春爛漫の奈良散策～　鹿さんも元気です

2015/04/04 - 2015/04/04

今年の桜狩りは奈良に行ってきました。

お花見はテキトーながら、ランチには気合入りまくりの　1day Tripです。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

春爛漫、桜も満開になったので 今日は奈良まで桜狩りです。
まずは、五色椿のある白毫寺です。

ここには昔むかし、私がジョシダイセーだった前世紀(う〜う〜う〜)に、同期生達とお弁当を持ち寄って遠足に来たことがありました。

当時は奈良駅から１時間のハイキング、しかし加齢により(爆) 足腰が衰えた今は、当然バス利用です。
いちばん最寄りの「白毫寺」バス停へは１時間に１本なので、時刻表は要チェック。

バス停から徒歩10分、のどかな田畑を通り、小高い丘の上にあるお寺に到着です。
ふええー 山門の階段が結構きつい〜。

高円山・白毫寺は、天智天皇の皇子・志貴皇子の別荘を寺院とした説、岩淵寺の別院説などあり、その縁起は定かではありません。
でも、「石走る垂水の上のさわらびの萌え出ずる春になりにけるかも」の作者である皇子が、大和の山々を見下ろす丘の上に別荘を建てたとの説が　いちばん浪漫的ですね。

この寺には五色椿があり、１本の木から五色の花が今も咲いています。

樹齢450年の古木だけあり咲く花の数は少なくなっていますが、紅白に加え黄色や薄紅の花を咲かせ 今も私たちを楽しませてくれています。

庭木や落花の手入れ・お掃除は、檀家の方々が行っておられるらしく、境内は隅々まで手入れがされていました。

本堂や石仏の道、宝蔵を拝観して 最後は展望台から奈良の景色を一望します。

霞たなびく山々の左端に見えるのが葛城山とニ上山、いにしえの物語となった舞台です。

白毫寺バス停発の時間にはまだ間があるので、となりの高畑住宅バス停まで歩いてそこから乗車して今度は奈良博物館前で下車、氷室神社に向かいます。

ここは　嘗ては「氷室」の名の通り　氷の神を祭神とした神社ですが、今は桜の名所です。

右の狛犬さん

左の狛犬さん

右の狛犬さん、あ・うん。

外国人観光客の皆さんも大勢お見え、中国語が飛び交い 英語等の欧米語は数えるほどです。

しかし、大陸パワーに押されがちな日本人(人類)に比べて、鹿たちは偉かった！

表向きは丁寧な御辞儀をしながらも、有無を言わせぬ無言の圧力で中国人観光客の財布を開かせ「鹿せんべい」を買わせまくる。

一人っ子政策で「小皇帝」と称される中国のお子さま方にガンガンとせんべいをねだり、お子さま方を大号泣させる。

ついでに、世界一 気が強いと評判の中国女性相手に、Ｔシャツの裾を噛んだり背後からツンツンしたりで 彼女達に黄色い悲鳴をあげさせ　セクハラ三昧。

しかもこのセクハラは、若い女の子だけにやっている・・・・・おばさんは国籍を問わず無視かよ、おい・・・(((--;)

奈良公園を抜けて次は興福寺です。

このお寺の国宝館には、私の心のダーリンである阿修羅像があるので、奈良訪問の際は必ずダーリン阿修羅(←バチがあたるぞー)に お会いしておりまする。

時間は午後１時、本日のメインイベント・お昼ごはんのお時間です。
今日のランチは、奈良駅前の「ビストロ・ル・クレール」でフレンチを頂きます。

このお店は完全予約制になっていますので、予約必須です。
ワインはシャンパーニュ（テタンジュNV）と　ブルゴーニュ・ブランをグラスで注文しました。
わたくし、ランチタイムのワインは　グラス2〜3杯まで、と　故あって（それについては多くを語りたくない・・・）　自粛しているのでございます。


☆１皿目：アミューズ・グール
　香り牛蒡のスープ仕立て、フォアグラのフラン

☆２皿目：前菜その１
北海道産ウニのカクテル、カリフラワーのムース添え

☆３皿目：前菜その２
フォアグラと玄米のリゾット

☆４皿目：お魚料理
オマール海老、アメリケーヌソース仕立て

お口直しのグラニテ

☆５皿目
和牛ほほ肉の煮込み、ニンジンのグラッセ

☆６皿目
マンダリンと八朔、炭酸ゼリーとココナッツミルク

☆７皿目
クリームブリュレ

美味しそうなフロマージュを勧められたけど、もうお腹いっぱいで残念ながらパス。
（と言いながら、デザートは別腹で完食）
この日のランチ所要時間は2時間半、ふと気づくと午後3時半でした。

実はこの後、大和郡山城に桜を見に行く予定だったけど、満腹・満足のあまり眠くなってきたので　お城見物はやんぴにして、本日の奈良見物は終了です。

みなさま、食い意地満載の旅行記を見て下さってありがとうございました。