北タイ 田舎町チェンセンの水かけ祭り

2015/04/10 - 2015/04/30

チェンセンは４回目の訪問ですが今回は趣向を変えてソンクラーン（水かけ祭り）体験です。

ソンクラーンの後はチェンセン周辺を車で周遊。
同行私を含め４人内２名は女性、みな高校の同窓。
女性たちは先に帰国しますがソンクラーンの影響で地元チェンライ空港-バンコク便がとれず、チェンマイ-バンコク便に。
海外、国内に働きに行っているタイ人が一斉に故郷へ帰るから。

さくら旅館のミニバスをチャーターしチェンマイへ見送り。
女性たちの提案チェンマイで一泊して見物したい。
インペリアルメーピンホテルに宿泊、そうですテレサテンが住んでいたホテルです。
これらは別の旅行記にまとめようと思います。

＜行き＞
4/10　羽田発　00：25　ANA
4/10　バンコク着　05：00
4/10　バンコク発　07：35　バンコクエアウエイズ
4/10　チェンライ着　08：55

ANAネットで購入、往復75740円。

エリア チェンセーン(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 自転車 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA バンコクエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンコク　スワンナプーム空港
チェンライ行バンコクエアウエイズ
スカイドック（？）ではなくバスでシップへ。

搭乗率６割くらい
今までバンコク−チェンライはタイ航空でしたがなぜか今回初めて子会社のバンコクエアウエイズ。（タイ航空赤字なので合理化かも？）
タイ航空の朝食は簡単なサンドイッチ程度でしたが、バンコクエアウエイズはチキンの照り焼きともち米のご飯。
１時間少々のフライトで朝食サービスの土方仕事、CAはがたいのご立派なお姉さま達でした。

ANAで午前４時頃朝食、本日２度目の朝食でした。

チェンライ空港着
ここでもトホホ〜の歩でターミナルへ
このように合理化をしているので朝食を出せるのだといたく納得。。

地上が濡れています。
出迎えのスーさんに水かけ祭りは終わったの？とギャグ。。
スーさん　早朝大雨でした。

スーさんはジャスミンの花でレイをつくり皆のお首に。
女性も行くぞと言っておいたので男の時とは差別？

チェンセンへ行く前にチェンライ市内を見て周る。
ここは新しくできたお寺。

ここも新しくできました。

チェンセン、メコン前のレストランで昼食。
チェンセンのレストランでトリップアドバイザーに載っているのはここだけ。おいしいが高い、普通の食堂は一食35B～だがここは80B。
正面はスーさん、左は高校同窓美大卒の女性たち、右奥は運転手のアックン。
オーナーとは顔なじみなのでやたら辛くされてしまった。

おなじみのスーさんの「さくら旅館」着

スーさん皆に「よくいらっしゃいました」と日本語でご挨拶。

到着日の夕食、スーさんがつくってくれた。チェンセンの田舎料理。
鉢巻はスーさん、手ぬぐいは私からのお土産、汗がおでこでとまるから具合がいいそうだ。その右は私。
ここはキッチン兼ダイニング、宿泊客はここで自炊できます、ただしカセットボンベや料理用ミネラルは客が買う。

彼女たちは絵を描くのが目的だから絵ばかり描いている。
さくら旅館のすぐ近く。

デッサンとはメモ帳に記録するという意味だそうだ。
帰ってから本チャンの絵を描く。

こういうのが好きだそうだ。

遺跡公園にて。
お掃除のお手伝い。

スーさんのジャスミン畑でジャスミンの花を摘む。
完全に咲く少し前のを摘む。
真中はスーさんの姪のルル、彼女運転のサイドカーで来た。

ジャスミンの花を三日くらい陰干しするとジャスミン茶の出来上がり。
ジャスミンの香りがすごくいいです。
スーさんがチェンライ空港に迎えに来てくれたとき、ジャスミンの花で作ったレイを皆にかけてくれた。

タイのカレンダー
ソンクラーンの祭日は13,14,15の三日間。
ソンクラーンは毎年日にちは同じですが１１月のロイカトーンは年により違うそうです。
４月から５月中旬まで学校は夏休み。

ソンクラーンは盆と正月が一緒に来たようなものといいますが
お盆の行事のほうが濃厚です。
これはスーさんの家の行事です。

お寺に供えるものを作ります。
左の棒は「マーイ　カム」この棒に大切にしたい家族の住所、名前を書き飾ります。

最初の行事はチェンセン郊外の河原に行き車に砂を積みその砂をチェンセン市内にある九つのお寺をまわり砂を供えます。九寺参り。
その途中で水の掛け合い。

100円ショップのレインコートを着て水かけの予行練習、kochanです。
ピックアップの荷台には２個の大きなポリバケツ。
途中氷屋に寄り１個に氷をどっさり。
冷たい水で驚かす！
100金レインコートは全く役に立たなかった。

河原に砂をとりに行きます。

ここで砂を積みます。

お寺に砂を供えるところはこのように竹を編んで高くしてあります。

スーさんが願い事を唱え、

砂を供えます。九寺参り。
九つのお寺すべてを廻り砂を供えます。

翌日早朝飾り物をお寺に供えに行きます。

お寺が混まない早朝の内に行きます。

昨日供えた砂の山に飾り物を差します。
ピンクの短パンはスーさん。

お寺でローソクを灯して願い事。

堂内でも祈願。

食べ物飲み物を乗せた大皿を堂内へ。
食べ物の上に紙に亡くなった家族親族、自分の名前を書きのせてあります。
輪廻により再びこの世に生まれ変わった時この食べ物を食べられますようにと
僧侶に読経してもらいます。

読経の後食べ物を僧堂の奥へ行き布施をします。

スーさん宅近くの遺跡へマーイカムを納めに。

菩提樹にマーイカムをしっかり立て掛けます。

ソンクラーンのために設えた祭壇に願い事を唱え拝礼します。

農業用トラックで（エンジンはヤンマー汎用エンジン）マーイカムを運ぶ農家。

お寺の砂の山は午後には飾り物でいっぱいです。

これで１５日の行事は終了です。
明日はお正月。

スーさんのミニバス
車もお化粧します。町を一回りすればきれいに。

このミニバス（トヨタコミューター１１人乗り）で女性たちをチェンマイに送ります。

お正月の飾り物です。

東と西の城門
ここは東の城門です。
スーさんは東の城門はお母さんが、西の城門はお父さんが守ってくれていると固く信じています。

城壁の外側にある祠
スーさんはここにもお供えをします。
スーさんの説明
昔ミャンマー軍が攻めて来た時みんなで濠を掘って町を守りました。

西の城門
チェンライ方面から来る時ここが入り口です。

やはり城壁の外側に祠があります。

これは一般的なお正月の行事ではありません、スーさんだけの行事です。
豚の頭と豚足それと９種類の食べ物と飲み物をサンパプーン（敷地内にある神様を祀る祭壇）に供えます。

バナナ、パイナップル、りんご、すいか、ぶどう、メロン、ココナツ、エビ、カニの九種類。九は縁起の良い数字。

１年を無事に過ごせたお礼、今年も無事に過ごせますように。
さくら旅館に来る日本人のお客様、日本からタイへ、日本へ帰るまでお守りください、とサンパプーンの神様に祈念します。

スーさん宅にはサンパプーンは３か所あるのでそれぞれへお供えします。

翌日豚の頭と豚足を料理してくれました。
頭はスープに、レモングラスの香りが効いて大変美味です。
足は煮詰めた料理に。

前日スーさんに担がれました。
明日スーちゃんは豚の頭をかぶります！

ソンクラーンのお祭りにチェンコーンからレストランボートが来ました。

これもレストランボートです。

メコン川でボートレースもあります。
タイ、ラオス、ミャンマー、中国、４か国の勝ち抜き戦。
三日間行われます。テレビ中継しています。

グリーンはタイチーム

惜しくも２着でした。

ピンクはミャンマーチームです。

美女と野獣？
北タイは人情と美女の産地といわれています。

警備のタイ水上警察
タイが勝つと素直に喜んでいます。

表彰ステージ
夜は舞踊や歌のイヴェント

入賞トロフィー

移動観覧車も来ています。
娯楽の少ない田舎町なので子供たちは大喜び。

水かけ点描
砂を取りに行く途中です。

太いホースでかけられた！

メコン川沿いの道
これはもう悪ふざけのお祭りです。

バイクはかけられるだけ
かけられたくないバイクはそもそもこんな道は通らない。
かけられたくない時は携帯や財布を手に持ち高く上げます。

かけてもらいたい車は徐行か停止します。

水が無くなった車には補給してあげます。

チビッ子も頑張っています！
この写真をスーさんに送ってあげました。
親にあげたら大変喜んだそうです。

塩ビパイプを使った自動水撒き機

メコン川からポンプアップ
清潔好きな人は要注意。。

スーさん宅も近所の四つ角で臨戦準備
食べ物飲み物、大スピーカーで大音量のタイポップス。
１日中やります。

親戚の子供やその友達が来ます。
kochanも準備完了。

子供たちはなかなかに上手です。
水しぶきにして百発百中。

やはりここでも水なき子には補給してあげます。

水をかけてもらいたい車は街中を巡回

飽きもせず一日中

すぐ近くの屋台でスーさんとしばし休憩
黒いTシャツはスーさんの親せき、来年徴兵、国のために役に立ちたいと張り切っています。

レオビール、４３度のラオカオ
チャンビールは度を上げるためアルコール入りなのでNG。
スーさんはお酒をストローで飲みます。

やる気充分になりました。

子供たちは休まずやっています。

バイクにも

スーさんものっています。

タイポップスに合わせスーさんと、、、
素面ではできませんネ。。。

kochan獲物を見つけ狙っています。

バケツは空でした。
サムローに水をかけてはいけません！！

以前メコン下流チェンコーンからサムローでさくら旅館に来た日本人がいました。
チェンコーン〜チェンセンは20キロ以上ありサムローは絶対と言っていいほど行きませんが、このサムローには日の丸の旗が掲げてあり運転手は日本で働いたことがあるので日本語が話せたとか。
チェンコーンで見かけたらご利用の程を！

女の子たちはまだやっています！！