
2012/07/28 - 2012/08/13
5755位(同エリア19223件中)
みやびんさん
香港といえば経済都市というイメージが強い。立ち並ぶ高層建築、ショッピングやグルメといった定番の観光コースに高級ホテルが分かりやすい魅力ではあるが、それだけが香港ではない。
今回の香港では、空港から市中心部への路線のむしろ反対側である東涌駅から、さらにバスで終点まで行った西の端のタイオーを中心に自然や水上生活者たちを見て回ることにした。
そこは香港の持つイメージとは遠い水上生活の人たちの世界であり、貧しいながらもたくましく生きる人たちの社会だった。海産物を干した土産物屋が軒を連ね、これといった特産物はないが純朴な人たちが日常を送る姿は、市内で必死にお金を稼ごうとする人たちの生活とは対照的にすら見えた。
際立って美味しい店があるというわけではなくとも、シンプルで味わいのある駄菓子が食べられることの幸せ。公共交通機関がなくとも、どこまでも水辺を歩いて回る楽しみ。いつもの香港とは違う、そういった楽しみ方ができるエリアがあることを知って、香港の奥深さが感じ取れた気がした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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見ての通り、東涌は市内地からは反対側の端っこの駅となり、ここから先は地図にない路線バスしかない
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東涌の周辺はまだ空港にも近くて開発も進行中
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目的地とはいえ、タイオーにまともなホテルを探すのは困難なので、東涌のきちんとしたホテルで宿泊。レストランもきちんとしている
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東涌の駅を上からみおろすと、それなりに開発されたエリアなのが分かる。ここまでがいわゆる香港のイメージに近いエリア。ここから先は自然がいっぱい
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東涌から少し町のほうへ出ると、やはりタイオーとは異なる香港の都市っぽい市場になる
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東涌から自然を見るためのロープウェイに向かう入り口の看板。自然をアピールしている
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東涌からのロープウェイに向かう入り口。足元の見える透明なガラスのロープウェイもある
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東涌からの自然を見るためのロープウェイなので、足元のガラスの下には道だけでなく緑の大自然も広がっていて、乗っている子供がはしゃいでいる
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東涌から先の大自然エリアには有名な大仏も山頂にある
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東涌から先の大自然エリアの有名な大仏は、山頂にあるために登るのが大変。それでも大勢の人が参拝に訪れているのは観光だけでなく信心深さもあるのかもしれない
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大仏周辺の守護するための仏像たち。大きさのわりに細かいところまで精緻な出来栄え
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大仏の足元にあった入り口らしきところ。中には入れないようで、ここで記念撮影する人が多かった
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タイオーの駄菓子屋。見た目はカステラっぽいが素朴な味わい
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建物が水と泥の上にできているあたり、安全性が少し心配
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湿地帯の中での生活に不安がないのか、他人事ながら少し不安になる
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泥に埋もれたボートが生々しい。ボートピープルをほうふつとさせてしまう
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川の中が生活空間なのはベネチアもそうだが、ここはそんな優雅なものではなく生活に密着した生々しさが感じられる
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片付けられていない廃材が、台風か何かで壊れた建築物を想像させる
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海が近いエリアでもタイオーではなく東涌の周辺ともなれば、柵でしっかりと安全対策がされている。しかし、タイオーではこんな柵は全く見かけない。自然のままで生活しているからだ
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売っているお酒は地酒ではなくて米の酒だった。度数の高さは中国らしいといえば中国らしい
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