'80年代から'92年までの印画紙発見！

1982/02/02 - 1992/12/12

タイトル通りです、PCのHDがクラッシュしたお陰でバックアップしたデータを見ながら昔を懐かしがってUPする気になりました。
旅行記とは呼べない事はネグロス島の記事に同じくです、自分で自分の旅行記を眺めるのもちょっと可笑しいけど折に触れて見るには記事にする事で機会が出来ます。
4traの本来趣旨から外れているでしょうがお許し下さい、見られて差し障りの無い程度の写真にしました(^o^)
旅行期間についても便宜上に表示したものです、あんな頃にフィッリピンを訪れた人が居て鼻で笑ってくれたら幸いです。

エリア ミンダナオ島(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

'80年代初頭の頃です、おだてられて出資をしたパイナップル畑はタイとは随分耕作方が違います。
収穫は7〜8mの鉄の腕に鋏を着けたブルトーザーで切って後ろの網に落とす仕組みでした、近くにデルモンテの加工場が有ってトレーラーで運びました。

考えてみるとこの頃から井戸を掘るのが好きと言うか地元の皆さんが必要だったんでしょうね。
かなりお金を払った気がするけど忘れた、初めての訪問の頃だったから'82年かもしれない、、、、

ビビりながら子犬をなでます、噛み付かれない様に餌付けをしてからです。
東南アジアで犬に近づく事は非常に危険です(^o^)
写真に関係有りませんがカガヤン・デ・オロ空港の位置情報を入れておきます、この空港の離着陸は犬より怖かった！

長老にせがまれて学校と診療所と教会も建てました、と云っても掘っ立て小屋を三つ作る資金を提供しただけですが牛しか運搬手段が無い村でしたから、、、、
バイクの轍では有りません車輪の無い牛車が自然に道を作ります。

表の国道は日中に政府軍が検問所を設けていましたが夜は得体の知れない連中が通行料を徴収していました。
長老との信頼関係が身の安全を保障してくれました、詰まる所僕のお金の使い方が偶然上手くいっただけです。

何処に行っても昼間から酒を飲んで居眠りです、ただしこの村には自然発酵して出来たヤシ酒しか無かったから飲むには覚悟が要ります(^o^)

赤シャツがドライバーで横じまがガードマン、違いが分かりますか？
ガードマンは靴を履いています、確か軍人でしたオートマチックの銃を持って居ました。
これは'85年頃かな？

カガヤン・デ・オロにはゴルフ場が有りました、近くに川崎製鉄やデルモンテの工場が有ったので日本人駐在員が金に明かした毎日を送っていました(^o^)
これがミンダナオ訪問の最後で'89年の写真です、その後は訪れていません。
UP出来る写真はこれまでかな？大昔のミンダナオ島西部の風景でした。

ミンダナオ島への訪問がおざなりになったのはマニラに友人が出来たからでは有りません。
流石に当時の飛行機便やミンダナオ西部でのアクシデントが多すぎた、生命の危険を指摘する人の心配も有ったし、、、、
僕を睨みつけている男はガードマン(友人)です、カラオケ夢中の日本人(友人)は後日フィリピーナと結婚しました。

コヤツは非常に腕っ節が強く頼りになりましたが、いくら教えても日本語を覚えない頑固者でした。
彼はこの5年後('90年前半)くらいに突然の心筋梗塞で亡くなりました、、、、

ドライバーは陽気な若者で非常に愛妻家です、友人(日本人)が出資してタクシー業を営んでいました。
生き馬の目を抜くマニラで雲助をするには優しさが邪魔をしてましたが、、、、

男連中が夜遊びに出かけるちゅうに女房なんか連れてきたら遊べんでしょうが！
25年も過ぎてしまった、、、病弱だった子供は元気に成長したかしら？

日本人の友達にせがまれてマニラに連れて行くこともしばしばでした、観光客として行くなら何処でも歓迎されます。
これはケソンのレストランのショーだったかな？
テリトリーだったマラテ＆マビニも歓楽街でしたがココは少し上品かな？

一杯飲んでのバンブーダンスは足元がおぼ付きませんがお嬢さん達は我慢して遊んでくれます、フィッリピン人は天性のリズム感と陽気さを持っていますから、、、、
むしろ他のお客さんの笑いを取ってたな(^o^)

顔を隠した二人は現地での結婚までこぎつけました、勿論お隣の女性では有りませんが。
各々が2人の子供を設けて現在に至ります、子供達は成人して社会人や大学生になっています。
左の濃い緑シャツの彼の結婚式の模様が次の紹介です、勿論この写真は内緒です(^0^)

考えてみると数十年前から撮影係を拝命してるのに技術の進歩が全く無い僕です。
それにしても当時のビデオカメラのデカい事！バッテリー込みで5Kg以上有ったかな？そうか腕じゃなくて体力で選ばれたのか！

仲人や親族、証人や日本人同行者たちは初めての事ですからウロウロです。
日本人って経済力有りますねぇ〜教会への寄付なんか屁のカッパ！
ピンクの顔の女性達も結婚による日本在住です。

僕の後ろ、右隅の女の子は前述のカラオケ店のコンパさんですがお祝いに駆けつけてくれました。
結婚する友人を兄の様に慕っていましたから、、、、僕以外の仲間たちはお金も使ったけど非難される遊び方をしなかったから。

おごそかに結婚式が行われます、まずは神への感謝の祈りです。
バロン・タガログと呼ばれる麻のシャツに黒いズボンと靴は日本人の費用負担です(^o^)
参列者の他にも数十人がお祝いに来てくれました、結構デカい教会でした。

先導の子供達に続いてキャンドルサービスって言ったっけ？僕はカップルの女性と一番にバージンロードを歩きます。
これね、秘密と言うか訳が有ったんです。

自分の歳の半分にも満たない親子ほど歳の離れたカップルが式の幕を切って歩きます。
これって地元では次に結婚をする者の役目なんですって？？？
この娘18才、僕44才？？？まっ日本人同行者で独身は僕一人でしたから。

上の写真で彼女の目線が泳いでいるのは母親と思しき女性が泣きながら声をかけた様でした。
それにしても自信たっぷり！ルール知らずに他国のイベントに参加するのは危険！

無事に結婚の誓い＝キリスト教では結婚は契約だそうです、当時フィッリピンの法律は離婚を認めない様でした。
撮影係はノー天気に祝福の握手です、この後に飛び上がるのも知らずに、、、、

二次会と称して飲みに行こうとしたら花嫁のお姉さんに止められました、バージンロードを一緒に歩いた女性の他に2人の候補者が待機しています。
4人の内1人を連れて飲みに行けと言います、ソレって公の交際宣言じゃん！こいつら全員二十歳前だよ！おっ母さんが涙で祝う訳だ！！！！

記念写真登場！さっきの3人は親族もしくは花嫁の友人でした。
後日お土産を持って丁重にお断りです、歳の差の理由は中々納得しませんでした、新婚さんもふた周りの差が有りましたから。

ディープな写真やプライバシーを毀損する可能性の有るものは避けたつもりです。
デジタルの無い時代でした、これまでとします。
カレンダーの年号が'92となっているので'91だったみたいね！大昔の個人的ノルスタジァにお付き合い下さって有難う。

この旅行記へのコメント （4）

• botaさん 2016/09/19 12:08:53

  旅行記は自分のため。

  個人的ノルスタジァで良いんじゃないです、私の４トラは写しすぎた写真の整理、自分のための旅行記です。
  フィルムの頃は大変、写真を選んでスキャンして、デジカメになって楽になったけど、今度は撮影の量が3倍以上に増えちゃって、昔よりレーアウトを手抜きしています。

  trat baldさん からの返信 2016/09/19 20:55:30

  日本に戻って来ました、チョイ短すぎた！

  僕の場合はもう少し旅行記の呈を成していればbotaさんにそうだそうだ！と返事出来るだろうけどかなりヒドイもんね、、、、
  それと絢爛豪華な観光旅行をUPしてる人達が見て投票してくれてるから何か違和感を感じちゃう(ioi)少数派の悲哀かな？
  Ps.メゲずに近日中にまたヘンテコ報告書をUPするつもりです(^o^)

• somtamさん 2015/06/07 13:29:44

  こんにちは。

  これは、すごい旅行記★
  
  trat bald様の足跡がわかり、大変、おもしろかったです。
  続編を楽しみにしていますね。
  
  　　　　somtam

• AKOさん 2015/06/06 10:08:14

  すごいですね！

  素晴らしいですね！　私には到底真似事は出来ません！
  現地で色々と地元民の援助等ーーー！
  私にも、数名ですが、ダバオ・ボホール等数名の友達がいます。
  来週からそれらの友達に会いにいきます。
  特に今回は、カガヤンデオロ市からダバオ市縦断のバス旅を楽しみにしております。