2015/01/27 - 2015/02/01
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Dwind_999さん
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チェンナイからベンガル湾を一気に北上、鉄道路線距離にして1248km北東にある東インドの海辺の町、プリーに来ました。
インドの旅も終盤を迎え、少し骨休めしようかなということで特に見どころがあるというわけでもないこの町で5泊することにしました。
インドのプリーと言えば、一人旅の日本人にとっては有名な「沈没宿」があるところ。
ここでは宿から一歩も出なくても不自由なく過ごせ、しかもすべて日本語で用が足りるという究極の日本人宿。
英語ができない私には嬉しい所でもあります。しかし、日本人宿と言えばだいたい若い人が多く、オジサンでは浮いてしまうのではないかとの懸念もちょっとはありましたが、一応メールで予約を入れていました。
さて、プリーでの滞在はどんなものになりますかな。
※一部の写真は絵画調にしています。
※インドルピーのレート換算。 Rs1=2円
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- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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チェンナイから乗った22860番の列車は1月27日(火)の17時頃、プリー駅に到着。
路線距離1248km。昨日の16時半にチェンナイを出発したこの列車、約1時間半遅れのプリー着となり、24時間半乗車していたことになります。
南インドから一気にコルカタに近づいてきました。 -
プリー駅からRs50のオートリキシャに乗り、予約していた「サンタナロッジ」にチェックイン。
Rs250(500円)のシングルルームはふさがっていて、ドミトリーはいやなので2階にある1泊Rs500のベッドが2つ置かれた部屋に入りました。
トイレと水シャワー、蚊が数匹飛び回る、バックパッカーの旅ごころをくすぐる(あまりくすぐられたくない私ですが)典型的な安宿の簡素な部屋です。
荷を解いた後、1階に下りて受付をしてくれたお手伝いの男性と話したりしながらさっそくビールをいただきました。
フライドポテト+ビール大瓶のセットでRs110(220円)と、今までのところに比べるとかなり割安なのは嬉しい。
ビールだけの場合はRs95(190円)。 -
電子蚊取りは持ってきていますが、この宿に蚊取り線香(Rs25=50円)が売っていたので購入。煙が出ていると何となく効くような気がしてしまうのは、金鳥の蚊取り線香に馴れ親しんできた世代だからでしょうか。
私がこの線香を買って他の宿泊者と話をしていると、そばにいた長期滞在者らしき私と同年配の男性が「それ、効きませんよ」と一言。 -
19時過ぎ、1階の食堂で夕食。
夕食は事前に各自のオーダーをインド人スタッフかお手伝いの日本人女性が聞いて回り、7種類ある夕食メニューから選びます。
今日は焼き飯セットをいただきました。
朝食・夕食と朝夕のチャイが1泊の料金に含まれています。 -
夕食の後、宿を出て近くを歩いてみました。
サンタナロッジから西へ延びるチャクラ・ティサ・ロードは街灯も少なく暗い。
その暗がりの道路脇には、オイルに火を灯して小さな台の上に並べた魚を売る女性たちの姿がありました。
漁村なのでそれなりに魚が獲れるのでしょう。 -
そしてこの通りにも鉄格子に守られた酒屋が。
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サンタナロッジの前に戻ってきました。
このあと、Rs160(320円)の鶏もも焼きとビールのセットを注文し、2階のフリースペースで他の旅行者と会話を楽しみながら夜のひと時を過ごしました。 -
翌朝の朝食。
部屋までインド人スタッフが運んでくれます。
焼きたてのパンが美味しかった。 -
サンタナロッジの入り口。
扉はいつも閉まっているので入るときにはブザーを鳴らして開けてもらいます。
扉の左横には「リキシャの言うことは信じないで下さい」との注意書きがあって笑いを誘いますが、なるほど、さもありなん、といったところですね。 -
11時頃のサンタナロッジ前。
40年の歴史をもつというゲストハウス、その歳月を感じさせる、老朽化した中にもバックパッカーご用達の宿にふさわしい風格を見せていますね。 -
宿を出て、この辺りのメインロードになる「チャクラ・ティサ・ロード」を西へ歩いて行きます。
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さらにVIPロードに入ってすぐ左に曲がり、赤土の小道へと進んで行きます。
私の革靴がホコリだらけになりますが、町の人たちの生活を垣間見ることができるのどかな雰囲気がいい。 -
赤土の小道にどことなく馴染む小さな駄菓子屋がありました。
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神木なのだろうか、大きく枝を伸ばした木の脇にちょっとした祠がありました。
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そしてここは、牛たちの食事処?
あまり目にしたくない、強烈なインドらしい光景。 -
地図アプリを頼りに路地から路地へと歩いて行きます。
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テンプル・ロードに入ってきたようです。
前を行く大きな動物はラクダかな? -
テンプル・ロードを西へさらに進んで行くと、正面に「ジャガンナート寺院」が見えてきました。
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この辺りから、プリー名物のお菓子カージャ(Khaja)を揚げて売る店が多くなります。
小さな蜂がいっぱいたかっているのは美味しい証拠?
これを見てしまうと、やはり日本人は食指が鈍ってしまう。 -
比較的蜂のたかりが少なかったこの店で、試しに1つ買って食べました。
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店先でカージャを揚げています。
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1つRs10(20円)の、パイ生地のように何層にも折り重ねられたカージャ。
パリパリッとした食感と、油が乗ったほどよい蜜の甘さのこのお菓子は私の好みに合う。揚げ立てをもらったので余計に美味しく感じられました。
気に入ったのでもう一つ購入。 -
ジャガンナート寺院に近づくといよいよ人が多くなってきました。
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高さ65mの白い塔を持つ「ジャガンナート寺院」はジャガンナート神を祀るヒンドゥー教の寺院で東インド最大の聖地となっているそうです。
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多くの巡礼者を集める寺院だけに、道路周辺はいつも賑わいをみせています。
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ジャガンナート寺院前から北東へ延びるグランド・ロードの脇には物を乞う人たちも暑い日差しの中、生活の糧を得るために日がな一日座り込んでいます。
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グランド・ロードを歩いて行きます。
車やバイクも通りますが交通量は少なく、なんだか歩行者天国のように人々は道の中ほどを歩いたりしていました。 -
グランド・ロードからジャガンナート寺院の方へ振り返ったところ。
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グランド・ロードの途中にあったガソリンスタンドに群がるバイクの男たち。
こんなに多くては、給油するのも一苦労だな。 -
グランド・ロードの道ばたで商いをする男。
たぶん家で採れた野菜などを並べてるんでしょうが、たいしたお金にならないだろうに少しでも日銭を稼ごうと朝早くから家を出て、暑い中をこうやって頑張っているんでしょうね。 -
グランド・ロードの東の先にあるバススタンドで「コナーラク」行きのバス情報を調べてから、途中の店でアイスクリームを食べ、プリー駅の方へやって来ました。
プリー駅前に待機するサイクルリキシャ。 -
プリー駅からチャクラ・ティサ・ロードに戻ってきました。
お菓子の袋が日差しにさらされたままの、道路沿いにある商店。
インドではこれくらい、ノープロブレム。 -
宿近くに戻ってきました。
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汗をかきながら14時過ぎにサンタナロッジに戻ると、まずはビールで喉を潤します。
そのあと、1階だけにあるホットシャワーの出る部屋でシャワーを浴びました。
ビール(Rs95)や水(1LでRs15)、コーラ(小瓶:Rs15)などは冷蔵庫から自分で取り出し、自己申告でノートに名前と品名と個数を記入して後で精算。
ホットシャワーは1回Rs20(40円)。 -
17時過ぎ、一人旅の20代男性(約5カ月のアジア旅)と一緒にナイトマーケットを見に出かけました。
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宿近くの通りは日暮れ前の賑わいを見せています。
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みな同じ壺を持ってるけど、買ったばかりなのだろうか。
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17時15分、太陽がチャクラ・ティサ・ロードの向こうに沈んでいきます。
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宿からかなりの距離を歩いて、毎日18時くらいから浜辺で行われているナイトマーケットに来ました。
服飾雑貨やアクセサリーなどが中心のマーケットで、もちろん食べ物屋台などもあり賑わっていました。 -
ナイトマーケットのすぐ上の通りのそばに火葬場があり、2カ所で薪が燃えていて少し見学しましたが、浜辺の方で何やら人だかりがして白装束の少年たちがいたのでそちらの方に下りて行きました。
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人々が見守る中、少年たちが鉦(かね)を鳴らしたり、歌のように唱和したりして最後には灯明を焚いて高々と掲げたりする、それら一連の儀式が海に向かって行われました。
バラナシのガンガー(ガンジス川)と同じように、プリーの海へ捧げるプージャ(祈りの儀式)のようなものなんでしょうね。 -
ナイトマーケットからの帰りはオートリキシャで戻り、さっそく食堂に入りました。
今日の夕食はオムレツ。それにオプションで鶏のから揚げ(Rs90)をつけました。
さすが年季の入った日本人宿、ここのインド人スタッフが作るのは日本人にも違和感なく食べられるまともな料理。 -
ここは1階だったかな。
3階建てのサンタナロッジ、内部は迷路みたいに複雑に入り組んでいて、ちょっとした迷宮の館。
ここにはもう何カ月も「沈没」している人たちがいたり、アジアを数カ月かけて回っている人や世界一周中の人など長期旅行の人たちがワンサカ滞在していました。
女性もけっこういましたが、その中の数人は体調を崩していて、健康の回復を期してこの居心地の良い(貧乏旅行者にとって)宿で静養している方たちでした。病んだ人には簡易療養所にもなりうるというサンタナロッジ、おそるべし。 -
この宿には部屋のカギはありません。
みなカギをかけません。
宿へはブザーを押して扉を開けてもらわないと入れないし、宿泊者はすべて日本人なので問題なし、ということのようです。 -
2階にあるちょっとした休憩所。
部屋からも近かったのでよくここでビールを飲んだりしました。
「沈没」者の多いインドのプリー。
ある意味、「沈没」はもう旅をしているとは言えないのでしょうが、自由旅行を楽しむ一人旅の者にとっては、「沈没」の響きは妙に心をくすぐるものがあります。
「沈没」は、貧乏旅行を標榜するバックパッカーにとっては1つのステータスのようなもので、いかに安く移動したか、どれだけ安い宿に泊まったか、どんな危険な目に合って陸路国境越えをしたか、と同じように旅のエピソードに与えられる、一部の人にだけ通用する価値ある勲章のようなものかもしれませんね。 -
3階のフリースペース。
一カ所に1ヶ月も2カ月も、さらに数カ月も留まり、何もすることなく気の向くまま風の向くまま、時の制約を受けず、ただその流れの中に埋没するような無為な時の過ごし方には、ちょっとは憧れもしますが、たぶん私にはムリ。まあせいぜい持って半月、ってところでしょうかね。
いやー、それにしてもいろいろな旅の仕方があるもんです。
恐れ入りました。 -
プリー3日目、今日はロッジのみんなと海へ行ってバーベキューを楽しみます。
10時半頃出発しました。
バイクでの移動が3人、あとの10数人は小さな車にぎゅうぎゅう詰。 -
出発の時、近所の子どもたちが手を振って見送ってくれました。
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45分ほど東へ車を走らせ、コナーラク近くの海辺に到着。
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参加費はRs350(700円)で、飲み物は別途支払い。
砂浜にテントを組み立てた後、さっそくビールをいただきます。 -
さて、バーベキューの火起こしに取り掛かりますが。
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びっしりと敷き詰めた豆炭なので、なかなか火がつきません。
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ようやく火が起こって、お待ちかねのチキンを焼きます。
赤いタレがべっとりついたインド仕様のチキン、焼き上がったばかりのチキンはやはりウマイ。 -
ちょっとした惣菜もあって、それらをつまみに飲んだり食べたりしながら、心地よい潮風を体に受け波の音をBGMに、みな思い思いにビーチでのひと時を過ごしました。
喧騒と混沌に満ちたインドの旅にあって、まさに心安らぐいこいのひと時です。 -
無心さに 砂と戯むる 旅の途中
字余り。 -
私もパンツ1枚になって泳ぎました。
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青春の1ページですねぇ。
かつて、「高校三年生」を口ずさんでいた私、もうこの中には入れないな。 -
メヘンディ(ヘナアート)をする女性。
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浜辺に打ち寄せられてきたウミガメ。
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バーベキューから17時半に戻ってきて、サンタナロッジから同じ系列のホテル・サンタナへ移動しました。
若い人にまじって5泊はきついかなと思い、サンタナロッジは2泊だけにしていましたが、私と同年配の長期滞在者も2人いたし、自分の好きなように過ごせるので、心配したほどのことはなかったですね。5泊全部をサンタナロッジにしていてもノープロブレムでした。
オンシーズンのこの時、サンタナ・ホテルの宿代は、[Non-A/C Room]が1泊Rs1000(オフシーズンはRs700)。
この時期、部屋の中の気温は25度前後で、暑がりの私でもなんとかエアコンなしで過ごせました。 -
3階建てのホテル・サンタナ。
私が泊まったのは屋上の階段口そばに一つだけある部屋(正面の白い建物)。 -
ホテル・サンタナの屋上から見た、ホテル前のチャクラ・ティサ・ロード。
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21時頃、ホテル1階にあるレストランで食事。客は他に1組だけ。
Rs80(160円)のチキンカレーとRs25(50円)のプレーンライス。
チキンカレーの味、まあ何とか私の口に合うものでした。 -
ホテル・サンタナの屋上にあるBAR「AUMIX」。
昨日はチェックインした後にここでビールを飲みました。
客は誰もいなかったですが、サンタナグループを経営している3兄弟の長男クンナ氏とお手伝いをしている30歳前後の日本人女性がいて、いろいろ話をしながらよく冷えたビールをいただきました。
クンナ氏は大阪に出しているインド料理店のオーナーであり、「NPO法人インド日本友の会」を設立してインドと日本との友好に尽力されている方で、用事があってちょうどプリーに帰ってきているとのことでした。サンタナロッジのフォクナ氏と同じくクンナ氏も完璧な日本語を話されます。
BARの前で、朝っぱらからいちゃつくカラス。
カラスの勝手でしょ、と言われそうですが。 -
朝の7時頃、ホテルから海の方を見たところ。
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朝7時過ぎのホテル前の通り。
少し靄がかかって遠くの視界が悪い。 -
今日はプリー滞在で唯一の観光、「コナーラク」へ行くためバススタンドへ向かいます。7時半にホテルを出て、まずプリー駅の方へ歩いて行きました。
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プリー駅の近くに来ました。
朝の8時頃、野菜や果物を売る露店が道ばたに並び賑わっています。 -
駅と反対方向を見たところ。
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朝早くから働く、青空散髪屋さん。
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道ばたでヤシの実を売る女性。
以前、コルカタでヤシの実にストローを指して飲んだことがありますが、あまりおいしい感じがしなかったので今回のインド旅では1度も買わなかったです。 -
プリー駅前の通りに並ぶ屋台。
屋台で朝食をとる人が多い。 -
体が資本のサイクルリキシャの男もここで朝食。
こんなんで力が出るのかな。 -
プリー駅前を通り過ぎ、バススタンドの方へ歩いて行きます。
ヒンドゥーの祠がありました。 -
バススタンド近くのゴミ捨て場に群がる牛たち。
カラスも牛の背に乗ったりしてお相伴にあずかっていました。 -
このバスで、プリーから東へ約35kmのところある「コナーラク」へ向かいます。
運賃Rs30(60円)のバス、最初から乗ったので私は座れましたが車内は超満員。 -
約1時間でコナーラクへ到着。
バスを降りて「スーリヤ寺院」へとつながる、掘っ建て小屋のようなお土産屋が並ぶ参道を歩いて行きます。 -
前方に高さ38mのスーリヤ寺院の前殿が見えてきました。
世界遺産の寺院だけに見学者も多い。 -
Rs250のチケットを買って、東の門から入り舞堂へ向かいます。
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舞堂から見たスーリヤ寺院の高さ38mの前殿(拝殿)。
13世紀頃に建立されたという、ヒンドゥーの太陽神スーリヤを祀るこの寺院は、かつては前殿の向こうに高さ60mから70mの本殿があったそうですが今は基礎部分を残すのみ。
前殿の周りには修復作業のための足場が組まれていて、景観が損なわれているのが残念。 -
舞殿の壁面に施された浮き彫り。
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舞殿を通してみる前殿。
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迫力のある直径3mの車輪が彫られた前殿の基壇部分。
基壇部分の周囲は、さまざまなポーズのミトゥナ像(男女交合の像)や、動物や文様の浮き彫りで表現されています。 -
前殿正面の階段に7頭の馬が浮き彫りされ(7は1週間を表している)、さらに本殿・前殿の基壇部分には直径3mの車輪12対24個が配置され(12は12カ月1年を表している)、これは寺院全体をスーリヤ神の乗り物である馬車が天空を駆けめぐるイメージとして造られているそうです。
スケールの大きな寺院で見ごたえがありました。 -
コナーラクから昼過ぎにプリーへ戻ってきて、バススタンドからグランド・ロードを歩いてジャガンナート寺院近くに来ました。
寺院のそばの通りにある人気の店でカージャを食べるのが目的。すっかりこのお菓子にハマりました。
カージャを売る店の近くで牛に食べ物を与えている人がいて、家の前に牛が集まっていました。 -
今日もジャガンナート寺院は大賑わい。
この寺院はヒンドゥー教徒以外は入れないので、ただ前を通るだけ。 -
ジャガンナート寺院から歩いて宿に戻ってきました。
2006年にオープンしたというホテル・サンタナ。
白塗りのなかなか立派な建物に見えますが、老朽化のきざしが少しずつ表れてきています。 -
部屋には戻らずそのままサンタナ・ホテル左横の路地に入ります。
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お目当ての「SANTANA BAR」が地下にあるので、喉も渇いたことだし昼下がりのビールタイムといきましょう。
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サンタナ・ホテルの屋上にあるBARが日本人向けで、こちらは地元民向けのBARという位置づけ。そのくせTAXが5%かかりました。
お腹もすいていたのでワンパターンのベジ・フライドライス(Rs65)を注文。ビールはRs105(210円)。途中、2度ほど停電しました。 -
サンタナ・ホテルの前の通り「チャクラ・ティサ・ロード」沿いに何やらお祭りのためのスペースが設けられ、そこにインドのお祝いごとや祭事に欠かせないバナナの木が何本も立てかけられて、オレンジ色の衣装を身にまとった男たちが踊り回っていました。
この日の夜は、翌朝まで拡声器から音楽が流れ続け、その音が屋上にぽつんとある私の部屋にまで無断侵入してきました。勘弁してよー、と言いたくなります。
<PURI 村の祭事>
https://www.youtube.com/watch?v=eBUOOaCh6Js -
屋上から見たサンタナ・ホテルの中庭。
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11時前にホテルを出て町歩き。
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頭の上に土を乗せて運ぶ、労働する女性たち。
サリー姿では仕事もしにくいだろうな、と思うのはよそ者の勝手な想像。 -
テンプル・ロードを通ってジャガンナート寺院の方へ歩いてきました。
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今日も寺院前は混み合っています。
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ジャガンナート寺院の入り口左横にある手洗い場。
日本のとは形がぜんぜん違う、ゴッツイ四角形の井戸水の手押しポンプ。 -
ジャガンナート寺院近くの路地にあるカージャの店。
お客さんも多く人気店のようなので、ここで2回目のカージャ購入。
インドで食べたお菓子で気に入ったのは、マイソール・パクとこのカージャ。 -
昼間の暑さに少々うんざりしてきたのでホテルへ戻るのに、グランド・ロードから市内バスの「CITY RIDE」に乗って終点のプリー駅まで移動しました。Rs10(20円)。
このバス、特に決まったバス停はなくあちこちで客を拾い、これ以上は無理だろうというのにまだ客を詰め込み、しまいには車掌の男が手すりを持ってぶら下がる始末。 -
16時前、ホテル・サンタナの屋上から見た海方向の景色。
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夕食はチャクラ・ティサ・ロードにある「Raju's Restaurant」でチキンマサラ(Rs100)、プレーンライス(Rs20)、マサラティー(Rs25)。
味の方はまずまずでした。 -
プリー6日目の2月1日(日)、今日は今回の旅の最終地コルカタへ向けて移動する日です。
プリーからの列車は夜の10時過ぎ。しかしホテル・サンタナのチェックアウトはなんと朝の8時ということなので、3泊分の宿代と食事代の支払いを済ませバックパックを担いで「Raju's Restaurant」に朝食を食べに来ました。
オープンエアの雰囲気のいい店なので昨日に続いての利用。
マサラオムレットとトースト、マサラティーをいただきました。
夜の列車までかなり時間がありますが、サンタナロッジに、1泊分の半額Rs125(朝食夕食付)でシングルルームを夜まで使ってもよいと話をまとめていたので、食事のあと荷物を置きに行きました。 -
サンタナロッジに荷物を置いた後、時間つぶしに、グランド・ロード沿いにある映画館に入りました。
料金Rs30(60円)の超ローカルな映画館で、入り口のポスターにあった青春恋愛ものをやっているのかと思いましたが、大違い。
客は3人だけで、蚊に食われながら半世紀前の映画ではないかと思われるような画面にすじがちらちら入ったオールドフィルムで、しかも脈絡のない訳のわからない少しエロっぽいものを観せられてしまいました。 -
映画館を出てジャガンナート寺院前にやってきました。
日曜日だからなのか、今日はまたひときわ大賑わいの寺院前。 -
寺院内も大混雑のようです。
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ジャガンナート寺院近くでは、祭事に駆り出された少年たちがジャンガラ(鉦:かね)を擦り鳴らしながら歩き回っていました。
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気に入りのカージャをあとで食べるために3つ仕入れ、宿の方へ戻って行きます。
途中で見かけた路上の魚売り。
鱗とハエにまみれながら頑張って商いをしていました。 -
宿へ戻る途中の昼過ぎ、「Pink House」という海岸のそばにあるレストランでお昼ご飯。
何かの魚が2切れ入った「Fish Masala」(R120)とプレーンライス(Rs35)を砂浜に近いテーブルでいただきました。
魚の骨を取り除くのがちょっと面倒ですが、トマト味のカレー、悪くはない味でした。 -
14時、サンタナロッジに戻ってきました。
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歩いて汗をかいたあとは、やっぱり冷たいビールが最高に心地よい。
旅に出ているときは昼間から飲んでも後ろめたさを感じないですむのがいい。
日常の雑事から離れた旅の日々は、もう毎日がお祭りのようなものだから。 -
夜までシングルルームで横になったりして時間をつぶし、フォクナ氏からコルカタゲストハウスへ持って行くよう頼まれたポスター(ロックフェスティバルとヨガ教室の案内)を預かり、みんなに見送られながら、デリーへ音楽行脚に向かう「重機のナチョス」さんと一緒にサンタナロッジをあとにしました。
タブラと太鼓を持って行くナチョスさん(日本人です)とオートリキシャに乗ってプリー駅にやってきました。
驚くほど物腰の柔らかいナチョスさんは12801番の列車でニューデリーへ。私は列車12888番でコルカタへ向かいます。
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