★バーレーン７２時間（１）バンコクからドバイ経由でマナーマ到着

2015/02/13 - 2015/02/14

今回の中東＋インド旅の起点はタイのバンコク。

最初は中東四ヶ国の旅になるはずだったのが、想定外のインドが入って来たので途中から中東２ヶ国＋インド旅に変身。
おかげであちこち飛び回る羽目になって非効率なルートの出来上がり。(；＾ω＾)

その経緯はおいおいご紹介していくことにして、この編ではバンコクからドバイ経由でバーレーンの首都マナーマ到着までをアップしようと思います。


表紙の画像は、バーレーン国際空港到着後に借りた車でマナーマに向こう途中。
砂漠もある小島の国とは思えないほど道路が整備されていました。

エリア マナーマ(バーレーン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー タクシー 飛行機
• 航空会社: フライドバイ タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

タイのバンコクが今回の旅の起点。
この日はタイ国際航空でまずアラブ首長国連邦のドバイへ向かいます。

あれ？　スワンナプーム国際空港もタイ国際航空も年に数回使っているけれど、中東方面に飛ぶのに使ったのはこれが初めてだったかも？

バンコク→ドバイの飛行時間は約６時間半。
ちょっと贅沢してビジネス・クラスで行ってみます。

この日乗ったタイ国際航空のバンコク→ドバイの機種はA330-300で、ビジネス・クラスの座席は２ー２ー２。

あんまり飛ぶ機会のない路線なので、進行方向に向かって左手窓側のA席を予約して行きました。
この席だと、途中オマーンを通過した時に、首都マスカットの夜景が見えてきれいでしたよ。

この日乗ったタイ国際航空バンコク→ドバイ便ビジネス・クラスの食事。

メインはラム（洋風）、エビ（中華）、チキン（アラビア風）、白身魚（タイ風）の４種。

SUR SHANGHAIは焼きそばと一緒のエビをチョイス。
これはなかなかよかったのに、前菜が歯にしみるほど冷たくて味が分からなかったな。
果物とは別のタイ風デザートは、見た目は地味でもココナツの風味よし。

午後の便ですぐに暗くなったバンコク→ドバイ便。

映画を見ていた途中でふと外を見ると、アラビア半島沿いの街らしき夜景が見えた。
オマーンの首都のマスカット？と思って確認してみると、ドンピシャリ！
うーん、なかなかきれい。

本来なら、今回計画していた中東４ヶ国の旅の目的地に入っていたオマーンとカタール。
それが、途中から入って来た旦那のビジネス話で、急遽インドにも行く事になったのよね。
よって、これから続く旅は、事情を知らない人が見たら無駄にアラビア海を跨いで行ったり来たりしているように見えると思います。(；＾ω＾)

さ、もうじきドバイ国際空港到着。

ありゃ？　途中で針路変更してS字飛行。　何かあったかな。
この後は無事に到着。

２０１５年２月中旬現在、日本のパスポート保持者ならアラブ首長国連邦では入国時に有効期間３０日のビザが無料で発給され、出入国カードも無し。

それはいいんだけど、イミグレのおにいちゃん、私用（？）の電話をかけながらの応対態度はよくないと思うよ。　メッ！！(｀･ω･´)

今回ドバイで泊まったのはフォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロード。

ドバイにはまず一泊するだけで翌日はバーレーンに出発するため、車は借りずにホテルの出迎えをお願いしてみました。
ドバイには、バーレーンとインドの旅を終えた後でまた戻る予定。

で、フォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロードではじめ予約して行ったのは４８平方メートルのプリファード・ルームでしたが、アップグレードで５５平方メートルのビジネス・ルームをいただきました。
これだと独立した広いリビング付きで、ちょっとしたマンション風。
豪華とは違いますが、設備は一通り整っていて快適。
浴室のインテリアだけはちょっと実用一点張りのインテリアで、もうちょっとホテルらしい雰囲気が欲しい感じ。

フォー ポインツ バイ シェラトン シェイク ザイード ロード ドバイ ホテル

フォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロードの朝食スペース。

朝食ブッフェは、ホテルの規模の割りに内容はよかったと思います。
洋風主体で、それにローカルな品や焼きそばなどが日替わりで出て来ました。

フォー ポインツ バイ シェラトン シェイク ザイード ロード ドバイ ホテル

文字通り、ドバイのシェイク・ザイード・ロードに面したフォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロードの外観。

９０年代に来た時にはまだ無かったホテルよね。違うかな。

フォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロードから出ると、もうそこは高層ビルが立ち並ぶシェイク・ザイード・ロード。
ビルの合間にはブルジュ・ハリファも見える。

この日はバーレーンへ移動するから、まずは大変身したこの道筋だけ歩いてみよう。
ブルジュ・ハリファのチケットはもう戻って来たあとの日付でネット予約してあるから慌てなくていいしね。(*^。^*)

わ〜、９０年代に来た時には、まだまだ埃っぽいだけの工事中の道だったよね。
高層ビルも立ち並び始めたばかりで、ブルジュ・ハリファはまだ影も形もなかったし。

フォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロード前のシェイク・ザイード・ロード。

ホテル周辺には、両替店、カジュアルな食事場所、ちょっとしたスーパーもあって便利。
メトロのファイナンシャル・センター駅とエミレーツ・タワーズ駅の中間で、どちらへも徒歩３分程度。
この画像のメトロ駅はファイナンシャル・センター駅。

フォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロード前のシェイク・ザイード・ロード。

いや〜、ほんと、ずいぶんきれいに整備されたわ〜。
あの埃っぽくて味気無い道がこんなに変身するなんて。

ブルジュ・ハリファまでは１ｋｍほどの道。
バーレーンやインドから戻って来た時に一度ホテルから歩いて行ってみましたが、途中には工事中の場所があったり、幅の広い車道を渡らなければならなかったりでストレスの多い散策になりました。(；＾ω＾)

シェイク・ザイード・ロードで見かけたバス停。

こんなに閉め切って暑苦しそうと思ったら、ちゃんとエアコン機能がついてました。

戻って来たフォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロード。

４３階のルーフトップには子ども用と大人用のプールが一つずつ。

それに…、

フォー ポインツ バイ シェラトン シェイク ザイード ロード ドバイ ホテル

…プールサイド・バーや日光浴用のスペースもあって眺めよし。
ビル群の合間にブルジュ・ハリファも見えるのがクール。

あとでまた戻って来た時には、夜景時間帯の眺めも楽しめました。
このホテルに泊まったら、ぜひ行ってみるといいですよ。

フォー ポインツ バイ シェラトン シェイク ザイード ロード ドバイ ホテル

さ、今日はこのままバーレーンへ移動。
フォーポインツ・バイ・シェラトン・シェイク・ザイード・ロードをチェックアウト。

ドバイ国際空港への移動は、来た時と同じようにホテルの車をお願いしてみました。
空港までの所要時間は２０数分。

フォー ポインツ バイ シェラトン シェイク ザイード ロード ドバイ ホテル

ドバイ市街地からドバイ国際空港へ向かう途中見かけたモスク。

バーレーンとインドを戻って来た時には、アブダビのシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスクを見に行ってみようか。

ドバイ国際空港。

カートの使用は無料。

ドバイ国際空港内。

今日はドバイに本拠地を置く格安航空会社フライドバイで１時間１５分のバーレーンのマナーマへ。
チェックインも出国手続きもスイスイ済んで、この日はそのまま搭乗ゲートへ直行。

バーレーンのマナーマ行きフライドバイの搭乗ゲートの隣は、イラクのバグダッド行きイラク航空の搭乗ゲート。

周りにいた人たちも　「おお！（◎◇◎）！！」　

先に搭乗が始まったバグダッド行きに乗り込む人たちを見ていると、女性も子どももいるし、西洋人のグループも。

皆それぞれどういう事情があって、この時期のイラクに飛ぶんだろう。

SUR SHANGHAIたちの乗るマナーマ行きフライドバイの搭乗も始まった。

フライドバイに乗るのは初めてよね。
どんな感じ？

フライドバイは、アラブ首長国のドバイに本拠地を置く格安航空会社。

会社が設立されたのは２００８年とまだ新しい航空会社ですが、すでにアジア、アフリカ、ヨーロッパを結ぶ路線が多数。
詳しくは、下記のフライドバイのサイトでどうぞ。
http://www.flydubai.com/en/

ドバイ（アラブ首長国連邦）→マナーマ（バーレーン）の所要飛行時間は１時間１５分ほど。

フライドバイの使用機材はB737-800で、エコノミー・クラスの座席は３−３。
座席の前後が詰まっていてちょっと狭い感じでしたが、短時間移動ならまずまず。

フライドバイの機内食やドリンクはオーダー制。有料です。
メニューが置いてあるので、何か試してみたい方はメニューでチェック。
サンドイッチ類が１５ディルハム〜、ソフトドリンクやスナック菓子が５ディルハム〜のお値段。
ドバイ→マナーマだと飛行時間はほんの１時間１５分でお試し無し。

機内販売には、一般的免税品以外にぬいぐるみなどのフライドバイ・グッズもあり。
記念品にしてみるといいかも。

個別スクリーンでの映画などのエンターテイメントも結構あったようですが、初めての飛行ルートで外の景色を見ていたため、これも試さずじまい。

フライドバイの機内雑誌に出ていた女性の写真。

９０年代に初めてドバイに来た時、これと同じスタイルの仮面で顔を隠している土地の女性を見かけてドッキリしたのを思い出した。

マナーマ行きフライドバイの便ももうじき出発。

乗ってる時間が短いから、外の景色に集中してみよう。

案の定、このドバイ→マナーマの便では、離陸後すぐにブルジュ・ハリファをはじめとするドバイの高層ビル群、パーム・アイランドもよく見えてヽ(*＾ω＾*)ﾉ。
進行方向に向かって左手のA席を取って行くといいですよ。

ただし、離陸直後はカメラ使用禁止時間帯で写真は撮れません。

ここはカタール北部？という場所をかすめて飛んだフライドバイのドバイ→マナーマ行きの便。

やっぱり初めて飛ぶ路線は窓側席がいい！

あっけなくバーレーン国際空港到着。
１時間ちょっとだと、国際便に乗ったと言う実感なし。(；＾ω＾)

さて、２０１５年２月中旬現在、バーレーンの観光ビザは入国時のイミグレで取得可（有料）。

画像は、バーレーンの入国カード。
入国カードに記入する内容はごく一般的で簡単。
内容は：
姓名、国籍、性別、パスポート番号、発行年月日、発行場所、生年月日、出生地、職業、バーレーンでの滞在先、到着年月日、便名、出発地、出国予定日、便名、目的地、訪問目的（選択式）、電話番号、署名。

イミグレ・カウンターで、入国カード、パスポート、出国便の予約プリントを提示すると、「７２時間以内の出国だね。」と７２時間有効のビザになり、その場で４６米ドル/人（現金）を支払いました。
イミグレのスタッフの物腰が柔らかかったのが好印象。

バーレーンに着いたら、さっそくもらっておきたい観光資料。

画像のTHE BAHRAIN MAP & POCKET GUIDEは、地図や見所以外にも、ショッピング・センターや食事場所のリスティングもあって便利。

バーレーン国際空港の到着ロビーに出ると、両替場所、カフェなどのファスト・フード店のほか、国際的に名が知れたレンタカー会社も並んでいます。

その内一軒の会社の車をネット予約して行って手続きも済み、スタッフが運転して来た車を受け取ったんですが…、

…出発前点検も済んで、「さあ！行こうか〜！」と２００ｍほど進んだところにあった低い段差をカタンと乗り越えた途端、サイドミラーの鏡部分がポロリ！Σ(οдО)

幸いまだ空港の敷地内だったので、すぐに引き返して別の車に取り替えてもらいました。
それはよかったんですが、今度はガソリンがタンクに半分だけしか入っていない！(￣m￣*)
写真にも撮って、「車返す時に満タンにしなくてもいいですよね。」と聞いたらＯＫ。
でも、こっちが気付かなかったら、「満タンにしなくてもいいよ。」と言ってくれたかなあ…。

レンタカーの出発前点検は細部までしておきましょう。
そのレンタカー会社の名は出さないでおこうと思います。…(；＾ω＾)

さ、いよいよバーレーン国際空港から首都マナーマへ。

お！（◎◇◎）　さっそく見えて来たのは隣国サウジアラビア方面への標識。

バーレーン滞在中に、キング・ファハド・コーズウェイ（８０M号線）でバーレーンとサウジアラビアとの国境まで行ってみよう！ヽ(*＾ω＾*)ﾉ

バーレーン国際空港から首都マナーマに向かう道。

バーレーンとかその首都マナーマと言っても、ピンと来ない人はSUR SHANGHAIたち以外にも多いかも。
次のウィキペディアのページで、概略を見てみるといいですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3

バーレーン国際空港から首都マナーマに向かう道。

モスクやナツメヤシの木のある風景は、やはりアラビアの一国のイメージどおり。

首都マナーマの西寄りにある今日の宿ラミー・グランド・ホテル & スパに向かう途中、ちょっと脇道にそれてみた。

建設途中のビルが林立しているのは、中国の都市部のようでもあり。

バーレーン国際空港があるムハラク地区から首都マナーマに入って行くシェイク・ハマド・コーズウェイは、すっかり高速化された道。

砂漠の国のイメージで行くとビックリ！

マナーマの中心部に入ると、キング・ファイザル・ハイウェイ沿いに、バーレーン・ベイやバーレーン・ファイナンシャル・ハーバーの奇抜なスタイルの高層ビル群が見えてきます。

この画像は２０１５年２月中旬現在開発が進んでいるバーレーン・ベイのあたり。

画像奥のねじれた高層ビルは建設途中のユナイテッド・タワー。
画像手前のビルは、２０１５年中に開業予定のフォー・シーズンズ・ホテル。
この旅行記を書いている２０１５年４月下旬にはもう営業開始間近かも？

バーレーン・ベイを過ぎると、今度はキング・ファイザル・ハイウェイ沿いにバーレーン・ファイナンシャル・ハーバーが見えてきます。

そこには、既にできたビル以外にも、まさに建築途中のビルがニョキニョキ。

画像奥にキリンの首のような形の二本のビルが見えていますが、あれはバーレーン・ファイナンシャル・ハーバーのイースト・タワーとウェスト・タワー。

３基の風力タービンが設置されたバーレーン・ワールド・トレード・センターもこの近く。
ここへはあとで行ってみようと思います。

初めてのバーレーンで泊まってみることにしたのはラミー・グランド・ホテル＆スパ。
マナーマの中心からちょっと西に外れた場所に出来た五つ星ホテルで、リセプションやロビー周りはこのとおり立派。

ラミー グランド ホテル アンド スパ ホテル

ラミー・グランド・ホテル＆スパの壁にかけてあった王家の肖像画。

中央が、初代国王且つ現国王のハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ。
左が父のイーサ首長。
右が長子で皇太子のサルマーン。
…になるのだと思いますが、間違っていたら平にお許しを。

●注：　バーレーンが憲法改正に伴って首長制から王制になったのは２００２年。

ここだけに限らず、バーレーンではよく王家の人々の肖像があちこちで見られます。

ラミー グランド ホテル アンド スパ ホテル

ラミー・グランド・ホテル＆スパ内の通路。

なんだかやたら水墨画風の壁の絵があって、一瞬どこにいるのかわからなくなりそう。

ラミー グランド ホテル アンド スパ ホテル

ラミー・グランド・ホテル＆スパで予約して行ったプレミア・ダブル・ルームは、インテリアも新しくモダン、アメニティ類も一通りのものは揃っているのに、いまひとつ何かが欠けている感じがして、くつろげる雰囲気ではなかったのが惜しい。

その欠けているものというのは、小さいことなんですが、たとえば洗面ボール。
蛇口をひねると水が回りに飛び散るようなデザインの品で、使い心地にまで配慮がされていない点。
画像の赤いシェードのライトも点かなかったし。
お値段に見合わない内容のお部屋でちょいがっかり…。

ラミー グランド ホテル アンド スパ ホテル

夜見たラミー・グランド・ホテル＆スパの外観。

２０１５年２月中旬現在、ホテル前の車道を渡った場所に大型ショッピング・モールはありましたが、それ以外はまだ造成中の場所が多くてホテル周りはガラ〜ンと殺風景。
車を借りないと、観光にもビジネスにもちょっと不便な立地。
今後、ホテル周辺の施設が整えば雰囲気もガラリと変わるのでは。

ホテル上階には高級クラブが入っていて、週末の夜には高級車で乗り付けるお客さんが多かったです。
サウジアラビアから羽を伸ばしに遣ってきた男性陣だったかも。

ラミー グランド ホテル アンド スパ ホテル

ラミー・グランド・ホテル＆スパとは車道を隔てた場所にあったショッピング・モール。
シーフ・モールというバーレーンで人気のモールもあって、お買い物好きな人はうれしいかも？

ラミー・グランド・ホテル＆スパで一泊したあとのお部屋の窓から見たマナーマ市街地。

これがバーレーンの首都の一画か〜。
７２時間の滞在中にどこまでこの街の周辺を見て回れるだろう。

ラミー グランド ホテル アンド スパ ホテル