2015/05/16 - 2015/05/16
113位(同エリア334件中)
クッキーさん
福山市内でホテルを決めるときに、城がよく見えるホテルを予約しようかとも思っていましたが、キャッスルビューの部屋は予想以上の価格だったので却下。
ネット検索していたら、負けず劣らずのキャッスルビューが、新幹線のホームから見られるということを知ったので、早朝に入場券を買い求めてやってきました。
福山城を堪能した後、バスでしまなみ海道を渡って帰ります。
霧に煙る島々や橋の様子は幻想的でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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月見櫓。
伏見城からの移築したもので、明治初めに取り壊されたが、昭和41年に外観復元されたもの。本来は着見櫓のことで、藩主等の到着を見極める役割を担っていたそうです。
南面に石落しがあります。 -
新幹線のホームの窓は開けられるようになっており、列車を待つ人々の、若干の注視を気にしさえしなければ、好きなだけカメラを向けられます。
伏見櫓の白壁三層を正面から。
両脇からの階段で上れるようになっているんですね。 -
福山城が駅からこんなに近くに見えるのは、福山駅が城の内堀を埋めて作られたからだそうです。
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大坂夏の陣後、1619年、徳川家康の従兄弟水野勝成が備後10万石の領主に転封され、初めは神辺城に入ったが、土地が偏りすぎていると言う理由で、1国1城令があったものの幕府の援助の元、芦田川河口の常興寺山に新城を建設。
伏見城の遺構等を使うなどして1622年に完成。
神辺駅のすぐ東に見える小高い黄葉山の山頂が、神辺城跡だそうです。 -
奥に見えているのが天守閣。
興味の中心は城壁であることがよくわかる一枚。 -
筋鉄御門。
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筋鉄門(すじがねもん)は、柱の角に筋鉄を施し、扉に数10本の筋鉄をうちつけているためその名が生まれたもの。鉄の城門は、鉄板を短冊に成形した筋鉄(すじがね)を張って造ります。筋鉄門は、少し隙間を空けて筋鉄(帯鉄)を張った城門。隙間なくびっしりと筋鉄が張られた総鉄板張りの城門は鉄門(くろがねもん)というそうです。
筋金入りの○○、という言葉は、ここからきているのでしょうか。 -
本丸内から見た筋鉄御門。
入母屋造り、本瓦葺きの脇戸付き櫓門。
伏見櫓と共に、伏見城からの移築と伝えられており、両方とも戦災をまぬがれた国の重要文化財です。 -
伏見櫓。
徳川家康は、伏見城で征夷大将軍の宣下を受け、以後三代徳川家光まで伏見城で将軍宣下式を行っているという由緒正しき城。
大坂の役後、しばらくは二条城が将軍参内時の宿舎、伏見城が居館用として利用され続けていましたが、一国一城令の主旨からも二つの城を維持するのは困難とし、1619年には伏見城の廃城が決まり、翌年から城割りが始まりました。
伏見城の天守は二条城に、また多くの建物は福山城・淀城に吸収され、それ以外にも全国各地に移築されたのです。
なお一国一城令とは、大名の勢力(軍事力)を統制して徳川家による全国支配を強化することを目的としており、特に外様大名の多い西国に徹底させたもの。 -
鐘櫓。
本丸西側にあり、鐘や太鼓を鳴らして時を告げたところ。
このような櫓は必要不可欠で、どの城にもあったそうです。太鼓や鐘の音を遠くまで届かせるため、二階の窓は特別に大きく、ほかの櫓の小窓とは対象的。
太鼓を吊り下げている櫓を太鼓櫓といい、太鼓のかわりに鐘を撞いた櫓は鐘櫓と呼ばれます。 -
??
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裏御門跡。
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本丸にそびえ立つ白亜の天守。
コンクリート製だと知ると、ちょっとがっかり。
五層六階の複合式天守は明治以降も健在でしたが、昭和20年に戦災で焼失。 昭和41年に、市制50周年記念事業として湯殿・月見櫓と共に本丸跡に再建(外観復元)されたもので、天守内部は郷土博物館として歴代藩主の遺品、草戸千軒町遺跡からの出土品などが展示されています。
入館料は200円。 -
折角なので入館。
藩主の遺品とか武具などにはあまり興味は湧きませんが、草戸千軒町遺跡からの出土品など歴史関連のものに興味をそそられました。
天守最上階の廻廊からの展望。 -
廻廊からの展望。
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廻廊からの展望。
お城の周辺部だけに、緑が多いですね。 -
廻廊からの展望。
福山は、ほぼ三方が山に囲まれているんですね。 -
廻廊からの展望。
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廻廊からの展望。
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廻廊からの展望。
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あの駅の辺りが内堀だっだそうです。
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本丸にある湯殿。
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昭和20年の戦災により焼失しましたが、昭和41年秋、天守閣とともに外装、内装ともに復原されたものです。
建築の一部は石垣上に張り出していて、内部は物見の段と風呂の間とにわかれていました。 -
伏見櫓の見納め。
城内側に窓がないのは、江戸時代、家臣が藩主の住居を見下すことが禁じられていたため、窓が開かれていないのだそうです。四方に窓を開いたのは天守だけでした。 -
門構えよりも石垣。
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伏見櫓が立つ石垣。
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そそり立つ石垣。
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福山駅・北口を出たところから見た石垣で見納め。
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福山駅構内の薔薇のディスプレイ。
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この日、福山バラ祭が行われるようです。
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バラ祭の会場行きのバスに誘導するスタッフの声が響き、駅前も華やいでいました。
ホテルで荷物をピックアップして、四国行きのバスを待ちます。 -
3日前の、激しい雷雨を予想した天気予報は見事にはずれ、無事に引越しも終わり、ついでの観光も堪能したので、満足感とともにバスに乗り込みました。
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尾道辺り。
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いよいよ、しまなみ海道を通過していきます。
新尾道大橋。
本州と向島の間に架かる斜張橋です。 -
因島大橋。
以下、撮影順に橋の名前を挙げていますが、撮り損ねのせいで名前が合致しないこともあるかもしれませんので悪しからず。 -
晴れた穏やかな瀬戸内海はよく見ますが、天気が悪いことが幸いして、幻想的な瀬戸内海が見られました。
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因島大橋。
向島と因島の間に架かる吊橋で、風光明媚な多島美の景観が広がります。 -
生口橋。
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因島と生口島を結ぶ斜張橋で、スレンダーな主桁が優美な橋のフォルムを形成しています。
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車窓からの写真を撮るには、一番前の席に限ります。
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途中、道の駅などもあり、トイレ休憩みたいな感じで少しは停まってくれるかも、なんて思っていましたが、停留所で停る以外はノンストップでした。
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観光バスじゃないからしょうがないんだけど、風光明媚な多島美も車窓からの一瞬の光景です。
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のんきに写真に収めたりしていますが、地元の人にとっては切実な問題。
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サイクリング道路もあるのだし、自転車も載せられる観光バスを走らせて、好きな所で乗り降りできたりしたらいいだろうなあ。
休暇の短い日本では、需要が少ないかも。 -
海も煙っています。
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多々羅大橋。
生口島と大三島の間の県境に架かる世界最長(建設当時)の斜張橋。鳥が羽を広げたようなフォルムと形容され、非常に美しい橋です。 -
多々羅大橋。
左端に、カメラを構える人やランニングをする人が見えるでしょうか。
マイカーで来たならこんな楽しみ方が出来るんですね。 -
大三島橋。
大三島と伯方島間の鼻栗瀬戸に架かるアーチ橋。本州四国連絡橋の中で最初の橋として着工され、開通当時は、我が国最長のアーチ橋でした。 -
伯方・大島大橋。
伯方島と大島間の風光明媚な宮窪瀬戸に架かる橋で、伯方橋は桁橋、大島大橋は吊橋です。 -
来島海峡大橋。
大島と今治間の海の難所・来島海峡に架かる世界初の三連吊橋。空にそびえる6基の主塔、美しく弧を描くケーブルが優美な姿をみせており、20世紀の架橋技術の結晶といえるものです。 -
来島海峡第一大橋。
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来島海峡第二大橋。
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来島海峡大橋。
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来島海峡大橋。
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霧のために海と空の境界線もぼんやりと。
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霧が少しずつ深くなっていきます。
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来島海峡第三大橋。
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幻想的な光景ですが、もっとひどくなったら通行止めになっちゃうかも。
この日の空港はどうなっているのかしら? -
長距離バスのトイレを初めて利用したのですが、あまりの揺れの激しさに驚きました。
四国はやはり島なんだと実感したバスの旅でした。
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