えられているとは・・・

☆コウモリの飛翔☆

19時45分頃、皆が頭の上で手を回し始めました。
コウモリの飛翔が始まったサインです。

コウモリは、渦を巻きながら洞窟の上空まで上がり、夕暮れの空へと飛び立ちます。
まるで流れる川のように

残念ながらコウモリの撮影は禁止されているので、
ビジターセンター内にある記念撮影用のコウモリでガマン。

☆コウモリの飛翔☆

コウモリのショーは、30分から日によっては数時間続きます。
この日は、１時間を過ぎてもまだコウモリの飛翔は続いていましたが、
コウモリが向かう東の空が暗くなってきたので、席を立ちました。

写真は円形ステージから駐車場に向かう途中で撮りました。
もちろんコウモリがいない場所です。

☆今日の晩ご飯☆

カールズバッドの町に戻ったのは21時半を過ぎていました。
レストラン探すため大通りを車で流しましたが、どこも営業していない様子。
明かりの付いていた店に入ってみると「今日は日曜だから店閉めるの早いの」と追い返され・・・・
仕方なく、まだ開いていたスーパーマーケットで晩ご飯を調達しました。