2015/03/08 - 2015/03/08
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地酒大好きさん
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滋賀県の伊吹山麓にある伊吹野(米原市大久保地区など)にセツブンソウを見にいってきました。毎年この時期に行っています。伊吹野というロマンチックな名に惹かれて。
名神高速道路の米原ICから国道を北上して、奥伊吹への道標にしたがって現地に向かいます。例年この時期は路傍に除雪した雪がたくさん残っているものですが、今年は積雪が多くても暖かい日が続いているため融けたようです。実はこの地区では毎年「セツブンソウふれあい祭り」が開催され、今年の3月15日は第6回目になります。わたしは祭りが開催される以前からこの場所に通っており、8年前ぐらいに最初に訪問しています。この3月15日は祭りですが、当日は混むので早めに訪問したものです。
現地では駐車場が少なく、すでに10台ぐらいの車が停まっていました。ナンバーを見ると、神戸、浜松、京都、名古屋などがあり、遠方からも来ているようです。さっそくいつもの畑に向かいます。この畑は地元の人たちがセツブンソウを保護している場所です。着いてみると咲いている咲いている。たくさんの花が咲いていました。訪れた人はみな歓声を上げてカメラを花に向けていました。一通り見て回ると、別の場所に向かいました。そこにはキクザキイチリンソウ(キクザキイチゲ)が咲いています。と思ったら花がありません。盗掘にあったようです。人目につきにくい場所ですから盗られたようです。残念です。
セツブンソウが咲く別の場所にも行きました。そこでもたくさんの花が咲いていました。その近くに小川が流れているのですが、川に沿った斜面にはフキノトウがあり、毎年取っています。でも今年はイノシシに先に食べられたようで、どこもほじくり返されてフキノトウはわずかしかありません。またまた残念です。
そこも見終えると、大久保集落を歩き回りました。限界集落で数十件ある民家のうち半数ぐらいは空家になっており廃屋状態です。住民も高齢者ばかりが目立ちます。一軒の民家の前の庭でおばあさんが大根の切干を作っていました。昔を思い出して懐かしくなりました。おばあさんと話をしましたが、農薬や除草剤を使うようになってからフキが田んぼに生えなくなりフキノトウも取れなくなったそうです。山に入れば多少はあるかもと教えてくれました。
そこで村はずれにある林道(農道)を歩いて山に入ることにしました。途中の田畑は耕作放棄されているものが多く、そこにはいくつかのフキノトウがありました。まだ雪が融けたばかりで、頭を出したての小さいものが多かったようです。イノシシが掘り返した跡やシカの糞が多く、かれらに食べられてしまったものもあるでしょう。山に入っていくと不法投棄されたゴミが目立つようになります。塗料缶や車のオイル缶、冷蔵庫、家具などがあり、一番多かったのはペットボトルです。これはどこにもポイポイと捨てられていました。カーブを曲がると地面から驚いてウソが2羽飛び立ちました。胸が赤いオスでした。シジュウカラが競争するようにいくつかが囀っています。春を感じさせてくれました。
再度集落に戻りメインストリートを歩きます。といっても車もほとんど通らず、商店といえば普段は閉店していてたまに開店する食料品店と人がいるかどうかわからないような古い酒店があるだけですが。酒店の前を通ると古い看板を発見。「一番乗」と「金印伊吹山」の広告です。買おうと思って店に入りますがだれもいません。大声をかけてから数分してから年配の男性が出てきました。店内には少しの全国ブランドの酒しか見当たりませんが、上記の2銘柄があるか聞いてみると、今は酒蔵が廃業しているので酒はないとのことです。店の奥に見慣れない「あら玉」という酒を発見。聞いてみると滋賀県米原町の地酒とのこと。さっそく1本入手しました。廃屋の裏庭や放棄された畑にフキノトウがたくさんあり、これもゲットしました。農薬がないところには生えているものです。
今夜は家に帰って、フキノトウの天ぷらと「あら玉」の熱燗でイッパイです。春を堪能しながら。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今日未明まで雨が降っていたため、着いた時のセツブンソウはまだ濡れていましたが、たくさん咲いていました。
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接写したセツブンソウ。
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地元の人が自生地を保護しているため、年々セツブンソウは増えているようです。どこでも絶滅に瀕しているのでありがたいことです。
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少し離れた場所にある群落。ここも年々数が増えています。
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廃屋の屋根から落下した雪が残っていました。最近暖かい日が続いているためほとんどの雪はなくなっていました。
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今年はイノシシに先に取られたせいか、いつもの場所にはフキノトウは少ししかありませんでした。
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民家の庭に咲くフクジュソウ。許可を得て撮影しました。
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別の民家の庭先では、おばあさんが大根を細く切って切干大根を作っていました。昔を思い出して懐かしくなりました。昔はどこの家でも自家製の切干大根を食べていました。
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集落から分かれて山に向かう林道(途中までは農道)。
ウソのオス2羽が道から飛び上がりました。胸が赤いきれいな鳥です。 -
農道を進むと畑の中にテレビが投棄されていました。まだ汚れていなくて捨てたばかりのようです。
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林道の奥に向かうにつれて、不法投棄されたゴミが目立ちます。
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これも不法投棄された冷蔵庫。業者が捨てたようです。
これ以外にも、塗料缶、車のオイル缶などが大量に捨ててあり、いずれも業者の仕業のようです。
一番多く捨てられていたのはペットボトルです。 -
集落の古い酒店の看板です。見たことがない二つの酒の銘柄の広告です。店で入手しようとすると、二つの蔵とも廃業してしまったとのことで、入手はできませんでした。
この地区では高齢化が進んでお酒も飲まなくなり、売上はほとんどないそうです。 -
その酒店には少数の全国ブランドの酒が置いてありましたが、店の奥に2本だけ「あら玉」という初めて見る地酒があり、さっそく買い求めました。近くの滋賀県米原町の地酒です。
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人里離れた場所にはフキノトウはほとんどありませんでした。イノシシやシカに食べられてしまったようです。
その代わり、農薬が使われていない場所(廃屋の裏庭や住宅地の近くの耕作放棄された畑など)にはあり、こんなに取れました。
天ぷらやフキ味噌にして食べるつもりです。
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