2014/12/29 - 2014/12/29
2位(同エリア110件中)
とーりさん
年末年始の長期休暇を利用して南欧のスペイン・ポルトガル・ジブラルタルそして海峡を渡り、アフリカ大陸のモロッコに行ってきました。
一見優雅に見えますが、スペインはアンダルシア地方(グラナダ、ジブラルタル、セビリア、コルドバ)とマドリード及びその近郊(マドリード、セゴビア、トレド)を1泊ベースで、そのほかポルトガルは首都リスボンを日帰り、海峡を渡ったモロッコはティトアンとタンジェを日帰りのツアーというタイトな日程で回って来ました。
南国だと思っていたスペインはセゴビアやマドリードなどかなり標高が高く、また海岸沿いのジブラルタルは大風が吹き荒れ、とても寒かったとの印象が残りました。また人々は陽気で明るかったですが、よく言われるいい加減さはなく皆まじめで実直な人が多かった気がします。電車の時間も正確で、いい意味でイメージが違う部分が多く、旅行も快適に楽しく過ごすことができました。
日程は以下の通りです。
1日目 (12/26)1/29 スペイン到着
2日目 ① (12/27)2/29 リスボンの坂道
2日目 ② (12/27)3/29 ジェロニモスの中庭
2日目 ③ (12/27)4/29 新大陸への道標
2日目 ④ (12/27)5/29 バイシャの活況
3日目前篇(12/28)6/29 レコンキスタの道
3日目中篇(12/28)7/29 アルハンブラの幻想
3日目後篇(12/28)8/29 グラナダの落日
4日目前篇(12/29)9/29 アンダルシアの荒寥
4日目中篇(12/29)10/29 ザ・ロックと英領ジブラルタル
4日目後篇(12/29)11/29 ジブラルタルの疾風
5日目 ① (12/30)12/29 ジブラルタルの波濤とスペイン領セウタ
5日目 ② (12/30)13/29 ティトアンの迷宮Ⅰ
5日目 ③ (12/30)14/29 ティトアンの迷宮Ⅱ
5日目 ④ (12/30)15/29 タンジェのメディナ
6日目 ① (12/31)16/29 セビリアの芸術
6日目 ② (12/31)17/29 セビリアの澄明
6日目 ③ (12/31)18/29 コルドバの花道
6日目 ④ (12/31)19/29 セゴビアの夜景
7日目前篇(1/1) 20/29 暁光のアルカサル
7日目中篇(1/1) 21/29 トレドの俯瞰
7日目後篇(1/1) 22/29 白光に浮かぶ王宮
8日目 ① (1/2) 23/29 マドリードの早朝
8日目 ② (1/2) 24/29 スペイン絵画の栄光Ⅰ ティッセンボルネミッサ
8日目 ③ (1/2) 25/29 スペイン絵画の栄光Ⅱ プラド
8日目 ④ (1/2) 26/29 マドリードの午後
9日目前篇(1/3) 27/29 ボンの平穏
9日目中篇(1/3) 28/29 ブリュールの静寂
9日目後篇(1/3) 29/29 大聖堂の氷雨
今回は4日目中篇(ザ・ロックと英領ジブラルタル)です。大まかな動きは
アルヘシラスBT ⇒ ケースメイツ門 ⇒ ターリクの山(ザ・ロック) です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【イベリア半島と海峡縦断の旅:スペイン・ポルトガル・ジブラルタル・モロッコ旅行(2014〜2015年末年始:4日目前篇 アンダルシアの荒寥)9/29から続きです】
ジブラルタルへのバスも同じバスターミナルから出ます。運賃は乗車時バスに直接払いです。
ジブラルタルへは国境があるのでバスは手前の街ラリネア行きです。
(アルヘシラス12:00 ⇒ 12:44ラリネア) -
ジブラルタルは湾を挟んで向かい側なのでバスは北へ進み、途中高速道路も走り、45分かかって付け根の街ラリネアに向かいます。
右手にはジブラルタルの象徴ザ・ロックが絶えず見えます。 -
だんだんザ・ロックが大きく見えてきてジブラルタルが近づきます。
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ようやくラリネアのバスターミナルに到着しました。
一見するとショッピングセンターのようです。帰りにバス停を見忘れないよう写真を撮っておきました。
(ラリネアBT12:45 ⇒ 12:50国境) -
とりあえずザ・ロックの方角で下車客が歩いて行く方に付いていきました。
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ありました、国境です。
車でも行けるようですが、何時間待ちとも思えるほどのかなりの列ができています。 -
シンガポールとマレーシアでバスによる出入国はしたことがありましたが、徒歩での出入国は初めてです。でも緊張感は全くありません。
-
普通の人はパスポートを見せるだけのフリーパスですが、ジブラルタルの入国スタンプが欲しかったので、日本からプリントアウトして行ったザ・ロックの表示のあるスタンプの写真を見せて係官にお願いしました。
よくあることなのでしょうが係官は首を振りながらこのスタンプを押してくれました。
ザ・ロックのスタンプはないよ、ということだったのでしょう。私としてはジブラルタルのスタンプがもらえたので満足です。 -
無事入国し、何やら表記が。
通りの名前ですが「ウィンストンチャーチル通り」。
ここは既に英国です。 -
さてここからどう行こうかと考えながら人の流れで歩いて行きます。
まあザ・ロックの方に歩けばよいので、迷う心配はなさそうです。 -
少し歩くとみんな吸い込まれるようにバスに乗っていくので私も乗ってしまいました。
(国境バス停12:55 ⇒ 13:03ケースメイツ門) -
バスに乗ること10分弱で到着しました。
ジブラルタル市街の入口「ケースメイツ門」です。
門の手前はバスターミナル、向こう側は広場になっていて中心街であるメインストリートの起点になっています。 -
ケースメイツ門の反対側「ケースメイツスクエア」です。
広場は多くの客で賑い、ショップも小奇麗な店が多いです。 -
まずは両替です。
ジブラルタルでは当然ユーロも使えますが、折角なので土産代わりにジブラルタルポンド札が欲しくなりユーロを両替しました。
ちなみにジブラルタルでユーロで払うとジブポンドと比較してかなり損をしそうなので、買い物は原則カードで払うことにしています。 -
こちらが両替したジブラルタルポンド札です。
ちゃんとエリザベス女王の透かしも入っています。 -
裏面は城のような図柄になっています。
ちなみにジブラルタルポンドは本国では使えないようです。 -
いよいよ本格的に観光スタートです。
「メインストリート」という名のメインストリートは買物客で大混雑しています。
ジブラルタルは税金が安いらしく、ケースメイツスクエアの近くは貴金属や酒たばこ、電化製品の店が多く私などの観光客が入るスーベニアショップは意外にもあまり見当たりません。
土産購入は後にしてとりあえずターリクの山(ザ・ロック)に登るロープウェイの方に向かいます。
(ケースメイツ門13:03 ⇒ 13:36ロープウェイ乗場) -
途中道を間違えながらようやくロープウェイ乗場に着きました。
券売所には長い列ができていました。仕方がないので並びます。 -
券を買うのには少し時間がかかりましたが、ロープウェイは頻繁に出ているのですぐ乗れました。
乗車3分、展望台に着きました。
まずは南側、ジブラルタル海峡を望みます。向こうの高い山はアフリカ大陸、モロッコです。
(展望台13:55〜14:29) -
こちらは西側、湾の対岸にはバスで来たアルヘシラスの街並が広がります。
-
そしてこちらは北西側、ジブラルタル市街とラリネアの街が一望です。
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そしてこれが「ザ・ロック」こと「ターリクの山」です。
思ったより大きく、この角度で見ると尖がった岩先が印象的で迫力があり圧巻です。 -
市街地の先にはジブラルタル空港が見えました。
ここは道路と滑走路が平面交差する愉快な空港ですが、離発着は非常に難しい空港だそうです。後で私も歩いて横断したいと思っています。 -
軍艦と思しき船も停泊しています。
やはりジブラルタルは基地の街なのです。 -
ザ・ロックのもう一つの名物はこれ、サルです。
結構たくさんいて、観光客を全く怖がりません。逆に、遊びに来ていた小学生がサルに乗っかられ怖がっていました。
危険といえば危険ですが、「ジブラルタルにサルがいる限り英国の統治は続く」という言い伝えがあるので英国政府も無碍にはできません。
第二次大戦中サルの個体数が減少した時、時の首相チャーチルがサルの保護を命じたということもあったそうです。 -
ひと通り山頂を満喫したので、ザ・ロックを降りて市街に戻りながら土産を物色することにします。
【イベリア半島と海峡縦断の旅:スペイン・ポルトガル・ジブラルタル・モロッコ旅行(2014〜2015年末年始:4日目後篇 ジブラルタルの疾風)11/29に続きます】
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