なぜかギリシャに４５日間　8日目　サントリーニに出航まで、アテネをそぞろ歩き。

2014/04/08 - 2014/04/08

当初の計画では、今日はピレウスに宿泊し、明日早朝にサントリーニに向かう予定だったのですが、突然のストということで、今日の夜の便でサントリーニへ行くことにとなりました。
さて、夜までたっぷりと時間があります。
アテネの街歩きは、毎日しても飽きないもの。
ここは、チェックアウト後も、ホテルに荷物を預けて、再びアテネの街に繰り出しました。
夕刻にはピレウス港のフェリーの中、夕暮れ迫るピレウスの港をながめながら、いざサントリー二に出航です。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

主人がいつも朝食後、タバコ吸いにタムロしていたベンチです。

この何気ない、寂れた広場というのが主人には向いているみたいです。
ここがアテネ一番のお気に入りだそうです。

部屋に戻ると、ホテルからのプレゼントが置かれていました。

ヘルメス ホテル ホテル

さて、チェックアウトの準備に取り掛かります。
まずは、昨日の夜に飲み干せなかったワインを整理します。

ヘルメス ホテル ホテル

チェックアウトも終えて、フロントに荷物を預けて、街に出ます。

朝食の時に働いていたホテルのスタッフ。
なぜかいつも無表情で、もくもくと働いていた、ちょっとさびしげな女性。
チェックアウトの折、偶然にもフロントでお会いできました。
精一杯のジェスチャーで感謝の気持ちを伝え、一緒に記念撮影です。

まずは、バザールに最後の買い出し。

ひとまず、ミトロポレオス広場に戻ります。

ここで、しばし主人の行動計画を待ちます。何だか興味深いモノ、発見？

何の実でしょうか。

主人の行動計画は、アクロポリスの周りを左周りで周回とのことです。なぜに・・

ほんの少し歩いた位で、すぐの休憩となりました。
歳のせいでしょうか。

否、私の水分補給のためです。
旅行では、早い時間から飲めて、幸せ、幸せ。

タベルナアクロポリスのご主人です。
朝から飲むネェといっているみたいです。
お恥ずかしながら、ご馳走様でした＾＾

こんないい名前、独占していいものなのでしょうか。

真剣に町歩きを再開しました。Pikilis通りです。

Vrisakiou通りに曲がります。

Vrisakiou通りで洒落た中庭の家を見つけました。

その中庭です。

こちら、Kladou通り。

賑やかなAdrianou通りで、観光トレインと遭遇しました。
人通りの多い中、人混みを掻き分けて通り過ぎます。

Adrianou通りを左手にアゴラを見ながら、西に向かいます。

この通り、ワンくん、とても多いのです。

土が恋しい、半自然志向派の犬。
夜型。

Ag. Asonmaton通りに入りました。
硬いベットがお好き？
二日酔いの犬？

ずぅーとワイドにすると、
やはり、飲みつぶれて寝てしまったようですな。

さて、犬の観察はさて置いて、先に進みますか。
Ag. Asonmaton通りに入り、この坂を上がっていくとアクロポリスの正面入り口に到着します。

通り沿いに、名も無い遺跡が結構あります。

こんな遺跡も。

アクロポリスの正面入り口に到着しました。
またしても、酔いつぶれのグループに遭遇です。
君たち、ここはパルテノン神殿の入場口、世界から多くの人が観光に訪れる場所ですよ。
酔っ払って、寝てしまって、恥ずかしくないのですか。

まっ、そんなにカリカリしないで、休みましょう。

近場にキヨスクがなく、下の通りまで行って買い求めました。
愛しき、アムステル様！

音楽堂に下る途中の泉。

下りきると音楽堂です。

音楽堂の中を覗きこみます。

イロド アティコス音楽堂 劇場・ホール・ショー

音楽堂のパノラマです。

ディオニシウ アレオパキトゥ通りで見つけた「Αρχαία Ρωμαική δεξαμενή」という遺跡。
苦労して、調べましたよ。

アクロポリス南側の入り口に着きました。
彼はしっかりと働いています。
ご公務、ご苦労様です。

こちらもディオニシウ アレオパキトゥ通り。

ディオニシウ アレオパキトゥ通り 散歩・街歩き

アクロポリ駅近くのスブラキ屋さんで昼食としました。
Ο Γύρος που Γυρεύειςというお店、こちらも調べましたよ。

勝手にビールは取り出す自己申告制です。
愛しき、アムステル様をいただきます。

突然入ってきた、子供の集団に店内は騒然となっています。

外に退散です。
午後の４時近く、この辺りは地元と思われる人で相当の賑わい。
昼、夜、どの時間帯の食事なのでしょうか。
平日のこの時間にこれだけの人がいることが不思議です。
皆さん、お仕事していますか。こちらに来て、まだホワイトカラーらしき人に会った記憶がございません。

ポイ捨て、するな！！

解りますか？煙草のフィルター部分が・・こんなにたくさん・・

アクロポリ駅近くで。

再び、ディオニシウ アレオパキトゥ通りに戻り、先に進みましょう。

アドリアノス門のある大通りにぶつかりました。

大通りではつまらないと、また路地に戻っていきます。
Pittakou通り。

Periandrou通り。

Monis Asteriou Tsagkari通り。

アテネで初日に行ったTransfiguration 教会に再び着きました。

教会の横から

Kodrou通り。

突き当たりのKodrou通り。

Xenofontos通り。

店内を撮らしていただきました。

Nikis 通りで見かけたお寿司屋でーす。
ツレ、丼飯を、ホテルで食べていたので、恋しくならないみたい。
カツどんが食べたいと、申しています。

シンタグマに到着しました。寝ていると轢かれますよ。

このような状況です。

こちらのワンくん、寂しがり屋。
きっとこの位置が落ち着くのでしょう。

ただ今、デモの最中。
やはり経済危機は大変です。

遠く離れた異国の観光客にとっては、やはり人事なのでしょう。
気ままに、マッタリしててよいのでしょうか。

シンタグマ広場 広場・公園

うむ、止む無し。
酒税で、多少なりとも貢献しましょう。

さて、エルムー通りを通って、ホテルに荷物を取りにいきます。
ピレウスに向かいましょう。しばし、アテネとはお別れです。

ピレウス港。スーツケースを転がしながら、目的のゲートを目指します。

立派なフェリーが見えて着ました。
この船がサントリーニに向かいます。
エスカレーターがあり、素敵なロビーやレストラン、とても感激したのですが、
この程度は当たり前、その後に乗船したクレタのフェリーは、ますますもって豪華でした。

ところで、フェリーの切符の手配は、インターネットで見つけたＶＩＶＡ　ＧＲＥＥＫＥというギリシャの旅行社を利用しました。今回のストによる欠航、そして代便のお知らせ、再予約など、本当によく対応していただきました。
ただ、メールによるやり取りが英語だったことで、主人は、翻訳ソフトと葛藤し、ずいぶん苦労しましたが、何とか無事すませることができました。英語が苦手な私たちですが、何とかなるものです。

デッキへと向かいます。
ところで、この船の後部デッキノドアに、「引」の文字を発見。この船は日本船の中古なのでしょうか？
それにしても、ここは「押」でしょう。それとも閉めることを想定しての「引」なのでしょうか。

まだ、夕刻となれば肌寒い時期。
こちらの人気はないようです。

後方デッキから見渡すピレウス港、夕焼けがとてもきれいでした。

夕日に映える教会も、素敵。

見たぁー？
本日、愛しきアムステル様との出会い、多々ありまして。

真下では車の乗船が始まっています。

この家も乗るのでしょうか。
手前のコンテナ、荷物預かりでした。
他の人のブログで、最近わかった次第です。

反対側の後部デッキ、車の列が続いています。

フェリーの旅、絶対にお勧めです。
恐怖の飛行機、きっとプロペラで、ガタ揺れ。旅情もあったものでありません。
一泊の宿代、節約できるし、シャワーを浴びて、デッキでの一杯、格別ですよ。

日も落ち、港は明かりがつき始めています。
まだまだ、長蛇の列が、これらの車も乗るのでしょうか？
寒くなって来ましたし、ビールも切れたので、船内に戻ります。

船内のレストランで食事。
とても、こってり、でも不味くない。結構いけます。

決め手は、コレ。
ミトスに、浮気。

部屋に戻って、しばし団欒、就寝とします。
さて、眠れますか。
隣の会話がとてもよく聞こえる、ベニヤ一枚の壁でしょうか、耳栓はお忘れなきように。
隣室の方、私のいびきで、かなりのご迷惑、申し訳ございませんでした。

愛しき、アムステル様。
おやすみなさい。

次に続く　http://4travel.jp/travelogue/11032657