大阪年中行事「造幣局桜の通り抜け」その２

2015/04/09 - 2015/04/09

造幣局内、南北への一方通行でユーターン禁止
通路の両側と真ん中に桜が植えてあります
毎年、訪れますが一回では見れません

今回は時間をかけて、数多く撮って来ました

エリア 大阪城・京橋(大阪)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

「思川」（おもいがわ）

栃木県小山市の修道院にあった、十月桜の種から育成された

修道院の下を流れる川から、この名が付いた

花は淡紅色　花弁数は６〜１０枚

「朱雀」（しゅざく）

昔、京都朱雀にあった有名な桜　直径約４cm　花弁数１０枚

花は淡紅色、外弁はやや濃紅　

「市原虎の尾」（いちはらとらのお）

京都洛北市原にあった桜で、その咲く有様は虎の尾のようで

花は淡紅白色　花弁数　３０〜４０枚

枝の片側に花が咲いていました

「手弱女」（たおやめ）

京都平野神社境内にある桜

花は淡紅色で中輪　花弁数　１５〜２０枚

内に抱える様な形となり美しい桜

「園里黄桜」（そのさとざくら）　新種の桜

長野県須坂市豊丘町梅ノ木地区で羽生田郁夫氏が発見

普賢象の枝変わり品種

黄緑色の筋が入った花を咲かせ

花を探していたら上の方に一輪だけ咲いていました

逆光で申し別けないです

「菊桜」（きくざくら）

花は淡紅色　　花弁数　１００〜２００枚　非常に多い

菊の花に似た優雅な桜

「琴平」（ことひら）

香川県・琴平神社境内に咲く山桜系

花は微淡紅色で後に白色になる　花弁数　６〜１５枚

「松前薄紅九重」（まつまえうすべにここのえ）

松前町の浅利政俊氏が「ココノエ」と「カスミザクラ」との交配種

花は淡紅色　花弁数は３５〜４５枚

「伊豆最福寺枝垂」（いずさいふくじしだれ」

伊豆の最福寺にある桜

花は開花すると白色になり、花は大きく

昔、満開の頃になると対岸の清水市からも見えたという

「雨宿」（あまやどり）

東京・荒川堤にあった桜

蕾は淡紅色　花は白色　花弁数　１０〜１５枚

「都錦」（みやこにしき）

京都・御所にあった桜で

花は淡桃白色　花弁数は２０枚程度

「紅提灯」（べにちょうちん）

蕾は濃紅色で咲き始めると紅色になり
開花が進むと淡紅色となる

花弁数　３０枚前後

「日暮」（ひぐらし）

東京・荒川堤にあった品種

花は淡紅色　花弁数２０枚

花は外側の花弁の先端と外側は淡紅色で
内側はほとんど白色

「白雪」（しらゆき）

東京・荒川堤にあった里桜系の名花

「八重紅大島」（やえべにおおしま）

花は淡紅色の八重咲き、大島桜系の品種で香りあり

花弁数は２６〜３５枚

「南殿」（なでん）

京都御所の紫宸殿の南庭にあった所からその名が付いた

別名「左近の桜」とも言われています

花は淡紅色

「幸福」（こうふく）

北海道・松前町の寺にあった八重桜の種子から誕生した桜

花は淡紅色　花弁数１５〜２０枚

「福禄寿」（ふくろくじゅ）

東京・荒川堤にあった大島桜系の里桜

花は淡紅色で大輪　花弁数は１５〜２０枚

「匂桜」（においざくら）

山桜で天然品種の香桜

「御信桜」（ごしんざくら）

京都の佐野籐右衛門が作出する
西本願寺門主・大谷光瑞氏が命名した

「浦和」（うらわ）

浦和の愛好家が育成した品種

花は淡紅色

「牡丹」（ぼたん）

大島桜系の里桜で花はふっくらした牡丹の花を思わすような淡色紅

優雅な大輪　花弁数は１５枚ほど

「笹部桜」

水上勉の小説「桜守」のモデル、笹部新太郎氏が実生の中から選出育成

花は淡紅色　花弁数は１４枚ほどの中輪

明治天皇行在所跡

枝垂れ桜

「千原桜」（ちはらざくら）

淡い緑を含み花弁は白い、染井吉野の１，５倍と大きく

一本の小枝に一重・八重と咲き見事です

「紅手毬」（べにてまり）

「笹賀鴛鴦桜」（ささがおしどりざくら）

原木は長野県・松本市笹賀地区に有り
大島桜の種子より育成、オシドリ桜が交雑したものと推定されている

花は淡紅色　花弁数５０〜６０枚

「江戸」（えど）

江戸に多く栽培されていたので、一名「あずま桜」と言われている
花は淡紅色で大輪
花弁数は１５枚ほどあり

「花染衣」（はなそめい）

北海道・松前町で育成され
花見時の衣装(ハナゾメゴロモ）にちなみ　この名が付けられた

花は淡紅色の八重桜　４，５cmの大輪
花弁数は４０〜６０枚

「黄桜」（きざくら）

花は黄色で４cmもある大輪の八重

花弁数は１０〜１５枚

立ち入り禁止区域

「塩竈桜」

仙台・塩竈神社にあった八重桜、大輪の花が蜜生して咲き

花弁数は３５〜５０枚　縦にしわがあり

雌しべが緑色葉化している

「滝香」（たきかおり）

花は淡紅白色で芳香があり

「夕暮」

花は大輪の淡桃色　花弁数は１０枚程の里桜

夕暮れに美しいと言われて芳香もあります

東京・荒川堤にあった里桜「一葉」の立て札

「一葉」　今年の花

花びらをズーム

花芯から一本、葉化した雌しべが出ているの見えるでしょうか

花は淡紅色で満開時には白味がかかる

大阪市水道局のマンホール

南北５６０m

人ごみの中を掻き分けて進みながら５０種類ばかり見てきました
出口近くになり青空が見えて来る

シロタエザクラ

桜宮公園内の桜

まだまだ「花見」が出来ますね〜

大阪造幣局を対岸から

大阪・ＪＲ環状線　

桜の花の隙間から

公園内にはツツジも所々咲いて

桜宮公園を北へ

毛馬閘門へたどり着きます、その先は淀川

造幣局の桜、まだまだ鑑賞していませんが

予定があり、行けるかどうか分かりません

此れで終わりです

最後まで御付き合い　だんだん

この旅行記へのコメント （1）

• ecchanさん 2015/04/17 20:04:49

  ありがとうございます！

  十三の白髭さん、こんばんは。
  
  このたびは、拙い旅行記に沢山ご訪問・投票いただきありがとうございます。
  
  十三の白髭さんの数ある旅行記から今年の造幣局通り抜けを拝見しました。
  去年は初日のお昼に行きましたが駆け足でしたし、
  今年は職場の仲間と夜桜に行き、ライトアップ綺麗でしたが小雨の中、
  「今年の花」は分かりませんでした。
  
  十三の白髭さんのお陰で「一葉」も分かり、その他も詳細を丁寧に
  説明してくださったので、とても参考になりました。
  
  御室桜や左近の桜もあったんですね。ありがとうございます。
  
  また、他の旅行記もユックリ拝見させていただきます。
  
  ecchanより