界出雲で休日を楽しみ、朝の温泉街を楽しむ。

2015/03/19 - 2015/03/22

前回仕事で行った松江に、夫婦でのんびりと過ごした。星の屋の界出雲で休日を過ごすことと、足立美術館に行くことがこの旅行の目的の一つであった。計４日というタイトな日程であるし、北海道からといった距離的なものもあり初日はほとんど宿泊が中心であった。しかし、星野リゾートのメニューと環境の良さが、十分初日も楽しめた。玉造温泉から４０分で足立美術館へのアクセスの利便性は、満足できるものだった。

エリア 島根

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

界出雲の客室。広々として気持ちが良い。

奥には、個室用の露天風呂があった。小生は使わずじまいだった。大浴場ばかり使った。妻は1度だけ使ったが、やはり大浴場の方が心地よい。宿泊室も少ないか、殆ど人には合わなかった。

アメニティセットも、洒落ていた。後で風呂敷に使えるようになっていた。

食事処。和風の雰囲気がとても心地よい。部屋食も良いが、こうした所でのんびりと食べるのも良い。

お品書きも春らしい。

もさエビのお造り。生ビールのジョッキを頼もうとしたが、妻に止められた。食べきれないから、中瓶にしなさいとのこと。追加すればいいのだから納得した。

塩とオリーブオイルと酢橘による味付け

八寸：えびの松風、ソラマメの玉寄せ、ジュンサイ、合鴨ロースなど八品目

独特の懐石料理。目でも楽しめる。

お椀：桜餅であるが中は海老が入っていた。

ビールを少なめに頼んでよかった、此処でほぼ半分。

お造り：界出雲流と書かれてあった。一つ一つ説明されたが、忘れてしまった。

揚げ物：えび、山菜など抹茶塩で頂く。

煮物：ナスと鳥のそぼろ

台もの：和牛ひれ、ロース、もも肉の三味焼き。

旬ごはん。と止め椀

甘味：アイスクリームとしゃべとの取り合わせ、水菓子

十分満足して部屋に向かった。廊下の装飾が和を意識させる。

ロービーに向かう通路。ロビーに売店がある。

ロビー前の風情。人がほとんどいない。

吹き抜けの照明。ゆったりとした空間が心地よい。

売店部分。売るよりも地域の特産を紹介している。妻が、ガイドブックより値段が安いといって、買い込んでいた。駅や土産物店より確かに安かった。売店はお客さんの利便性のためといった考えがにじみ出ていた。

朝の中庭

夜にはライトが付けられ、風情があった。明るい時は、竹がまばらであった。

二階からの風景

角のコーナー

図書室からの中庭。

図書室のコーナー。ここにドリップコーヒーが置かれている。自由に飲んでよい。自分の家にいるように読書とお茶が頂ける。

その壁面に客室の鍵の由来が、書かれていた。たたらで作られた室番号札であった。出雲地方で最初に作られたといわれるたたらである。ホテルの文化を伝えるといった機能を、見て少なからず感動する。

朝の散歩のために出口に向かう。

太鼓橋。

目の前の玉湯川に向かう。界の入り口

本当に目立たない入口。品質の自信か？

脇にあった因幡の白ウサギ。

玉造川。散歩の人もまばら。

姫神

姫神広場の足湯。ここから一畑バスの出雲行が出る。

早咲きの桜が咲いていた。

これは梅

玉湯川の足湯。まだ観光客は来ていない。七時半頃だし。

恋叶い橋。と向こうに見える玉作湯神社。ここには願い石がある。やはり朝なので人もいない。

玉作湯神社の階段

願い石の標識。昼になると結構参拝者もいるとか。

願い石。水を三回かけると願いがかなうと言われている。

玉作湯神社の本殿。温泉には必ずある神社。昔は、薬師神社とか、湯元神社とかが一般的だが、やはり出雲の地域なのか、玉作りが付けられている。

御神体

八時からの朝食に急いだ。散歩は一時間半は必要だ。

会場に向かう

昨日と同じ場所。

もっと簡単と思いきやかなりのボリュームであった。

二四節気のひと品、珍味三点盛り合わせ、蒸し物、湯豆腐、ハタハタの焼き物、炊き合わせ、はくまい、蜆の味噌汁、今日のフルーツ。だった。実に満足。

庭に一寸出た。

９時１５分の足立美術館息の無料送迎バスに乗るために急いだ。列車で行くより数段便利だ。もっとゆっくり楽しみたかったが‥‥充実した宿泊だった。