2014/08/14 - 2014/08/24
3552位(同エリア4920件中)
palさん
マイチャウ自転車ツアー。
緑の山と田園風景をサイクリングして、村に戻ってきた。
しばし、お茶で休憩。そして30分ぐらい村探索の時間帯となった。
ベトナムの少数民族ターイ族の村。
何かおもしろいものはないかな。
織物とか少数民族服とか小物の店は沢山あるお土産通りなのだが、こころ引かれるものがない。
人影無し。お店に人影無し。商売っけまるっきり無し。
それが、あるお店で、竹の楽器を見つけた。
あっ、これは日本で言えば笙!?
形は違うが、竹の楽器。これは、笙でしょう
!
お店には人影無し。
いや、中に入ると二人の男がお茶を飲んでいた。
ああ、全く商売っけ無し。
あのー、お客さんですよー。
気がついてください。
この楽器を見たいんです。
しびれを切らし、
Xin loi=すみません
と声をかけた。
竹の楽器を指さし、Bao nhieu=いくら?
と尋ねた。
タムチャムギン。
???
えーと、モッ1、ハイ2、バー3、ボン4、
えーと、子供みたいに指を折って数えたり。
タム8、チャム100、ギン1000
おお、わかりました!
8x100x1000=800000ドン。
= 4000 円
Ma qua nhe = 高いなあ。
と言うと、
Nho = 小さい(のがある)
と壁にかけてある、ちょっと小ぶりのターイ族の笙を指差した。
男は何のかんのしゃべりかけてくるのですが、ごめんなさい。私のベトナム語はここまでです。
きっと、お前楽器できんのか?これを見たことあるのか?
なんて、言っているらしい。
男は、美しいターイ族の笙の曲をいきなり披露してくれた。
素晴らしい音色。
おっちゃん。凄いです。
アイヤー、なんでビデオ撮らなかったのだろう。だっていきなり演奏を始めるんだもん。
でも、その音色とフレーズの一部はは記憶に残ってます。
笙は映像でしか見たことがない。
でも、垂直に持って、厳かに和音を奏でるのは日本人なら知っている。
ターイ族の笙は斜めに傾けて吹く。
笙のルーツは知らないが、きっと間違いなく中国でしょう。
1000年以上昔、いやもっと昔、遣唐使さんたちが笙を日本に持ち帰った? いやいや、勉強不足で知りません。
そして、笙は南も伝わり、ターイに伝わった。
あー、いや、旅人の勝手な妄想解釈です。
ちょっと調べてみましたが、よくわかりません。
ちょっと小ぶりのターイ族の笙は、600000ドン=3000円だった。
おっちゃん、買います。
Cho toi mot = 一つ下さい。
おっちゃんは、お茶もご馳走してくれた。
Cam on ban = ありがとう、友達。
Hen gao lai = また会いましょう。
サイクリングツアーで一緒になったみんなのところに戻ると、ターイ族の笙は注目の的となった。
えーと、これは竹の楽器ですよ
日本でも似た竹の楽器があるんです。
名前は笙で、1000年以上前からある古い楽器で、日本では古風な儀式に使うんですよ。
と、知ったかぶり説明。
いや、笙って何、と聞かれてもそれが精一杯でした。
じゃあ、吹いてみて、と言われ、困惑。
さっきおっちゃんが始めて見る、初めてのターイ族の笙の演奏を見ただけです。
アイヤー、まだ買ったばかりで全くわかりません。
適当に穴を押さえて、ピヤーと音を出してみた。
みんな大爆笑。
ああ、こいつの音色はそんなものじゃないのに。
ははは、ど素人に吹けよ、は無理です。
その後、村に着いた場所に戻った。
ターイ族にとっては古い建物で、2階の造りだった。2階はとても開放的な広い造りだった。
サイクリング仲間みんなで観光。
すると、長老らしい、ニコニコのお爺ちゃんが現れた。
お爺ちゃんは、私が持ってるターイ族の笙を見つけた。
ニコニコして、買ったのか、と
尋ねられた。
ハイ。
お爺ちゃんは、いい笙じゃ、と言い、それを手にとり、演奏を始めた。
みんな、その音色にうっとりした。
みんな拍手拍手。
ああ、そうやってお土産となったターイ族の笙ですが、吹き方は全く謎です。
ターイ族の優しい人たち、マイチャウの村。
Cam on nhe ! = ありがとうね!
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旅行記グループ ベトナム マイチャウ 2014
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