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アンコールッワット、アンコールトム、タ・プローム寺院のみ半日で。

サクッと半日アンコール遺跡

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2015/06/20 - 2015/06/22

2293位(同エリア8872件中)

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ジャッジドレッド

ジャッジドレッドさん

アンコールッワット、アンコールトム、タ・プローム寺院のみ半日で。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
旅行の手配内容
個別手配
  • あまり時間もなく、また実は特段の興味がある訳でもなかったが、<br />「死ぬまでに観たい絶景」ランキングでいつも上位に来るこのアンコール遺跡を、一応確認しておきたかった。<br />あまり興味がないので、3連休を使って最小限度の日数で、メインの3遺跡のみ 駆け足で観光。<br /><br />朝日を浴びるアンコールワット遺跡を観るため、朝4時起き。<br />シェムリアップ市街地から10分〜15分で遺跡まで到着。<br />途中で入場料 20ドル/人 を払う。<br /><br />雨季の始まりである6月に行ったため、天候が心配だったが何とか無事ご来光。<br /><br />第一回廊で、有名な壁画を観る。<br />12世紀に書かれたものとは思えない迫力。<br />時代はかなり異なるが、エジプトの壁画よりも生々しい。<br /><br />「ラーマーヤナの物語」を現地ガイドさんから拝聴。<br />魔王ラーヴァナ はラーマ王子の后シータ姫に恋に落ち、<br />ラーマ王子が 金の鹿 に気をとられる隙にシータ姫はさらわれてしまう。<br />シータ姫奪還のため、ラーマ王子とともに魔王と戦う猿たち(ハヌマン)、そして弓を引くラーマ王子。<br /><br />ヒンドゥー教でハヌマンラングールという猿が大事にされる所以もここにあるのかもしれない。<br />ラピュタのシータは、このシータ姫からパクったんだな とか、そんなことを考えながら壁画を観る。

    あまり時間もなく、また実は特段の興味がある訳でもなかったが、
    「死ぬまでに観たい絶景」ランキングでいつも上位に来るこのアンコール遺跡を、一応確認しておきたかった。
    あまり興味がないので、3連休を使って最小限度の日数で、メインの3遺跡のみ 駆け足で観光。

    朝日を浴びるアンコールワット遺跡を観るため、朝4時起き。
    シェムリアップ市街地から10分〜15分で遺跡まで到着。
    途中で入場料 20ドル/人 を払う。

    雨季の始まりである6月に行ったため、天候が心配だったが何とか無事ご来光。

    第一回廊で、有名な壁画を観る。
    12世紀に書かれたものとは思えない迫力。
    時代はかなり異なるが、エジプトの壁画よりも生々しい。

    「ラーマーヤナの物語」を現地ガイドさんから拝聴。
    魔王ラーヴァナ はラーマ王子の后シータ姫に恋に落ち、
    ラーマ王子が 金の鹿 に気をとられる隙にシータ姫はさらわれてしまう。
    シータ姫奪還のため、ラーマ王子とともに魔王と戦う猿たち(ハヌマン)、そして弓を引くラーマ王子。

    ヒンドゥー教でハヌマンラングールという猿が大事にされる所以もここにあるのかもしれない。
    ラピュタのシータは、このシータ姫からパクったんだな とか、そんなことを考えながら壁画を観る。

  • さらに中に入ると、首のない仏像が並ぶ。<br /><br />ここは12世紀から、ヒンドゥー教になったり仏教になったりを繰り返し、<br />その繰り返しの中で仏像を破壊したり、また内戦の混乱でクビだけとって海外へ売り払われるといったことで荒れてしまったらしい。

    さらに中に入ると、首のない仏像が並ぶ。

    ここは12世紀から、ヒンドゥー教になったり仏教になったりを繰り返し、
    その繰り返しの中で仏像を破壊したり、また内戦の混乱でクビだけとって海外へ売り払われるといったことで荒れてしまったらしい。

  • 第3回廊を抜けると、この突き出た建物が見えてくる。<br />この上は神が住む場所。

    第3回廊を抜けると、この突き出た建物が見えてくる。
    この上は神が住む場所。

  • なんと登ることもできるが、この通り非常に急な70度の階段。<br />降りるときは非常に怖かった。

    なんと登ることもできるが、この通り非常に急な70度の階段。
    降りるときは非常に怖かった。

  • 階段を登った先にはこのようなものが。

    階段を登った先にはこのようなものが。

  • 上からの風景。風が気持ちいい。

    上からの風景。風が気持ちいい。

  • 次はアンコールトム遺跡。<br />アンコールワットからは車で数分の距離。<br /><br />これは入り口の南門。<br /><br />このアンコールトム遺跡はヒンドゥーでなくて仏教の遺跡。<br />至るところに仏像の顔がある。

    次はアンコールトム遺跡。
    アンコールワットからは車で数分の距離。

    これは入り口の南門。

    このアンコールトム遺跡はヒンドゥーでなくて仏教の遺跡。
    至るところに仏像の顔がある。

  • これが遺跡本殿のバイヨン寺院。<br />周囲はまた細かい壁画で埋め尽くされている。<br /><br />この壁画は主に、中国人の傭兵を従えて、カンボジア人が戦いにいく場面が多い。<br />

    これが遺跡本殿のバイヨン寺院。
    周囲はまた細かい壁画で埋め尽くされている。

    この壁画は主に、中国人の傭兵を従えて、カンボジア人が戦いにいく場面が多い。

  • バイヨン寺院の中に足を踏み入れると、有名な3つの顔の遺跡。

    バイヨン寺院の中に足を踏み入れると、有名な3つの顔の遺跡。

  • 人気のベストスマイルのやつ。クメールの微笑み。

    人気のベストスマイルのやつ。クメールの微笑み。

  • あと、ここでは象に乗ることができる(20ドル/人)。<br />コースは2つあり<br /><br />コース1:遺跡入り口の南門をくぐり、遺跡本殿までのまっすぐな道を象に乗ってまっすぐ進む。(15分程度?)<br /><br />コース2:遺跡本殿の周囲を象に乗って1周。(10分程度)<br />     遺跡自体の周囲がそんなに大きくない。<br /><br />私はコース2を試したが、コース1の方がいいと思う。<br />コース1の方が乗っている時間が明らかに長いし、南門を象に乗ってくぐれる方が面白そう。<br />

    あと、ここでは象に乗ることができる(20ドル/人)。
    コースは2つあり

    コース1:遺跡入り口の南門をくぐり、遺跡本殿までのまっすぐな道を象に乗ってまっすぐ進む。(15分程度?)

    コース2:遺跡本殿の周囲を象に乗って1周。(10分程度)
         遺跡自体の周囲がそんなに大きくない。

    私はコース2を試したが、コース1の方がいいと思う。
    コース1の方が乗っている時間が明らかに長いし、南門を象に乗ってくぐれる方が面白そう。

  • 次は3つ目の遺跡。<br />これもまた車で数分の所にある、タ・プローム寺院。<br /><br />遺跡の石段のわずかな隙間に雨水が入り込み、大雨や洪水で樹の種がその石段の隙間に残る。<br />長い時間をかけて成長した樹の根が、最初は糸のように細いが少しづつ成長し、石段の隙間を広げて、このような大木にまでなり、やがて遺跡が崩れる。<br /><br />そんなことを繰り返して数百年、森と遺跡が一体となったこのような神秘的な場所になった。

    次は3つ目の遺跡。
    これもまた車で数分の所にある、タ・プローム寺院。

    遺跡の石段のわずかな隙間に雨水が入り込み、大雨や洪水で樹の種がその石段の隙間に残る。
    長い時間をかけて成長した樹の根が、最初は糸のように細いが少しづつ成長し、石段の隙間を広げて、このような大木にまでなり、やがて遺跡が崩れる。

    そんなことを繰り返して数百年、森と遺跡が一体となったこのような神秘的な場所になった。

  • わざわざ遠いベンメリア遺跡まで行かなくても、<br />ここでもラピュタを感じることができる。<br />というか ここで充分だ。

    わざわざ遠いベンメリア遺跡まで行かなくても、
    ここでもラピュタを感じることができる。
    というか ここで充分だ。

  • 映画トゥームレイダーに登場した「ガジュマルの樹」。<br /><br /><br />以上、朝日観賞のために朝5時から始めて、昼11時過ぎには3遺跡を観終わっていた。<br />朝早くから遺跡を歩き回り、暑さと湿度もあり かなり疲労困憊。<br />もし丸1日かけるツアーにしていたら体力的にどうなっていたかを考えると、半日ツアーにして大正解。<br /><br />私のように、大して遺跡に興味がないが、一応アンコール遺跡を観ておきたいという人は、1日でなく、半日だけでも充分だと思う。<br />ラピュタを感じたい人はベンメリアまで足を伸ばすのだろうが、私は市街地近郊のタ・プローム寺院で充分。<br /><br />半日の遺跡巡りで疲れた後はSPAでゆっくりして 2泊3日の短期滞在でも満足できた。

    映画トゥームレイダーに登場した「ガジュマルの樹」。


    以上、朝日観賞のために朝5時から始めて、昼11時過ぎには3遺跡を観終わっていた。
    朝早くから遺跡を歩き回り、暑さと湿度もあり かなり疲労困憊。
    もし丸1日かけるツアーにしていたら体力的にどうなっていたかを考えると、半日ツアーにして大正解。

    私のように、大して遺跡に興味がないが、一応アンコール遺跡を観ておきたいという人は、1日でなく、半日だけでも充分だと思う。
    ラピュタを感じたい人はベンメリアまで足を伸ばすのだろうが、私は市街地近郊のタ・プローム寺院で充分。

    半日の遺跡巡りで疲れた後はSPAでゆっくりして 2泊3日の短期滞在でも満足できた。

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