光と風と水に癒される柳川

2015/04/25 - 2015/04/25

母と叔母を車に乗せて、柳川で行われる法事に連れて行きました。
老舗旅館に送り届けると、それからカフェでまったりとすごし
少し街歩きもしました。

柳川の法事は風流でですね。
終わった後に、主催の家族が船を貸し切り
川下りに出かけるのでした。
ここで合流し、初めて優雅に川下り体験。

穏やかな昼下がり、エンジンの音もなく静かに水面をすべるのは
本当に心地いいもの。
川をわたる風、4月の明るい光を浴びて
けっこう幸せな時間が流れたのでした。

エリア 柳川・大川(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス 船 自家用車 徒歩

歩き始めは三柱神社。赤い橋が目印です。橋の下を流れる堀から川下りが出発します。
所用時間1時間で、ひとり1500円と書いてありました。
帰りはバスかタクシーで戻ってくるようです。

三柱神社 寺・神社・教会

橋のたもとが切符売り場。

切符売り場と同じ建物の後ろの方が、松月文人館。
誰もいないのですが、無料ということで、急な階段を登って行ってみます。

赤いじゅうたんが怪しいです。

昔料亭だったところで、文人たちの憩いの場所だったのか、北原白秋をはじめとする文人たちの手になる書が飾られていました。

料亭＝遊女館だったのかな。

2階の窓を開けて眺めてみれば、こんな感じ。

江戸時代の古地図も飾られていました。誰もいなくてひっそりとした文人館。

お堀のたたずまいが美しい。

柳川橋あたりをぶらぶら。
橋のたもとのカフェに飛び込みます。早くもおなか減りました。

日本の蒸し暑い気候では、なかなかテラス席が心地いい日は少ないですが、
今日はまさにそんな日。
総ガラスの窓を開けて、風を感じながら、カフェタイム。

聴いてみると、この14日にオープンしたてのカフェだそうです。

キーマカレーセットをオーダー。
スープとサラダに

ピリ辛のカレー。

読み残しの本を片付けようと、読み始めたら、
テラスの前のお堀にサギが飛んできた。

特製プリンと聞いて、注文しないではいられません。
コクがあっておいしかった。満足。

穏やかな昼下がり、さわやかな風が吹いていました。

母と叔母は、向こうに見える老舗旅館にいます。

まだまだ時間があるので、神社の境内を歩くことにしました。

先ほどの川下り出発点が見えました。

こちらの堀には、ひとりだけ乗っている船も見えました。
なんだか時代錯誤しそうな風景ですね。

三柱神社の境内に入ってきました。
近くには、花火の火薬を売っているお店を発見。初めて見るお店ですが、ひっそりとしていました。
しまった、写真撮るの忘れました。

本殿にやってきます。

かっと晴れていても乾燥しているので、街歩きも苦になりませんね。

なかなか立派なお社です。

小川がありました。太宰府天満宮みたいに、ここで流れてくる和歌を拾って、うたかいをやったのかしら?と思うほど風流なたたずまい。

青空が水に映えて、きれい。
ここに決めた！
腰を下ろして、まだ読み終わらない本を開きます。

クスノキの根元なのでした。見上げるとグリーンの葉っぱと空の青がまぶしくも、心地よい加減で日陰を作ってくれるのです。

さて、先ほどの1そうの船。
ご法事の終わった家族が貸し切っていたのでした。あれに乗ります。

木が朽ち始めているよろよろの桟橋から船に乗り込みます。

日差しが強くなってきました。
暑がりのscomitcheeseには、これくらいの季節が限界ですね。
これ以上暑くなると、船に乗るのも嫌になると思います。
風が心地いいので、何とか大丈夫でした。
冬はこたつ船になるそうですが。

他の船に追い越されました。
酔客なのか、話が飛び交います。

エンジン音のしないのが何ともいい感じ。

お、このカフェです、さっきまでご飯食べてたの。

船頭さん、歌う、歌う。

こんな狭い水路へ曲がって入っていきます。

ちょいと船のヘリが石垣に当たってしまいましたが、何とか通りました。

川べりに犬の昼寝を、私たちが邪魔してしまいました。

しだれたつつじの前を通ります。
女性の船頭さん率いる船に追い越されました。

柳川高校のテニス部の練習場。さすがに見学者が多い。

簗場になっています。獲れるのは、フナだそうです。

男の子の名前の入ったのぼりがはためいていた。

約1時間の船旅もそろそろ終わり

亀の昼寝。

料亭御花が終点でした。