栄華の跡が残るトリム（Trim)

2011/04/23 - 2011/04/23

Newgrangeを出てTrimへ向かいます。夜泊まるSligoへ向かう途中です。

田舎道ですが、どこも制限速度は時速100kmか80kmです。（日本での制限速度が50kmか60kmと思われるところが100kmです。）

また、アイルランドを車で走っていて思いましたが、道路を走って行くと高速道路と一般道路がかなりの頻度で変わります。つまり、同じ道路でも、ある区間だけが高速道路になります。日本でも、こういう道路の作り方をすれば、少ない税金で効率的に道路を作れると思いました。（人が少ない田舎は高速道路として改善し、人が多い都市を通過するところは一般道路のまま遺しているのでは(推測）？　交通量からして、全部を高速道路にある程でも無いので、合理的な建設方法でしょう。）

Trimの町の中心に駐車場があり、そこに駐車します。

Trimの町は、1100年頃から有るようです。お城や教会もあったようですが、イギリスのクロムウェルのアイルランド侵略で壊された様です。

アイルランドを旅行して思った事が幾つかありますが、
a)訪問前に印象として持って居た、食べるものに困った寂寞とした国では無く、緑豊かです。また、（少なくとも現在は）豊かな国だと思いました。
b)余り歴史が無いとの印象を持っていましたが、昔からも遺跡を沢山見て、歴史が長い国だと思いました。
c)バイキングの侵略、そしてイギリスの侵略が大変だったと思いました。こういう事が人々の意識にも残って居るのでしょうね。

また、こういう遺跡は、多くの場合に川沿いにあるように思います。多分、町を作ったのが、生活に便利なところだった川沿いで、そこに城や大聖堂を建てたのでしょう。

私はレンタカーで東海岸から西海岸へ移動する途中に寄りましたが、通常は中々行きにくいところでしょう。

エリア トリム(アイルランド)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

Trimに到着したのが3:30PM。Trimは小さな町で真ん中をBoyne川が流れています。このBoyne川は北海まで長い距離を結構な水量で流れて居るようです。昔から水利が良かったのでしょう。

長閑な川に桜？（桃？）が咲いています。アイルランドの春です。

駐車場から見た所です。

Trimのお城です。1100年位に建てられた様で、イギリスのクロムウェルの侵略で壊された様です。

Trimのお城から反対側を見ます。Boyne川との表示が見えます。アイルランド語は知りませんが「An Boyne」は英語では「The Boyne」を意味するらしいです。（つまりBoyne川。）

St. Mary’s Abbey（聖メアリー修道院） の遺跡です。高さが40mくらいあるようです。1360年頃に建てられました。イギリスのクロムウェルが侵略した際に壊された様です。

教会が建っていた時はかなり大きかったのでしょう。こういう遺跡を見ると何時も思いますが、地震が無いのがうらやましい。

小さな町のわりに結構な観光客がいました。家族連れが多かったように思います。人気スポットなのでしょう。

長閑なBoyne川です。石橋が歴史を感じさせます。