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夢のアマルフィーとさすがフランス。すっごく参考になりますよ!

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2014/05/28 - 2014/06/03

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しげさんさん

<準備段階>大好きな大前研一さんの旅本にアマルフィーのことが書かれており、それ以来10年間 いつかはアマルフィーと思っていました。イタリアはシシリー、ミラノ、トリノ、ジェノバ、ローマ、ナポリ・・・など仕事で、車、通訳付きで行ったことがありましたが、自分の意思で「アマルフィーで泳いで、ムール貝のトマト味のスパゲッティーを食べる!」という夢を叶えることにしました。しかし、アクセス、ホテルの情報をどう絞っていいのか分からず、専門の旅行業者に相談し、何通りかプランを出してもらいました。しかし、手続きの進捗が遅いので、結局自分で飛行機もホテルの手配もしてしまい、旅行会社には情報だけもらうのは申し訳が無かったので、ポテチ2箱送って許してもらいました(-_-;)飛行機は羽田〜エールフランスでCDG経由、ナポリ。ナポリからアマルフィーにはバスか鉄道か船か・・・と色々調べましたが、リスクも多そうなので、送迎タクシーもあることを知りました。しかしほとんどがメルセデス貸切送迎で、安くても往復4万円前後・・・。ホテルはビーチの目の前にある小さな手ごろなホテルをメールで予約しました。ホテルの手配は世界中英語でOKですが、込み入った内容やリクエストなど、英作文が面倒なので、インターネットの翻訳に日本語を打ち込み、多少手直しした英作文をそのまま貼り付けて送信しています。そうしてホテルに送迎の相談をすると、ホテルで準備をしてくれる。しかも相場の半額くらいのお値段でした。トラブルが怖いので、下準備をしっかりします。乗り継ぎのCDG空港は夜中の3時に着き、広いターミナルを移動してゲートに向かうのですが、幾らインターネットや空港のHPを見ても、空港内の移動が不安で仕方ありませんでした。ターミナル間の移動が不安でした。ナポリ空港はさほど大きくもなさそうで、HPを見てこちらは大丈夫、と安心でした。機内の席は航空券の予約時に「廊下側」で指定していました。

<出発〜CDG>私は帯広在住なので、夕方羽田に到着し、国際線ターミナルに向かおうとしたら、友人が突然現れ(待ち伏せ)出発前に食事を御馳走してくれました。エールフランスは3時間前からチェックイン開始でしたが、1時間前にカウンターに着くと長蛇の列。最後の方でチェックインをすると、廊下側の席は既に取られてしまい、予約時の指定もWEBチェッックインが優先されるとの説明でした。席は窓側3列並びの真ん中で最悪でした。12時間も窮屈な姿勢で、トイレの出入りも嫌になります。しかし、これがら奇跡が始まります。左隣は「フランス在住の日本人画家のおばーちゃんで里帰りの帰り、右隣は外資にお勤めの女性で、ドイツで行われる格闘技大会に旦那が出るので、こっそり見に行くとのことでした。3人で面白おかしく話していた中で、おばーちゃんが「フランス人は夜中仕事をしたくない国民なので、夜中にCDG空港に着いても係員は誰も居ないわよ」と言うのです。外資のおねーさんも僕もターミナル移動があるので不安が広がりました。そうしてCGD空港にようやく到着。飛行機から出ると、空港内が暗い。人も係員もいない。誘導サインもない。僕とおねーさんは後から来たインドの少女と3人で迷っていると、おばーちゃんが来て「ほら、誰も居ないって言ったでしょ?私はここで降りるのでそのまま外に出るけれど、あなたたちは乗換なので困ったわね。私がきいてきてあげる、と言い残し15分ほどいなくなりました。そうして、「こっちよ」と言って通路を見つけてきてくれました!おばーちゃんが隣でなければどーなっていたのか。握手でお別れ。僕とおねーさんとインドの少女3人だけが乗り継ぎのようで、暗い連絡通路を進んでいくと、ようやくゲートNoの書かれたターミナルの指示サインが出てくるようになり、無事出発ゲートにつきました。9時まで待つことになるのですが、5月末にもかかわらず寒いのなんのって、その後ゲートに集まってくる外人さんはみなダウンを着こんでおりました。ここでおねーさんとお別れ。帰りもCDG空港ですごいことが起きました。

<ナポリ到着>ナポリ空港につくと、お迎えの人たちが名前を書いた紙をかざしており、すぐ僕のお迎えの人と会うことができました。僕の送迎代金は安いので、ジローラモ似の運転手さんはTシャツにジーパン姿。どんな車か心配でしたが、ぴっかぴかのでっかいメルセデス。ジローラモもたどたどしい英語で、お互いのレベルが同じでよく話が通じました(笑)事前の予備知識通り飛ばすこと、すごい。もっとゆっくりでOkといっても「毎日運転してるから心配ないよ」とのこと。岡を上がった時目の前に広がるポンペイの町が美しかったです。1時間半ぶっ飛ばしてアマルフィーに到着しました。イタリアでは観光客だとわかる恰好をしてるとすぐスリが来る・・・と注意警報がありますが、アマルフィーまみんな観光客で(笑)治安も大変よく、到着後は晴れの日がつづき、すぐ泳ぎました。いい思い出ばかり。全て歩いて、あちこち歩き回りました。入り組んだ路地の小さなレストランの素朴で美味しいパスタ、アイスクリームはなめらかさ、ミルクのうまみが秀逸で、本場の味に頭が下がりました。そうして幸せな日々を送ることができたのです。

<帰国>帰りもジローラモ運転でナポリ空港へ。行き帰りチップは最低10ユーロつづでしたが、気持ちよく送迎してもらったので、更に10ユーロ渡しました。3時間前からカウンターの前には旅行者が並んでいます。外国の人は、並ぶ習慣が身についているようですね。私も1時間ほどほど並び、チェックイン開始。廊下側の席で、無事イタリアから出発できました。そしてCDG空港で乗り継ぎですが、往路の苦い経験を生かすべく、ホテルで帰りの便に乗るまでのシュミレーションを何度も行い気合い十分でした。ユーロ圏内は、最初に入る国で入出国手続きをするので、CDG空港では日本までのJAL航空券を発券してもらい、出国手続きを終えて出発ゲートに向かいます。飛行機を降りて進んでいくと、さすが昼間は空港職員が立っており、にこやかに誘導をしています。あ〜帰りは助かったな、とひと安心。係員に「JALカウンターはどっちですか?」と英語で聞くと、身だしなみの素敵な職員風のおじさんがたどたどしい日本語で「お〜あなたは日本人ですか〜?私は日本にいたことがありま〜す。あなたは日本人、私はフランス人ですね〜。」と訳のわからないことを言いながら「チケットを見せてくださ〜い」と言うので、日本までの航空券を発券するのでJALカウンターに行きたいのです」が伝わらないのでeチケットを見せると「あ〜それならこっちーで〜す、お気をつけて〜」とニコニコ顔で送ってくれました。言われた通路を進んでいくと、ガラス窓の前のところで、何か手続きをしています。近くによると、そこはもしかしたら出国手続きの場所ではないか、という疑惑が持ち上がり、いよいよ自分の番が。チケットとパスポトを見せろというので、・・・?の状態のまま仕方なくナポリ〜CDGの半券とパスポートを出すと、スタンプを押され通過しました。この先にJALカウンターがあるのかと思い進むと、左側に手荷物検査入口が現れました。いやな予感と希望とが交錯する頭のまま手荷物検査には進まず、真っ直ぐ進んでいくとガラスの仕切りがあり、こちらからは入れるが、あちらからは出られない境目でした。そのガラスゲートを進んでいくと、左手に今後は手荷物検査の終わりの場所で、目の前にはゲートNoのサインが。そして、私の乗る飛行機のゲートが目の前にあるのです。帰りの航空券が無いのにゲートにいる、この不思議な状況。手荷物検査もしないで、ゲートの前? これはやばいのではないかしらん、元の所に戻ろうとしても出られないのです。係り員を探していると、前から空港職員の制服を着た美人の女性が来たのでつかまえ、今の不思議な状況を説明するも当初は理解できない様子でしたが、次第に事情がのみ込めたようで、すぐ目の前のカウンターに連れて行かれました。「私は日本路線のマネージャーよ。すぐ発券してあげる」と言ってチケットを出してくれました。隣の男性職員が「どうしたの?」と聞いてきたので、マネージャーが「チケットもないのに、ここまで入ってきたんだって」と言うので3人で大爆笑でした。日本の空港でしたら、大変なトラブルでニュース沙汰になるようなことでしたが、フランスはこれでいいのだ!とつくづく感心しました。アマルフィーには何度も行きたいですが、エールフランスが怖いです(笑)。おしまい。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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