丹波・篠山のんびり日帰り旅

2015/02/22 - 2015/02/22

大叔母がテレビで観たボタン鍋を食べに行こう！
と言う事で。丹波経由で篠山へ行って来ました。

エリア 丹波篠山(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

朝早く出発した為、９時前に到着したので丹波の伝統工芸公園「陶の郷」はまだ開園しておらず、隣に建っている陶器屋さんを覗いてみました。

このお店も沢山焼き物が置いてあって、店主さんはとくに私達の事を気にするでもなくな感じだったので、ゆっくり見て回れました。

そして９時。とは言え、のどかな丹波の日曜日。私達以外お客さんがいません！
入園料は大人200円、広い駐車場もあります。

建物が幾つかに分かれていて、組合に入っている窯元さんの作品が買える建物もありました。

中は細かいブースに分かれていて、それぞれの小部屋に作品が置いてあり、気に入ったものを籠に入れてレジに持っていくシステムです。
色んな作品が観れるので、歩き回っているだけでも楽しい。

建物の周りにある色んなランプカバー？何て言うんでしょうか？電球にかぶせるものが個性的。

資料館もあり、沢山ではありませんが昔の焼き物が展示されていました。

外には登り窯もあって、陶芸教室が開催されいるので参加したら燃える所がみれるのかな。一度火が入ってる窯を見てみたいです。

さて、焼き物を沢山見た後は今回のメイン猪鍋を食べに予約したお店に向かいます。
店構えを見てビックリ。
牡丹鍋という言葉の発祥のお店だとか。

中に入ると上品な待合室で少し待たせて頂きました。
皇室の方もお泊りになった事があるお宿だとか。
少し緊張。

細長い広間に通され、そこに２列４席計８席がありました。
生まれて初めて牡丹鍋を食べました。
これで三人前です。

お通し。
今から食べるお肉の量を見て、お通し食べて大丈夫かな、と少し不安。

お鍋が煮える間に焼き牡丹が出て来ました。
せりを包んで食べて下さい。との事でせりと一緒に食べるとさっぱりして美味しかった。
食べるのに必死で鍋の写真を撮り忘れたんですが、根菜などの野菜が沢山入った味噌鍋がとても美味しく、油が多いのでは？と思った猪肉も思った以上にもたれる事もなく、３人で頑張って食べました！
もうお腹いっぱいで動けません。

お腹いっぱいで、３人でフーフー。言ってたら、
「しめの牡丹丼作らせてもらいますね」と！
もう無理です…。と言ったら
「みなさんそう仰いますが、ぺろりと食べられますよ」
との事。
テレビで観て美味しそうだと思ってた、と大叔母もテンション上ってましたが、しかしお腹いっぱい過ぎで少し不安。
けど、確かにあっさりしてて食べれてしまいました。

食べれはしたけどお腹が苦しくて、ぼんやりしていたら。
「デザートお持ちしますね」
さすがにみんなで
「無理無理！」ってなりましたが、一口サイズのお菓子が出て来ました。
勿体無い精神で完食。
いのしし食べ過ぎてブタになる〜

お腹いっぱいで苦しいので、腹ごなしに篠山を散歩。
篠山城跡にある大書院へ行ってきました。

篠山城跡 名所・史跡

中には襖絵などが展示してあります。
入り口入ってすぐの部屋ではビデオ作品「篠山城物語」が上映されていて
どうしてこの場所に城を築いたか、どんな役割だったかなどが分かった非常に興味深かったです。

篠山城跡 名所・史跡

鐘楼。
上に小さく竜がついてます。

大書院の裏に回ると、二の丸御殿の跡があります。
ここは何の部屋の跡か、一部屋一部屋かいてあって色々想像するのも楽しい場所です。

二の丸御殿の隣に神社がありました。

向こうに見えるのが丹波富士と呼ばれる高城山だそうです。
高城山を見ながら、昔の人もあのお山を見てたのかな、と思いを寄せつつ、このお城は大阪城攻めの為に作られたとの事ですが、ここから大阪城まで攻めて行ったなんて、戦国時代の人達は大変だったんだな、と考えるだけでなんだか疲れてきます。
丹波から大阪城、全然近くないですよ！？

そんなこんなしていたら、雨が降ってきたので歴史美術館に移動しました。

ここには色々な歴史資料と共に、木造の旧法廷があるので裁判ごっこができてちょっと楽しいです。
まだまだ沢山見る場所があったのですが、今回はこの位にして帰路に着きました。
牡丹鍋はとても腹持ちがよく、晩御飯は食べなくても全然平気でした。
また牡丹鍋食べに来たいです。