ダイヤモンド獲得へ〈後編〉

2015/05/27 - 2015/05/28

本旅行記、「ダイヤモンド獲得へ〈後編〉」は、
『思いがけない旅、2015』
~ダイヤモンドメンバーを目指す~
の第二作目で、エリアは石垣島と
沖縄本島/那覇です。

先にupしております
「いきなり、ダイヤモンド。」は、
本旅程の最終章だったものですが、
終盤にドラマが連続したため
別建とすることにいたしました。

本旅行記の前週（5月18から22日）の旅を
「ダイヤモンド獲得へ〈前編〉」
としてupすることが出来れば、
三部作として完結です。

【恐縮ではございますが・・私の旅行記におきましては】
　※マイレージ会員ステイタス獲得・維持のための旅、
　　その旅行者を「修行」「修行僧」等と呼ぶことは
　　いたしておりません。
　※アニメ、マンガ、ゲームのモデル都市等を訪れる旅を
　　「巡礼」「聖地探訪」等と呼ぶこともいたしておりません。

　上記はあくまでも私個人のポリシーであります。
　よろしくお願いいたします。

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: ANAグループ

何はさておき、まずは羽田空港へ。

明日の旅程は以下のような計画です。

ANA 089 東京/羽田→石垣 07:50→11:10
ANA 090 石垣→東京/羽田 12:00→14:50

ANA 477 東京/羽田→沖縄(那覇) 15:50→18:25
ANA 476 沖縄(那覇)→東京/羽田 19:20→21:40

4レグとも「東京/羽田⇔沖縄(那覇)」という
のは体験済みだし、違うパターンは無いかなと
考えていたところ、「ふっ」と頭に浮かんだ
ワードが「石垣島」。

調べてみると、この時期は「東京/羽田⇔石垣」の
「プレミアム旅割28」は、27,790円と超格安設定。
（株主優待が 38,640円）

好都合なことに、後半の沖縄便への乗継時間も
十分のようなので、この旅程を立てた訳です。
ただし、1つ問題があって、
復路となる「石垣→東京/羽田」便は
プレミアム旅割28が取り易いのですが、
往路の「東京/羽田→石垣」便は
予約開始と同時に即完売となる場合が
ままあります。

その場合の対応策として、
株主優待券を利用するのが
良いと思います。

今回の日程を思いつくのが遅かったので、
実際、私もそのようしてチケットを購入
いたしました。

復路のみとはいえ「プレミアム旅割28」の
利用が“ミソ”だよね?プレミアムポイントも
石垣便　　　 3,460pp
沖縄(那覇)便 2,860pp だし。
などとこの時点では能天気に
考えていましたが、現実はそう甘くは
なかったのでした。

余談ですが・・・

[ANA国内線予約の先行受付]
ANAプレミアムメンバーサービスには
通常予約（搭乗日の2カ月前）より
２週間早く予約を預かってくれる
特典があります。
・日本のANAサービスデスクでの
　受付のみ。
・受付結果は通常予約開始日に
　マイレージクラブhpへ反映。

今年の「ANAギャラクシーフライト」
予約時に知りました。

なるほど、旬な路線の特定日、且つ
人気の便は、受付開始の瞬間には
既に埋まってしまっているのは、
これが一因だったのかと得心した次第です。

サービス等に関しては、ダイヤとプラチナ間の
差とか、その辺は「当然色々とある」のでしょう。
本当のところは、知る由もありませんが。。。
---
この特典はダイヤモンドメンバーのみ
であったような気がしていたのですが、
私の記憶間違かもしれません。
---

さて、旅行記に戻ります。

羽田に到着したら、無料シャトルバスで
国内線ターミナル1へと向かいました。

以前から気になっていた「夜間専用入口」
この疑問を解消するために。

「ファーストキャビン　羽田ターミナル1」
「夜間専用入口」は空港閉鎖後、
ここにチックインするための入口
だったのですね。

簡易宿泊施設ですけど、22時30分
というのに、なかなかの繁盛で、
フロントの混雑に驚かされました。
予約半分、飛び込み半分、
といった感じだったでしょうか。

TOKYO HANEDA
　ファーストキャビン
　　羽田ターミナル1
〒144-0041
東京都大田区羽田空港3-3-2
羽田空港第1旅客ターミナル内
　　　　　　　 1F到着フロア

http://first-cabin.jp/locationlist/haneda-terminal1.html

混雑していてフロントの写真は
撮っていません…というか、撮れません。

フロントを過ぎて部屋へ向かう入口扉の
写真です。
チェックイン時にもらった首から下げる
タイプのカードキーを左のマークに
タッチすると扉が開き部屋に進めます。

あと、貴重品入れであるベッド下の
引き出しの鍵とテレビ視聴用ヘッドホンを
渡してもらいますが、私はヘッドホンは
もらいませんでした。

部屋はファーストクラスと
ビジネスクラスの二種類。

この画像がファーストクラス
の部屋で、
・コンセントは3つ。
　 ベッド側2つ、テーブル側1つ
・有線LANポート1つあり
・無料WiFiもOK
・壁にハンガー2つ
・部屋着
　 半袖シャツ・７分丈パンツ
といった感じでした。
携帯の充電にコンセントを
使っただけなので、
ネット接続の速度は不明です。

部屋はアコーディオンの仕切り
で通路とセパレートされている
だけで施錠は出来ませんし、
閉めても上下は隙間があります。

スペース的には大型キャリーも
持ち込めますが、大きな荷物等
はチェックイン時にフロントに
預かってもらうことも可能です
ので、そちらの方が安心ではな
いかと思われます。

【良かった点】
・何時でもお風呂に入れる
・何といっても空港内
【良くない点】
・周りの音がマル聞こえ
・よそ様に対して気を遣う
（こちらの音も聞こえるので）
・掛布が薄物1枚で寒かった
・音を出す目覚ましが使えない
時間が気になって何度か途中で起きた
ので、寝れたような、寝れなかった
ような感じでした。
（staffに起こしに来てもらうよう依頼も出来る）
しかし、深夜到着で早朝便出発の時には良いかも。
実際、その様な利用が多い様子で、私が起床した
時には既に1/3強のキャビンの方は旅立たれて
いました。

大浴場なので、自分で湯を張ることなく朝風呂に
入れる点が高評価かな。

ビジネスクラスだとベッドだけで室内が一杯で、
他にはスペースは無い様子でした。
私的には、この位の狭さまでが耐えられる限界
かもしれません。

ターミナル間の移動手段、
無料のシャトルバスです。

今日は余裕で到着です。

羽田本館南です。

秘密レシピの
スペシャルドリンクで
一日の活力を。

最果ての搭乗口から
「南ぬ島」に向かいます。

さあ！
離陸です。

初訪問地だからか、
何だかいつもより
ワクワク感があります。

本日の朝食です。

当初の心づもりでは、臨時便の
ギャラクシーフライトを絡めつつ
7月か8月にダイヤモンド達成でも
良いかな、などと思っていました
が、「出来る時に出来ることを」
のポリシーから、今月中に決着を
つけてしまおうと急遽決定した
次第です。

それに加え、何故か閃いた
「石垣島」というワードの魔力に
ひかれたのもあったと思います。

2015年5月28日
10:33の青い空。

今日もフライトは続きます。

もう、あっという間に
南にやって来ちゃいました。

既に着陸態勢です。

南の海ですね。

波打ち際を通過です。

着陸しました。

熱帯魚さん達がお出迎え。
初めて来ました、石垣島。

記念写真スポット（１）
最も有名な場所。
ここを外すわけにはゆきません。
建物の外に出たら、湿度急上昇。
そして、暑かったです。
冷たいものが、欲しいです。

記念写真スポット（２）
こちらもまた、有名。
実物は写真よりも「眼力（めぢから）」が
ありました。赤いスカーフも素敵でした。

チョット大げさかもしれませんが、
やはり何事でも、現地に行って
自分でみることが肝心だと改めて思いました。

「ぱいーぐる」君、紹介のプレート。
これを知っている方は
航空機マニア？旅行ツウ？

記念写真スポット（３）
そこそこに有名です。
初訪問の記念に、一枚。

お待ちかね。
ミルミル本舗のジェラートです。
「シークァーサー＆ミント」370円

ANAカウンターの後ろです。
「蝶の楽園」と呼ばれている石垣島。
その石垣市の市蝶である
「オオゴマダラ蝶」が舞っていました。
蛹が金色だったのでたぶん。

ツマベニチョウですか？

小学校の時、ご指導いただいた
中村先生、申し訳ありません。
この程度の記憶しか･･･情けない限りです。

隣にいた四歳くらいの女の子が声に出して
話しかけていました。
「蝶々さん、こんにちは」
「あっ、蝶々さん死んでる」
女の子が覗きこんでいる先は
水飲み場の水盤があって、
その周りには寿命を全うした
蝶々が何匹も横たわっていました。

普段は全く意識などすることは
ありませんが、生きとし生けるもの
にはすべからく寿命があるのです。
最も死に遠いと思われる小さな女の子の
素直な呟きが、私の心に沁みました。

「蝶々さん、さようなら」
「またくるからね」
女の子はそう言うと、
迎えに来たお母さんの元へと
小走りに去ってゆきました。

旅は出会いと別れです。
この語り掛けは
深く私心に染み渡りました。
しかし、この子の人生においては
記憶に残ることなどない、
流れ去ってゆく一瞬にも満たない
一時なのでしょう。

ANA 090 石垣→東京/羽田 12:00→14:50
だったのですが、機材変更で出発が
12:25となりました。

JALのジンベエザメ君が準備中。
こちらにも、いつか搭乗したいと
思っています。

機体にジンベイザメ、お見事です。

さて、遅れましたが離陸です。

ああ、島なんだなと
実感しながらの上昇。

ターンしつつ上昇。
フライトシミュレーター
みたいです。

空港が見えました。

この写真では良く見えませんが
橋が写っています。

少し遅れての昼食です。

デザートには、お待ちかねのハーゲンダッツ。
コーヒーと一緒に。

フレーバーは、
極めて一般的、且つ、ポピュラーな
「バニラ」 300円 を選択。
機内販売でこの価格は納得だと思います。

羽田に着陸しました。
14:50到着が大幅に遅れて15:35でした。

次の乗継はどうなりますか。
予定では
ANA 477 東京/羽田→沖縄(那覇) 15:50→18:25
だから、15分しか無いのですが。

到着コンコースの乗り継ぎ施設へ
駆け足で向かったのですが、
何と！そこに係の方が居なくて
「乗継です！」って呼ぶ羽目に。

更には、
急いでチケットリーダーにかざし
階段に向けダッシュする私に向け
「090、間に合うよ」
と文句を投げつけられてしまい
ました。

文章だと、普通に聞こえますが
態度や言い方から、後ろから
ドカッと蹴りを入れられた感じ
でしたね（怒）

ANA 477 東京/羽田→沖縄(那覇) 16:00→18:35
搭乗口502へ変更、出発・到着時刻共に10分遅れ
（そのため帰路の ANA 476便も10分遅れ）
ということで、無事に搭乗することができました。

羽田での乗継では、これまでにも「妙な対応」の
経験があるので驚きはしません。
ですが、複数便が同時到着する時に誰もいなかった
という点がいただけません。

忘れてしまいたかった記憶だからなのか、
旅行記覚書には記していませんでしたが、
今これを書いていて思い出してしまいました。

削除しようかとも思いましたが、折角書いた
ので残します。

でも、この件はともかく、旅行自体は
とても快適で楽しかったです。
~閑話休題~
バス移動での搭乗も順調に終了し、
いよいよ離陸です。

高度を上げてゆきます。
見慣れた眼下の景色です。
でも、短期間に何度も見る
ことはもう無いかも。

やっぱり、軽食が一番です。

沖縄本島接近中。

梅雨に入っているので
鮮やかさは無いですが、
それでも南の海の色です。

沖縄なのでオリオンビールです。
外は雨が降ったり、止んだり。
「沖縄の梅雨は本土とは違うのよ･･･」
確かに、お話で伺った通りです。

突然、全く関係ない話に飛びますが、
ダイヤモンドデスクへの通話料は
携帯でも無料なんですね。
何気に地味なサービスですが
チョット嬉しい気がします。

ANA 477便の到着が10分遅れたので、
こちらもその分おくれました。
ですから
ANA 476沖縄(那覇)→東京/羽田 19:30→21:50
となりました。

夕食時にはもうアルコールはもう
いいや、っていう感じになって
いましたので、お水を頂きました。

羽田へ近づき着陸態勢に入る前、
CAさんからシールとマーカーで装飾された
素敵なカードを頂戴しました。
ありがとうございました。

カードに搭乗便名と区間が記載されていました。
「HND=OKA」と書いてあったので、この時
初めて沖縄(那覇)の空港コードが「OKA」だと
いうことに気付きました･･･ずっとOKIだとばかり
思い込んでいたんです。

手帳にも間違って書いていましたので、早速に
訂正をいたしました。
お蔭さまで、誰にも知られることなく訂正でき
ました。これからの一生、恥ずかしい思いをする
ことなく過ごせそうです。

明日のために、ホテルへチェックインです。

旅行記覚書にペン入れをし、明日の旅程と
搭乗券をチェックして入浴タイムです。
この作業も案外と時間が掛るものですね。

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さて、ただ今、本旅行記が仕上がろう
としていますが、ここまでにも相当に
時間を費やしてしまいました。

4トラベルに旅行記をupされている
先達の皆様の偉大さに敬意を表しつつ、
本旅行記、
「ダイヤモンド獲得へ 〈後編〉」
を終えたいと思います。

追伸
この調子では、果たして
「ダイヤモンド獲得へ 〈前編〉」
を書き上げることが
出来るのでしょうか？

時間が掛ったとしても
未完とならぬよう、
頑張りたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・