2015/03/19 - 2015/03/19
22位(同エリア172件中)
Yasさん
バルセロナからのショートトリップに最適なタラゴナ。皆様の旅行記や日記を参考に、快適な旅が出来ました。
ローマ遺跡めぐりをしながら、スペインの田舎の空気も味わえます。
素晴らしい場所なので泊まっても良いですが、多くの日本人旅行者はバルセロナからの日帰りが現実的と思います。
タラゴナ日帰りをノウハウ的に書いてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バルセロナからタラゴナへはRenfeの在来線を使うか、新幹線的なAVEなどを使うかの選択になります。在来線で行くとタラゴナ駅は街中ですが、新幹線の駅は郊外になるので在来線の方がいいです。値段も圧倒的に安いですし。
在来線はバルセロナのフランサ駅が始発です。
フランサ→パセジ・ダ・グラシア→サンツの順に止まりますが、グラシアには止まらない電車もあるようです。
滞在してるホテルの場所にもよりますが、フランサ駅は新幹線が出来るまではバルセロナ中央駅でしたし、とても雰囲気があります。鉄道が好きな方は、こちらから乗られると楽しめると思います。
サンツ駅と違って窓口もヒマなので、窓口のお姉さんが「5分後に10番線発だよ!」など教えてくれます。フランサ駅 駅
-
renfeのページで時刻表が調べられます。フランサ始発の在来線もサンツ始発の新幹線も同じテーブルに載っていますが、30分ほどで着くのが新幹線で、1時間以上かかるのが在来線です。
http://www.renfe.com/EN/viajeros/horarios.html
DeparturetにBarcelona
DestinationにTarragona
料金は列車によって多少違うようですが、自分たちは行きも帰りも片道8.05ユーロでした。
上のページで途中停車駅などもわかりますが、なぜかその通りに止まらない列車もあります。ですから、我々含め外国人旅行者は駅に止まるたびにタラゴナ?と思ってソワソワします。
実際はタラゴナは乗降客が多いので、まず間違わないと思います。フランサ駅 駅
-
タラゴナ駅。
ただし、時刻表通りには付きません。昔ほどではないんでしょうが、スペインの鉄道はアバウト。
朝の始発はまあ時間通りなのですが、その後1時間あたり10分ずつ遅れました。理由は特にないようです。
早い時間の列車が遅れると、それに合わせて遅い時間の列車はもっと遅れます。
その分、電光掲示板が充実していて、例えば「〇〇は16:00発だけど、実際は16:35発」的なことが書かれてます。空港にある発着掲示板に似ています。
これが普通かはわかりませんが、まあスペインですので。
タラゴナ駅でも窓口、自動券売機、両方使えます。どこの券売機も英語表示に切り替えできます。
バルも併設してますから、帰りはホーム側のベンチでお茶しました。タラゴナ駅 駅
-
駅を出て右へ歩くと石垣を上る階段があり、そこを登ると「地中海のバルコニー」と呼ばれる、眺めの良い広場へ出ます。
早くもローマ時代の円形劇場が見えて良い感じ。
まず悪魔の橋「ディアブロ」見物を先に片付けたい場合は、この広場から大通り「ランブラ・ノバ」を進みます。 -
ランブラ・ノバでは蚤の市をやってます。
面白いのですが店が多すぎて、じっくり見てると半日潰れそう。ぐっとこらえて進みます。
ディアブロと呼ばれる「ラス・ファレラス水道橋」へ行くバス停を探すわけですが、いくつか乗り方があり、こちらの方のサイトがわかりやすく、間違いがないと思います。
http://kamimura.com/?p=6319 -
バス停がある通りの名前は「Avinguda Prat de la Riba」
バス停の名前は「PRAT DE LA RIBA」
バスは5番か85番。
実際はタラコ広場からも乗れますが、こちらで乗った方が分かりやすいです。
ここはバスの時間調整場所にもなってるようで、運転手さんが下りてきて一服しながら、「ディアブロ」へ行くんだろ?とか聞いてきます。
この方は親切で、ディアブロのバス停の手前で徐行してくれて、「ここを入るんだぞ!」とか教えてくれました。
これは5番の路線表です。
http://emtanemambtu.cat/detalldelineas/?linecode=05&viewdetail=horaris -
迫力ある悪魔の橋(悪魔が一晩で作ったという言い伝えから)
地元の遠足?の子供たちなどもいました。悪魔の橋 (ラス ファレラス水道橋) 建造物
-
この水道橋が貴重なのは、歩いて渡れること。
ローマ水道橋で上を歩けるのは、ここだけらしい。
普通に歩けば、10分もかかりませんから、渡りましょう。 -
渡ったら下を歩いて帰る方法もあります。
水道橋を真下から見られますので、おすすめします。
足場は土なので、スニーカーが無難。 -
バスの帰りは同じ5番か85番でぐるっと遠回りして帰ってきますが、一番賑やかなタラコ広場を目印に雰囲気で降車します。
綺麗なポールストリート -
タラゴナにはTARRACO TRENというチンチン電車的なものが走ってます。
http://www.tarracotrenetturistic.com/index.php?lang=3
観光シーズンには30分おきに走ってますから、タラコ広場でバスから降りた後、これに乗れたら楽です。
自分たちは旧市街までといったら、一人3ユーロで乗せてくれました。 -
コースです。
8番のタラコ広場から10番の旧市街、カテドラル横まで乗りました。
決してスピードは速くないのですが、タラコ広場から海に向かっては緩い上り坂になってるので、これに乗った方が楽です。 -
街と遺跡が混然一体となってますね.......
各所見どころはありますが、6ユーロで共通券が買えます。
多分、ほとんどの場所が共通券で入れるかと。
自分は下調べが足りず、別々に入場券買ってしまいました。 -
考古学博物館前の広場。
「歩き方」に載ってたカロスカー(Ca l'oscar)というレストラン。
特に期待はしてなかったのですが、とても良かった。
アラカルトでも頼めますが昼の定食が2種類あって、パエリアのコースが1人20ユーロで白ワインが一瓶付いてきます。
たっぷりのサラダに、前菜がムール貝、メインのパエリヤにデザートが選べます。
パエリアじゃないコースは、もっと安かった。 -
前菜のムール貝。
恐らくソースは地元名物のロメスコソースというやつだと思います。
とてもおいしかった。 -
考古学博物館には有名なメデューサのモザイクがあります。
広場から向かって左に博物館入口がありますが、右を下へ降りると、円形競技場(海っぺりの円形劇場とは別)が同一チケットで入れます。
まあこれも施設共通チケットを最初に買っておけば、多分すべてOKでした。 -
ここの遺跡は結構広く、自由に歩けますのでおすすめです。
-
高い所へ上がると、街も地中海も一望できます。
-
海そばのローマ円形劇場へ。ここも中へ入って歩ける貴重な円形劇場なので、入った方が良いです。独特の雰囲気が楽しめます。
「考古学の散歩道」という中世の名所もあり、ガイドブックでは通り抜けできそうですが、ハイシーズン以外は出口が閉っているそうです。
私がいったときも出口はしまっており、また入口まで引き返すしかありませんでした。時間がない場合は注意が必要です。 -
帰りのバルセロナ行は、ちょっと混みます。
恐らく18時、19時発くらいで帰りたい人が多いからでしょうね。
座れましたが、ほぼ満席な感じ。トップシーズンだともっと混むでしょうね。
かと言って、普通の電車は指定ではなく自由席です。
タラゴナから乗る人多いので、座りたい方は、ちょっと気合を入れて乗り込んだ方が良いと思います。
図々しく行かないと日本と違って混んでても平気で席に荷物置いてる人とかいますし。
あるいは、晩御飯までタラゴナで食べて、遅い電車で帰るのも良い手かも。
市庁舎前広場には、良い感じのバル広場がありました。 -
タラゴナは世界遺産のローマ遺跡の街という側面と同時に、カタロニアの田舎町という雰囲気もあります。
観光地バリバリのバルセロナも良いですが、時間があったらぜひ1日タラゴナへ行かれることをおすすめします。
空気感が変わって楽しいです。
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