2010/08/12 - 2010/08/12
17位(同エリア468件中)
山と湖さん
ポルトガ7日間の旅。
リスボン観光後にレンタカーで南下しアルガルヴェ地方を訪れます。
アルガルヴェ地方にある通称オレンジ海岸という名に惹かれ、この旅のルートを決めました。
正式名称はプライア・ダ・コヴァ・レドンダ、ラゴア (Praia da Cova Redonda, Lagoa)。
旅をしたのは2010年ですが、2014年にヨーロッパで最も美しいビーチランキングの第2位になっていました。サグレスに近い小さな海沿いの町?Luz?に2泊滞在して、このオレンジ海岸やサグレスを訪れます。
アルガルヴェ地方の海岸は特徴的なオレンジ色のグラデーションになった岩層があり、海水に侵食されてユニークな姿をしています。オレンジ海岸とはこの色合いから付けられた呼び名です。
ボートから眺めたオレンジ海岸の明るい風景とサグレス岬の荒涼とした雰囲気は対照的で、どちらも強く心に残りました。
☆☆日程☆☆
1日目 成田 → ロンドン
2日目 ロンドン → リスボン(カテドラル・サンジョルジェ城)
3日目 リスボン(ベレンの塔・ジェロニモス修道院・国立古美術館・サンロケ教会)
4日目 リスボン(シントラ王宮・ムーアの城跡・ロカ岬)
5日目 リスボン → ラーゴス(サンタマリア教会) → ?Luz?
6日目 ?Luz? (サグレス要塞・オレンジ海岸)
7日目 ?Luz?→ エヴォラ(カテドラル・ディアナ神殿)→ リスボン
8日目 リスボン → ロンドン → 成田
9日目 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の4日目
今日はシントラとロカ岬をレンタカーで廻ります。
マルケス・デ・ポンバル駅にあるHertzで車を借りました。
シントラまでは約28?。
ナビに目的地を設定して出発です。 -
GPSがなかなか受信できず、市街地から高速に出るのに一苦労。
シントラまでの高速代が0.85ユーロ。小額ですが高速道路は有料でした。
ロカ岬からの帰りは1.85ユーロでした。(2010年当時) -
リスボンを出てから約35分でシントラの町に到着。
古くて落ち着いた感じの町並みです。 -
道中はすんなりと来たのですが、王宮近くは渋滞しています。
駐車スペースがなく、みんなうろうろしているようです。 -
やっと見つけた道路わきのスペースに駐車。
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駐車した場所から王宮までは10分以上歩きました。
王宮が木々の向こうに見えています。
世界中から集められたという植物が緑豊かな景観を生んでいます。
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シントラ王宮
ここは歴代のポルトガル王たちの離宮として使われてきた宮殿です。
イスラム教徒のムーア人が残していった建物をベースに15〜16世紀にゴシック様式、マヌエル様式を取り入れた改築、増築が行われました。 -
シントラの町は高地にあり、大西洋からの湿った気流の影響を受けやすいそうです。
この日も山には霧がかかっていました。
昨日のリスボンの暑さとは一変、肌寒い位の気温です。 -
正面玄関の階段を登ったところから見学コースのスタートです。
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白鳥の間
王様が27歳の王女の婚礼を祝って天井に27羽の白鳥を描かせたそうです。
ポーズはそれぞれ違っていますが、どの白鳥も首に王冠を飾っています。 -
白鳥の間
宮殿で一番大きな広間です。当時はここで毎週のように華やかな舞踏会が催されたといいます。
ムーア人楽師が奏でる音楽に合わせ王様も踊られたとか。 -
部屋にあった陶器の置物に目が留まりました。
デフォルメされた動物の顔がユニーク。
壁面のアズレージョと共に、味わい深い色合いをしています。
この格子模様のアズレージョはマヌエル一世の時代に貼られたものだそう。 -
セバスチャン王の間
「待望王」として国民から誕生を望まれ「騎士王」とも呼ばれるほど冒険心もあったこの王様は、24歳の若さで亡くなりました。
幼少期から戦争と宗教に興味を持ち、十字軍戦士となることを熱望し、北アフリカ征服のための無謀な戦いを続けました。最後はイスラム軍との戦で行方不明となり遺体も見つからなかったといいます。 -
この大きな円錐型をした厨房の煙突がこの宮殿のシンボルです。
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鬱蒼と茂る木々と霧に囲まれたこの雰囲気が宮殿を神秘的に見せます。
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皇太子の庭園
所々にある中庭に出て眼下に広がるシントラの景色を眺めると、
宮殿内で見たばかりの歴史の重みがふっと遠ざかります。 -
立体的なこのアズレージョはテラスの外壁に使われていました。
デザインにポルトガルらしさを感じました。 -
瓦屋根の風化具合がいい感じ。
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紋章の間
迫力ある天井と壁一面のアズレージョを持つ部屋に入ると、誰もがため息をもらしています。見る者を圧倒させる豪華さです。 -
紋章の間
ドーム状の天井はポルトガル王室の紋章が中央に、その下に8人の王子王女の紋章が、さらに下方に72家の貴族の紋章が描かれています。 -
紋章の間
狩猟の光景を描いたアズレージョは色合いも美しく、涼やかな感じがします。 -
カササギの間と人魚の間の天井画。
カササギの間は15世紀に造られた最初の広間です。
更衣室として使われていたという人魚の間の天井も色あせていて時代の古さを感じさせます。 -
ジュリオ・セザル(ユリウス・カエサル)の間
タペストリーにカエサルの姿があります。
中国から贈られたという家具もありました。 -
礼拝堂
床には15世紀前半に焼かれたというタイルが敷き詰められ、天井はアラブ風の造り。
壁は鳩を描いたフレスコ画となっています。
独特の雰囲気を持つ礼拝堂です。 -
水浴び洞窟
山から引いた水を利用して水浴びが出来るような場所が幾つかありました。
暑い夏のひと時をここで過ごすのは気持ち良さそう。 -
アラブの間
中央の噴水がきらびやか。
壁面のアズレージョはセビリアで焼かれたものだそう。 -
厨房
豚や牛を丸焼きにするのに使用した鉄棒がありました。
厨房内で焼いたのではないでしょうが、鍋や台所用具と共に、当時の料理風景を想像させてくれます。
現在でも政府主催の晩餐会が宮殿で開かれるときはここが補助的に使われるとか。 -
城のシンボルとなっている二つの煙突は高さ33m。
真下から見上げるとこんな感じ。
当時はもっと煤けて真っ黒だったはず。 -
大広間
イタリアのムラーノ製だというシャンデリアが豪華で素晴らしかった。 -
城の後姿も見てみようと、裏口に来てみました。
舞台裏といった感じです。
誰が世話をしているのか、小さな菜園があり野菜が育てられていました。 -
カフェを見つけて一休みすることにします。
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こちらのお店でナタとケイジャーダとキッシュを注文。
静かな店内でゆっくりと休んだあとはムーアの城跡に向かいます。 -
この辺りは道幅も昔のままでバスの通行も大変そう。
駐車スペースも充分には確保されていないので一苦労しました。 -
この天気で今日は眺望は望めないのは承知でやってきました。
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霧が多いせいか、木にまで苔が生えています。
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苔の感触をちょっと楽しみながら歩きます。
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下を通るのが不安になるような通り道。
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崩れた石がまるで墓石のよう。
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この廃墟を見ても昔の姿を想像するのは難しい。
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息子はこの廃墟が大変気に入ったようで、あちこち熱心に見てまわっていました。
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展望台が王冠のようにも見えます。
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結構石段を登り降りしました。
晴れていたらきつかったかも。 -
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霧に包まれながらの廃墟の散策は幻想的でした。
1時間ほど歩いたでしょうか。 -
シントラの観光はここで終わりにして、次はロカ岬に向かいます。
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ロカ岬に近付いてくると強風が吹きつけるためか、街路樹が曲がって生えていました。
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シントラから30分、ロカ岬に到着。
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少し離れたところに灯台が。
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風に飛ばされそうになりながら歩いて行きます。
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石碑が大西洋からの強風になぶられるように佇んでいました。
やっとここまで来たという達成感で心が一杯に。 -
ポルトガルの詩人カモンイスの詩の一節が刻まれているこの石碑。
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北緯38度47分、西経9度30分。
ユーラシア大陸の西の果て。
「ここに地果て、海始まる」
強風のなか、石碑をしばし見つめました。 -
この景色はいつまでも忘れることはない気がします。
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リスボンの町に入る手前でローマ式水道橋が見えました。
アグアス・リブレスという名前の水道橋で1748年に建造されたものだとか。
ポルトガルには水道橋が22箇所に残っているそうです。
後日寄ったエヴォラの町にも立派なものがありました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- わんぱく大将さん 2015/03/30 08:21:14
- ロカ岬
- 山と湖さん
ロカ岬、私が最後に行った時も風が強く、寒かったことを憶えています。
あそこまでくると、わ〜ここまでやってきたんだ、って思いましたが、また、行く日があるのかどうか?
大将
- 山と湖さん からの返信 2015/03/30 23:32:43
- RE: ロカ岬
- 大将さん、こんばんは。
ロカ岬もシントラも寒かったです。
8月にポルトガルでこんな寒い思いをするなんて予想外。
ロカ岬を訪れた人がこんなに感傷的になるのは、カモンイスの詩の影響が大きいのでしょうかね。
この旅行から5年近く経つというのに、旅行記を書いているうちに感傷的な気分が甦ってきてしまいます。
これは単に年のせいでしょうか・・・?
山と湖
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