2015/05/20 - 2015/05/22
88位(同エリア420件中)
captainfutureさん
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- クチコミ7件
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ルーマニア山間部・僻地マラムレシュ地方の写真集「羊の地平線」(みやこうせい著)に衝撃を受け、1992、1993年に歩き回って以来、22年ぶりに再訪。
当時の中世の風俗風習を色濃く残した村人の生活はさすがにガラリと変わっていたものの、人々の旅人をもてなしてくれる優しい心はまだまだ健在、懐かしい人々にも再会、5/20〜6/14までの26日間、祭りの日に合わせ、この地方を中心に、クルージュ・ナポカ周辺地方ハンガリー系村も併せ、旅して来ました。
1L(ルーマニア・レウ)≒ \30
= 2015年5月20日(水)〜22日(金)=
成田発 夜便でカタール経由ルーマニア首都ブカレストへ。 カタールではトランジット時間に首都ドーハの2時間ツアーに参加。 ブカレストからは夜行バスでクルージュ・ナポカへ。
クルージュ・ナポカ周辺には、昔ながらの生活スタイルを守るハンガリー系村が多い。 この街の西方はカロタセグ地方、北東はメゼーシェーク地方と呼ばれ、同じハンガリー系でも民族衣装が全く異なる。 今日22日は、24日(日)の聖霊降臨祭に出席したく、そのメゼーシェーク地方の代表的な村とされるシク村へ22年ぶりに向かいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回の宿泊ルート:
2015年 5/20 成田 Tokyo、カタール Qatar、ブカレスト Bucharest → /22 シク 村 Sic → /27 シゲット・マルマツィエイ Sighetu Marmatiei → /29 ポイエニレ・イゼイ村 Poienile Izei → 6/4 オクナ・シュガタク Ocna Sugatag → /8 クルージュ・ナポカ Cluj-Napoca→ /14 ブカレスト Bucharest、カタール Qatar → /15 成田 Tokyo
上記を拠点に、周辺の村を訪問。 ピンク色がマラムレシュ地方。 -
5月20日(水)カタール航空 QR807便 成田22:20 → ドーハ翌04:15
(3月6日にJTBのHPで 成田・ブカレスト往復を諸税込\62,400で購入)
カタール航空、カウンターもCAも親切丁寧。 この便が最後で空港内は既にひと気 無し。
空港で120ユーロ両替。 銀行\138.18/Eに対し、お得な隣接の両替商で\138.03/Eで両替。 -
上右 : 座席は3:3:3。 エコノミーだが座席幅、足下もゆったり。 映像コンテンツも豊富 9時間フライトだが、快適。 今ハマっているダウントンアビーを見る。
上左 : チケットもホルダー入り。
下 : ロゴ入りアイマスク、歯ブラシ、耳栓、靴下のセット。 -
カタールまでの9時間フライト スタート♪
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上 : 離陸1時間後に夕食、洋食を選ぶ。 「クスクス入りアプリコット サラダ」は初めての味、「チキンのマッシュルームソースがけ」とも美味しい。
下右 : お代わりに和食をと思ったが、品切れ。 もう一回、洋食。 お代わりとも美味しく頂く。
下左 : 表紙もカッコイイ メニュー。 エコノミーにまであるシャンパンを開けてもらう。 私だけのために別の場所でポンと栓を抜きに行ってくれた。 -
CAにエコノミーなのにミスター○○とフルネームで声を掛けられる。
機内サービス・アンケートのお願いとのこと。 表紙には私のフルネームと座席番号。 くじ運?がいいのか、前回の中国東方航空でも同じことがあった。 -
上右 : 希望者には夜食のスナック。
上左 : やはり喉が渇くので何度も飲み物を。 ブランデー入り紅茶。
下 : 先程、夕食でお代わりまで頂いたがお腹が空いたのでその旨伝えると、CA用の食事を出して頂いた。 -
上 : 機内照明が明るくなって朝食、洋食「チキンソーセージとピーマンの卵料理」を選ぶ。
下 : お代わりに和食「魚としめじのお粥」。 どちらも美味しく完食。
ここでもシャンパンを頂いた。 -
上右 : 到着1時間前のAM3時。 現在、ドバイ上空のよう。
上左 : イスラム聖地カーバ神殿の向きも。 1日5回礼拝のムスリム用に。
下 : 夜中3時でもこんなに明るい。 -
定刻 04:15にドーハ空港着。 日本との時差6時間。Doha Qatar
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電光掲示板。
上 : 携帯会社のCM
下 : ドーハ金融街をバックに銀行のCM -
空港中心のインフォセンター。 夜中なのに、人の往来も賑やか。 2014年5月完成で、どこもピカピカキラキラ。
民族衣装の白いワンピース「カンドゥーラ」姿を見て、カタールに来たんだと実感。 広大な空港内でこの衣装の人はここと、あと税関のみだった。 働いているカタール人はこれだけ?、後は皆外国人のようだった。 -
次のブカレスト行き乗継便 13:10まで約9時間。 08:00発のドーハ・シティー3時間ツアー(無料)に申し込む。(一日4回開催。 熊のぬいぐるみ左手のずっと先に受付。)
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最後に乗り込むと、図らずも最前席。
約30名で日本人は私入れて2人。 カタール航空運営でビザ免除、添乗員が案内。 -
上 : イスラム芸術博物館。 砂漠の国に芝生の緑、ヤシの木が風にそよぐ。
下 : コルニーシュ海岸通り。 ペルシャ湾沿いにモニュメントや噴水が転々と。 -
降車して、ペルシャ湾に面した高層ビル群を眺める。 海の色が綺麗だった。
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市内中心地へ。 三代前までは、ほとんどが遊牧民だったとのこと。
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老若男女が見詰める先には、「感謝と忠誠の旗」( Flag of Gratitude and Loyalty )の文字。
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2回目の降車。 カタラ文化村。
上 : 無数の穴から鳩が出入りしている鳩小屋。 食用とのこと。
下 : 隣接するモスク。 ミナレットの上にはアザーン用らしき拡声器。
http://www.katara.net/english/ -
円形劇場。 下は添乗員のネパール人ラジさん。
アッサラーム・アレイコムと挨拶してみると、オレはネパール人でヒンズーだよと。 ナマステと挨拶。 車内でもジョークを挟みながらカタールのことを色々と解説してくれる。 今年4月のネパール大地震では現地に残した家族は大変、帰省したいが休暇は来年夏まで取れないとのこと。 -
右の看板によると、ここで2日後に昔の漁のやり方を偲んで再現するセレモニーが行われるらしい。
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右上 : カタラ・アートセンター。
右下 : 配布されたクエート産ポット水。
左 : カタール版 「見ざる聞かざる言わざる」の「言わざる」。 -
ラジさんによると、月収はカタール人が4,000ドルに対して、我々外国人労働者は2〜300ドルだとこぼしていた。
あのアルジャジーラ放送局はここカタールが本拠地。 途中遠くに、あれがそうだと高いアンテナ群が指差してくれたが撮り損ねてしまった。
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3回目の降車。 旧市街のスーク・ワキーフ(ワキーフ市場)にて、30分間の自由時間。 上部にはカタール国旗。
http://www.visit-qatar.jp/spot/souq-waqif.html#img/souq-waqif/01.jpg -
外国人労働者ふうばかりの中で、民族衣装の白いワンピース「カンドゥーラ」姿のカタール人発見。 日本からだと告げると、付いておいで、と手振り。
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くねくねした狭い路地を付いて行くと、
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この建物に到着。
看板の「 Al Dama 」とはこの土地の「伝統的ゲーム」とのこと。 -
中はサロンふう。
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このサロンはメディアにもたびたび取り上げられているらしい。
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どうやらここは日本でいう町の碁会所の様。
真ん中の人以外は皆、アイロンの折り目もキチンと付いた仕立ての良い「カンドゥーラ」姿。 カフスもおしゃれ。 -
ミントの香り高いチャイまでご馳走になってしまった。
ほとんどの労働は外国人に任せて、日がな一日こういう暮らしをしているのかなあ。 -
カタールで採れる魚
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集合時間まで残り5分。 お礼を言い、大慌てでここを出る。
とうとう名前も聞けず10分程しか居られなかったが、カタール人の暮らしを少しだけ覗かせてもらえて良かった。 今度アラビア圏に来たら、あの頭巾(カフィーヤ)を被ってみたいなあ。 -
表に出ると、どこも似たような路地。 帰り道を思い出しながら、ギリギリ集合場所へ。
写真は途中の仕立て屋さん。 ここも快く撮らせてくれた。 -
上 : ツアー終了。 ちょうど3時間後の11:00に空港着。 他にも色々な名所を通ったが、撮り損ねてしまった。
下 : カタール航空 QR223便 13:10ドーハ発、18:05ブカレスト着。 -
チラリと見えた操縦席。
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13:10ドーハ発、18:05ブカレスト着の5時間のフライト。 カタールと、現在サマータイムのルーマニアとは時差無し。
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上 : 昼食ではチキンを選ぶ。
下 : お代わりのビーフは残っておらず。 代わりにベジタリアン用を、日本食に似ていますよと、持ってきてくれた。
CAは親切なマレーシア人とタイ人。 -
定刻 18:05、ブカレスト着。 日本とは時差5時間。
確かに見覚えある空港。 22年振り、懐かしい。 -
上 : お世話になった QR223便。
下 : こちらは見覚えないけれど、その後にできたか。
いつまでも私が撮影で動かないので、監視TVを見ていた?空港職員が無線片手に迎えに来てくれた。 話好きでとても気さくな人。 -
国際線到着階2階外から。
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上 : 3レーンある空港。
下 : 左側に並ぶATMで現金を引き出す。 -
紙幣は丈夫なプラスチック製で、指触りが独特。 1レイ(L)≒ \30
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上 : 1階の市内行きバス停へ。
下 : 783番バスで終点「統一広場 」( Piata Unirii ) へ。 2回券で、帰国時の復路用にも使える様になっていて9レイ(\270)。 バスは1時間に2、3本出ているよう。 -
上 : 783番バス
下 : 前の客に頼んで、正しくチケットを読み取らせることができたか表示を確認してもらう。 -
車内を見回して、ああ、ヨーロッパに来たんだなあ〜と実感する。
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18:00 出発。 後ろからへばりつくように撮っていると、親切にも扉を開けて運転室に入れてくれた。
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この路線はブカレスト中心地、統一広場までの幹線道路。
運転手は言葉は通じずも、終点までフロントガラスに流れる光景にあれは何々、これは何々と説明してくれる。
上 : ヘラストラウ公園。 湖畔に北朝鮮大使館があったはず。 まだ国交のある国が少なかった22年前、農村博物館の帰りに訪ねてパンフレットをもらった。 敷地に入ると、北朝鮮人の運転手数人は親しげに、日本人かと声を掛けてきたが、腕組した女性監視員がこちらをずっとにらんでいたことを思い出す。
下 : 線路をくぐる。 -
上 : 報道自由広場( Piata Presei Libere )
下 : 第一次世界大戦 勝利を記念した凱旋門(改装中) -
上 : 勝利広場 ( Piata Victoriei )
下 : 勝利広場に面した政府庁舎 -
上 : 大使館街
下 : 間もなくロマーナ広場 -
上 : ロマーナ広場( Piata Romana )
下 : ゲオルゲ・マゲル通り -
上 : だんだん繁華街に。
下 : 奥の高い建物はインターコンチネンタル・ホテル。 1989年12月革命時、激しい市街戦(銃撃戦)が展開された。 1992、93年当時はまだ街中に生々しい痕跡が残っていた。 -
上 : 大学広場に面する宮殿のようなコルティア病院。( 1714年創立 )。
下 : プラティアヌ大通りから延びる路地。
最近ずっとインド亜大陸だったため、皆信号を守っていることに新鮮な驚き。 -
上 : バラティア教会( 1314年創立、Biserica Baratia )
下 : 救急車が駆け抜けて行った。 -
上 : 遠くに統一広場が見えて来た。
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上 : 地下鉄 統一広場第2駅
下 : その近くのバス停。 フロントガラスに陣取る奇異な東洋人に一瞬ギョッとされる。 -
約50分後の18:50、終点「統一広場」( Piata Unirii )着。 お世話になった運転手氏。
ここから同じ広場沿いの「フィラレット長距離バス停( Autogara Filaret )」行きトラム乗り場を探すが、直ぐそこだと指さしてくれる。 -
上 : 統一広場。 在ルーマニア日本大使館HPではノルド駅と並ぶ治安が良くない地域とあり、どうやってこの広場を通り抜けようか色々と思案していたが、見通しも良く、市民がベンチで憩う平和な感じだった。 写真正面はショッピングセンター。
(在ルーマニア日本大使館の治安HP)http://www.ro.emb-japan.go.jp/consular_44_j.htm
下 : 広場周囲にはサクランボが成っていて、市民が散歩がてら もいでその場で食べていた。 -
上の写真反対側には国民の館、別名チャウシェスク宮殿。
1992年時にはまだ観光化されて無く、沢山の兵士が入口で番、兵士が善意で宮殿を案内してくれた。
共産党本部バルコニーで大統領夫妻が演説中、10万人の歓声がみるみる間に怒号へと変わり、ヘリコプターで脱出、数日後に処刑となった映像は、未だに鮮烈。 -
上 : 同じく広場に面した「大主教教会」( 1650年創立 )。
旅行最終日はブカレスト散策を考えていたが連日35度が続く猛暑。 前日またもや熱中症で倒れたばかりで、ブカレスト到着後は直ぐに空港へ直行避難したため、このわずかな時間がブカレスト観光となってしまった。
下 : この広場は危険地域と知り、ここだけはグーグルアースで予習していたので間もなくトラム駅発見。 -
チケット売り場
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上 : 売り場の女性
下 : レシート見ると、1回乗り 2.6L +カード代 1.6Lで計 4.2L(\ 126)。 カードは補充式のよう。 英語不可だが目的地へはバスだと232番、トラムだと7番とメモしてくれた。(料金は共通)。 -
上 : すぐにやって来た。
下 : トラムなんて同じく22年振り。 -
上 : 思った程狭くない。 10分弱で「フィラレット長距離バス停前」着。 皆、口々にここで降りろ、少し戻って角を曲がったところとだと一斉に身振り手振りで教えてくれた。
下 : 手を振って別れる。 -
上 : 19:40、「フィラレット長距離バス停( Autogara Filaret )」着。
下 : ここで FANY社 02:00発バスで8時間半かけて、ルーマニア北西部の終点クルージュ・ナポカへ。
バスは遠く黒海沿岸都市からやってくる。
構内の女性に予約はしていないと告げると、えっという顔をされるがトライしてみろと。 ここはなぜか発券業務はしておらず、直接バス内で切符購入。 -
上 : この待合室へ。
下 : 中も外観と同じく、ペンキで塗り直されているが1989年革命前からの建物のよう。 少しひなびた感じがまたいい。 待合室には職員2名がベンチに毛布を敷いて仮眠。 他には誰もおらず、私もバスがやってくる02:00までベンチでうつらうつらと仮眠。
ここからはイスタンブール、ソフィア、プラハへの国際便もあり。 -
時間通り01:50、やっと到着。 始発で無いので、構内で無く表に停車。 既に10人程が集まっていた。
車掌から切符購入、90L(\2,700)。 ちなみに6/13の復路では100L(\3,000)に値上がり。
モニクさんという女性もクルージュ・ナポカまで行くという。 ちょうど席も隣り合わせに。 -
上 : 07:00頃。 席はあまり後ろに倒せずも、4時間眠れた。
下 : たくさんの村や教会を通り抜ける。 -
上 : 07:30、シギショアラ停留所 Sighişoara
下 : トイレ1L(\30)。 入口のトイレットペーパーを必要な人はちぎっていく。 払い終わると管理人より、ルーマニア語でムルツメスク(ありがとう)の挨拶。 -
上 : 村を見渡す山の中腹に墓地。 カラパチア山脈は越えたが、まだ穏やかな山地を縫うように進む。
蜂箱を並べた草原、朝早くからの畑仕事、薪を割るお婆さん、羊の群れ‥等など。 -
トランシルバニア平原に下りて来た。 だいぶ道も平坦に。
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1時間遅れ、9時間半後の11:30、クルージュ・ナポカ着。 Cluj-Napoca
モニクさんとはここでお別れ。 私の名前を言うと、クリスチャンですか?と驚く。 これは以前ポーランド人にも同じことを言われた。 私の下の名は日本で多い名だが、有名なキリスト聖人の名と同じだという。 欧米では各国で少しずつ発音が違うが、この名の人は多いという。 謎が解け、私も驚いてしまった。 -
上 : Hotel Belvedereから一望したクルージュ・ナポカ。 モニクさんが是非と薦めてくれたが、行けなかったため親切にも後日写真を送ってくれた。
下 : なんと1993年に同じ場所で撮影していた。(帰国して分かった)。
1918年のオーストリア・ハンガリー帝国が崩壊するまでハンガリー王国の領域であったため、ハンガリー系が多い地域。 -
1920年トリアノン条約で、面積の7割(!)、人口の6割(!!)を失い、ハンガリー人の半数以上が国外に取り残されたという。 (その後一時期、少し取り戻したが1947年に再び元に戻ってしまう)。
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上 : 後日復路でもお世話になったインフォの女性。 ここでバスを乗り換え、シク村へ。 22年前は直通バスがあったが、現在はゲルラで乗り換えという。
下 : ゲルラ行きチケット 8L( \240)。 -
上 : バイアマーレ行き13時発に乗車。 ゲルラで途中下車するようにとのこと。
下 : 幸運にも最前列席に。 -
上 : クルージュ・ナポカ鉄道駅。 フロントガラスにはキリストのお守り。 宗教は違えど車にお守りは世界共通のよう。
下 : ゲルラまで38キロ。 入口階段に座って撮影。 迷惑だったろうが運転手も気配りしてくれた。 -
上 : 線路に沿って北上
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上 : 馬車にもナンバープレート。
下 : あれ、標識「ゲルラ」が遠ざかって行く。 慌てて横の運転手に降ろしてもらう。 さっき数人が何もない道路上で降りて行ったのが、そうだったのか。 乗り過ごすところだった。 ゲルラ市内に入らず、街の入口で降ろしていた。 -
上 : テクテク歩いて先程の標識に。 ここから東に枝分かれした道を進むとゲルラとのこと。 分岐点には人待ち顔のおばさんが。 道を尋ねると、これから息子の車が来てゲルラまで送ってくれるので、一緒に乗って行きなさいと手振りしてくれる。
下 : 間もなく息子さんが現れ、有難く同乗させてもらえることに。 -
上 : わざわざバス停留所(さっきの分岐点から3km)まで行ってくれることに。 彼は英語で、他にご用は? とシク村行きバス時間まで聞きに行ってくれようとする。 ここまでで十分ですと、感謝してお別れ。 彼はがっちり握手、おばさんは頬にキスをしてくれた。
下 : 優しいクリーム色の建物。 窓口が閉まっていたので、掃除のおばさんが係員を探しに行ってくれる。 14:45, 15:30, 16:00, 17:00, 18:00 とのこと。 皆すごく親切。 -
停留所前では一緒に写ってくれと言われる。 私も撮らせてもらった。
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上 : 周囲は同じく優しい色合いの建物が続く。
下 : 右の建物はパン屋のよう。 まだ昼も食べていないので行ってみる。 -
メニューを撮ってから注文しようとしたら、チーズとクルミがぎっしり詰まった出来立てパンを一つ差し出してくれる。 私の気持ちだと胸に手を置いて、お金はどうしても受け取ってもらえず。 感謝して美味しく頂く。
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近くには食堂。 入ってみる。
店前でアイスクリームを頬張っていた おじさんおばさん。 -
上 : 英語堪能な女主人が、厨房に入れてくれて希望のものを指差し注文。
下 : セットメニューもいくつかあって、どれも10〜12L(\360)であるよう。 -
上 : 「サラダ、ケバブの切り身、カツ2枚、ポテト」のセット 10L、ポット水 2.5Lで計 12.5L(\375)。 水は何も言わないと炭酸水が出るので、「アパ・プラタ」とお願いする。
下 : 会計のお金。
もう16:50。 女主人の厚意でここにシク村行き最終バス18:00まで荷物を置かせてもらい、街を散策。 彼女によると、この街の自慢は2つの美しい公園だという。 -
撮っていると1時間はアッという間なので、あの教会まで往復してみることに。
歩いていると、すれ違う人が「おっ」という少し驚いた顔で半分くらいの人が声を掛けてくれたり、手を挙げて挨拶してくれたりする。 -
上 : 旧共産圏時代をどこか感じるノスタルジックな感じ。 グーグル翻訳すると「消費者協同組合ゲルラ市中央倉庫」。
下 : 猛犬注意! -
上 : ぶどう棚の下で まどろむお婆さん。
下 : 飼料の広告 -
だいぶ近づいて来た。 左の教会は建設中。 右には十字架が掲げられた家。
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上 : 近づいてみると、どんどん小さな子供が入って行く。 教会付属の幼稚園だろうか。 入ってもいい? と手振りすると、来て来て、という感じに返してくれる。
下 : 一番後ろの年長者ダビット君が案内してくれることに。 ここはルーマニア正教の施設「Casa de rugaciune "Oastea Domnului"」で、この部屋は幼稚園の部という。 -
1階の大広間へ。 右奥ではオルガンで讃美歌を一心不乱に練習中。
ダビット君(右)は日本アニメが好きで日本料理を学びたいと。 日本語で「おにぎり」と言い、作って食べてみたいと言う。 アニメの中に出てきたのかな。
この街で古い教会の場所を聞き、感謝、握手して別れる。 -
上 : 庭先に大きな十字架(クルーチェと呼んでいた)。 今後道中、たびたび見かけることに。 道祖神のようなものだろうか。
下 : さっきのダビット君が息せき切って追いかけて来た。 今晩さっきの施設で、今日は「聖ゲオルゲ何とかの日」でそれを祝うので、あなたも来ないかと誘いに来てくれた。
実は今晩、予約済み宿があるシク村へ最終18時バスで行かなくてはならないことを話すと、とても残念そうにしてくれる。
写真は、多分「さっきの日本人、来られないんだって。」と話しているところ。
後ろはさっき教えてくれた「この街で古い教会」。 木造教会を想像していたら、もう使われていない感じのユダヤ教会だった。 -
一緒にバス停へ。 この街には東京のインペリアル・パレスのようないい公園があるよ、と教えてくれる。 この後、急いで帰って行った。
いざバスに乗り込もうとしたら満員、追加バスを出すから待っていてくれという。結局1時間待って19時発。 1時間あればさっきの施設に戻って、少し参加できたかもしれない、また日本や日本料理に関心のあるダビット君に、持参土産の味噌汁や日本茶をあげれば良かったと後悔。 ちなみにこの道中、一番日本に関心を示してくれた人は彼で、その後行った先々でふるまってみるが、皆マズそうな顔をされてしまった。 -
懐かしいシク村独特の衣装の女性と、一緒に待つ。
日没は21時頃。 18:30頃からようやく日差しも柔らかくなり、風も涼しくなった。
この後分かったが、22年前シク村で泊めてもらったノイジ家長男ピシュタ君はここから徒歩5分に新居。 復路で立ち寄ることに。 -
近くの商店で、ペット水2Lを 2.29L(\69)で購入。
どこから来たか聞かれ、答えると、女店主始めその場にいた5、6人の客全員が口々に、ようこそ と声を掛けてくれた。
この国では店や食堂で会計後、客はムルツメスク(ありがとう)と言い、店側はラレベデーレ(さようなら)等と返し、皆コミュニケーションを取っているよう。 -
上 : ようやくバス到着。
下 : 運転手横に座らせてもらった。 -
上 : 3つの村を抜けてシク村へ。 カメラ構えると、運転手が徐行してくれた。
下 : 舗装はされてはいるもののデコボコが多く、それをよけたり はまったりするので車内は終始激しく揺れる。 運転手は、このデコボコを見てくれ、ヒドイだろう、これも是非撮っていってくれ、と何度も手振り。 -
上 : 19:20、シク Sic 村入口。 左には村長経営のペンション。 こっちにしようか迷ったが、村の一番外れで式典のある教会まで遠いので止めてしまった。
下 : 農作業の帰りか。 男性はこの村独特のつばの狭い麦わら帽子。 -
上 : 牧草用に。
下 : さっきのおばさんが下りて行った。 -
上 : 30分後の19:30、シク村中心地、教会前着。
下 : 早速、シク村衣装の女性発見。 22年前の興奮が蘇る。
昔ながらの生活スタイルを守るメゼーシェーク地方の中でも、その代表とされるハンガリー系村シク村へようやく到着。 あさって24日(日)の聖霊降臨祭が楽しみだ。 -
オランダ人ミシェル氏経営のペンション着。
シク村のハンガリー舞踊に魅せられ、ハンガリー系ルーマニア人(シク出身ではない)と結婚、2005年にこの宿とターンツハーズ(踊りの家)、通り向かいに舞踊博物館を作って経営。 シク村のハンガリー舞踊は昔から有名、現在は世界各地のファンが訪れるという。
彼によると、私が来たちょうど1993年までは老若男女とも村独自の衣装を頻繁に着、又、日曜や祝い事の度に若者はその衣装でハンガリー舞踊をすることが多かった。 しかし翌1994年にはこの村にもとうとうディスコが出来て以来、伝統ある古来のダンスはすっかり廃れてしまった。 今や村独自の衣装を着るのは50代以上、若者は結婚式や教会の特別な式典の時のみ着用。 舞踊はここを作ってから村人も徐々に再認識、復活しつつあるとのこと。 事前の彼とのメールやり取りで、1993年以前を知るあなたはガッカリするかもしれないとの事だった。 -
1泊朝食付17ユーロ(\2,346)、昼食4ユーロ(\552)、夕食10ユーロ(\1,380)。
3泊以上で1泊無料中で、4泊宿泊(5月22日〜25日)。
今旅の事前調査と経験からして、この国のペンションは素泊まり50L(\1,500)、朝食付きで70L(\1,800)からが多いよう。 昼、夕とも各20L(\600)でボリュームたっぷりの美味しい食事を出してくれる。 街では10レイ(\300)ちょっとで定食、また地球の歩き方によると7〜10ユーロ(\1,380)出せばフルコースが食べられるという物価からして、ここの昼食夕食は非常に割高で量が少ない。 博物館維持の寄付と考えることに。
この村には村入口の遠いペンションとここしか無いよう。 バスも頻繁にあるゲルラから日帰りという手もある。 -
上 : この村独自の民族衣装
明日はミシェル氏が宿附属のターンツハーズ(踊りの家)と舞踊博物館を案内してくれ、その後シク村散策。
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この旅行記へのコメント (12)
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- ちゅう。さん 2016/02/15 12:51:05
- 素敵な旅行記、ありがとうございます。
- captainfutureさん、はじめまして。
今年のGWに、マラムレシュの木造教会目的で、ルーマニア旅行を予定していて、captainfutureさんの旅行記にたどり着きました。
私は、女性の一人旅ということもあり、ブカレストの治安やら交通機関の不便さなどの情報に一喜一憂し、そろそろ準備しようと思いつつ、モチベーションがなかなかあらがずにどうしたものかと思案中でした。
お人柄が伺える、素晴らしいな旅行記で、まだ一部ですが、楽しく拝見させていただきました。ものすごいバイタリティとコミュニケーション能力で羨ましい限りです。
captainfutureさんの旅行記を拝見していて、なんだか楽しい旅行になりそうな気がしてきました。ありがとうございます。
captainfutureさんのように、日程に余裕があるとよいのですが、あいにく現地8泊、マラムレシュにせいぜい2〜3泊が限界で、復路は、Satu Mareから飛行機か、Baia Mareから夜行列車か夜行バスを利用しないとと考えていますが、夜行バスは、モニカさんのように、女性1人で利用されている方も多いのでしょうか。座席が指定なのか、トイレ休憩はとかと、いろいろ考えると躊躇してしまいます・・・
素敵な旅行記、続きを楽しみにしています。
- captainfutureさん からの返信 2016/02/16 22:34:27
- RE: 素敵な旅行記、ありがとうございます。
- ちゅうさん、こちらこそ初めまして。
旅行記、そんなふうに仰って頂きありがとうございます。
今度のGW、ルーマニアですか、羨ましいです。 ブカレストの治安、心配ですよね。 僕も日本人女性が何年か前にタクシーで事件に遭ったり、統一広場(ウニリイ広場)やノルド鉄道駅(次の外務省HPご参照)の治安の悪さを色々と読むにつけ不安でした。
http://www.ro.emb-japan.go.jp/consular_j.htm (僕も海外に行く時は、一応ここを見て行くのですが、これを見てしまうと、毎回とても行く気が失せてしまいます。)
今回ブカレストはほとんど素通りしたものの、悪評の統一広場やノルド駅内にいざ行ってみると、治安の不安さは感じませんでした。 (実は約20年前、ノルド駅内で2人組の両替詐欺に遭いました。一人は両替商役、もう一人は私の気をそらす役で、あっという間に巻き上げられました。相手は百戦錬磨のすごいプロです。両替を言いよって来る輩は今でもいるようです、悲しいですがブカレストでは話しかけて来る人は完全無視で逃げましょう(笑)。) 両替は空港ATMが無難だと思います。
田舎に行けば行く程、治安がいいらしいので、余りに不安なら僕と同じくブカレストはほとんど素通りするのも手だと思います(僕は今回で度胸が付いたので、次回はしっかり観光しようと思います(笑))。 ルーマニアの魅力は田舎にあるようですから。。。
夜行バス、女性一人でも安全そうでした。 現地日本人の方のブログで、夜行列車より経済的で本数も多く、治安もいいので、現地人もそちらに乗るとありました。座席は指定では無い方が一般的なようです。チケットは運転手から直接買う場合もありました。トイレ休憩は何回かあり安心でした。完全に横になれず少ししんどいかもしれませんが、先程の現地の方のブログで夜行バスにしました。
Baia Mareからブカレスト(Bucuresti)の Autogara Militari バス停まで直通があるようです。 Baia Mare→Cluj Napoca→Bucurestiにするとぐっと本数も増えるようです。
http://www.autogari.ro/curse?pid=366&did=643&zi=2016-02-17&pas=1-0-0-0-0 (Detailsもご参照)
マラムレシュ地方は正味1、2日ですか。。。あの地方では、日曜日の朝9〜10時頃、(木造教会でなく)新教会の辺りでは民族衣装姿の人々を見ることができると思います。
ルーマニア、楽しい旅になると思いますよ。今から楽しみですね。人々も優しく親切です。 また僕でわかる事でありましたら、どうぞ!
続編、ご参考になるかどうか、また作りますので、お時間のある時にでもまた覗いてみて下さい。
- ちゅう。さん からの返信 2016/02/17 23:09:29
- RE: RE: 素敵な旅行記、ありがとうございます。
- captainfutureさん、こんばんは!
早速、ご親切にありがとうございます!
> 今回ブカレストはほとんど素通りしたものの、悪評の統一広場やノルド駅内にいざ行ってみると、治安の不安さは感じませんでした。
未知の国は、空港、中央駅などかなり警戒するのだけど、行ってみると案外大丈夫という感じが多いですよね。けどけど、油断は禁物、、、タクシーはいい人、悪い人、半々で苦手です。
両替詐欺に遭われたんですね。気をつけます!
私も、ウズベキスタンで空港から、やむを得ず白タク(みんな白タクですが)に乗ったら、助手席に闇両替さんが乗って来て、ホテルに着くまでずっと両替のセールスされました。暗い車内で、分厚い束からお札抜いているのが見えて、両替には応じませんでしたが、居直られたら危なかったかもです。地元価格のタクシー代しか払わなかったけど、まだ観光客ずれしていないので、笑顔で去っていってくれてホッとしました。走行中、外も真っ暗だし、荷物片手に飛び降りたら死んじゃうかなと、とっても怖かったです
> 両替は空港ATMが無難だと思います。
ATMも「カード吸い込まれ事件」を、複数の方から聞いてて避けることが多いですが、今回は挑戦してみますね。ユーロの現金やクレジットカードはどのくらい通用するのでしょうか・・・
> 夜行バス、女性一人でも安全そうでした。 現地日本人の方のブログで、夜行列車より経済的で本数も多く、治安もいいので、現地人もそちらに乗るとありました。座席は指定では無い方が一般的なようです。チケットは運転手から直接買う場合もありました。トイレ休憩は何回かあり安心でした。
ありがとうございます。同じ時間をかけるなら、夜行列車より、夜行バスですね。
それにしても、captainfutureさんは、空港に着いたその日に、夜行バスなんて、すごい体力、精神力です!!
> マラムレシュ地方は正味1、2日ですか。。。あの地方では、日曜日の朝9〜10時頃、(木造教会でなく)新教会の辺りでは民族衣装姿の人々を見ることができると思います。
実は4月29日(金)夜、オトペニ着で、マラムレシュの土日はバスがないという情報なので、土日にブラショフかシギショアラ等を経由して、月曜日頃、Baia Mare着を考えていました。
ここは何としてでも、土曜日中にBaia MareかSighetuまで移動して、ぜひとも日曜日に民族衣装の方々にお会いしたいですね。しかも、今年は5月1日(日)が復活祭のようなのです、なにかありそうですよね!
Baia MareやSighetuの町の教会でも大丈夫なのでしょうか、そこからバスで行くような村だとちょっと厳しくなりそうです。
現在、Baia Mare空港は改修中で飛行機飛んでないし、Satu Mareは土日は便なしで、Clujも土日は午前中に便がないようなので、列車かバスで行けるかどうか調べてみます。
往路の夜行バス利用は、オトペニに着くまでに、中東とイタリアで乗り換えがあり、乗り換え失敗の可能性もあるし、体力のない私はヘロヘロなので、決して真似できないのです(笑)
たぶんルーマニアは、今回が最初で最後なので、そこそこ観光もして悔いのないようにしたいので、これから本格的に調べたいと思います!
また、いろいろと勉強をしたら、質問させていただくかもです。
よろしくお願いします!
- captainfutureさん からの返信 2016/02/18 21:59:56
- RE: RE: RE: 素敵な旅行記、ありがとうございます。
- ちゅうさん、こちらこそ返信、ありがとうございます。
なんと5月1日は復活祭だったのですね! クリスマスと並ぶ、彼らの一大宗教日に当たるとはなんたる幸運!! 村の伝統的な姿、行事を見るには、これ以上に最高の日は無いようです。
当日のミサ後、輪舞(ジョク)も村によっては見られると思います。僕が行ったポイエニレ・イゼイ村では現在では復活祭にしか見られないと言われ、ガッカリしました。又、カリネスティ村ではその練習光景に立ち会ったので、その村でも行われると思います。
僕でしたら、金曜夜にブカレスト着でそこで一泊、土曜中にBaia MareかSighetu着(他の方の経験談だと、列車でも一等車なら治安は日中、夜行とも大丈夫そうです)し、タクシーで目星を付けた村に行き、そこで最低2泊(又は土曜はBaia MareかSighetuに一泊、日曜は村に朝9時には到着できるようタクシー(なければ日中なのでヒッチ)で出発したいところです。時間が無いようでしたら、Sighetuまで行かず、Baia MareからSighetuの幹線道路沿いにある古い木造教会のある村々でも同じ雰囲気を楽しめると思いますよ。
http://www.romanianmonasteries.org/maramures/maramures-wooden-churches
もう少し日程に余裕があれば、僕が泊まったポイエニレ・イゼイ村の宿や、カリネスティ村の伝統保存会のイオアン夫妻をご紹介できるですが。。。
ルーマニア語では復活祭はPasti(ルーマニア語では文字化けしてしまうので、正確な綴りはhttps://ro.wikipedia.org/wiki/Pa%C8%99ti)というらしく、村に着いたら、村人に何を見たくてこの村に来たのか(現地語で紙に書いておいて、又は写真を持って行き)、明確に伝えられるようにしておけば、見過ごす事も無く、よりいろいろと楽しめると思います。ちなみにその正確な綴りの方の「Pasti」「maramures」 で、「全ての言語」「画像」でググればいろいろ出てきますよ。
2回乗り換えで、しかも乗り換え失敗の可能性もあるかも、なのですね。ハードスケジュールですが、マラムレシュ地方が一年で一番伝統的な姿をする復活祭は、それでも行ってみる価値は十分あると思いますよ。
同じ復活祭でもBaia MareやSighetuの町の教会では、伝統衣装などを見る事は難しいようです。せっかくそこまで行ったなら、タクシー又はヒッチで村まで足を運んだ方が。。。と思います。町ではその日が復活祭でないプロテスタント系教会等もあるので、ルーマニア正教会(Biserica Ortodoxa Romana)である事の確認を。
ちなみに、復活祭翌日の月曜日は国の祝日となるようです。バスの運行に気を付けて下さい(平日運行なのかどうか不明)。もし足が無くなったら、僕のように木造教会が隣り合う村々の地域のペンションに宿泊、徒歩かヒッチ(馬車かも)で木造教会巡りをしてみるのも楽しいと思います。
ATMの「カード吸い込まれ事件」、時々聞きますよね。僕も現地ATMを何回か使いましたが、そんな事は無かったです(一応3枚持っていきました)。ユーロ現金は、事前に指示のあったオランダ人経営宿への支払い以外では使わなかったので、分からないです。大きな現地ホテルHPではユーロ表示もありますが。。。あまり一般的ではないかもしれないです。
くれぐれもブカレストでは路上ATMは使わない方がいいようです。僕がいろいろ教わったタジマアキラさんは怖い思いをされたようです。HP http://blog.livedoor.jp/spinachdance/archives/cat_10038738.html 前回書いた様に、空港ATMが無難なようです。
ウズベキスタン、まだ今ほど観光化されていない時期に行かれたんですね。素晴らしいです。何事も無く本当に良かったです。
それにしても復活祭にマラムレシュに行かれるとは、ホントに羨ましいです。
旅行記、時間があったら書いてみてください。楽しみにしています。
僕でわかる事でしたら、またどうぞ!
- ちゅう。さん からの返信 2016/02/22 13:05:40
- RE: RE: RE: RE: 素敵な旅行記、ありがとうございます。
- captainfutureさん、こんにちは。
詳細で貴重なアドバイス、本当にありがとうございます。
電車(現時点)もバスも、 Baia Mare着は20時で、Sighetuへのバスもすでになく、時間単位で遅れることも珍しくないことを考えると、土曜日はBaia Mareどまりです。
Baia MareとSighetuの間にある村のペンションから迎えに来てもらえるかもと考えましたが、Booking.comで調べるとどこも満室でした。みんな考えることは同じようで・・・。
いずれにしても、バスがなければ、タクシーか現地の混載ツアーで回るしかなさそうです。
「旅行人」に、以前は住民もオートストップ(ヒッチハイク)が公共交通機関の補完をしていたとありましたが、たしか近年事件がおきてヒッチハイクは禁止されたという記事も読んだ気がしますが、実際のところ、昼間であれば、珍しいことはないのでしょうね。でも、積極的に利用するには、ちょっと勇気がいります。
> もう少し日程に余裕があれば、僕が泊まったポイエニレ・イゼイ村の宿や、カリネスティ村の伝統保存会のイオアン夫妻をご紹介できるですが。。。
遅れてアップされた旅行記も拝見しました。
やはりここは日にちをかけてこそ、ですね。
それにしても22年前にも、同じようなスタイルで旅行されていたなんて、素晴らしいです。
鉄道やバスにのる時間が半分以上になりそうな気配がしたので、
captainfutureさんの旅行には憧れますが、最低限の雰囲気が楽しめればよしとしようと思います。
旅行記どころか、日記もつけていない怠けものの私なんです。
今回はわりにまじめに計画立てていますが、普段は猫の写真が撮れれば満足でして。
本当に、ありがとうございました。
また、書き込みさせてください。
- captainfutureさん からの返信 2016/02/23 21:32:41
- RE: RE: RE: RE: RE: 素敵な旅行記、ありがとうございます。
- ちゅうさん、こんばんは。
返信、ありがとうございます。
似たような写真が沢山並んだ追加の旅行記までご覧頂き、恐縮です。
こちらこそ、ありがとうございました。
>鉄道やバスにのる時間が半分以上になりそうな気配がしたので、
確かに! せっかく行っても、それだと楽しみも半減してしまいますよね。
道中、可愛い猫ちゃんも沢山いましたよ。(^^)
いい写真が撮れるといいですね!
いい天気で楽しい旅行になりますよう、祈念しております♪
また僕で分かる事でしたら、いつでもどうぞ!
-
- kayoさん 2015/08/02 00:43:53
- カタール航空
- captainfutureさん、こちらにもお邪魔!
っていうかいきなりビックリ!パキスタンからルーマニアですもん。
でもって私も同じカタール航空の6万円台のチケットをGETした一人だったんで、
余計にドーハでの過ごし方が参考になりました。
日本就航10周年のチケットですよね。私もポチッとやってしまいました。
行き先は違いますが、トランジットでのドーハの時間などほぼ同じ。
無料ツアー、私も参加しようと思いますが朝5時前に着くので、
ツアーの開始時間など教えていただけませんか?
途中ツアーから離脱とか出来るんでしょうかね?
機内食やアメニティなど、私が前回高値を出したフィンエアとは
比べ物にならないぐらい充実していますね。
これからは中東経由を余儀なくされるかと。(次の旅行はフィンエアの半額!)
ルーマニアへは行った事がないのですが、素朴で良い感じですよね。
村の人々の暖かさが伝わってきます。民族衣装も素敵!
22年ぶりと言う事なので、さぞかしノスタルジーにあふれた旅だったかと?
パキスタンでもインドでも、ここルーマニアでも同じ旅姿勢が感じられました。
現地の人々との触れ合い、これって有名観光地を巡る以上に得難い体験。
羨ましいです。
ぜひ今回も被り物で登場される事を期待したいますが。
とりあえず2編まで拝見。続きは明日以降に。
kayo
- captainfutureさん からの返信 2015/08/02 22:13:27
- RE: カタール航空
- Kayoさん、こんばんは!
何度もスミマセン。
>「アルバムIDありません」って出て。
うわ〜、せっかくコメント頂ける時に、失礼いたしました! <(_ _)>
あの時はちょうど修正中でした(汗)。これに懲りずにまた宜しくお願いします。(^^;
そうです、日本就航10周年のチケットです。込み込みであの値段はなかなか無いですよね。僕も今後は中東経由を余儀なくされそうです。
Kayoさんも早朝着ですか。僕は一日4回あるツアーのうち、最初の08:00からのに参加しました。受付場所は「熊のぬいぐるみ左手のずっと先」、受付時間は06:00〜07:15。その時間までデスクは無人です。受付時に07:30に再び同じデスクに集合するよう言われました。ツアー終えて空港に戻ったのは11:00です。
僕はempenguinさんの「ドーハでカタール航空無料City Tour」http://4travel.jp/travelogue/10985613 を参考にさせて頂きました。
もしスーク・ワキーフ(ワキーフ市場)で自由時間があったら、僕が行った徒歩2、3分の「 Majlis Al Dama 」もオススメです。
途中ツアーの離脱に関しては、個人的に入国ビザ100QR(約3000円)を取っている場合は可能な様でした。(このツアーは入国ビザ免除の特別ツアー)。同じツアーの別の日本人参加者は個人的に入国ビザ取得をしていて、ツアー終了し空港に戻った時に皆と一緒に出国審査に並ばず、もう一泊すると言ってお別れしました。
カタール航空のサービス、いいですよ♪ 僕もkayoさんのフィンエアのレポート拝見した時、随分厳しいんだなあと思ってしまいました。
エコノミーなのにアルコール類もびっくりするくらい充実してますし、他の方のブログを見ると、夜食にサンドイッチやカップラーメン、ケーキなどもあるようでしたが、僕の時は取り放題のスナック類だけの様でした。
こちらもご参考までに。
【カタール航空】ドーハでのトランジットサービスが凄い! http://sibatabi.com/airlines-qatar-transit-service/
僕も8時間以上滞在なので、トランジットカウンターでミールクーポンとトランジットホテルをダメ元で聞いてみたのですが、やはり僕のは対象外とのことでした。でも提供はカタール航空の裁量によるようなので、ダメ元で聞く価値はあるようです。少なくとも、黙っていたら何もないことだけは確かですものね。
他に空港内に無料の仮眠スペース(リクライニングチェと無料貸し出しの毛布)、有料のオリックスラウンジ(39ドル)もあるようですよ。
ドーハ経由での旅行、その時の旅行記も楽しみにしております♪
-
- 備前屋ねこさん 2015/08/01 22:40:05
- ルーマニア?!
- 5月からルーマニアに行っていたのですね!
しかも一気に旅行記が6冊も出ていてびっくりでしたよ〜
captainfutureさんというとイスラム圏なイメージが自分の中で定着していたのでルーマニアという行き先にちょっと驚きを感じつつ旅行記を読みました。
あれ?でも表紙がルーマニアというよりイスラム・・・と思ったらルーマニアに行く前にドーハに寄ったんですね〜
やっぱりcaptinfutureさんだ〜と思ってしまいました(笑)
飛行機の機内のアンケートといえば私も今回台湾に行く時にやった覚えがあるのですが、あれって全員じゃなくってクジのように機内の何人かから選ばれるんですか?
ぼけーっとして周囲を見ていなかったので全員なのかと思い込んでました
^^;
それにしてもcaptainfutureさん、何度も機内食おかわりしてよく食べてますね〜(・∀・;)
さすがの私もあんなに食べられないかも(笑)
captainfutureさんのルーマニアの民族衣装バージョンも似合ってますね♪
帽子もアコーディオンプリーツのシャツも独特で面白いですね〜
あのシャツは糊とアイロンで固めてプリーツを作ってるんですか?
うぅ〜む。毎日のお手入れが大変そうだぁ。
プリーツを皺々にしてしまいそうで腕が動かしづらそうに思えるのですが、実際の着心地はどうでしたか?
そして22年ぶりに再会されたシク村のご家族。
無事会えて良かったですね〜!
警察で尋ねたり郵便屋さんに尋ねたりと一生懸命探して会いに行ったcaptainfutureさんの熱意に脱帽です。
ご家族の方達もしっかり忘れずにcaptainfutureさんとの色んな出来事を覚えておられたのですね。
素敵な再会となりましたね。
私も旅で出会った色んな人達、本当に忘れられない人が何人もいますが月日が経ってしまうと、もうその場所にはいないのではないか?とか忘れてしまってるんではないか?とか色んな事を考えてしまって、なかなかそんな風に動けないでいます。
でも、そんなcaptainfutureさんだからこそ、22年会わなくてもご家族と気持ちがつながっていたんでしょうねぇ。
いいお話でした♪
まだルーマニア編は続きがありそうですね。
続きが出るのを楽しみにしています♪
備前屋ねこ
- captainfutureさん からの返信 2015/08/02 15:03:00
- RE: ルーマニア?!
- 備前屋ねこさん、こんにちは!
ふふふ、表紙のタイトルと写真がちぐはぐで、どうかな〜と思ったのですが、やっぱり不思議に思われますよね(笑)
アンケート、ねこさんもやりましたか。 以前答えた航空会社では全項目が「優良」になるよう、○の位置を訂正させられました(爆)。CAさんが涙目だったので、やっぱり査定と関係あるんでしょうね。
機内食、飛行機に乗るとテンションが上がって、いつもよりお腹が空いてしまうんです。(^^;
アコーディオンプリーツ、やはり糊とアイロンで固めていたみたいでした。 ゴワゴワして動かしにくかったのですが、地元の人はあれを着て激しいダンスをするようなので、慣れなんでしょうね。 それより大変だったのはブーツ。 ブーツは初めてで、式典が終わって宿に帰った頃には足がもうくたくたでした。(笑)
22年ぶりに再会できて、ホントにラッキーでした。 「人探しは警察よりも郵便屋さん」ですね。
>もうその場所にはいないのではないか?とか忘れてしまってるんではないか?とか色んな事を考えてしまって、なかなかそんな風に動けないでいます。
僕も最初は引っ越しているかもと考えたのですが、村なので多分、誰かはいるだろうなあとは踏んでいました。
いや〜、意外と覚えていてくれているのだと思います(と、勝手に信じています。笑。)
今回も長い長い旅行記にお付き合い頂いて、ありがとうございます。
まだまだ続きますが、また気が向いた時にでも覗きに来てください。
ねこさんの続きも楽しみにしております♪(前回の【閲覧注意】 テーマパーク的中華寺院 、またまたねこさんワールド炸裂だ〜と楽しんで拝見しました。)
-
- 川岸 町子さん 2015/08/01 16:10:30
- 最初から引き込まれました!
- captainfutureさん、こんにちは!
最初からやられました(笑)
ワクワクの連続です(@^▽^@)
飛行機、あれれ、イスラマバードを越えちゃいましたよ(笑)
今回は、通り過ぎて行くのですねー。
私がウズベキスタンでご一緒した方が、同じようにカタール経由ロシアへ行かれました。
カタールはトランジットで数時間だけだったけど、アラブ色が濃くて、また改めて来たいと思わされたとのことです。
機内のアンケートは、お人柄で選ばれたのではないでしょうか?
紙コップのデザインがおしゃれで、ビックリしました。
原油国は豊かで、それゆえ外国人労働者が多くても(語弊がありますが…)、国が成り立っていくのですね。
でもしっかりアラブの文化は、濃くって。
行ってみたいです〜!!
地元の方に「ついておいで!」と言われちゃうところ、さすがcaptainfutureさんの旅だと納得しました。
さてルーマニアに到着後は、22年前と比較されてのご紹介があり、興味深く読ませて頂きました。
でもね、22年前って、中学生でしたか(笑)?
お若く見えるので、あれ?って思いましたよ(笑)
クルージュ・ナポカを偶然22年前にご覧になっていたことや、様々な人との出会い、優しさがたくさん詰まった旅の始まり。
これからもっと旅の神髄に!
楽しみです(@^▽^@)
町子
- captainfutureさん からの返信 2015/08/01 21:37:34
- RE: 最初から引き込まれました!
- 町子さん、おばんです!
そんなふうに仰って頂いて恐縮です。<(_ _)>
そうなんです、今回パキスタンは空の上からだけでした〜。
夜中にイスラマバード上空らしき辺りを飛んだのですが、光がポツポツとあるだけで、全然見えなかったです。
カタール、トランジットでしかいなかったのですが異国感が強くて良かったですよ。
カタール航空も良く格安を扱っているらしいので、機会があったら是非、 そしてトランジット・ツアーにも参加して(無料です)、濃い〜アラブ文化も体験してみて下さい♪
機内アンケート、もしかしたら航空会社間でお代わり常連客のブラックリストに載っていたからかもしれません。(笑)
すっかりもう おじさんなのですが、バックパックの旅が楽しくて年相応の旅はまだお預けになりそうです。
22年も間が空いてしまったのは、すっかり変わってしまった姿を見るのが辛かったからなのですが、人情など変わっていないところも多く、ほっとしました。
こちらこそ、町子さんの続編楽しみにしております♪
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