磐越東線「夏井の千本桜」を訪ねて（福島）

2015/04/21 - 2015/04/21

郡山駅からいわき駅まで走る磐越東線の夏井川沿いに、千本のソメイヨシノや枝垂れ桜が満開になっているので訪れます。

エリア 田村・船引(福島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

磐城常葉駅

小沢の桜を満喫した後、磐城常葉駅から「いわき」行きに乗ります。

朝8時半以降、昼間の時間帯の「いわき」行きは13時台の１本だけです。

入水鍾乳洞下車駅（菅谷駅）

阿武隈地方には、あぶくま洞と入水鍾乳洞があります。

沿線は桜が満開

風力発電

阿武隈高地に風力発電所があります。

小野新町（おのにいまち）駅

1915年（大正4）に小野新町駅が現在の磐越東線の一部として開業し、2015年が開業100周年にあたります。

夏井の千本桜

小野新町駅を過ぎトンネルを出ると、夏井の千本桜が見えてきます。

車内アナウンスで説明してくれるので、みんな窓から覗いています。

夏井駅で降ります

枝垂れ桜が美しい夏井駅

夏井地区の地図

駅から５分程のところにある「夏井の千本桜」と「日本一の大杉」を見に行きます。

踏切を通過する鯉のぼり･･･

５人家族の鯉のぼり

わが家と同じ家族構成です。

お母さん鯉が一番いばっているところも似ています。

夏井の千本桜

昭和47年に夏井川の河川堤防ができ、その記念として堤防に桜の苗木を植樹しました。

川の両岸約5kmに渡り、ソメイヨシノや枝垂れ桜があわせて千本あります。

川の両岸に桜並木

橋の上から眺めています。

桜の上を鯉のぼりが泳いでいます

桜並木

対岸に渡り、桜並木を歩きはじめます。

川を挟んだ向こう側も桜並木

桜がどこまでも続いています

43年目の桜です

歩いてきた道を振り返ります

次の橋からの眺め

対岸へ行くには水量が多くて川の飛び石を渡れないので、もう少し先にある橋を渡ります。

夏井川は阿武隈高地から流れ下り、太平洋に注いでいます。

川沿いの眺め

対岸に渡り、今度は堤防下の道を歩き、戻ります。

蛇行している川に咲く桜の雰囲気は最高にいいです。

桜並木の眺め

遠くには鯉のぼり。

上の道には露店が並んでいます

大きな花の水仙もあります

美しい彩りの遊歩道

日の光を浴びる千本桜

最初の橋からの眺め

両岸を一回りしてきました。

次に、日本一の大杉を見に行きます。

電車マークがある踏切

「電」の文字を使った電車は、素晴らしいデザインです。

でも、ここは電車ではなく、ディーゼルカーしか走らないのです･･･

諏訪神社

諏訪神社の大杉

ここに日本一の大杉があります。

日本一の大杉

天高くそびえ立つ巨木にビックリ！

諏訪神社の参道を挟んで立っている夫婦杉です。

樹齢1,200年、樹高が翁（じじ）杉48.5m 媼（ばば）杉47.8m。

社殿

境内のミズバショウ

大釜

昔、カイコを茹でた大釜だそうです。

桜期間中、徐行する列車

夏井駅の小野新町側の線路に、「桜徐行」と表示しています。

桜と列車

いわき行きの列車に乗ります。

いわきからは常磐線で上野へ帰る予定です。

桜が素敵な夏井駅

列車の後ろの窓から眺めています。

木材の町

単線なので、川前駅で列車交換

夏井川渓谷

川前〜江田間の車窓から、夏井川渓谷が眺められます。

覆道の上に人

線路の保守作業をしている人です。

発電所が見えます

石積のトンネル

この区間は大正6年に開業しており、当時のままのトンネルのようです。

新緑と山桜

石積のトンネル

トンネルが多い磐越東線です。

夏井川渓谷と背戸峨廊の地図

新緑と紅葉が綺麗な渓谷なので、別の機会に訪れてみたいです。

江田駅付近の里山風景

新緑が近づいている磐越東線

小川郷駅にいる珍しい車両

調べてみると、元々は軽量客車ナハ11、これを改造した交直流電車用教習車です。

この車両が廃車になったとき、これを購入した人が今も保存しています。
いつか、見に行きたいですね。

今回の花旅は、磐越東線沿いにある桜の名木を訪ねました。