今日はいよいよ霧台に行く日。<br />朝、目覚めると屏東市内は大雨で、やっぱり霧台の天気が気になりましたけど、三地門を過ぎて徐々に標高が高くなっていくと、雲が抜けて素晴らしい天気になりました。<br /><br />心配していた入山申請もバスの搭乗者で私一人は問題なし！<br />バスに同乗した香港人のグループは、検問所で何やら手続きしてました。<br />(やっぱり下調べしといて良かったです！)<br /><br />検問所から先、バスは更に山のくねくねとした道路を走るので少々車酔いとなりましたが、これだけ楽しみにしていた霧台です！<br />何とか我慢しました。<br /><br />そして終点の霧台に到着。<br />･･･やっぱり霧台は素晴らしい集落でした。

2015年6月　台湾南部②　秘境「霧台」はやっぱり素晴らしかったです！(文化広場周辺編)

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2015/06/27 - 2015/06/27

6位(同エリア22件中)

#街歩き

エリア

三地門(台湾)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

朝、スコールでどうなることかと思いましたが、バスの出発時刻には雨も小降りになっていました。

霧台に行くバスは屏東客運８２３３線が１日３便だけです。
私は、朝一番の７：４５で早目に霧台に入山します。

霧台での観光時間の様子を見てこの日、霧台に宿泊するか、日中の便で屏東に帰ってくるかを決めようと思っていたからです。
これが８２３３線のバス。
この路線は途中、屏科大を経由するので、屏東を出発するときは学生で満席になりました。

私も危うく乗れないのではないか･･と思いました。

バスは途中、三地門（三地門郷公所ではありません！）という屏東客運のバスターミナルに停車し、運転手から「入山申請名冊」が回覧されます。

ここに、名前、住所、生年月日、旅券番号、電話番号を記入します。
漢字でも英語でも大丈夫です。

但し、前の方から先に記入して行くので注意していないと、途中の人が入山申請名冊を運転手に戻しまうので注意して下さい。

私も飛ばされてしまいバスが動き出してしまったので、日本語で「書いてないよ〜」とアピールして書かせてもらいました。
このバスは三地門郷公所は通過して、山をどんどん登って行きます。
なかなか素晴らしい景色。
そして三徳検査駅に到着。
ここで運転手が入山申請名冊をもって、検問所で入山申請します。
きちんと記入出来ていればバスを下車する必要はありませんが、今回、同じバスに乗り合わせた香港人グループは全員パスポートをホテルの金庫においてきてしまったらしく、検問所まで行って何か手続きをしていました。

どうも検問所の窓口で入山申請すると、帰りにまた手続きをする必要があるようなことを英語で話していました。
６時〜１７時までと書いてます。

検問所で見かけた霧台周辺の地図。
霧台の先の奥地にも原住民の集落があるらしい。
でも今回はバスなので霧台までしか行けません。
検問所で１５分程停まってバスは、更に３０分程走り霧台に到着しました。
途中、車酔いしてしまい、素晴らしい風景が撮影できなかったことが心残りです。
ネットから印刷してきた地図を片手に、まずは文化広場に向かいます。
文化広場には、「ルカイ文物館」、「霧台國小」などの見所があります。

バス停の横の階段を上がったらすぐ文化広場です。
文化広場から見た山々です。
霧台は標高１０００ｍ以上の場所なので景色も素晴らしいです。
文化広場に霧台のわかり易い地図がありました。
文化広場の正面にはルカイ文物館があります。
まずは「霧台國小」を見学します。
この入口の門にもルカイ族のレリーフ。
これが校舎。
なかなか藝術的な絵。
角度を変えて。

これは校庭からみた隣のルカイ文物館の建物の一部。
小学校の擁壁にもレリーフ。
この建物は、保健室・事務室　と書いてありました。
校庭にあったルカイ族のレリーフ。
多納部落で見たのと同じく百歩蛇と百合と壺。
霧台國小から脇道に入るとこんなお土産屋さんもありました。
民家にも普通にレリーフが。
小学校の壁にもレリーフ。
至るところにあります。
民宿「夢想之家」。
原住民族の民宿らしさがいい感じです。
お願いして中を撮影させて頂きました。
今来た道を振り返って撮影してみました。
左側が霧台國小、右側に夢想之家。
文化広場に戻りました。
これは集会所のような感じですが、中には何もありません。
イチオシ

その横にはルカイ文物館。
これは結構良かったですよ。
２階３階の廊下の壁にルカイ族の舞踏をデザインしたものが。
お洒落です。
ルカイ文物館の１階。
キルティングのようなもの。
１階の展示物。
２階には、民族の生活の様子を知ることが出来る物品が数多く展示されていました。
狩りの刀と連飲の器。
壺。

これはかなり古いものだったと思う。
民族衣装。
木彫りの彫刻。
こういう彫刻は、頭目や貴族の自宅前に飾る習慣があるらしい。
ルカイ族の住居の中です。
ルカイ文物館の２階から。
やっぱり大きな建物のルカイ族の作品は圧倒される迫力ありますね。
文化広場の周りも良かったけど更に奥の霧台教会の方にも行ってみます。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（4）

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nekomanmaさん 2017/08/23 12:08:40

ふたたび失礼します。

以前は、霧台についてのアドバイスありがとうございました。
私も10月に霧台に立ち寄ることにしました。
質問させて頂いて宜しいでしょうか？

霧台に行く途中に民俗文化村は見学されましたか？

写真中の地図に「ルカイ文物館」みたいな場所がありましたが、ああいった施設には立ち寄られましたか？月曜休みが多いのかな？

だいぶ前の事で申し訳ありませんが、覚えていたらよろしくお願いします。

yakyukozouさんからの返信 2017/08/25 09:00:37

RE: ふたたび失礼します。

こんにちは。

民族文化村は三地門の台湾原住民族文化園区でしょうか？
原住民族文化園区は霧台に向かうバス停三地門からかなり距離があるので別の日に行きました。
かなり大きなテーマパークなので楽しめますが、半日はかかっちゃうかもしれません。

霧台のルカイ文物館は、霧台のバス停（終点）前の階段を上がった文化広場の奥にありました。
入場料を払って入館しましたよ。
ルカイ族の民族衣装とか、連飲の容器とかあって面白かったですよ。

蛇足ですけど、原住民の博物館なら、霧社の南投県自然史教育館が面白かったです。
映画セデックバレで感動して、霧社事件の本を読み漁ってから行ったので、個人的に印象が深かったのかも知れません。

yakyukozouより

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nekomanmaさん 2017/08/08 14:42:36

素晴らしい霧台の旅でしたね

興味深く見させていただきました。

1つ質問なんですが、高雄⇔霧台までの日帰り旅行ってできそうですか？

yakyukozouさんからの返信 2017/08/10 06:03:53

RE: 素晴らしい霧台の旅でしたね

nekomanmaさん、おはようございます。

私の拙い霧臺の旅行記にご興味頂きありがとうございます。

なにぶん少し前の旅だったのでググってみたところ、現在も屏東客運8233霧臺線は1日3便、走っているようです。

往路はこんな感じで。

高雄6:38発→屏東7:05着　(台灣鉄道)
屏東7:45発→霧臺9:20着　(屏東客運)　

または、

高雄8:40発→屏東9:01着　 (台灣鉄道)
屏東9:30発→霧臺11:05着　(屏東客運)　

復路は霧臺での滞在時間によりますが、

霧臺11:30発　か　霧臺16:30発と2本ありますので、高雄からの日帰り往復は十分可能です。

霧臺での滞在時間は霧臺だけだと2時間でギリギリでした。
霧臺〜神山（同じエリアですが徒歩で20分位）と2か所みると、もう少し余裕を持った方がいいかもしれません。

霧臺は独特な雰囲気の村でした。
藝術村のようなところですけど、ルカイ族の人々は普通の生活をしています。

少し手前の神山部落の神山教会の内部が素晴らしかったのでお薦めします。

往路は三地門で入山申請がありますので、パスポートの持参をお忘れなく。
車内で簡単な事項を記入すれば、申請はバスのドライバーが行いますので、任せておけば大丈夫です。

バスの本数が少ないしマイクロバスで山の中を行きますから結構揺れますけど、行ってヨカッタと思える場所ですよ、ぜひぜひ！

yakyukozouより

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