2015/07/01 - 2015/07/01
19位(同エリア51件中)
無知無謀さん
2015年06月22日(月曜日)から07月03日(金曜日)まで11泊12日(機内泊1)で、個人手配による夫婦の南イタリアの旅を楽しんできました。
最近は、イスラム旅行の安全面、中国・韓国旅行の不人気から、旅行対象が絞られているのではないでしょうか?
さて本旅行記は11本の観光編と2本の総集編、番外編で構成しています。
ところで、今回の旅行を終えて、観光以外の印象、気のついた点を3点上げておきます。
① 意外でしたが、南イタリアでは英語が通じない。私達も拙い英語レベルですが、それ以上に通じない。北イタリアとは異なります。
② しかし、南イタリアの方は非常に親切。言葉以外で必死にコミュニケーションをとっていただける。
③ 今回も書籍「地球の歩き方2014/2015」にはお世話になりましたが、意外と情報が古い。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2015年7月1日水曜日
今日はアルベロベッロ周辺3都市を回ります。
まずは、朝食前に、再度ポポロ広場の展望台から写真を -
朝食は、ホテルが提携しているレストランで。
ホテルは複数軒のトゥルッリを所有(提携?)していますが、それぞれ(多分)離れており、朝食は提携しているレストランで。
ここで、一般のお客さんと一緒に朝食かな?
(このような仕組みの朝食は、初めてでしたので、・・・)。 -
実際には、地下でした。
ここは、私たちのようなお客のみで、ブッフェ方式の朝食でした。
宿泊したトゥルッリからレストランまで歩く必要がありますが、通常のホテルの朝食と変わりはありません。ただ、朝食は8時からですので、翌日のように早朝スタートする場合は、利用できないと言う欠点はあります。 -
朝食後、再び、展望台へ。
久しぶりに日本のツアー客。
それも、熟年ツアーではなく、若い方々のツアー。
それにしても、日本の観光客の服装の何と落ち着いた色合いの事!!(韓国ツアーの・・・・) -
本日は、3都市を回ります。
アルベロベッロの隣が、ロコロトンド、その隣がマルティーナ・フランカ、そして、交通面では、乗り換え、隣が、チステルニーノ。
この3都市は、地球の歩き方の推奨3都市であり。他の方の旅行記でも薦めていましたので、今回の旅行企画に入れました。
3都市共に、電車と徒歩で回ることは可能ですが、それぞれ、電車の本数が少ないこと、乗り換えの効率面、そして、駅から観光ポイントまでの徒歩で簡単に回れるか等を考慮し、電車とタクシーを併用しました。 -
まず、電車で(ロコロトンドを通過し)マルティーナ・フランカへ行き、観光後、タクシーでチルテルニーノへ。観光後、再び、タクシーでロコロトンドへ。
ロコロトンドからは電車でアルベロベッロに戻るプランです。
写真は、アルベロベッロ駅。
有名な観光地アルベロベッロですが、こんな小さな駅です。
一日の乗車客数は? -
まず自動販売機で、チケットを購入。
出発駅(これは、アルベロベッロですから簡単)と目的駅(アルファベット順に出てきますので選択)を選び、人数等をいれると購入できます。
右の黄色の装置は刻印機。チケットをここに通し、乗車日、時刻を刻印します。私たちにとっては、これを忘れがちです。 -
今回の旅行でポッツォーリでは、売店で乗車券を購入し、そのままホームへ。刻印していないことに気づき、再度、売店近くの刻印機へ戻った記憶があります。
かつ、この刻印機、意外とうまく稼動しません(刻印するのに苦戦します)。一回でうまくいったためしがありません。
わざわざ、チケットの入れ方を手書きの矢印で記しています。
事実、ここの刻印機は一枚はうまく刻印できましたが、もう一枚苦戦。地元の方にも助けてもらいましたが、結局は、駅構内のもう一台の刻印機へ。 -
ホームにあるトイレ。
利用する場合、駅員に鍵を借り、トイレに入ります。
それだけ、乗客が少ないと言うこと。
ロコロトンドでも全く同じトイレでした。 -
反対方向のバーリ行きの列車が来ました。明日は、この方向です。
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マルティーナ・フランカに到着。
白い石灰岩や大理石で作られたバロック様式の建物が多いため“白いバロックの町”という異名を持つ街。
ここから、ドゥカーレ宮殿までの道を、5回ほど地元の方に聞きながらたどり着きました。
聞きながら?
当方は英語で質問。多分、地元の方は、ドゥカーレという言葉のみ聞き分ける。
地元の方は、イタリア語で答える。当方は、全く分からないが、指差す方のみ読み分ける。 -
ドゥカーレ宮殿の門(サント・ステーファノ門)。
この門の隣がインフォメーションセンター。
地図をもらい、散策スタート
この門を通り、右側へ行くと入り口のようです。 -
インフォメーションセンターでもらった地図
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宮殿の入り口は工事中。
特に入り口の案内も無く、なんとなく入りにくい雰囲気。
一時は、断念しましたが、周辺の人に聞き、やはり入場しました。
階段を上ると、入り口に案内机があり、2名の方がおりました。
ということで、宮殿の中を回りました。
写真のような絵で囲まれた部屋がたくさんあります。
現在は、市役所にもなっているようですが、その入り口はどこだったのかな? -
「公爵の礼拝堂」、昔の貴族の館は内部に礼拝堂がある作りが多かったそうです。
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部屋の写真をもう一枚
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イチオシ
ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り。
アルベロベッロにも同じ名前の大通りがあります。
ヴィットリオ・エマヌエーレは、イタリア、サヴォイア家に見られた名前だそうです。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はイタリア王国の初代国王だそうです。
そう言えば、ローマにもヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂がありました。 -
プレビシート広場と(右に壁だけですが)サン・マルティーノ教会
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サン・マルティーノ教会
町の守護聖人の名を冠した教会で1747年建立。
内部も外部も白大理石。
壁は、天使や聖人像で彩られており、豪華なバロック建築の典型
帰国してから調べたところ、ファサード中央、物乞いに自分の着ていたマントを割いて与える聖マルティーノの彫刻がありました。
(拡大するとわかります)。 -
教会内部
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プレビシート広場
右に時計塔が見えます。
大理石の壁の装飾。バロック方式の建築の特徴でしょう。 -
もう1枚
この教会の形は、マテーラの教会とも似ています。
典型的な形なのかな? -
ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りを進みます。
お土産屋さん、洋服屋さん、アクセサリー屋さん等が軒を並べています。 -
アマルフィやマテーラと同じような電飾。
ここも、夜は、綺麗な照明かな? -
ここまで来て、計画では、プリンチペ・ウンベルト通りへ進みたいのですが、どの道かわからず。地元の人に聞いても、英語が通じず、わかりません。
適当な道を進みました。 -
適当な道を進み(もちろん、間違っていました)、その結果、たどり着いたのがカルミネ教会。
実は、この教会は、町から少し離れており、省略する予定でした。
しかし、来てしまいましたので、中に入ります。 -
イチオシ
なんとなんと結婚式です。
-
イタリアの結婚式です。
もっと近づきたいのですが、さすがに遠慮しました。
なお、クーポラの格間(ごうま、天井)の美しさが有名だそうですが、当日は、天井に目が行かず、前方のみ。 -
しばらくすると、参列者が出てきました。
正装の人もいますが(近親者かな?)、意外と普段着。
新郎新婦を待ちますが、写真撮影などでなかなか出てきません。
諦めました。
当方にも、本日の計画がありますので。 -
この門から入る道が、プリンチペ・ウンベルト通りです。
-
こんな道を進みます。
-
バロック建築の建物が並んでいます。
サン・ドメニコ教会
様々な表情や仕草をした天使が舞う、バロック様式のファサードは有名です。 -
中に入って一枚
さー、もと来た道を戻ります。
ドゥカーレ宮殿の外へ出たところに(宮殿の建物の一部)インフォメーションセンターがあります。
そこで、チステルニーノへ行く為、タクシーを呼んでもらうことにしました。
若い女性のスタッフの方が何人かおられますが、例によって英語が通じない。幸いにも奥におられた1名の方が英語が話せて何とか解決。
タクシー会社と話をしていただき、20ユーロでどうかということで、交渉成立です。 -
両都市間は10km強です。
タクシーから降りる際、観光後、次にロコロトンドへ行きたいので再度来て頂くよう頼みました。またまた運転手に英語が通じず、多分手振りとロコロトンドと言う地名でコミュニケーションができたのだと思います。
「3時に、ここに来てください」。
この数字のスリーが通じず、紙に15:00と書いてやっとこ時刻が伝わりました。ちなみに紙に書いて値段は25ユーロ。ほぼ同じ距離ですが、一度マルティーナ・フランカに帰り出直すと、そんなところか。
写真はタクシーを降りた付近の公園での南イタリアの若者を一枚
まずは、マルティーナ・フランカと同様、インフォメーションセンターの場所を聞いたところ、クローズとの事。
(ちなみに、クローズは休日なのか、この時間お昼寝タイムでクローズなのかは不明)
そこで、それらしき(?)方向へ散策 -
ある方の旅行記で旧市街を示す「チェントロ」と言えば、教えてくれますよとの事でしたので、早速地元の方へ
何とか通じたようで、たどり着きました。
写真は「チェントロ」(旧市街)の入り口 -
イチオシ
ところで、チルテルニーノは高台にある街で、狭い道が入り組んでいる、「白い迷宮」と言われています。
-
白い迷宮 その2
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白い迷宮 その3
多分観光客 -
この「おばーさん」、小道を守る見張りかな?
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広場と教会
ほとんど人はいません。 -
ところで、今日は水曜日
旧市街は、あまり人が住んでいないのかな? -
この通り、一人も歩いていません。
もっとも、先ほどタクシーで降りたところにドラッグストアがありましたが、そのお店は13時から17時はクローズ
だから、この通りのお店も閉まっているのかな?
皆さん、自宅でお昼寝? -
遅い昼食を頂くため、再び白い迷宮へ
-
その時、結婚式を済ませた(?)新郎新婦の写真撮影(?)
(ちなみに、マルティーナ・フランカのカルミネ教会での新婚さんとは違うと思います。 当たり前ですが、念のため)
この2名以外は、撮影している3,4名しかおらず、近親者や友人がまわりにいるわけではありません。
これもイタリアの結婚式のスタイルの一つですかね?
わかりません。
撮影しているスタッフの方が、私たちに写真を撮れ撮れというので、このように写しました(もっとも、アップせよとは言われませんでしたが、・・)
帰国後、少し調べました。
それによると、イタリアの結婚式のシナリオは、挙式→歴史名所などへ移動しての写真撮影(所要2時間程度)→レストランへ移動してのレセプション(=披露宴)
となっているようで、この2時間の写真撮影の部分だったようです。 -
白い迷宮を広場を中心にパノラマ写真で
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イチオシ
レストラン
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時計塔
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この付近で、約束の3時を待ちます。
やってきましたタクシーが。きっちり3時に。
尚、タクシーと言っても、タクシーマークやメーターはありません。でも、マルティーナ・フランカのインフォメーションセンターの紹介ですから、・・・・。
それでは、タクシーで3都市の最後、ロコロトンドに向かいます。
ちなみに、ロコロトンドは丸い(rotondo)場所(loco)という意味です。 -
ロコロトンドでは地図(この後でインフォメーションセンターでもらいました)のアルド・モーロ広場の駐車場で下ろされました。
付近に誰もいません。
運転手は指を指し、観光ポイントはあっちと。
だったらそこまでタクシーで行ってと思いますが、・・・・
ちなみにアルト・モーロとはイタリアの政治家の事みたいです。
この建物(多分役所)にも入りましたが、清掃の方のみおられました。 -
インフォメーションセンターは歴史的市街区の入口に当たるヴィットリオ・エマヌエーレ2世広場(Piazza Vittorio Emanuele II)にあります。
(本旅行、3回目のヴィットリオ・エマヌエーレです。)
職員の方でしょうか、2名いました。
1名は、ベテランですが、もちろん英語は駄目
若い女性はOKでいろいろ説明してくれ、地図などをくれました。 -
インフォメーション広場でいただいたパンフレット。
ちなみに、一番上の写真は、マードレ教会(Chiesa Madre)を中心に白い石灰岩でできたできた建物が周りを取り囲んでいます。インフォメーションセンターの若い方の説明によると、このような風景は、マルティーナ・フランカから見えるそうです。
そうだったの? -
まずは、高台のVilla Garibaldiへ
Villaとは、大邸宅との意味だが、よくわからず。
実際には、公園ですが、・・ -
ここから見た周辺地域。
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トゥルッリも見えます。
トゥルッリはアルベロベッロの専売特許ではなく、この3都市にはありました。プーリア州に多いのかな? -
それでは、ロコロトンドの街へ散策スタート
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ロコロトンドの町は、手入れが行き届き、花や緑があふれています。これ、イタリアの町では珍しいことだそうです。
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もう1枚
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今回の旅行で対照的なナポリ中央駅付近
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町の中心、バロック様式のマードレ教会。町の頂にあるので遠くからの目印だそうです。
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内部です。
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もう1枚
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ロコロトンドの白い家とお花
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イチオシ
旧市街の入口にあるかわいらしい時計塔。
バロック様式(壁の装飾)の建物(左側)とこの地方独特の石灰岩で作られた建物(右側)とのコントラストが美しい。 -
インフォメーションセンターのベテランの方が、最も綺麗な教会だから是非見学するよう言われていましたChiesa Madonna della Greca。
でも閉まっています。
入場できない教会について「是非見学せよ」と言うな!!
と思っていましたが、帰国後考えると、例によって、イタリアの閉館時間かな(13時ー17時)とも思いました。 -
イチオシ
モレッリ邸(Palazzo Morelli)の装飾は豪華です。
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ロコロトンドの周囲
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白い街を3つ寄りました。
結構歩きましたので、これにて終了。アルベロベッロに戻ります。 -
もらった地図に従いロコロトンド駅へ。
時刻表は持っていましたが、駅までの道を迷うと困るなと早めに行ったのですが、あまりにもすんなりと着いてしまいました。 -
時間をつぶすため、駅前のカフェへ
-
アメリカンコーヒーを注文しましたら写真のようなものが、・・・。
空の紙コップ、お湯、ミルク、そして多分エスプレッソ。
多分自分で、濃さを調合せよ との事。
思い出しますが、20年ぐらい前、初めてフランスへ行った時、コーヒーと注文するといつも極小のカップで濃いコーヒーが、・・・これ何? と思った記憶があります。
フランス、イタリアでコーヒーと言うと、エスプレッソが出てくるのを知りませんでした。
お湯で、自分の希望するアメリカンにするようです。 -
しかし、イタリアには小型車、軽自動車が多いのに驚きます。
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ロコロトンドから一駅先のアルベロベッロに戻ります。
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アルベロベッロでの夕食は「Casa Nova」
日本人の旅行客は「地球の歩き方」や「るるぶ」に掲載されているレストランに寄るようです。
散策中は、あまり、日本人にお会いしませんでしたが、若いご夫婦に昨夜も今夜も(異なったレストランなのに)お会いしました。 -
ここでも、前菜盛り合わせをいただきました。
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夜のトゥルッリを2枚
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さー本日で南イタリア旅行も終了です。
明日は、帰国します。
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