2015/03/23 - 2015/03/26
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frau.himmelさん
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旅行記の更新が1ヶ月以上あいてしまいました。
私の怠け癖もさることながら、次回のドイツ旅行の計画、それに曾祖母の50回忌で九州にいったりでバタバタしていたことも理由です。
今回の旅行記は早春の九州路です。
関東でも桜は散りかけているのに、いまさらなのですが、季節はずれの九州の花便りをお届けします。
まあいつものことと笑ってください。
■■■
曽祖母の50回忌の連絡を受け、熊本に行ってまいりました。
折りしも熊本地方は前日に桜の開花宣言がなされたばかり、関東地方より一足早く花見が出来るかもしれないと喜んで出席の返事をいたしました。
-
鹿児島空港。
ソテツの樹木が南の国に来たんだなーという思いを抱かせてくれます。
でも、この日から日本全土が寒波に襲われて冬に後戻りしたような寒さです。
サクラの開花が気になります。 -
今回は夫と二人旅なので、空港近くでレンタカーを借りて、九州自動車道を北上します。
途中ループ橋が見えるえびのPAで一休み。 -
宮崎県えびの市と熊本県人吉市をつなぐ人吉・えびのループ橋。
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えびのPAではゆるキャラの人気者くまモンが出迎えてくれました。
最近どこにでも出没しています。 -
「田の神(かん)さぁ」。
ユーモラスなお地蔵さんは、五穀豊穣を祈願して造られた守り神だそう。 -
このPAから、えびの高原や霧島連山の広大なパノラマを一望することが出来ます。
" -
風景。
九州のほうは一足先に桜が咲いているかもと期待していたけれど、ここから見る限りまだのようですね。
ちょっとがっかり!
手前の花木はこぶし。 -
あ、でも、PAの出口付近の桜は少しほころんでいました。
3分咲きくらい。
少し期待が持てます。 -
全長6000メートル以上ある加久藤トンネル。
このトンネルを抜ければ熊本県人吉市です。 -
翌日、私達は熊本県球磨郡水上村にある市房ダムに向けて車を走らせています。
典型的な里山の風景。 -
市房ダム湖の周りは、約14kmにわたって1万本もの桜が咲き誇る熊本県下有数の桜の名所なのです。
沿道の桜もポヤポヤと咲き始めたような感じがします。
さあ、咲いているかなー。 -
ダムが見えてきました。
今回私の曾祖母(ひいおばあちゃん)の法事の案内があった時、まだ見たことがなかった市房の桜の花が見れるかも、と、即座に出席を決めました。 -
咲いています咲いています!
ダム湖に薄い桜色が映えています。 -
やっぱり関東より早い開花です。
来てよかった。 -
市房湖大噴水駐車場に車を止めてしばしお花見を。
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残念ながら大噴水からは水が出ていません。
後で聞いたら、誰かが500円を入れないと噴水は出ないのだとか。 -
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再び湖に沿って車を走らせます。
あと1週間もすればこの湖の周りは桜が満開になって、一面ピンク色で埋め尽くされるのでしょうね。 -
場所によって花のふくらみ具合が違います。
こちらはまだ1分咲き。 -
ガードレールがないところも。
最近都会の道しか走ったことがないのでちょっと怖い。
立て札には「鳥たちの楽園です。そっとしてやりましょう」 -
吊り橋の架かったテーマパークのような公園に出ました。
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地図を見るとここは「汗の原親水公園」
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そして道路を隔てたこちらは「桜図鑑園」。
いろんな種類の桜の花があるようです。 -
吊り橋を渡ります。
ゆさゆさと大きく揺れて、あの大震災のときを思い出します。 -
吊り橋の上から見た風景
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吊り橋の上から見た風景。
ここも満開の時はきれいでしょうね。
あと4,5日後だったら・・、 -
ここは奥多摩県立自然公園です。
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再び車を走らせます。
「桜の里 みずかみ」の幟に誘われて細い道に入りました。
ここら一帯も花が咲くと見事でしょうね。 -
この道路は村道、湯山古屋敷線。
ガードレールもない狭い道。しかも工事中だらけ。 -
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あんな遠くにダムが見えます。
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行けども行けども広い道に出ない。
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あちこち工事中で通行を止められる。
法事は11時からなのにこんなんで間に合うかしら?
心配になりました。 -
と言いつつ、助手席の私は2,3分咲きの桜を愛でつつ・・、里の春を楽しみつつ・・。
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水上村立岩野小学校、立派な木造校舎です。
屋根の上にはソーラーパネル。環境に優しい学校ですね。 -
法事に間に合うように夫はちょっとばかり車のスピードを上げます。
沿道の菜の花の道も急ぎます。 -
10分前にセーフ。
ここは母の実家。
今日は私にとって曾祖母(ひいおばあちゃん)の50回忌の法要が営まれるのです。 -
法要が始まるまで懐かしいお庭を散策します。
ここは中庭、きれいに手入れされていますね。
石灯籠も昔と変わらないなー。
あの中央にすえつけてある大きな置石によく乗って遊びました。 -
池に水がないのも昔のまんま。
子供の頃、池にお水を入れて小川でとってきたフナやメダカを放しましたが、もちませんでした。 -
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離れのお手水の石も健在。
築100年くらい経つこの家は、その頃では珍し和洋折衷でした。
この離れは、私の記憶では祖父の書斎として使われていました。
トイレは家の中に3箇所もあったけど、汲み取りが大変だからと私達はこのトイレは使わせてもらえなかったっけねー。
一気にンー十年前の懐かしい記憶が蘇ります。 -
お坊さんに来ていただいて法要が始まりました。
お坊さんは仰いました。
「50回忌はもはや仏事ではありません。
ひいおばあさん(私にとっては)が、50年経ってご縁のある方々を呼び寄せてくださり楽しい時間を作ってくださった・・、これはおめでたいことです。」 -
お坊さんはこんなことも。
このお仏壇はこの家を築造するときに鹿児島か宮崎の仏壇大工さんを何人も呼んで特別に造らせたものだそうです。
いまどき同じ仏壇を造ろうと思ったら家を建てる段階から計画しなければならない、とも。
お仏壇だけで間口1間、奥行き1.5間ほど、3畳ほどの広さがあるのです。
普段は奥の院の扉は閉められていますが、こういう法要の時には奥の院も開けられます。
子供ながらに立派な仏壇だと思っていました。 -
法事が無事終わり、会食は町の料亭で豪華なお料理が出ました。
みんなで楽しく語り合い、美味しいお酒をいただいて、豪華なお料理にお腹いっぱいになりました。
もうーこれ以上入っていかない・・・。
ところが、
「これから2次会をやりますからまた仏様のところに集まってください!」と召集がかかりました。
再び仏様の前で宴会です。 -
和気藹々と昔の思い出話が弾みます。
懐かしい古い写真がまわされました。
その中には母の女学校時代のアルバムや通信簿などもありました。
この写真は大正末期のころ?この家が出来た頃の写真のようです。
この後、さっきの書斎と、奥に隠居部屋が増築されています。
中庭も整えられ、屋敷の周りは大谷石の長い塀で囲まれました。
よくこんな古い写真があったものだと驚きました。 -
男性陣は奥で酒盛り、女性人はお茶でお喋り・・
そんな楽しい時間がしばらく続いたころ、出てきたお料理にみんなの歓声が。
特に私達遠路組は久しぶりに見るクジラのお刺身です。
今はすっかり高級魚となりましたが、山間のこの地方では一昔前まではこの冷凍クジラはお刺身の代わりに食卓に日常的に出ていました。
よくこんなのが手に入ったなーと夫の驚きの声。 -
その他にもサラシ鯨と、その横にはこれも懐かしい『一文字のグルグル』。
ワケギに似た小ネギをそのまま茹でて、根を芯にして葉でぐるぐると巻きます。
これを酢味噌でいただきます。
この地方の郷土料理です。 -
郷土料理といえば「豆腐の味噌漬け」があります。
この地方は平家の落ち武者伝説があるところ、
その落ち武者が隠れ住んだこの山里で保存食として作り始めたものだそう。
これは従姉妹の手作りで、あまり美味しくて写真を撮る間もなくあれよあれよと言う間にこんな姿に。 -
お土産用に買ってきた豆腐の味噌漬け。
カマンベールチーズやウニのようなトローリとした食感で、お土産にとても喜ばれるのです。
でも従姉妹の手作りの味噌漬けのほうが美味しかったー。 -
そしてスイーツは?
ケースからはみ出しそうな長〜〜いロールケーキが運ばれてきました。
なんと50センチメートルあるご当地限定のジャンボロール。
私が写真を撮るって言ったら、じゃーカットする前に見せればよかったねーと従姉妹。 -
その後も私の大好きな田舎風混ぜご飯なども出て、私のお腹ははちきれそう。
宴会終了後、分家の従兄弟がちょっと家に寄って、と誘ってくれました。
玄関前のクリスマスローズが見事です。、 -
色違いのクリスマスローズ。
定年退職後、この従兄弟は理想の田園ライフを送っています。
田んぼで1本1本文字通り手(田)植えをして稲を育て、小麦を育て手作りの小麦粉を作り、それでピザを焼いたり。
また渋柿が大量に採れれば干し柿はもちろん「柿酢」を作ったり、自家製の大豆でお味噌を作ったり、はたまたお庭に長い管を埋めて自然薯を育てたり、それは驚くほどいろんなことに挑戦しています。
昨年は綿花を育てて、写真奥に見えるお部屋で糸紡ぎ(工作実・仕事部屋と呼んでいました)をして、できた糸でマフラーやセーターなどを編んでいました。 -
従兄弟の奥様の手作り、つるし雛が玄関に飾られていました。
夫婦でいろんなことに挑戦している従兄弟達を見たら私も頑張らなければ・・・と。 -
従兄弟夫婦の挑戦はそれだけではありませんでした。
次に連れて行ってくれたところはトーンチャイム音楽教室。
ここで週1回、トーンチャイムという楽器の練習をしているのだそう。
突然の飛び込みの私達を歓迎して、みんなでフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」を演奏してくれました。
とっても美しい音色です。 -
トーンチャイムとは、ハンドベルの一種で、一人ひとりが2,3本の音を受け持ち、全員で音楽を演奏するチームワークの楽器なのです。
私と夫も急遽1本ずつ担当して演奏に加わりました。
難しかったけど面白かったー。
本当にボケ防止にはもってこいの楽器です。 -
トーンチャイムの先生のお嬢様がエレクトーンで伴奏してくださるのです。
この方は驚くなかれ、2013年ウィーンで開催された「国際障害者ピアノフェスティバル」にて見事金賞を受賞された月足さおりさん。
ピアノのパラリンピックの金メダル受賞者ともいうべき人なのです。
生まれつきの難病で、左腕だけの演奏でコンサート活動を続けて、同じような障害者に元気を与えてくれています。
写真は熊本県知事から表彰された時のくまもんの記念品。 -
関東地方でも月足さおりさんのコンサートが開かれます。
残念、私たちはそのころドイツに行っています。
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この旅行記へのコメント (5)
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- 横浜臨海公園さん 2015/04/07 13:00:31
- 塩鯨
- frau.himmelさま、こんにちは。
市房ダムの桜は本当に少し早かった様ですね。
鯨と言えば、球磨地方に於ける明治期から昭和初期に於ける最高級のご馳走は塩鯨でしたね。
あれ、一切れでご飯が何杯も味わえると云う事だったそうですが、昨今では鯨は超高級食材となり、人吉でも塩鯨は幻の味となりつつある様です。
あれは本当に塩辛かった!
横浜臨海公園
- frau.himmelさん からの返信 2015/04/08 15:37:23
- RE: 塩鯨
- 横浜臨界公園さま、こんにちは。
えっ! 塩クジラをご存じですか?
本当に何でもご存じですね。
ちょっと焼いていただきますが、焼くと塩がいっぱいふいて、私はあれが大嫌いでした。
あの山間部では新鮮な海の魚は望めず、クジラは日常食でした。
今では鯨は高級食品なのですから、信じられません。
クジラ肉を干したの、コロと言いますが、暮れの時期東京のデパートで見ますが、あれももの凄く高くなって今となっては手が出ません。
時代は変わりましたね。
ありがとうございます。
himmel
- 横浜臨海公園さん からの返信 2015/04/08 17:47:58
- 続塩鯨
- frau.himmelさま、こんばんは。
メッセージを拝見させて頂きました。
塩鯨は人吉で接待された際に口にしております。
本当に塩辛いのなんのって、塩鯨1片で御飯が3杯食べられるとの事ですが、小生は、お櫃に1杯食べられそうでした。
横浜臨海公園
-
- norisaさん 2015/04/06 21:02:20
- お珍しい
- frau.himmelさん
こんばんわ。
いつものようにドイツご旅行記かと思えばーー。
早春の九州でしたか。
確かに満開には多少ありそうですが、ピンポイントを捕まえるのは神業です。
特に遠くから訪ねる場合はなおさらです。
御坊様のお話、含蓄がありますね。
桜とお寺、なかなかの対比です。
次回からまたドイツでしょうか?
いずれにしろノートラブルを祈願します(笑)
norisa
- frau.himmelさん からの返信 2015/04/08 15:27:50
- RE: お珍しい
- norisaさん、こんにちは。
> いつものようにドイツご旅行記かと思えばーー。
そうですね。私がnorisaさんの桜便りを拝見したくてお邪魔したら、スペイン旅行記だった・・・。
お互いさまでしたね(笑)。
九州の桜はまだ早かったーー。
花の季節自体が短いので、その一番美しい時季に訪れるのは神業です。
まあ時季尚早でしたけど、ちょっぴり雰囲気が味わえました。
> 次回からまたドイツでしょうか?
まだ前回のドイツ旅行記も途中なのですがなかなかその気が起きません。
浦島花子はまた亀の背中に乗って、海に潜りたくなりました。
norisaさんご夫婦のようにシュノーケルで颯爽とは大違いですね(泣)。
himmel
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