2014/01/02 - 2014/01/03
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黒猫ごんたさん
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2013年12月末,無事にすべての仕事を完了し,心置きなく海外へ(^o^)
今回の旅も旅友兎さんと同行三人旅です。半年以上前から兎さんと協議の上で『南仏〜パリ』の旅を選択しました。ただし,我々はドイツ好きなので,パリから帰国する兎さんと別れ,ドイツへと移動します。7年連続のヨーロッパ年越しです。
アヴィニヨンでは橋の上で輪になって踊り,アルルは想像以上の素晴らしさに再訪を誓い,パリでは念願の凱旋門に上りました。フランスは良い!
※登場人物
「鼠」顔マスク−子年生まれの旅人黒猫ごんた
「寅」顔マスク−寅年生まれの黒猫ごんたの妻/呑兵衛
「兎」顔マスク−兎年生まれで黒猫ごんた夫婦の旅友
旅程は次のとおりです。(☆マークはこの旅行記で取り上げる日)
12月30日(月) 日本出発〜フランクフルト(フランクフルト泊)
12月31日(火) フランクフルト〜マルセイユ(マルセイユ泊)
1月 1日(水) マルセイユ滞在(マルセイユ泊)
☆ 1月 2日(木) マルセイユ〜アヴィニヨン(アヴィニヨン泊)
☆ 1月 3日(金) アヴィニヨン〜パリ(パリ泊)
☆ 1月 4日(土) パリ〜ミュンヘン(ミュンヘン泊)
1月 5日(日) ミュンヘン滞在(ミュンヘン泊)
1月 6日(月) ミュンヘン〜帰国(機中泊)
1月 7日(火) 帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月2日朝です。マルセイユ最後の夜は,サン・シャルル駅前に立つホリデイインエクスプレスに宿泊しました。鉄道移動の日なので立地は最高ですが,一昨日のインターコンチネンタルホテルと比較して随分カジュアルなホテルです。昨夜は,チェックインして部屋に入ったところ,部屋の掃除もベッドメイクも終わっていない状態の部屋で,当然チェンジしてもらいましたが,驚きました(^^;)
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午前8時前になってようやく夜が明け始め,そろそろ出発準備です。アヴィニヨン行きのTGVは9時12分発ですが,駅まで5分の場所にいるので余裕です(*^_^*)
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マルセイユ・サン・シャルル駅は,2階部分がホームになっていて,1階にはショップが入っています。また,地階に地下鉄の駅もあり,ホリデイインエクスプレスは何かと便利な場所に立っています。
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ここが歴史的建造物であるマルセイユ・サン・シャルル駅の大階段と言われる場所です。駅からほぼ真南に向かう大通りが見渡せます。本日は生憎の雨模様です。
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さて,8時40分を過ぎましたが,F番線から出発する予定の9時12分発のTGVはいまだ入線していません。
昨日のエクス・アン・プロバンス行きが”いきなり運休”という不幸な記憶も新しいだけに心配です。 -
ほっ。約10分前に入線しました。スケジュール通り移動できそうです。
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我々は,奮発して1等車です。ヨーロッパでは,電車内で滅多なことはありませんが”安全をお金で買う”という意識で車掌の目が行き届きやすい1等車を利用するようにしています。ちなみに乗車券はフランスレイルパス1等車5日券(554ユーロ)を購入しており,昨日のエクス・アン・プロバンス行き(往路は運休になったが復路で利用)の際に,マルセイユ・サン・シャルル駅でバリデーションを受けていました。
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午前9時50分過ぎ,マルセイユから約30分でアヴィニヨンTGV駅に到着しました。アヴィニヨンには二つの駅があり,TGV駅は旧市街にある中央駅から離れた場所に新しく建てられた駅なので,近代的?な作りになっています。
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駅構内にあったベンチですが,遊び心満載です。
3人が向かい合って座れる形ですが,足下にペダルが有り,これを漕いだら携帯バッテリーの充電が出来ます。出来ます,と言うより,自分で漕がないと充電できない仕組みですので,ゆっくり休めませんよね(*^_^*) -
このバスがTGV駅からアヴィニヨン旧市街に向かうバスです。バス停は,アヴィニヨンTGV駅の駅舎からちょっとだけ離れた場所にあり,段差もあるし,雨よけの屋根も無い作りです。TGV利用者は大きな荷物を持った旅行者が多いはずなのに何故?と言う感じです。
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これがアヴィニヨンTGV駅から旧市街へのシャトルバスのルートです。到着するのは,アヴィニヨン中央駅ではなくて,城壁の中に入ってすぐの郵便局前です。TGV駅行きもここから出発です。
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約10分で旧市街の城壁入口に到着しました。前方の城壁が切れたところから左折して侵入します。ちなみに,アヴィニヨン中央駅はこの右手にあります。
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本日のホテルは,シャトルバスを降りて約5分ほどの距離にある『HOTEL BRISTOL』です。4階建ての古めかしいホテルですが,バスタブ付きの広い浴室があり98ユーロでした。ちなみに,真向かいにあるパン屋さんの焼きたてクロワッサンはとてもおいしかったですよ。
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ホテルのチェックインを済ませ,部屋には入れなかったので荷物を預けて出かけます。まずは,ホテル向かいにあるパン屋さんの隣のカフェで朝食を食べました。クロワッサンとコーヒーのセットを注文したら『クロワッサンはちょっと待ってね』とお隣に買いに行ってました。おいしい焼きたてを食べられて,なかなか良いシステムでしょ(^^)/
さあて,午前11時を過ぎ,アヴィニヨン旧市街を散策します。 -
アヴィニヨンの街は,いびつながら円形の城壁に囲まれていて,我々が泊まるホテルは時計の文字盤で言えば6時のあたりにあります。
そこから,ほぼ真北に向かって歩いて行くとクリスマスマーケットらしき建物が見えてきました。ここは,時計の文字盤の中心あたりに位置し,市庁舎前の広場にクリスマスマーケットが残っているようです。フランクフルトでは跡形も無かったのに,ここではまだまだクリスマスの余韻を楽しんでいるようですね。 -
少し先の左手が市庁舎ですね。
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クリスマスマーケットを通り抜け,更に北に進むと法王庁宮殿が現れます。途中で細い路地を通り抜けるので,ホントに”出現!!”と言う感じです。ここまで,ホテル前からブラブラ歩いて約15分ですので,小さい街です。
さらに北に向けて歩くと有名なアヴィニヨン橋へと出るのですが,本日は別の予定があるため,ここで折り返します。 -
クリスマスマーケットまで戻ってきました。ここが市庁舎の正面です。小さい街にお似合いの小さい市庁舎です。
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雨が降っていますが,傘をさす人は少ないですね。我々は傘をさしていましたから,決して小雨ではなかったと思います。
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ここがアヴィニヨン中央駅です。TGV駅と比較すると歴史を感じさせる重厚な作りですよね。ちなみに,ホテルを出て,法王庁宮殿まで行き,折り返して中央駅まで約40分です。散策の参考になれば幸いです。
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さて,我々は,乗り放題フランスレイルパスもあり折角の機会なのでと”アルル”の街にやって来ました。アヴィニヨン中央駅から近郊電車REで20分足らずと言う距離にあり,言わずと知れたゴッホにゆかりの地でもあります。
ただいま12時20分。アルル駅から旧市街までは徒歩で10分ほどです。写真の正面がカヴァルリ門という街の入口にあたり,この街も城壁に囲まれた都市だったようです。 -
アルル旧市街の北にある入口カヴァルリ門はかなり荒れ果てていますが,この状態でも”取り壊し”などという意見は出ないのでしょうね。これを書いている2015年4月の今,日本では海外発信の意見として「ホテルオークラ本館が日本独自の”取り壊し文化”の犠牲になろうとしている」という記事を目にして,彼我の文化の違いを感じました。
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街に入るといきなり分岐です。右に進むとローヌ川沿いに市街地へ,左に進むと円形闘技場へ。どちらも捨てがたいのですが,とりあえず右傾化は避けたい……左に進みます。
それにしても,この分岐に建つ建物が素敵だと思います。アルルのガイドブックが無いので詳細不明ですが,素っ気ないながらも上下の彫刻や中央のフレスコ画?に目を奪われます。今はどちらからでも入れるBARとして活用されているものの,歴史ある建物なのでは。 -
左へ,左へと進んでいくと,石段を発見しました。この上にはマジョール教会があるようです。そして目指す円形闘技場も目の前だと思います。
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やはり。階段を上がると目の前に円形闘技場が現れました。振り返るとアルル旧市街の北側に拡がるオレンジ色の甍の波が中世の街並みを彷彿とさせる素敵な風景があります。
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円形闘技場に入るべく,入口(チケット売場)を探しています。我々は,円形闘技場を取り囲む道路の一番高い地点にいたようで,左回りの道路は下り坂になっています。途中にはお土産物屋さんもしっかりあります。
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おおっ,ゴッホはここでも描いているんですね。ゴッホが描いた場所に立つ説明板です。ここで描かれた『アルルの円形闘技場』です。
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アルルの円形闘技場です。でっかい!とても”一周してみよう”などと思わない広さですよ。
施設内の様子を見ると,階段や座席も整備されていて,おそらく今も現役で使われていると思われます。雨の日は大変だろうな… -
円形闘技場の観客席最上部あたりからは,左にローヌ川,そしてアルル旧市街の街並みが一望です。写真は,北側だけですが西側も見ることができ,ここは展望台として来ても良いですよ。
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現在と過去が共存する世界,ヨーロッパでは珍しくありませんが,やはり石の文化だからこそ,なのでしょうか。
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先ほど円形闘技場で購入したチケットは,古代劇場とコンビで6.5ユーロ/人という入場料でした。当然行くでしょう。ここもまた世界遺産。
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かつて1万人の観客を収容したという古代劇場の跡です。遺跡ですが,今も使われているらしく,観光客が散策するのに障碍はありません。
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半円形の観客席からステージを見ます。ステージは,上下動が可能なものとなっているようで,オペラやコンサートが開かれるそうです。ちなみに,寅さんは撮さなくても良かったのですが,規模や遠近感を伝える物差しとして入れてみましたm(_ _)m。
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路地の奥に見えた赤いドアや雨戸が目を惹いた一枚。路面は味気ないアスファルト舗装のようですが,赤い土壁など良い感じです。
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旧市街の中心地にある市庁舎前広場には,サン・トロフィーム教会があります。この教会と内部の回廊も世界遺産のようです。もちろん入りました。入場料は2.6ユーロ/人です。内部も写真撮影が出来て,見所が一杯ありますが,写真は割愛します。
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さて,アルルの街で是非行ってみたいと思っていたゴッホゆかりの場所の一つ”夜のカフェテラス”の舞台です。
やはり人気がある観光スポットで,多くの観光客が写真撮影をしています。いまは『カフェ・ヴァン・ゴッホ』という名前のカフェが営業しています。 -
”夜のカフェテラス”の構図はもっと左手からですが,手前にもお店があるため,向かい側の広場からが撮影しやすいです。
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カフェ・ヴァン・ゴッホ近くのレストランで遅いランチを食べて,再び街歩きです。もうここに戻ることはないと思われるので,もう一枚写真を。ここにも絵の構図に一番近い場所に説明板があり,これがそこからの一枚です。なんとなく雰囲気あると思いますが,イマイチ。やはりまだ昼ですしね(^^;)
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おっ,いきなり夜? ではありません。
市庁舎の真下の地下には,ローマ遺跡があり,遺跡の入口は市庁舎の中です。
古代フォーロム地下回廊の入場料は,3.5ユーロ/人でした。ガイドブックでは長さ89メートルとのことですが,もっと長く感じました。古代の公共集会場です。 -
アルルの青空をバックに,正面に市庁舎が,右手にサン・トロフィーム教会が建つレピュブリック広場には,立派なオベリスクが建っています。アルルは,けっして大きくはない街ですが,残されているローマ遺跡の数々をみると,南仏において重要な位置を占めていたのでしょうか。
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”セミ”
お土産物屋さんの店先に必ずあると言っていいセミの飾りです。いくつものアルルの旅行記でセミに関する疑問が書いてあります。日本人としては不思議なんです。僕も。そして,調べてみましたが,簡単に言えば,フランスでは南仏にしかいないセミは,「幸福の象徴」であったり「お守り」であったりするようです。
鰯の頭も信心から……??(*^_^*) -
イチオシ
南西の方角に当たるローヌ川の河口に向かっての一枚。
左手の街並みが見える程度にもう少し早い時間か,街灯に灯が入ってからの時間が良かったかなと思いますが,光の具合や堤防に建つ街灯のシルエットなど,自分で気に入った構図です。
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ここにもゴッホの足跡があります。”ローヌ川の星月夜”という一枚。あいにくリバークルーズ船が停泊していて,川面が少ししか見えません。
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少し上流に橋脚だけが残された石橋があり,その上からは良い眺めです。リバークルーズ船といっても結構な大きさです。旅は”歩き回る派”ですが,最近クルーズ船でののんびり旅にも憧れるようになりました。年とったのかな(^^;)
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午後5時20分にアルル駅に戻ってきました。12時20分にカヴァルリ門入口に立ち,ちょうど5時間です。
アルルは素敵な街です。駆け足ながら一通りはアルルの街を見ることができましたが,ゆっくり訪れたい街です。 -
1月2日午後5時23分,南仏アルルの駅ホーム。
誰もいない… -
午後6時過ぎの電車に乗り約20分でアヴィニヨン中央駅に戻ってきました。
駅前から城内(旧市街)へと続くレピュブリック通りです。城壁の入口に立つのはレピュブリック門です。 -
ホテルBRISTOLの部屋にはまだ入っていなかったので,駅からホテルに戻り,預けていた荷物を受け取りそれぞれの部屋に入りました。今回はお隣同士でした。ホテルで少し休憩した後にお出かけです。
ライトアップされたクリスマスマーケットを覗いた後は,いよいよアヴィニヨン橋とご対面です。 -
城壁に囲まれたアヴィニヨンの街の北西にあるローヌ門を出ると,ローヌ川にかかるアヴィニヨン橋(正式名:サン・ベネゼ橋)が明るく照らされていました。ちなみに,城壁外の周回道路は結構な交通量で,気をつけてくださいね。
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ここが橋への入口(チケット売場)のようです。午後7時半はさすがに閉まっていましたが,明日の下見が出来ました。ちなみに,この季節は,開館時間が短く,午後5時45分に閉館となるようでした。
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明日,踊っちゃいます?(*^_^*)
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アヴィニヨンでの夕食は,ここ「LE FORUM」でいただきました。場所は,市庁舎前の広場沿いです。ここにはレストランが数軒並んでいて,お店選びで少々迷いましたが,店頭のメニューで価格や料理の品揃えを見てなんとなく決めました。料理も雰囲気も店員の歓迎ぶりも悪くないですので,候補の一つにしても良いと思いますよ。ただし,楽しくおいしくいただきましたが,ご紹介するほどの料理ではなかったので写真は割愛します。
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ワインだけは奮発しちゃいました。メインディッシュが肉も魚も12ユーロから16ユーロ程度のところ,このジゴンダスは38ユーロ(^_^)vおいしかった。
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1月3日金曜日朝8時過ぎです。おはようございます。
8時過ぎでも街灯が残っていて,人通りも少なく,アヴィニヨンの街は目覚めていないようです。 -
我々の部屋の広いお風呂です。バスタブはありますが,カーテンはありません。
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ツインルームではありますが,フランス人の好みか,二つのベッドがほぼくっついています。手前にはテーブルがあって,昨夜はここで2次会をしました。
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ホテル1階のロビースペースです。利用しませんでしたが,奥には,落ち着いた雰囲気のあるバーがあります。
HOTEL BRISTOL は,1泊98ユーロでした。 -
さて,お昼のTGVでパリに移動しますが,それまでアヴィニヨン観光です。
まずは,法王庁宮殿に向かいます。
14世紀の頃,ここには法王庁がおかれ,2人の法王が在位していたそうです。カトリック世界の中心地はここだったんですね。 -
あれっ,開館は9時半からですね。ただいま8時52分ですので,しばし待つことになります。
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法王庁宮殿の入口から中を覗くとチケット売場は右手にあるようです。
観光する時間も限られているので,先にアヴィニヨン橋に行ってみます。 -
午前9時10分。アヴィニヨン橋の入館入口に来ましたが,ここも9時半からでした。仕方ない,待つことにしましょう。
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昨夜はライトアップされた橋も見ることができたし,昼と夜の両方の顔を見ることができたのは良かった。
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ローヌ川を上流部側に移動しました。ホントに途中で切れてますね。
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いよいよ入館しました。アヴィニヨン橋は,建物の中から2階に上がり,城壁ともつながっている通路などを見つつ橋へと通り抜けていきます。
本日の一番乗りのようです。生憎の小雨模様ですが,気分は上々!! -
橋の中央部に小さな礼拝堂があります。入口はフェンスがあって,中に入ることは出来ません。
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さらに橋の先端部へと進みます。欄干にはかもめがとまっていますが,我々が近づくと接近した距離の順番で飛んでいきます。
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後ろを振り返るとこんな感じです。礼拝堂があり,橋の橋脚部があり,その先は城壁へとつながっています。さらに先には法王庁宮殿が見えます。
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ここが最先端部です。言うまでなく,ここで行き止まりですね。
なんだか,ちょっと感慨深い。歌の一節だけで興味を持ち,けっしてメジャーではない観光地とも言えるアヴィニヨンまで来てしまった。 -
おっ,偉いぞ寅さん。
”アヴィニヨンの橋で♪ 踊ろよ♪ 踊ろ♪ ” -
続いて法王庁宮殿にもやって来ました。ちょっとだけ慌ただしいですが,街は小さいので,移動時間は短くて済みます。途中お土産物屋さんに寄り道しても,10時10分ぐらいには入ってました。ただし,夏場は観光客も多くて,チケット売場が並ぶこともあるかも,ですね。ここは大広間だったかな。
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法王庁宮殿の内部をコの字型に歩き,ここが終点付近です。下の中庭左手が入口で,中庭を通り抜けて正面の右下にあるスロープの突き当たり入口から建物の内部へと進みますよ。
10時半過ぎ,あっと言う間のアヴィニヨンが終わりました。
観光地としてはアルルが勝っていたように感じますが,これも好き好きでしょうね。 -
アヴィニヨン郵便局を11時に出るシャトルバスでアヴィニヨンTGV駅に向かいます。
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車内はこんな感じです。ピンぼけですが,車内の感じはつかめますでしょう。大型のスーツケースもOKです。
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郵便局前を11時に出たシャトルバスがアヴィニヨンTGV駅に到着したのは11時14分でした。我々が乗るパリ行きTGVの出発時間まで待ち時間はちょうど1時間でした。
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駅舎内の一枚です。昨日このロビーに降り立ったばかりなのにもう出発です。それにしてもこの駅は座る場所が少なくて疲れる(>_<)
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定刻の15分ほど前になると乗客の皆さんがそわそわし出すので,我々もつられてそわそわ。駅の2階部分から外に出るとプラットホームがあります。写真の右手が駅舎なので,線路がかまぼこ形の駅舎の上部に近いことがわかりますでしょう?
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来ました。TGV6116号パリ・リヨン駅行きは12時9分に入線です。
TGVは全席指定なので,フランスレイルパスだけでは乗車できません。我々は日本で指定席(もちろん1等車)を手配してきました。指定席券は,9ユーロ/人でした。 -
アヴィニヨンからのパリ行きTGVは途中で止まることなく,定刻の14時53分にリヨン駅に到着しました。
さて,やはりここは大都市ですので,気を引き締めてスリなどに気をつけながら混雑するタクシー乗り場まで移動し,凱旋門近くにある兎さんのホテル( Le Méridien Etoile )に向かいます。 -
我々のホテルもメリディアンから徒歩5分弱の場所にあるVilla des Ternes という宿です。兎さんのチェックインを待つことなく,我々もホテルに徒歩移動し,チェックインの後再びメリディアンで合流し,久しぶりのパリ観光です。
すでに午後5時が近く,今日は夕食が大切なイベントなので,軽く『ポンピドゥー・センターにでも行ってみますか?』と寄ってみました。僕らは初めて来ましたが,奇抜な外観と建物に向かって下り坂になっている不思議な広場など,パリらしさ?を感じました。建物内もブラブラしましたが,やはり大都市パリ,人が多い! -
ポンピドゥー・センターから徒歩でパリ市庁舎前を通過します。市庁舎前広場では,仮設スケート場でスケートに興じる老若男女が大勢!今日は金曜日の夜なのですが,子供達の学校は休みでも,大人は仕事じゃないのかな?
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ひさびさノートルダム寺院です。まだ5時半過ぎなので,教会の建物内は入れるようでしたが,ここも入場するためのすごい行列です。又の機会にしましょう。
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本日の夕食は,エッフェル塔にほど近いモット=ピケ通りとサフラン通りの交差点に位置する『Le Suffren』というレストランです。興味があれば,トリップ・アドバイザーでも出てきますよ。
このレストランは,2007年に初めてフランスを訪れたとき,その時も兎さんと一緒だったのですが,兎さんの友人である日系エアラインのキャプテンから教えてもらったお店として連れてきてもらい,オニオンスープの美味しさに目覚めた場所なんです。場所も店の名前もわからなくて再訪できなかったけど,ずっと気になっていました。 -
これこれ。熱々のオニオンスープです。
…今日のオニオンスープは,熱々度が低いようだけど,味は記憶が蘇ります。これで9ユーロ(約1000円)とお高めですが,とてもおいしいです。 -
僕のメインデッシュは,サーモン(18.5ユーロ)です。味は,特別なものではありませんが,楽しい夕食が出来ました。ちなみにアルザスのリースリングワインや食後のコーヒーなどを入れてしめて166ユーロ(約2万円)は,さすがパリ(^^;)
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夕食後は,地下鉄でシャンゼリゼ通りまで来ました。シャンゼリゼの華やかさもさすがパリ(^^)/。訪れるたびにシャンゼリゼ通りを彩る街路樹のネオンサインは変化していて,ワクワクします。寒さも忘れて約40分ほどブラブラしました。
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1月4日土曜日です。我々のホテル予約は朝食無しだったので,兎さんも一緒にホテル近くのレストラン”le sud”で朝食をいただきます。パステルカラーの中庭が南欧を彷彿とさせます。
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クロワッサンとカフェとオレンジジュースのセットが一人5.9ユーロでした。
さて,我々はパリ最終日となります。兎さんは,もう1日パリに滞在しますが,ドイツ大好きな我々は,本日夕方のLH便でパリからミュンヘンに移動し,ミュンヘンに2泊する計画です。
14時までには空港バスに乗る予定なので,あまりゆっくりする時間はなく,まず我が家にとってずっと宿題になっていた”凱旋門に上る”ことと,ランチを久々モンパルナスにあるガレット屋さんで食べることだけ決めて行動開始です。 -
まずはエトワール凱旋門です。
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10時前だとさほどの混雑もなく,スムーズに入場できました。エトワール凱旋門は,地下道が上がってきて,近い側の足から上がり,遠い側の足を降りてくる構造になっているようです。
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狭い階段を上がっていくと,広い場所に出ます。ここがエトワール凱旋門の二本の足の上に横にかかる部分です。直接見えるわけではなく,カメラを通して真下の様子を見ることができます。これは,第一次世界大戦の無名戦士の墓かな。
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さらに階段を上っていくと,屋上展望台にでます。我々が登り切った頃突然の土砂降りになり,しばらく待機していると再び晴れてきました。雨に濡れた新凱旋門(ル・グラン・ダルシュ)方面の道路です。シャンゼリゼ通りと正反対になりますよね。
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エトワール凱旋門の屋上から見るサクレクール寺院です。モンマルトルの丘はホントに丘だ(*^_^*)
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こちらがシャンゼリゼ通り方面です。歩道が広いね。建物の高さ制限がされている街並みって,整然としているけど古めかしい感じを受けます。都市計画の有り様,これもまだ好き好きかな。
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下から見たエトワール凱旋門の屋上展望台です。宿題を提出してほっとしました。次はエッフェル塔です。
さて,これからランチをたべて,そして午後2時頃の空港バスでシャルル・ド・ゴール空港へ向かい,ミュンヘンへと移動します。
−− 南仏・パリ編 / 完 −−
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