2015/05/02 - 2015/05/04
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chekimanさん
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海外旅行に求めているの出会いです。地元の人と交流を楽しみにしています。
ベトナムやラオスでは、チェキで写真を1枚取れば、あっという間に彼らとの距離は縮まります。
でも、今回は韓国、チェキがブームになった国。チェキは封印です。
その代わりに用意したのは、旅の指さし会話帳、食べる指さし会話帳、日本を代表するスナック菓子の数々。
でも、1番必要だったものは、自分の心を開くことでした。
大都会ソウルでは、気後れから、心が萎んだまま終わってしまい、「こんな所に来なければ良かった。」とさえ思いました。
その次に訪問した釜山で素晴らしい人たちに出会うことができ、今ではソウルを始めとする韓国の各地に再び行きたいと思っています。
このソウル編は、釜山で全開になる僕の心の充電期間になります。
- 旅行の満足度
- 1.0
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
初めての韓国。
久しぶりの先進国だった。
仁川空港を出たのは夜の9時45分、ソウル駅までの移動は順調だった。
改札を出て、地下鉄へと向かう。
階段を下りると地下鉄のプラットホームがあった。
地下鉄の改札は通っていない。
僕が仁川空港で買ったチケットは、ソウル駅まで、このまま、地下鉄に乗ってしまうと、改札を通ることは出来ない。
心配になった僕はインフォメーションの女性に聞いてみた。
彼女が話すハングル語は理解できなかったが、僕の下りる駅はソウル市内扱いなので、ソウル駅までの料金で問題ないのだと、いいように理解した。
この時、テレビでハングル講座で習った、コマウォヨと言ってみた。
彼女は。コマップスムニダといい直した。そして、カムサハムニダとコマップスムニダは同じ意味だと言った。
僕の言った、コマウォヨは、間違った表現みたいだった。
僕は、ハングルを使うのは、諦めて、「ありがとう 」と日本語で言った。
※ハングルの発音をカタカナで表現するのは難しいので、適当にあて字をしています。(以後同様) -
駅に着いた。ゲートでチケットをタッチする。スーツケースを先にゲートの外に出した。
次は僕の番だったが、ゲートはびくともしなかった。
僕の横のゲートを通って行く人が心配そうに声をかけてきた。
近くに精算機があったので、あれで何とかするから大丈夫だと僕は応えた。
でも、精算機は、「このカードはお取り扱いできません。」と日本語を繰り返すだけだった。
時間は夜の11時、駅員の姿は見当たらない。
途方に暮れていた僕に青年が声を掛けてきた。事情を説明すると、「待っていろ。」と言い残し、離れて行った。
戻ってきた彼は、車イスなどのヘルプか必要な人用のゲートを開けてくれた。 -
2日目、昨日のホテルまでの道のりは順調だった。
僕にとっては、ソウル駅で戸惑ったことやゲートが開かなくなったことよりも、韓国人に助けられたことの方が重要だった。
困っている人を見かけるとスマートに対応し、サッと去って行く。
Great Korean! 素晴らしい韓国人! -
ホテル近くにある広蔵市場に向かう。
お目当ては、「韓国むかしの味」で紹介されていたビンデトク。
その屋台は直ぐに見つかったが、4人ぐらいで一杯になる座席は埋まっていた。
僕は、ちょっと、離れた所にある誰もいないテーブルに案内された。
日曜日の朝、広蔵市場は静かだった。
ビンデトクの美味しさも、一人で食べる食事の寂しさには勝てなかった。屋台のアジュマにマシッタと言いながら食べたかったが、その相手は目の前にいなかった。
食べる終わる頃にようやく気が付いた。食事中でも屋台の席が空いたら移動すれば良かったのだ。
この日は失敗から始まった。 -
手持ちのウォンが少なかったので、両替屋があるミョンドンに移動した。
ここは、コスメの街だ。
若くて綺麗な女性とそれに付き添う若い男性で溢れていた。
日本人の若い女性も大勢いた。
しかし、彼らには僕が見えていないようだった。
お店の呼び込みをしている店員にも、道行く人にも相手にされず、僕の心は孤独感を感じていた。 -
次に向かったのは、昌徳宮。
ここは観光地で、雨にも関わらず、韓国人を始めとする各国からきた観光客で溢れていた。
韓国は東南アジアの国々とは違う。
ガイドをかって出る人も、おみやげ売りの人たちもいない。
そういう人たちとのコミュニケーションが好きな僕には、観光地を一人で楽しむ方法が判らなかった。
降ったり止んだりする雨が、孤独感に追い打ちを掛けていた。 -
この気分を変える為に得意のマッサージ屋さんへ行くことにした。
東南アジアでは、旅の指差し会話帳があれば、マッサージを受けながら楽しい会話をすることが出来た。
韓国でも試してみよう。
ミョンドンで貰ったパンフレットにあった店に向かうことにした。
昌徳宮を出る途中で、高貴な方の行列に出くわした。
手を振るとカメラ目線を返してくれる気さくな方だった。
でも、微妙に視線が外れているのは、僕の隣にいたアガシの方を見ていたからかも知れない。 -
「韓国むかし味」で紹介されているソルロンタンのお店に向かう。
ミョンドンの路地裏で、その店を探していると一人の男性が声を掛けてきた。
「一人で東京から旅行に来た。」と応えると、彼はブラックマーケットへの誘いを切りだしてきた。
「僕が興味があるのはソルロンタンの店だけだ。」と断ると、別れ際に「その店は、もう一本向こうの路地だよ。」と教えてくれた。 -
彼のおかげでソルロンタンの店は直ぐに見つかった。
-
店内は空いていた。数組の韓国人が、メイウェザーVsパッキャオの世紀の一戦を静かに鑑賞していた。
-
ソルロンタンの普通と得の違いや、食べ方はお店の人に教わった。
でも、お店の人は僕が質問したこと以外には絡んでこなかった。
それが、物足りなかった。 -
マッサージ屋はソルロンタン専門店の近くにあった。
マイナス思考の気持ちをプラスに切り替える為に訪れたこの店で、更にマイナスになってしまった。
狭い店内にベットが隙間無く並び、お客さんも、ほぼ全員が日本人だった。
目をつぶっていないと、目からのストレスで、マッサージの効果が相殺されそうだ。
マッサージ嬢との会話が出来る雰囲気は微塵も無かった。
90分間、大人しくマッサージを受けることにした。
マッサージを受けながら、もう、ソウルに来ることは無いなと考えていた。
だったら、今日残りの一日で、出来る限り観光しようと決めた。
目的を観光地巡りに切り替え、韓国人とのコミュニケーションは完全に諦めた。 -
次に南大門市場で、家族へのおみやげを買った。
市場を歩いていると、お店の人に声をかけられた。
完璧なニセモノがあるという。本物にも、韓国人とのコミュニケーションにも興味が無くなっていた僕はその誘いを断りながら、通りを歩いていた。 -
次は徒歩で、シティーホールに向かった。
徳寿宮を始め至る所で、ネパール地震の募金をしていた。
僕は、無表情で、無言で、数千wを募金箱に入れた。
震災を経験した日本人として、彼らに声を掛けることがお金よりも重要だったかも知れないと、今は思っている。 -
東大門へ移動し、写真を撮る。
-
東大門市場は日曜日なのでお休み。
-
夕食は広蔵市場で、スンデを食べることに決めていた。
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お目当ての店は見つけることは出来なかったが、屋台のアジュマに教えて貰ったお店に入ることにした。
-
僕以外のお客さんは地元の人たちみたいだった。
僕の案内された席は相席だった。
隣の人たちに声を掛けたい気持ちがあったが、韓国人とのコミュニケーションを諦めてしまっていた僕には、心を奮い立たせる時間が足りなかった。
彼らは、食事を終え、視線を合わせることも、一声かけることも無くテーブルを離れて行った。 -
食事が終わって、お店の人への挨拶を指差し会話帳で調べているとアジュマが本に興味を示してきた。
本を渡すとスンデの日本語を調べようとしているみたいだったが、見つけることは出来なかった。
僕は、日本から持参したお菓子をホテルのスタッフ以外に初めてプレゼントしてみた。
お返しに乳酸飲料を貰った。
お菓子の手ごたえを感じた瞬間だった。
カメラを向けると近くにあった植木鉢を手に取り、ポーズを取った。
そして、一緒に写真を取り、店を後にした。 -
ホテルに戻り、東京にいる家族にLINEで連絡を取った。
僕 「ソウルは東京みたいでつまらない。来なければ良かった。」
妻 「明日は釜山への移動でしょ。釜山では楽しいことが待っているよ!」
彼女の言った通り、釜山では素晴らしい韓国人たちに出会うことが出来た。 -
3日目の朝、広蔵市場でボリパップの店を探す。
ソウルでの4食の内、3食はこの市場だった。 -
本のボリパップを指で指しながら、これがあるかと質問をした。
先客の女性が食べているのがボリパップだとアジュマは応えた。 -
手際よくボリパップを作るアジュマ。
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店内の様子。
-
そして、ボリパップ。
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釜山へはバスで移動する予定だったが、昨日、3食欠かさずに食べたいたキムチのおかげで、僕の腸は活発に活動していた。
2時間以上トイレ休憩が無いバスは危険過ぎると判断し、急遽、KTXで移動した。 -
隣りの席には僕より年上の男性が座った。
「アンニョンハセヨ」と挨拶をするタイミングを失った僕は、声を掛けたいと思いながらも、そのきっかけが掴めないでいた。
そう、隣に座った彼こそが、最高の Great Korean だった。
(釜山編へ続く)
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