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 アンコール遺跡群を巡るとき、トゥクトゥクを長時間待たせておくのは気が引ける、気ままに立ち止まって写真を撮りながら旅をしたい。そんな人にお勧めなのがこのグリーン・イー・バイク。電動バイクです。<br /> 一応ペダルが付いていますが、普通のバイクのように右手でスロットルを回すだけで走ります。<br /><br /> 当初は自転車を借りて遺跡を回ろうと考えていた私ですが、この時期(3月)のシェムリアップは連日35度を超える酷暑。この暑さの中、小回りコースでも30kmほどの距離を自転車で走るのはあまりの苦行です。<br /> そう思っていたところにWebでこの店を発見。さっそく行ってみることにしました。<br /><br /> 店内に入ると、恰幅の良い白人男性が出迎えてくれます。この人が店の経営者でしょう。<br /> レンタル料は24時間10ドルであること、パスポートを預ける必要があることを説明されます。<br /> 海外でパスポートを他人に預けるのは不安ですが、事前にウェブ上のクチコミを調べた限りでは特にトラブルもないようです。<br /><br /> その後、スタッフのカンボジア人女性からアンコールワットまでの道のりや、充電スポットの場所などの説明を受けます。アンコールワット周辺に何箇所かの充電スポットがあるので、途中でバッテリーが切れても大丈夫のようです。<br /> 次に店外で別の女性から電動バイクの操作方法や注意事項の説明を受けます。この方の英語はなまりが強く、何を言っているのか聞き取れない部分もあったのですが、事前に店のホームページで読んだ事と同じ内容のようだったので、そのまま聞き流します。<br /> どちらも非常に丁寧な説明で、ここは信頼できる店だと判断できました。<br /><br /> そしていよいよバイクにまたがり出発です。<br /> スロットルをひねるとスムーズに加速します。最高時速は32kmとのことですが、アンコールワットまでの道は舗装されているものの日本のような良好な路面状態ではないので、あまりスピードを出さないほうが無難です。<br /> <br /> 道すがら、気になる風景がある度に立ち止まって写真に収めます。これはトゥクトゥクではなかなかできません。昼近くになると気温が上昇し、じっとしていても汗が噴き出します。自転車じゃなくてよかった。心から思いました。<br /><br /> 小回りコースの観光を終えバイクを返却しましたが、バッテリーには十分に余裕がありました。大回りコースでも問題ないでしょう。<br /> 「傷が付いた」などと難癖を付けられて追加料金を請求されることもなく、パスポートも無事手元に返ってきました。 <br /> <br /> アンコール遺跡群を電動バイクで巡るというのは貴重な体験でした。<br /> これからアンコールワットに行かれる方にはぜひお勧めしたい店です。<br /><br /> 注意を要するのは現地の交通事情です。<br /> アンコールワットへの直線道路であるチャールズ・デ・ゴールに出れば車の流れもスムーズですが、市街地は交通量が多いうえ、ルール無視の無法状態です。常に360度全方向に注意を向けていないと、どこから何が来るか分かりません。まるで戦場の兵士になった気分です。<br /> <br /> ちなみに希望者にはヘルメットの貸出もありますが、頑丈そうには見えないので、どれほど役に立つかは疑問です。街で見かけた利用者でヘルメットをしている人はいませんでした。 

アンコールワット旅行記【乗り物編】~これは楽しい!電動バイクで遺跡めぐり~

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2015/03/07 - 2015/03/07

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どんくんさん

 アンコール遺跡群を巡るとき、トゥクトゥクを長時間待たせておくのは気が引ける、気ままに立ち止まって写真を撮りながら旅をしたい。そんな人にお勧めなのがこのグリーン・イー・バイク。電動バイクです。
 一応ペダルが付いていますが、普通のバイクのように右手でスロットルを回すだけで走ります。

 当初は自転車を借りて遺跡を回ろうと考えていた私ですが、この時期(3月)のシェムリアップは連日35度を超える酷暑。この暑さの中、小回りコースでも30kmほどの距離を自転車で走るのはあまりの苦行です。
 そう思っていたところにWebでこの店を発見。さっそく行ってみることにしました。

 店内に入ると、恰幅の良い白人男性が出迎えてくれます。この人が店の経営者でしょう。
 レンタル料は24時間10ドルであること、パスポートを預ける必要があることを説明されます。
 海外でパスポートを他人に預けるのは不安ですが、事前にウェブ上のクチコミを調べた限りでは特にトラブルもないようです。

 その後、スタッフのカンボジア人女性からアンコールワットまでの道のりや、充電スポットの場所などの説明を受けます。アンコールワット周辺に何箇所かの充電スポットがあるので、途中でバッテリーが切れても大丈夫のようです。
 次に店外で別の女性から電動バイクの操作方法や注意事項の説明を受けます。この方の英語はなまりが強く、何を言っているのか聞き取れない部分もあったのですが、事前に店のホームページで読んだ事と同じ内容のようだったので、そのまま聞き流します。
 どちらも非常に丁寧な説明で、ここは信頼できる店だと判断できました。

 そしていよいよバイクにまたがり出発です。
 スロットルをひねるとスムーズに加速します。最高時速は32kmとのことですが、アンコールワットまでの道は舗装されているものの日本のような良好な路面状態ではないので、あまりスピードを出さないほうが無難です。
 
 道すがら、気になる風景がある度に立ち止まって写真に収めます。これはトゥクトゥクではなかなかできません。昼近くになると気温が上昇し、じっとしていても汗が噴き出します。自転車じゃなくてよかった。心から思いました。

 小回りコースの観光を終えバイクを返却しましたが、バッテリーには十分に余裕がありました。大回りコースでも問題ないでしょう。
 「傷が付いた」などと難癖を付けられて追加料金を請求されることもなく、パスポートも無事手元に返ってきました。 
 
 アンコール遺跡群を電動バイクで巡るというのは貴重な体験でした。
 これからアンコールワットに行かれる方にはぜひお勧めしたい店です。

 注意を要するのは現地の交通事情です。
 アンコールワットへの直線道路であるチャールズ・デ・ゴールに出れば車の流れもスムーズですが、市街地は交通量が多いうえ、ルール無視の無法状態です。常に360度全方向に注意を向けていないと、どこから何が来るか分かりません。まるで戦場の兵士になった気分です。
 
 ちなみに希望者にはヘルメットの貸出もありますが、頑丈そうには見えないので、どれほど役に立つかは疑問です。街で見かけた利用者でヘルメットをしている人はいませんでした。 

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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