アールヌーボーとシャンパーニュ⑦エペルネ

2014/04/24 - 2014/04/24

大好きなアールヌーボーとシャンパーニュを堪能する旅。

4/18　 　 成田→パリCDG
4/19　　 CDG→ナンシー
4/20-21　ナンシー
4/22　　 ナンシー→エペルネ
4/23-24 エペルネ
4/25 エペルネ→ランス
4/26-29　ランス
4/30-5/1 パリCDG→成田

エリア エペルネー(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

4/24、受け入れてくれるメゾンを巡る予定です。

とりあえず朝イチでモエへ行きました。
14：40〜日本語ツアーがあるとのことで予約しました。

エペルネのランドマークと言ってもいいくらい目立つタワーのあるカステレーヌ。
日本語のツアーはないけど、日本語トラディクシオン（訳）付の英語のツアーでどう？というご提案だったのでそれをおねがいしました。

ツアーの時間まで余裕があったので、併設されているギャラリーを見学。

カステレーヌの歴代のポスターなどの展示や、お人形でシャンパーニュの製法を説明していたり、結構見どころ盛りだくさん。

タワーの上から。

タワーにはこの螺旋階段で。
ツアー開始直前になってしまったこともあり、あわてて降りて目がまわってしまいました・・・。

結局ツアーは日本語の「訳」というのは説明が書かれたペーパーで、それを自分で見ながら英語のガイドが説明…というもの。
で、参加者は…

私ひとり！！笑

あまりにも申し訳ないし、気まずいので同時刻に開催されていたフランス語ツアーに参加させてもらうことにしました。
理解度たいして変わらないしね(^^;)

カステレーヌの後、周囲をお散歩していると近くにゴッセがありました。

残念ながらツアーやブティックはなさそうです。

そのあとはまた少し散策。

夜、ひとりでレストランに入るのは少し勇気がいるけど昼なら少し気楽。
なので、昼はしっかり夜はさっくり、とテーマを決めて、よさげなレストランを探しつつフラフラ。

レピュブリック広場。

ピンと来る店が見つからないまま、ネットに頼り見つけた「ラ・コキーユ」へ。

写真の撮り方が悪いのだけど(^^;)、タラのポワローソス。
ややしょっぱいかな、と思ったけど、汗をかいていたこともあり美味しかった♪

お店の雰囲気はかわいらしく、シェフのムッシューと接客担当のマダムは優しく温かいお人柄のお二人でした。
わんこ（最初床にマフラーが落ちていると思ったくらいふわふわわんこ）もいてアットホームな感じです。
すいてたけど…。

そしてモエに戻ります。

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

しばしロビーで出発時間を待ちました。
どうやらランスからの日帰りツアーの日本人のために用意した回のようです。

まずは他のカーヴ同様ビデオを見るのですが、ナレーションがスカーレット・ヨハンソン！

1杯の試飲付で20ユーロか21ユーロで「高いなぁ」と思っていたけど、ちょいちょいお金かかっているのですね。笑

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

ナポレオンも入った？応接室。

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

奥に見えるのがナポレオンから贈られたという樽。

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

日本人ガイドさんのおかげで、なんとなく「こういうこと言っているのよね？」とボンヤリ理解していたことが分かってきたり。

「MOET ET CHANDON」はモエエシャンドンではなく、モエテシャンドンと発音することに「ほっほーぅ」と思ったり。笑

印象に残っているのはガイドさんの
「この地方は寒いからいいブドウが育たない。たとえばボージョレーなどは収穫して数か月後に絞れば商品として成り立つけど、ここのブドウはそうはならない。だから混ぜたり、寝かせたり、どうにか美味しくなるように頑張っている。」
というような説明。
華やかな印象のシャンパーニュだけど、そういう努力と時間をかけて作られているわけで、高くなるわけだ、と納得しました。

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ・エ・シャンドンのブティック。

広くて品数も豊富！

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエ エ シャンドンのカーブ 文化・芸術・歴史

モエが終わって16：00。
近くのコラール・ピカールへ。

カーヴ見学はなく、ブティックのみ。
2杯すでに飲んでいい気分だったせいか、ちょっといいもの3杯15ユーロコースをお願いしてしまいました。

このロゼが美味しかった！！
すごく色が濃いのでイチゴシロップ水みたいにも見えるけど、ブリュットなのですごくすっきりしています。

好みだったので価格表を見るとお安い！
これは買いだーーー、と思ったら試飲したこれは「プルミエクリュ」で見ていたのより少しお高めでした。笑
でも31ユーロなので、4000円くらい。買いなのは間違いない！

ちなみに味についてこのシャンパーニュだけ言うのは、買ってきたボトルをつい最近飲んだからです。笑

お天気が良い日なので、テラスでの試飲がとても気持ちよかったです。

陽も傾いてきたので、5杯飲んだほろ酔いでホテルへ戻り、たいした夕食もとらずそのまま1日終了、＝エペルネ最後の夜終了。
贅沢な時間の使い方です。笑

この旅行記へのコメント （8）

• よっしーいくぞう！さん 2015/08/06 13:00:14

  またまたお教えくださいませ<(_ _)>

  お忙しい中、お返事をいただき、ありがとうございました。
  またまた昼休み中に楽しませていただいております吉田でございます。
  
  シャンパーニュだけのつもりが、すっかり全ての都市に行きたくなってしまいました。
  （仲間とはシャンパーニュで現地集合現地解散です。）
  
  そうなると不安なのが言語です。
  私、フランス語が全く話せません・・・。
  ナンシーあたりは一人で回るつもりですが、英語だけでも大丈夫でしょうか？
  
  吉田拝

  bn-vygさん からの返信 2015/08/06 21:28:20

  RE: またまたお教えくださいませ<(_ _)>

  うーん、言葉は本当に個人差があるので何ともですね・・・。
  
  ナンシーはあまり日本では聞くことのないフランスの地名のように思っていましたが、実は割と日本人に人気の街のようで、案内所には日本語の地図も用意されていました。
  アールヌーボー好きの日本人って多いみたいです。
  
  案内所やホテルはおそらく英語でほとんど大丈夫だと思いますが、ちょっとしたカフェやスーパーなどでこみいった話（街のおすすめを聞いたり・・・など）などというのは厳しいのかな、と思います。
  日本の小さな街と同じようなイメージでいいかもしれません。

  よっしーいくぞう！さん からの返信 2015/08/07 12:29:11

  またまたまたお教えくださいませ<(_ _)>

  いつも色々お教えいただき、ありがとうございます。
  秋からフランス語入門に通うことにしました。
  
  ところで、私共は来年のシルバーウィークに行くつもりでいたのですが、旅行記を読ませていただくと春とのこと。
  もしかすると、秋の収穫期にワイナリーを訪問するなんて、もってのほか?!と、急に心配になってきました。
  
  休暇を考えてシルバーウィークでと思ったのですが、どう思われますか？
  
  それから、ランソンについて、
  シャンパーニュのガイド本を読んでも、ランソンについては他と同じような記載のみです。
  差し支えなければ、ランソンについてお教え下さいませm(__)m
  吉田拝
  
  

  bn-vygさん からの返信 2015/08/08 16:25:43

  RE: またまたまたお教えくださいませ<(_ _)>

  ランソンについては私も結局見学できていないので、何をもってオススメかと言われると苦笑してしまうのですが、私が今回めぐったメゾンはだいたい地下セラーの見学と試飲のセットだったのですが、聞く限りではランソンは畑や工場内も見学させてくれて、他とは少し違うと。
  なので、初めてのメゾン訪問であれば他のところも楽しめると思いますが、数か所訪問するのであればそういうところも入っていると面白さが増すかな、と思います。
  あとはお値段も割とリーズナブル（10.5ユーロだったかと）とお聞きしました。
  HPから予約もできるようですよ。
  http://www.lanson.com/nous-rendre-visite/
  
  訪問時期については私も今回初めてランスを訪れたただの一旅行者ですのでなんとも申し上げにくいです。
  ただ、印象としては通年OPENではないところでも10月いっぱいくらいまでは訪問OKとなっていたところも多かったので、あまりお気になさらなくてもいいのかな、と思います。
  RMのように小さなメゾンであればそういうこともあるかもしれませんが、大きなメゾンであれば大丈夫なのではないかと。
  
  どうやらご計画のお時間がまだまだたっぷりありそうですので、いろいろ調べるお時間も楽しそうですね(^^)

  よっしーいくぞう！さん からの返信 2015/08/10 12:25:31

  またまたまたまたお教えくださいませ<(_ _)>

  返信をいただき、ありがとうございます。
  吉田でございます。
  
  なるほど!
  ランソンがとても魅力的になりました。
  
  ところで、そういったメゾンに関する詳細情報は何処で得てみえるのですか？
  豊富な知識と情報に驚かされっぱなしでございます。
  
  こちらの団体は20歳台〜70??の9名程で、現地で無駄な行動を減らすためには、とにかく準備が必要と考えております。
  
  各メゾン等についての情報は何処で入手されてみえますか？
  
  差し支えなければ、お教えいただきますと助かります。
  
  吉田拝
  
  

  bn-vygさん からの返信 2015/08/10 17:53:57

  Re:またまたお教えくださいませ<(_ _)>

  私は二週間の一人旅だったので結構行き当たりばったり、あまり事前に計画たてなかったのですが、情報はやはりネットです。
  「シャンパーニュ メゾン 訪問」とか「ブログ カーヴ巡り」とかそういうキーワードで検索してました。
  ４トラベルの旅行記にもずいぶん助けられました。笑
  あと、私はやりませんでしたが、それぞれのHPから予約フォームで予約できるみたいですよ。

• よっしーいくぞう！さん 2015/08/04 12:54:10

  是非！キッチン付のドミトリーを教えてください！！！

  はじめまして、吉田です。
  会社の昼休憩中に楽しく読ませていただいております。
  いろいろ現地をお教えいただき、ありがとうございます。
  
  実は私、ワイン会メンバーで行くシャンパーニュの旅を企画している最中です。
  今のところ９名なんです！
  是非！宿泊されたキッチン付ドミトリーをお教えくださいませ<(_ _)>
  
  あと、もしお手すきな時間が有りましたら、何かアドバイスをいただけると嬉しいです！
  
  是非！よろしくお願いいたします！！！！
  
  吉田拝

  bn-vygさん からの返信 2015/08/05 21:44:22

  RE: 是非！キッチン付のドミトリーを教えてください！！！

  吉田様、初めまして。
  旅行記をお読みいただきありがとうございます。
  
  ワイン会メンバーでシャンパーニュ旅行とはとても素敵ですね。
  私が宿泊したキッチン付のところは、ランスのレジデンスで Residence Laudineというところです。
  私はHotels.comでとりましたのでリンク貼りますね。
  http://jp.hotels.com/ho434143/residence-laudine-ransu-marunu-xian-furansu/
  一般のレジデンスで一部が旅行者に供されている、といった感じでしょうか。
  本当にシンプルなお部屋でした。
  
  立地は中心街からは離れています。
  ランス駅からのバス利用になると思いますが、レジデンス最寄りのバス停も少し距離があります。
  なので、一般的な観光には向いていないかもしれませんが、ポメリー、ドゥモアゼル、ルイナール、ヴーヴクリコ、テタンジェ、GHマーテルなどは徒歩圏内なので、数日滞在してメゾン巡り、というにはとても良い立地です。
  （ちなみに私は結構歩く方なので、車生活の方などは遠いと感じるかも。）
  
  また、近くのカルフール（スーパー）も少し距離があって、日曜の午後は確かcloseでした。
  週末を挟んだ短い滞在であれば計画的に動きを考えないと食べるものがない・・・となってしまうかもしれません。
  もちろん中心街に出ればレストランはありますが、レジデンス周辺には飲食店はおそらくありませんでした。
  
  メゾン巡りについては、私のように「どこでも行けるところを巡る」なら現地で考えればいいと思いますが、ご希望のメゾンがあるのなら日本からご予約なさることをお勧めします。
  言語も英語をご希望であれば更に事前にアポをおとりになった方がいいと思います。
  
  旅行記をお読みいただいたらお分かりかと思いますが、オススメのメゾンは行けなかったランソンです。笑
  ちなみにランソンはこのレジデンスからは遠いです。
  
  とりあえず思いつくままに長々と書いてしまいましたが、お問い合わせのお返事になっていますでしょうか？
  またお知りになりたいことがおありでしたらお気軽にお問い合わせください。
  お力になれることは少ないかもしれませんが(^^;)
  
  楽しいご旅行になるといいですね！