黄金の環の歴史ある宗教都市スーズダリ

2015/05/17 - 2015/05/17

ウラジミールから北に３５ｋｍにあるのどかな田園地帯にある街です。
歴史のある街で、１１世紀にはスーズダリ公国の首都、
１２世紀にはウラジミール公国の首都であった歴史もあります。
街は歩いて回れる小さな街ですが、街のあちこちに教会、修道院があり、
宗教都市と呼ばれるのもうなずけます。

エリア その他の観光地(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0

スーズダリは黄金の環と呼ばれる
モスクワ近郊の歴史ある街のひとつです。

宿泊したホテルです。
１９７０年代の社会主義時代に建てられたもので、
不必要にりっぱです。

ロビーが馬鹿でかいです。

ホテル名はスーズダリホテルです。

ホテルのまわりをぶらぶらと歩いてみます。
ホテルは街の北端ですが、
田園地帯で散策には楽しいです。

田園風景と古い教会の建物と絵になる風景です。

社会主義時代を過ぎているので
名もない教会はかなり朽ち果てた感じがあります。

民家です。
みんな木造りの家です。

名もない教会ですが、
街や街はずれには多く見かけました。

民家です。

５月で新緑がきれいでした。

この地方の民家の特徴は家の窓枠に装飾がされていることです。

こちらも家も窓枠に装飾があります。

カーメンカ川越しに
エフィミエフ修道院の城壁が見えます。

街の中央部を南北に流れるカーメンカ川です。
ゆるやかな川の流れです。

カーメンカ川とその対岸です。

街の北側にある
スパソエフィミエフ修道院へと向かいます。

エフィミエフ修道院の外観です。
砦のような城壁を巡らせています。

こちらがチケット売り場と入口のある城門です。

修道院の創設は１３５２年ですが、
現在のものは１７世紀以降に造られたものです。

修道院を取り囲んでいる城壁は
高さ８ｍ、長さ１．５ｋｍ、１２の塔をもつ城壁です。

立派な塔です。

対岸にはボクロフスキー修道院も見えます。

城壁沿いも景観がいいです。

城壁すぐのカーメンカ川です。

川沿いにはアレクサンドロフスキー修道院です。

城門の上に建てられた
ブラゴヴェシチエンスカヤ教会です。

修道院内に入り振り返りです。

修道院内には畑もあります。、
おもに薬草などを植えられていたそうです。

修道院内の中心を占める
スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂です。
７つのドームを持つ建物です。

墓所です。

クレムリンへと向かいます。
距離的には２ｋｍほどです。

街の南側にある教会と鐘楼です。

ヴァスクレシエンスカヤ教会です。
後ろ側には鐘楼の建物です。

黒いドームを持つ建物はピャニットツカヤ教会です。
冬の教会と夏の教会です。

スーズダリの街の地図です。
中央部を南北にカーメンカ川が流れています。

街の南側にあるクレムリンですが、
１１世紀に造られたという土塁が残っています。

クレムリンの中央部にある
ラジヴェストヴェンスキー聖堂です。
５つのドームを持つ白色の外観の教会で
１３世紀に建てられたものです。

すぐ近くにある鐘楼です。

白色の壁面には浮彫も見えます。

聖堂内には１３世紀に造られたイコンで埋め尽くされています。

巨大なイコノスタシスです。
金色に輝き荘厳です。

宝物のような
外観だけですが、高価な印象です。

天井にもフレスコ画があります。

入り口内側の横には
１３世紀に造られたという
金メッキで描かれた聖書の物語が書かれている
黄金の門があります。

敷地内には木造建築の
ニコーリスカヤ教会があります。

クレムリンの対岸には
緑色の屋根のイリーンスカヤ教会があります。

クレムリン内からすぐ目の前の
カーメンカ川へと歩きます。

カーメンカ川を渡ると
目の前には木造建築博物館です。

近在の木造建築物２つを移築したものです。

カーメンカ川です。

スカンジナビア半島でみられる
木造建築と似ています。
バイキングもこちらまで来ているので
似ているのはあたりまえでしょうか。

木造建築博物館から振り返ると
クレムリンの建物が見えます。