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クロアチアの東部ダルマチア地方は、北から南まで直線距離で約600kmにわたりアドリア海に面しています。<br />クロアチアの海岸線はほとんどが西向きなので、全域で夕陽が美しい。でも、プリモシュティンに沈む夕陽は絶景。<br />そのプリモシュティンから北へ30km。世界遺産の聖ヤコブ大聖堂があるシベニク。ドブロブニクへ向かうドライブの途中に立ち寄ってみました。<br />

アドリア海の夕陽スポットと、世界遺産の町シベニク

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2004/09/11 - 2004/09/11

89位(同エリア169件中)

旅行記グループ 385 クロアチア

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redchilipadi

redchilipadiさん

クロアチアの東部ダルマチア地方は、北から南まで直線距離で約600kmにわたりアドリア海に面しています。
クロアチアの海岸線はほとんどが西向きなので、全域で夕陽が美しい。でも、プリモシュティンに沈む夕陽は絶景。
そのプリモシュティンから北へ30km。世界遺産の聖ヤコブ大聖堂があるシベニク。ドブロブニクへ向かうドライブの途中に立ち寄ってみました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー

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  • 幹線道路を離れてシベニクへ向かう。<br />立派なホテルが建ち並ぶ海沿いのプロムナードをずっと進んで、世界遺産のヤコブ大聖堂をめざす。<br /><br />もうそろそろ、この辺りのはずなんだけど・・・

    幹線道路を離れてシベニクへ向かう。
    立派なホテルが建ち並ぶ海沿いのプロムナードをずっと進んで、世界遺産のヤコブ大聖堂をめざす。

    もうそろそろ、この辺りのはずなんだけど・・・

  • 車の中から、なかなか見つけられなかったのだけれど、<br />車を降りて納得。<br /><br />教会もシベニクの町も、海岸沿いではあるものの、かなり高台にあり、<br />街路樹の向こうに隠れていました。<br />坂道を回りこんでようやく辿り着く。

    車の中から、なかなか見つけられなかったのだけれど、
    車を降りて納得。

    教会もシベニクの町も、海岸沿いではあるものの、かなり高台にあり、
    街路樹の向こうに隠れていました。
    坂道を回りこんでようやく辿り着く。

  • Cathedral of St. James(聖ヤコブ大聖堂)<br />「カテドラル」という名前から、ドイツのゴシック様式の尖塔や、<br />フランスの、壁一面に装飾があるフランボワイヤン様式の建物を<br />勝手に思い描いていたら、<br />イメージが違いすぎてびっくり。<br /><br />でも、石だけで造られた建物として、ヨーロッパで最も大きな建造物なのだそうです。

    Cathedral of St. James(聖ヤコブ大聖堂)
    「カテドラル」という名前から、ドイツのゴシック様式の尖塔や、
    フランスの、壁一面に装飾があるフランボワイヤン様式の建物を
    勝手に思い描いていたら、
    イメージが違いすぎてびっくり。

    でも、石だけで造られた建物として、ヨーロッパで最も大きな建造物なのだそうです。

  • 大聖堂の正面の門。<br /><br />落ち着いてみると、重厚な大理石の壁に守られ、<br />ファッサードの彫刻はとても細かく、荘厳な感じ。<br /><br />でも、門の前の広場を子供が走り回っていて、なんだか親しみを覚える聖堂です。

    大聖堂の正面の門。

    落ち着いてみると、重厚な大理石の壁に守られ、
    ファッサードの彫刻はとても細かく、荘厳な感じ。

    でも、門の前の広場を子供が走り回っていて、なんだか親しみを覚える聖堂です。

  • 正面の門の辺りは、ゴシック様式ですが、<br />奥のドームの辺りは、ルネッサンス様式。<br /><br />15世紀はじめから建設が始まり、完成は16世紀半ば。<br /><br />近くの島から大理石を運び、3代の建築家に引き継がれながら完成したのだそうです。<br />島は、古くから大理石で有名な島。

    正面の門の辺りは、ゴシック様式ですが、
    奥のドームの辺りは、ルネッサンス様式。

    15世紀はじめから建設が始まり、完成は16世紀半ば。

    近くの島から大理石を運び、3代の建築家に引き継がれながら完成したのだそうです。
    島は、古くから大理石で有名な島。

  • 空の上に天使の像。<br />でも足で邪鬼を踏みつけ、棒を突きたてて、なんだか怖そう。<br />邪鬼もとっても情けない表情。

    空の上に天使の像。
    でも足で邪鬼を踏みつけ、棒を突きたてて、なんだか怖そう。
    邪鬼もとっても情けない表情。

  • 反対側に回ると、大きな書籍を抱えた人物像。<br />哲学者か? それとも法律家か? はたまた聖職者かな?

    反対側に回ると、大きな書籍を抱えた人物像。
    哲学者か? それとも法律家か? はたまた聖職者かな?

  • こちらは、大聖堂の側面、北の門。<br />両脇にライオンが守っているので、「ライオンの門」とか<br />「天国の門」と呼ばれています。

    こちらは、大聖堂の側面、北の門。
    両脇にライオンが守っているので、「ライオンの門」とか
    「天国の門」と呼ばれています。

  • 北門の両脇の、アダムとイブ<br />楽園を追放されて、悲しみに沈むアダムと、なんだか開き直っているイブ。

    北門の両脇の、アダムとイブ
    楽園を追放されて、悲しみに沈むアダムと、なんだか開き直っているイブ。

  • この大聖堂の壁面には、人間の顔のレリーフがずらりと並んでいます。<br />シベニクの市民の顔だと伝えられています。<br /><br />いろいろな髭、帽子をかぶった人、ターバンを巻いた人。<br />老人もいれば、若者もいる。<br />

    この大聖堂の壁面には、人間の顔のレリーフがずらりと並んでいます。
    シベニクの市民の顔だと伝えられています。

    いろいろな髭、帽子をかぶった人、ターバンを巻いた人。
    老人もいれば、若者もいる。

  • しかめっ面の人もいれば、ひょうきんな顔の人もいる。表情も実に豊か。<br />全部で72人いるそうですよ!

    しかめっ面の人もいれば、ひょうきんな顔の人もいる。表情も実に豊か。
    全部で72人いるそうですよ!

  • シベニクの観光案内。<br />モノクロの民族衣装を着た女性が、とっても知的で、かわいい。

    シベニクの観光案内。
    モノクロの民族衣装を着た女性が、とっても知的で、かわいい。

  • これは、大聖堂に左手、市庁舎の隣にたつ像。<br />大聖堂の設計、建築に貢献したジョルジョ・オルシーニさん。

    これは、大聖堂に左手、市庁舎の隣にたつ像。
    大聖堂の設計、建築に貢献したジョルジョ・オルシーニさん。

  • 大聖堂の裏側に、旧市街が広がる。<br />細い道と、階段が多い。迷路のよう。

    大聖堂の裏側に、旧市街が広がる。
    細い道と、階段が多い。迷路のよう。

  • 大聖堂のすぐ裏手にある、聖バルバラ教会。<br />ギリシャの島々によくあるような鐘。

    大聖堂のすぐ裏手にある、聖バルバラ教会。
    ギリシャの島々によくあるような鐘。

  • 24時間制の時計。<br /><br />ダルマチア地方のたいていの町には、広場があり、そして時計塔があります。<br /><br />ここは、教会の壁面に大きな時計盤。

    24時間制の時計。

    ダルマチア地方のたいていの町には、広場があり、そして時計塔があります。

    ここは、教会の壁面に大きな時計盤。

  • こちらは、シベニクの旧市街の端の、聖フランシスコ教会

    こちらは、シベニクの旧市街の端の、聖フランシスコ教会

  • そろそろ日が暮れてきました。<br /><br />風が少し強くなり、波が岸やボートに打ち返す音が気になるようになってきました。<br />空は、巣に帰る鳥で賑やかに。

    そろそろ日が暮れてきました。

    風が少し強くなり、波が岸やボートに打ち返す音が気になるようになってきました。
    空は、巣に帰る鳥で賑やかに。

  • 日没に間に合いました!<br /><br />空が真っ赤にそまる。手前の山並みは、ダルマチアの島々の山。<br />その山の向こう、はるか彼方にイタリアがあるはず。<br /><br />シベニクからアドリア海の海岸線に沿って南へ。<br />プリモシュティンは夕陽の名所。

    日没に間に合いました!

    空が真っ赤にそまる。手前の山並みは、ダルマチアの島々の山。
    その山の向こう、はるか彼方にイタリアがあるはず。

    シベニクからアドリア海の海岸線に沿って南へ。
    プリモシュティンは夕陽の名所。

  • プリモシュティンは、クロアチア語プリモシュティティ、「橋を架ける」という意味なのだそうです。<br />半島の突端の小高い山の頂きに教会があり、<br />遠くに山あり、近くに海あり、夕凪を頬に受けながら、<br />空の色が刻一刻変わっていくのを、長い時間、見とれていました。<br /><br />そろそろプリモシュティンに灯りがちらちらともり始めています。

    イチオシ

    プリモシュティンは、クロアチア語プリモシュティティ、「橋を架ける」という意味なのだそうです。
    半島の突端の小高い山の頂きに教会があり、
    遠くに山あり、近くに海あり、夕凪を頬に受けながら、
    空の色が刻一刻変わっていくのを、長い時間、見とれていました。

    そろそろプリモシュティンに灯りがちらちらともり始めています。

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