2015【6度目の】台湾一人旅①恋しい台南へ！

2015/04/10 - 2015/04/13

居心地のいい台南。1泊だけしてきました。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

今回もLCCで台湾へ。2,3日前に開業したばかりの成田空港第3ターミナルです。競技場じゃないよ。

第3ターミナルはもちろん初めてで、寝るところの確保が心配で第2に行くか第3に行くかで迷いました。で、大失敗。第3ターミナル、寝るとこ全然ないです！大きいソファーが10台ぐらいしかなかったかな。

東京駅発1：30の空港行き深夜バス（運賃900円ww）で空港着2：30過ぎ。ソファ、空いてるわけないよ。フードコートの木の椅子を並べて寝ようにも空いてないため冷たい床が今夜の寝床。

ツルツルした床の上では寒くて、この青いコース上に移動。
横になったとたん、なぜかソファー移動が始まり横になってられない。
ソファー移動のため、そこに寝てた人も起こされてた。

そのうち一部立ち入り禁止になっていたフードコート部分も開放。ようやく寝床が床から椅子の上に格上げ。

もうこれでは空港から出られない難民のよう。。

ソファーで寝る人たちは写真では哀れですが、この場所では一番の高待遇。

フードコートの椅子を並べて寝ているとき、近くにいた男性が独り言で「まだ3時か。。。」が本当に堪えた。

いやぁ、今回の野宿はキツかった。デリーの空港の屋外で野宿した時のほうがまだマシ。LCCに特化したターミナルだと勘違いしてた。ローコストキャリア用に作ったローコストターミナルだった。

結論：もう第3ターミナルで空港野宿はしない！第2の方が何倍も椅子がある！

ジェットスターのポスターがなければ、だれもここが空港ターミナルだとは思うまいww。

搭乗口の直前から突然雰囲気がかわって。

搭乗口はきれいなのね。

さて気を取り直して台湾へゴー。なんか今回は出発までが長かった。
もうおばさんなので羽田発で普通の時間に行きたいです。

いざ機内へ！機内に向かう道が、なんかこういう通路大きい建設現場にあるね。

桃山空港着。今回は今までにないぐらい入国審査が長蛇の列でびっくりしました。ディズニーランド並みの長蛇の列。台湾がはやってる？流行にうといのでそこらへんがよくわからない。

空港に着いたらまずSIMカードを購入！これを忘れてしまったら、ネットに頼り切った私の旅行は成立しません。ガイドブックは一切持たず、グーグルのマイマップにすべて託しているのだから！

第一ターミナルの到着出口を出てすぐ右にSIM売り場がありますが、めっちゃ混んでるのでここはパス。
到着出口を出て左に進み、第二ターミナル方面に行く通路の途中に中華電信のカウンターがあります。

ここです。私が行ったときはほぼ待たずSIMゲット！
ちなみに私の携帯本体は相変わらずSIMロック中なので、SIMフリーのルーター（ドコモのL-03E）を使っています。中華電信は携帯に直接SIMを挿せる場合はセッティングまでやってくれるみたいだけど、ルーターの場合は自分でやることが条件です。

台灣大哥大で買おうとしたら、ルーターはムリということで売ってもらえませんでした。1年ほど前の話なので今はどうかわからないけど。

今回は桃園空港からそのまま高鉄に乗って台南に行く計画。
桃園空港着10：30。そこから高鉄桃園駅まで移動する必要があり、初めてだったので12：57の新幹線を予約しました。

結果は11時30分過ぎには高鉄桃園駅についてました。
桃園空港着10：30で、そこから入国審査に行列して、SIMカードも買って、バスにも乗ったのに1時間強で到着してしまった。。

バスチケットを買ってすぐにバスが来たのと、あとは荷物を預けてなかったから早かったのかもしれない。それでも到着から1時間半あれば大丈夫そうな感じ。

チケットを引き換えてなかったので、急いで窓口にいったところ11:44の新幹線に替える？但し早割で買った分の割引はなくなるけど･･･とのこと。

で、1時間半待つことに。短い滞在期間、お金より時間のほうが大事だよなぁ、と断った後にしみじみ感じた。

桃園駅構内ではベンチで色々な人ががっつりごはんを食べていて、とても気楽な雰囲気。日本では公共の場所でがっつりごはんを食べるのは恥ずかしいと思うのに。

台湾式おにぎりとマーラーおでん、そしてビールです。

セブンイレブンで売ってる麻辣おでん。これ本当においしい。1年前に食べた時よりもおいしくなってるし。

これ日本でも売ってくれないかな〜！！！

これも地味においしい。たまごがイイ。

台南に到着。ここから台南市街へ。
高鉄台南駅はこの台鉄沙崙駅とつながっています。
台鉄沙崙駅から台鉄台南駅は30分弱。


台鉄台南駅に到着したのは15時前。
駅を降りた時はまさに夏！という感じだったから、宿で荷物置いてTシャツになって外に出たらなんだか薄ら寒い。。
夕方になると気温がグッと下がるのか、風が出てきたので気温が下がったのかはよくわからないけど。。Tシャツ一枚だけの人が意外といなかったので、4月の台南はまだ思ったほど夏ではないのかもしれない。

まずは安平へ。

宿の近くに安平行きバス停があったのでバスで行ってみました。
ほんの15分ぐらい走って着いたかな。

バス停で会ったおばあちゃん、何度も何度も何度も私に話しかけて、全然中国語じゃないからあれは台湾語だったんだろうか？？
本当にほとんど全然わからなくて、ちょっと気まずいのでごまかすためにニコニコ笑ってうなづいていました。

ぺらぺらの半袖を着ている私に「こんな薄着して！」という感じで私の腕をぴしゃりとしたり、どこに行くかと訊かれた感じがしたからアンピンと答えると「安平行くなら安平古堡がいいよ」という感じで言ったり。降りるときはニコニコ笑って「再見呢」。そしてあっという間に行ってしまった。

「さようなら」だとすこし悲しいけど、「再見呢」っていうのはいいなぁと思った。「またね」はもうないんだけどね。
なんだか自分のおばあちゃんがそこに居たみたいで後からすごく切なくなりました。

とりあえず腹ごしらえ。
周氏蝦捲にて、蝦捲1人前50元と肉燥飯20元。

うーむ、なんかイマイチ。。肉燥飯はソースの味がした。

安平は海が近いからか、さらに涼しかった。少し肌寒かったけど風が気持ちいい。

ここからはひたすら路地裏散歩です。

安平老街の北側に古い住宅がたくさんあります。

「最初のレーン台湾」がなんのことなのかは全然わからなかったけど。

路地は細く曲がりくねっていて迷路みたい。路地裏好きはたまらない。夕方の時間ってのも相まって、興奮と感動で涙が出そうになりました。

多分夕方5時ぐらい。でも明るい。

安平で有名な剣獅。老街の北側の住宅に点在していました。
剣獅探しの散歩をしたら楽しそう。

三級古跡　海山館。

きっと大事な古跡なんだろうけど、

中にゆるキャラ系のオブジェがガンガン飾られてて興醒め。

建物自体はすごくいいんだけど。。

この廟？お寺？からは、今まで聴いたことのないようなお経のような歌のようなものが聞こえて来た。

午後6時前。
ひと気はほとんどない。

取り壊された家の一部。

ここに住んでる人たちはどんな生活をしてるんだろう？
どこにいようが寝て起きてゴハン食べて働いてってのは同じだとは思うけど、生活様式まではなかなか知り得ない。なのでついちらっと覗ってしまうのです。

剣獅。これいいな。自分ちの表札もこういうのにしたい。

この古い住宅街の細い細い路地を通ってるとき、突然犬が吠える声。姿は見てないけど大型犬のような感じ。
激しく吠えながら鎖がじゃらじゃらいってるのが聞こえる！こわくて走って逃げました。万が一鎖が外れたら食い殺される！とマジで思いました。
今思い出してもこわい。

これも実は剣獅らしい。

台南滞在中にあちこちで見たなにか。チープ感がいい。

剣獅がどこにあるかがわかる地図。

この看板のすぐ横に剣獅の地図があります。
この道から入れば剣獅探しがしやすかったかも。
剣獅スタンプラリーとかあれば是非やりたい。全部見つけて写真に収めるとかもいいかも。
この地図は古堡街から中興街に入ったところにあります。

疲れたので一休み。同記安平豆花。ここは2号店なのかな？

混んではなかったけど、買いに来るお客さんはひっきりなし。
大きなお鍋一杯買って帰る人とかいたけど、家で食べるのかなぁ。

紅豆豆花牛乳がけ。
豆花の入った甘いシロップの上から牛乳を注ぎ小豆をトッピング。
豆花はすごい豆腐感。甘みも少なくてちょっと物足りなかったかな。でも毎日食べるならこのぐらいあっさりなほうがいいかもしれない。

名残惜しくてまた老街北側の古い住宅街へ。
剣獅みっけ。

汚い字の看板。

鹿港の路地の雰囲気によく似てる。

い、いいなぁ。。この雰囲気。自分の住む場所とあまりにも違うのでなんだかめまいがするような気分。

ここは文朱殿というところ。

装飾がきれいだなぁー。

やけに愛嬌のある狛犬。

目はまさかマッキーで塗られてるんじゃないよなぁ？と確認してしまいました。
多分違うのでホッ。。

文朱殿の隣の建物。どちらかというと文朱殿よりもこの建物のほうが気になってしまう。一体何階建てなんだろう？

天后宮。ふらっとしただけ。

狛犬にお花の飾りがつけられててかわいい。

どこにでもあるコレ。「粛静」の文字が気に入っている。

お願いごとを書いてぶら下げるみたい。

どーん！！これが結構迫力あった。

歩きつかれたのでそろそろ宿の方へ帰ることに。
安平古堡も安平樹屋、徳記洋行も夕方には閉まってしまうので、結局見れなかったけど、観光名所よりは路地散歩のほうが好きなので、路地散歩に飽きたら観光名所に行こうと思う。

安平はあまり大きくないようなので数時間あれば一通り回れると思うけど、路地裏散歩をくまなくするなら一日いられる街だと思う。また是非来たい。

台南市街です。赤崁楼のすぐ近く。赤崁楼ではカラオケ大会みたいなことをしていて、よくわからないので行かずじまい。

台南にはマッサージやさんがほとんどないみたい。
足が疲れてパンパンなので行ってみました。ここは数少ないマッサージ屋さんの一つ「箱根養生館」。

私が知る限りでは台南でマッサージ屋さん候補が2店舗しかなくて、正直全然期待してなかったんだけど、このマッサージ屋さんが今まで行った台湾のマッサージ屋さんの中で一番よかった。。

60分コースのうち20分肩、首マッサージ、40分足マッサージ。多分500元か600元。

思いのほかお店もきれいだったし、痛くしないし、でも適度に痛気持ちいいという感じで。。施術も丁寧でお店の人の感じもすごくよかった。

マッサージしている時に見ていたニュースのアナウンサーの服が凄かった･･･

マッサージの後は足がウソみたいにラクになって元気になりました。

街をぶらぶら。

街灯の数がそんなに多くないのか、夜の台南の街は結構暗い。店があるところは明るいけど、その分店のないところはすごく暗い。段差が多いので足元には注意です。

暗いからこういうお店があると本当にすごく幻想的に見える。

台南のことを調べているときにどなたかのブログで知ったお店。ここのグレープフルーツジュースがすごくおいしいということだったので買いに来ました。

場所は洪芋頭担仔麺の向かい（対角側というのかな？）。

いかにも新鮮そうな、、レモン？

コレがソレ！たぶん50元とか60元だった。大きさは1リットルぐらい？

甘い、うまい！本当にこれはうまいぞ！

で、ここへ。

私は度小月の担仔麺しか知らないので、是非他のお店のものが食べたかったのです。

で、食べてみました。私はこちらのお店のほうがおいしいと思いました。

写真なくてすみません。

でもゆっくり食べたいなら度小月。このお店はゆっくりする感じではなかったです。

時間は20時ごろ。
どこか忘れたけどここは街中。ほら、暗いでしょう？

一旦道をそれて路地に入ると深夜かと思うほど暗いし人気もない。
台北だったらこの時間はまだまだ散策するぞっていう時間だけど、台南の夜はそれと比べるとやっぱり大人しい。夜市は遠いみたいだしね。

でも雰囲気があるからつまらないとは思わなかった。

宿に帰る前に臭豆腐を買いに行こうと海安路に出たら、な、なんだこの賑わい。
この通り沿いは夜になると歩道にたくさんのテーブルが出て一帯が飲み屋と化すらしい。欧米人らしき人たちもたくさん見かけました。

うーん、混ざりたい！

海安路をひたすら北上。にぎやかなエリアを通り過ぎ、だいぶ人気がなくなった頃に目的のお店が。

官記臭豆腐。今回の旅で一番感動した食べ物です。
臭豆腐が食べられるようになって本当によかった。

しょっぱな「臭豆腐一个･･･」と話しかけたときは、店員の女性はかなり硬い表情。
私が日本人だとわかるとその女性（奥さんかな？）もご主人もニコニコして、おそらく「あらあら！日本人が臭豆腐買いに来たよ！」という感じだったのかな？

ご主人。とてもはずかしそうにしておられるところを写真とってしまいごめんなさい。

帰りにはお店の前で記念撮影をしてもらいました。

宿まであるいて数十分。途中コンビニ寄ったりしたから、せっかく揚げたてだった臭豆腐はすこし冷めてしまったけど、これが本当においしかった。

臭い臭豆腐が好き！って人には物足りないかもしれないけど、まだまだ初心者の私はこのぐらいがいい！臭いは控えめ、外はカリカリ、噛むと大豆の味が濃厚。おいしすぎてびっくりしながらあっという間に平らげてしまった。。

多分あと2人前はイケる･･･

翌日ももう一度と思ったのだけど、お店は夕方から。
その頃には台北に戻ることになっていたので、再訪ならず。

なので次回の台湾旅行ではまた台南に行くことにもう決めました。
次はずっと台南でもいいかもね。