台湾・女5人旅　その3 台南編

2015/03/25 - 2015/03/29

女5人台湾の旅は終盤。
4日目のこの日は私のわがままで高鐡に乗って台南日帰りを敢行。
こちらの皆さんの旅行記や他旅行サイトを巡って頭の中でシミュレートして行ったつもりが
そうそううまくいくはずもなく(;^ω^)。
駆け足台南と、最終日〜帰国編です。

つたない旅行記を読んでいただきありがとうございます。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

この日は台北も台南も快晴。

台南へ行こうと決めたのは、一青妙さんの『わたしの台南　「ほんとうの台湾に出会う旅」』という本を読んでから。
何より、食べ物が美味しい、古跡が多い、人が温かいというのが魅力で。

事前に旅々台北さんのサイトから高鐡パスの引換券を購入しておきました。
台北―台南間を一往復しか乗りませんが、当日券を買うよりもお得でしたので。

台北駅 駅

8時ごろホテルを出発。徒歩＋MRTで台北駅へ。
切符売り場の場所はすぐに分かりました。土曜日ということで結構人が並んでいました。
高鐡パスの発券、一度に5人分は恐ろしく時間がかかります。
半分以上手書き処理＋機械にこの冊子をいちいちかざしたり・・・
覚悟はしてましたが後ろの列の人々の視線が痛かった・・・。
窓口のお兄さんは至ってマイペースでしたけども。
5冊出来上がるころには乗車時間があまりなく、慌ててホームへ。
（軽食とかおやつとか、用意しとくんだった・・・）

そして、席はバラバラなのであった(笑)。

記念にはなるけど、もう少し合理化はできるはず・・・

新幹線車内はとても綺麗でした。
途中、映画『KANO』の舞台となった嘉義駅にも停車します。
窓から見える嘉義の風景は、緑の濃い、のどかなところでした。
（座った場所がいまいちで、画像はありません）

高鐡台南駅到着。ここは沙崙駅と繋がっており、そこからさらにのんびり各駅停車で20分ほどで台南駅に着きます。

チケットの買い方が今一つ分からないので、画像左手にある駅員さんのいる窓口で切符を購入。
長女だけなぜかうまく往復切符が買えたので、あと4人分くださーい。
「だおたいなん、すーじゃん！」でなぜか通じた(笑)。いいのかこれで。

高鐵台南站 駅

ローカル色満点の電車が来ました。
学生さんが沢山乗っていました。大学があるのですね。

台南までは、25元（約100円）。

ようやく台南駅に到着。
改札を出ると、すぐ前に観光案内所があります。
そこの係員の女性（日本語OK）に、地図やパンフレットなどをもらい、バスで移動するなら９９番か８８番に、タクシーはやはり5人一度に乗れる大型はないので、分乗してくださいと告げられました。

タクシー乗り場には次々とタクシーが来ますので、適当に分乗します。
母・叔母・長女が前のタクシー、私と次女が後ろのタクシーに乗り、安平古堡までと書いた紙を見せると、運転手さんが
「あの前のタクシーと同じところに停まればいいんだね」と言ってくれ、これではぐれないわと一安心。

しかし、乗ったタクシーは運転手さんもおじいさんでしたが、車もおじいさんでラジオは演歌（台湾華語）だし、と思いきや前のタクシーがビュンビュン飛ばすのでおじいさんも軽く80キロ90キロ出してて、私はそうでもなかったんですけど、前の車の母と叔母は生きた心地がしなかったと(笑)。

台南駅 駅

安平古堡到着。
むわっと暑い。ああ、台南に来たんだわ！と実感。
時間はちょうどお昼。なんでもいいから食べよう！となったので、古堡蚵仔煎というお店へ。
こちらで私と長女は名物蚵仔煎を、母と叔母は蝦仔煎（蝦オムレツ）、次女はチャーハン。
蚵仔煎、カキが小さくてプリプリしてて美味しい！
赤いのはケチャップのようで、ケチャップではない、今まで食べたことがない不思議なソースでした。

アサリのスープ。生姜がきいててこれも美味しかった。
でもほとんど塩味がしない(^-^;
台湾の食べ物は本当にあっさりしてる。

安平古堡の入り口には露店が沢山出ていました。
それから、こんな大道芸人さんも。

この建物がなんなのか分からないまま(^▽^;)。

安平古堡。入場料は大人50元。

安平古堡 史跡・遺跡

鄭成功の像。

砲台跡。

『乗ったらダメ』て書いてあるよー

安平古堡から樹屋に移動する時に見た、変わった木。

安平樹屋前。こちらも入場料は50元。

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

ガジュマルの木の生命力。凄い。

圧巻、の一言。

これは直に見るべきですね。
来て良かった！

この日の台南の気温は27度。
ずっと雨か霧か曇りで涼しかったので、結構体に堪えます。

そろそろ町の中心部へ行きますか。

赤崁楼の辺りまで戻ります。
タクシーが1台ずつ来てますが、母・叔母が「バスでいいわ！」というので(笑)99番バスに乗ります。
18元、小銭を用意。

バスが来たので乗り込んだのは良いんですが、バス内の電光掲示板に何も表示されないので、運転手さんに「赤崁楼は次ぐらいですか？」と訊いたところ、運転手さんと他のお客さんも次だよ〜と親切に教えてくれました。

バスを降りると、道路の向かい側にそれらしき建物が。
でも同行者が「もういいからどこかで休もう」オーラ(^-^;

ということで林百貨まで行ってしまいます。
また今度、ゆっくり来るからね〜

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

来ました、林百貨。
母・叔母「デパートなのに、並ぶの？」
と驚いてました。

でも割とすぐに入店できました。
この日は土曜日にしては空いていたようです。

林百貨店 建造物

エレベーターで５階まで。
そちらのカフェで一休みします。

屋上まで行きたかったけど、こちらも、また今度ですね〜(^-^;

水分補給して一休みできたのですが
母・叔母「もう駅まで行ってるわ」と言うのでタクシーに乗せ駅で待っててもらい、
私と娘たちはお土産さがし。

他に行きたかったあのお店、あの場所、名残は惜しいですが林百貨印の『合成帆布行』製ミニトートバッグと、オリジナルの布地を買い、タクシーで台南駅に戻ります。

長女は通学カバンにする！と言って手ごろな帆布バッグを購入してました。

駅に着いて母・叔母と合流。
ここから来た道をまた戻ります（けっこう皆ゲンナリしてる様子(笑)）。

ホームで電車を待っていると線路沿いに犬が何頭も寝そべってるのが見えました。
轢かれないでねー。

台南駅 駅

高鐡台南駅の窓口で再びまたあの手作業発券です。が、こちらは窓口に５人ぐらい係りの人がいて（台北駅は３人・しかもうち１人は高齢者・障がい者専用窓口）、しかも私たちの受付をしてくれたお兄さん、ちゃんと５人１列の並び席にしてくれました。
「言葉は通じなくてもおばちゃんたちの気持ちはわかってるぜ」的なドヤ顔が素敵な駅員さんでした(^-^)。

行くときは慌ててて撮れなかった新幹線、ここでばっちり撮れました！

さよなら台南！

高鐵台南站 駅

無事に台北駅に到着。
母・叔母・長女は「もうホテルへ帰って休む」とタクシーで行ってしまいましたが、次女はまだ元気にお土産とか色々買いたいというので台北駅の地下街をウロウロしてみましたが、昨日の西門町がよほど気に入ったのかもう一回西門町へ行くというのでMRT再び。お前元気すぎるよ・・・

で、西門町、もう夜８時すぎてるのにけっこうお店が開いてるんですね。
思う存分買い物をしてホテルに帰りました。

台湾最後の夜、そしてこの日は母の誕生日だったのですが特にお祝いもできなかったなあ、なんて思いながらばたんきゅー、でした。

台北駅 <地下鉄> (台北車站) 駅

５日目、最後の朝です。
お迎えは１１時半とのことで、それまで朝食をとったり、荷物をまとめたり、お土産の買い足しをしたりして過ごしました。

朝食は毎朝ホテルでとっていました。
日本人客が多い印象でした。
食事も美味しくて毎日飽きなかったです。

ホテル センス ホテル

あっという間に時間は過ぎ、桃園空港へ。
チェックインしようとすると、係のお姉さんが「ビジネスクラスになってますよ」と。
え？そんなツアーではないはずですけど・・・
お迎えのガイドさんにもEチケットを見てもらいましたが、やはりビジネスですね、とのこと。

あらら、この「J」ていうのがビジネスクラスのことなのね。

ということで搭乗券＋ラウンジのチケットをもらって、ワクワクドキドキの初ラウンジ行って来ます。

大きな金城武さんがお出迎え。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

ラウンジ内は人もまばらで静か。
そこへぞろぞろ、挙動不審な５人(笑)。

時間までゆっくり食べたり飲んだり、新聞を読んだりして過ごしました。
母も叔母もえらく感激して楽しんでくれてたみたいです。

昨日何もできずにただ疲れさせただけだったので、ちょっと良かったかな(^-^)。

ケーキも美味しかったそうです（娘談）。

（画像はありませんが）機内でさらにゆったりビジネスクラスのシートと美味しい機内食を満喫した５人旅、これにておしまいです。

お読みいただきまして、ありがとうございました。