2015/03/23 - 2015/03/26
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frau.himmelさん
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4月24日、嬉しいニュースが飛び込んできました。
全国各地の有形無形の文化財「日本遺産」認定の中に、人吉球磨の名前が入っておりました。
相良700年が生んだ保守と進取の文化
〜日本でもっとも豊かな隠れ里ー人吉球磨〜
おめでとうございます。
◇◆
曾祖母の50回忌法要を終え、もう1日滞在します。
今日はもう一つの人吉球磨の桜の名所、人吉城址にレンタカーを走らせます。
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民家の庭先には気の早い鯉のぼりが泳いでいました。
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もう一つの人吉・球磨桜の名所、人吉城址公園へ。
駐車場に車を停めて桜の花のほうに向かいます。
川沿いには花祭りのボンボリが飾られています。 -
人吉城址の石垣
人吉城は、1198年遠江国(静岡県)相良より、人吉にやってきた相良長頼が城を築城したのが始まりだといわれています。
豊臣秀吉の九州征服により、人吉藩22,000石の大名として、明治4年の廃藩置県まで存続しました。 -
たかが地方小大名の城、とは到底思えないくらいの立派な城です。
この石垣は「武者返し」という工法で造られたこの城独特のものです。
「武者返し」とは、ご覧になってお分かりのように、城壁の上部に平らな石が積んでありますね。
これは敵が城壁を乗り越えて侵入するのを防ぐとともに、簡単に落下させることもできるそうで、敵への攻撃にも使えたのだそうです。 -
国の史跡に指定されている人吉城址。
さくらもボチボチ咲いている雰囲気。 -
昨日の市房ダムと同じくこちらも三分咲きくらい。
でも、お天気に誘われて何組かの花見客も訪れていました。 -
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お城と桜、やっぱり似合いますね。
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球磨川と人吉城址の石垣と桜。
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球磨川でラフティングの練習をしている人にカメラを向けました。
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撮影会かしら?
着物を着た女性とカメラを持った人。 -
私も便乗してあんみつ姫を撮らせていただきました。
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こちらには結婚衣装をつけた男女。
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こちらも便乗して撮りました。
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人吉の偉人・犬童球渓墓碑
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犬童球渓とはこんな人。
手抜きですみません。 -
堀合門
この門は、観光客のために造られたもので、現存する門は市内の武家屋敷に残されています。 -
反対側から見た堀合門
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奥に見えるのは人吉神社
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この上を登っていくと、本丸、二の丸、三の丸の跡があります。
先の大火で今は残っていませんが、石垣や跡が残っているそうです。 -
急峻な土手にしっかりとしがみ付いている「ど根性木の根っこ」
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水の手門跡
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水の手門と水の手橋と人吉市内
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"米蔵跡
丸い石が残っている建物跡は年貢米を納めておく米蔵でした。 -
「人吉市」と染め抜かれたボンボリにお別れして、人吉城址を後にします。
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次にやってきたところは「神城文化村」。
この「ひなまつり」の幟に車を止めました。
まだひな祭りをやっているらしい。
人吉市では毎年、ひな祭りの時期には市を挙げて「お雛祭り」を開催しています。
今年は2月1日から3月22日まででしたので他はもう終了していますが、ここは31日までやっているらしい。
2009年に訪れた時、由緒ある何百というおひな様が所狭しと飾られており、夫にもその素晴らしいおひな様を見せたかったのです。 -
さてチケットはどこで買うんだろう。
中に入るなりレトロなものが目に飛び込んできました。
SLの写真や懐かしの昆ちゃんのアリナミンの看板など。 -
D51の写真。
この写真を見て胸をときめかせる愛好家もいるんだろうな。
チケット売り場には人影はありません。
「御用の方はお隣へ」とあるけどここも人がいない。
本当に商売っ気がない博物館です。 -
2009年にここで素晴らしいひな祭りの展示を見ました。
その時は人吉の町を挙げてあちこちで「ひな祭り」の展示があり、大変賑わっていました。
(これは2009年の写真です) -
豪華な値打ちのあるお雛様が所狭しと飾られていました。
2009年 -
2009年
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もう時期も時期だし、平日だし、夕刻だし。
だれもおひな様を見に来ている人はいないのかしら。
じゃー、もういいわね。
それよりこの建物が凄い。
懐かしい「おたふくわた」の看板。 -
建物の壁には明治・大正・昭和の美人画が飾られています。
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この絵は「月桂冠」。
「絶對に防腐剤を含まず」なんて文字も見えます。 -
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この建物も昭和懐古満載。
ポスター館「青春時代にタイムスリップ!!」と看板が。 -
壁には昭和のノスタルジックな看板がびっしり。
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こういう一画なのです。
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小さなお城もあります。
2009年にはここでおひな祭りをやっていました。 -
どういうお城なのか?
説明文をお読みください。
手抜きで申し訳ありません。 -
お城の隣には古い民具館があったり・・・。
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苔むした骨董的価値がありそうな石がいくつも置かれていたり・・。
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ここではその石の周りに、鶴やカエル、アヒルなどが群がっています。
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「EUROPE」ヨーロッパ館もあります。
ここは足を止めねばね・・。 -
その陳列を見て笑うしかない「ヨーロッパ館」
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ここでハタと気が付きました。
ここはテーマパークなのよね。
「昭和」をコンセプトにした大人のテーマパーク。
博物館だと思って期待して行ってはいけません。
阿吽のカエルの門を出て・・。 -
「市房杉・焼酎館」。
別な敷地に屋久杉を扱っている大きな建物がありました。
ここはこれが本業のようです。
内部には入らないで、入場料も払わないで、外部からの見学でしたけど、私たちの記憶から遠くなりつつある「昭和」を懐かしく振り返ることができました。 -
帰りに、ちょっとあぜ道に車を停めて、里山の空気を胸いっぱい吸いました。
足元に「つくし」を見つけました。 -
別なところでは頭を出したばかりの「ワラビ」を摘みました。
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