2015/04/28 - 2015/04/30
33位(同エリア159件中)
stmasaさん
- stmasaさんTOP
- 旅行記34冊
- クチコミ3件
- Q&A回答1件
- 93,293アクセス
- フォロワー6人
2015年のゴールデンウィークは、中国のウルムチ、トルファン、敦煌、西安を旅行してきました。
シルクロードは、2014年に世界遺産登録されました。
旅の前半、ウルムチ、トルファン編です。
「敦煌編」はこちら
http://4travel.jp/travelogue/11012051
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
-
ウルムチ(烏魯木斉)地窩堡国際空港に着。
北京経由で乗り換えたのですが、悪名高き北京の管制混雑に引っかかり、
出発が多少遅れていましたが、到着はほぼ予定通りでした。
フライト時間に余裕持たせてるのかな。
夜21:00まわっているのですが、中国と日本の時差は、中国全国で同じです。
ウルムチは中国の西側なので、この時間でも明るいです。
ちなみに、ウイグル自治区では、北京時間(GMT+8:00)-2時間のウイグル時間(GMT+6:00)というのがあります。
バスや列車は北京時間を使っていますが、ホテルのチェックアウト時間はウイグル時間を使っている場合があります。ウルムチ地窩堡国際空港 (URC) 空港
-
空港からウルムチ駅前に行くバスです。15元。
泊まるホテルの近くでも停まるので、そこで降ります。
通路挟んで向こうに乗ってた人が、親切にも降りる停留所を教えてくれました。 -
泊まるホテルは、青島旅行でもお世話になった
錦江之星(Jinjiang Inn)です。
中国にもこういった経済的チェーンホテルが増えてきていますね。 -
新疆のビール、烏蘇(ウス)ビールです。
その名の通り(?)アルコール度数薄めですが、飲みやすいです。 -
胡子王扁豆面旗子 という店で朝食に扁豆面旗子を食べます。
-
これが、扁豆面旗子。
新疆回族の伝統料理で、文字通り旗のような麺が特徴。
あっさりしてておいしいです。
1杯12元でした。 -
バスでウルムチからトルファン(吐魯番)へ移動します。
45元かかります。
南郊バスステーションまでタクシーで15元ほど。
バスステーション前で、乗り合いタクシーの客引き(85元くらい)があるのですが、
華麗にスルーしてバスチケットを買います。
チケット買うときに、窓口でパスポートの提示を求められました。 -
バスの窓から、アジア最大の風力発電施設という
達坂城風力発電所が見えます。
トルファンに近づいてきた頃に、身分証チェックがありました。
中国人は機械でピッと通すだけなのですが、外国人はパスポートをチェックされます。 -
トルファンのバスステーションに到着。
-
バスステーション前のメシ屋で昼食を食べていると、
とあるウイグル人が声をかけてきました。
最初は中国語で話してましたが、日本人とわかると日本語で話してきました。
なんでも、旅行会社をしている方で、お客を探しにきてたのでしょう。
これがいただいた名刺
(旅行記への掲載は許可を取っています。) -
この方、ママトさんという方で、以前は中国国際旅行社(CITS)で働いており、
独立したそうです。
ネットで調べると、トルファン訪問時にこの方に会ったという方が結構ヒットします。
名刺によると、安岡力也似をトレードマークにしているようです。
丁度トルファンをどうまわるかを決めていなかったので、相談してみたのですが、
結果、トルファン近郊の見所を2日に分けて、650元で車をチャーターすることにしました。
ママトさんは日本語を話せますが、チャーター車のドライバーさんはウイグル語と中国語のみですので、コミュニケーションに心配がある場合は相談してみると良いかもしれません。 -
まずは、ホテルへチェックイン。
絲綢之路公寓(Silkroad Lodge)。
とても雰囲気のある居心地良いホテルです。
英語を話せるスタッフもいます。 -
それでは、トルファン観光1日目。
2015年4月時点でのトルファンの各見所の入場料をご紹介しておきます。
※ 値上げが激しいためか、現時点で入手可能な最新版である'13-'14年版の地球の歩き方に記載された入場料情報は全く参考になりませんでした。
交河故城:70元
高昌故城:70元
蘇公塔:65元
アスターナ古墓:40元
トルファン博物館:無料
ベゼクリク千仏洞:40元
カレーズ民俗園:40元
火焔山:40元
葡萄溝:60元
吐峪溝:30元
ウイグル古村:35元 -
ベゼクリク千仏洞のチケットオフィス。
-
ここからベゼクリク千仏洞に入ります。
-
なかなかの絶景です。奥に見える洞窟に、仏様の壁画がありますが、内部は撮影禁止になっています。
-
実際中の壁画や仏像は、破壊されたり持ち出されたりであまり残っていません。
壁画に使われている金を剥ぎ取ったりされたそうです。 -
吐峪溝。ママトさん一押しの歴史文化村です。
-
吐峪溝中心にあるモスク。
-
吐峪溝の風景。
-
干しぶどう。
トルファンはブドウが有名で、そこらで干しぶどうが売っています。 -
吐峪溝の風景。実は千仏洞があるのですが、あまり時間がなくて寄れませんでした。
また、イスラムのマザール(聖者の墓所)があるのですが、ムスリムじゃないからといって近寄らせても貰えませんでした。 -
高昌故城。ここはすごく広くて、まわるのに時間がかかります。
1時間ほどでまわれるコースを行きました。 -
西南大仏寺。
-
城壁跡もスケールがでかいです。
-
可汗堡遺址(Khan Fort)。
-
故城と遠くに見える火焔山。
-
火焔山景区。西遊記で有名な燃える山ですね。
ドラゴンボールでいうフライパン山です。 -
日が暮れ始めているので、あまり赤みは目立ちませんが、こういう風景が続きます。
-
孫悟空の像。
-
こちらは牛魔王。
-
一通りこの日は見終わりました。
1日目の観光の締めに、シシカバブを食べます。 -
羊肉のシシカバブです。
ナンに挟んで食べます。こういうのを見ると、中央アジアに来たと感じます。
串8本とナンで35元。 -
2日目。まずはホテルの近くにある
蘇公塔に行きます。 -
イーミンホージャ(額敏和卓)の像と蘇公塔。
-
左の塔が蘇公塔。イスラム神学校のメドレセのようなモスクがあります。
どことなくウズベキスタンを思い起こさせます。 -
チャーター車に乗って交河故城へ。
-
南門から入ります。
まるでスターウォーズのような世界に吸い込まれていくようです。 -
南部仏寺。
-
西北仏寺。
-
東北仏寺。
-
塔林というストゥーパが集まった場所があり、そこにある大きな塔。
-
東門跡。
-
大仏寺。
-
カレーズ民俗園。トルファンの水源となる地下水路です。
この建物自体にはたいしたものはなく、井戸や水路の展示は建物の外です。 -
-
-
カレーズ民俗園にあるAnarhanの家
-
昼食はラグメンです。蘇来曼拌麺王。
有名店らしく、お客さんで一杯です。 -
これが拌麺。おいしくいただきました。
-
トルファン博物館。大きな博物館ですが、なんと無料。
博物館とは別の建物にアドミッションオフィスがあり、
そこでパスポートを見せて入場登録をします。
1階出口では、荷物預かりもしてもらえます。
入場は2階から。 -
無料だからさぞしょぼいのかと思いきや、
博物館自体は結構ボリューミーで、正直これは金とれるレベルだと思います。
トルファン出土のミイラの展示もあります。
そして、恐竜。
休憩がてら入った博物館ですが、かなり楽しめました。 -
見られなかった、吐峪溝のマザール。
-
高昌中路のアーケード。
さながらぶどう園。 -
ウルムチから夜行列車に乗るため、まずはバスでウルムチへ戻ります。
発電所の夕日にたそがれる。 -
ウルムチ南駅です。
駅舎に入るまでが迷路のような道になっています。
途中セキュリティチェックが2-3カ所あります。
ちなみに、運ちゃんがちんたら運転しすぎのため、
帰りのバスが3時間半もかかって、飯を食う時間がなくなりました
o(*`ω´ )o
(行きは3時間で着いたのに。)
駅内は簡単な売店しかなく、一応レストランは一軒確認できましたが、時間がなくて食事はできませんでした。
一旦入ったら、再入場が大変なので、食事は外で済ませておくことを、列車内での食べ物はあらかじめ買っておくことをおすすめします。 -
今回、http://www.12306.cn/ で列車を予約していたので、
専用の窓口で紙のチケットに引き替えます。
「互聯網取票」という窓口に並んで無事完了。
※ 12306.cn のサイトで支払うには、中国の銀行の口座または支付宝という決済システムの登録が必要です。
普通の日本人の方にはハードルが高いと思います。
私は、中国人の知人に頼んで取っていただきました。 -
列車チケット引き替え後は、パスポートを見せて駅に入場。
なんかすごく駅に入るまでが厳しくなってるなあ。 -
列車は成都行きですが、降りる場所は柳園(敦煌の最寄り駅)です。
-
中で車掌さんにこんなカードに引き替えられます。
降車時に紙のチケットに引き替えられます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
吐魯番(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
60