美ら海・本部・今帰仁旅行記(ブログ) 一覧に戻る
エメラルドグリーンの海に面した広大な海洋博公園の一角にあり、年間300万人の来館者を誇る人気日本一の水族館です。1975年に開催された海洋博覧会の跡地に、本土復帰30周年を記念して2002年に宮殿風水族館がグランドオープンしました。普通なら「ちゅらうみ」とは読めませんが、誰もが読めてしまうところに知名度の高さが窺えます。「世界最大の水族館を沖縄に!」というスローガンの下、総面積1万平方mの土地に総工費170億円を投じ、最新技術の粋を集めました。展示槽数は77槽、740種類21000点の海の生き物が暮らし、世界最大規模の水族館に数えられています。2005年までは世界一の規模を誇りましたが、現在はジョージア水族館(米国)にトップの座を譲っています。<br />特筆すべきは、巨大水槽です。アクリルパネル越しにエキゾチックな美しく碧い海の世界を再現し、潜水している気分に浸れます。特徴は、ジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)といった珍しい海の生き物がハイテク技術によって大らかに悠々と泳ぎ回る姿を間近に観察できることです。また、ジンベエザメ(20年)やオオメジロザメ(37年)、マンタは世界一の長期飼育記録達成中、しかもマンタは世界初の複数飼育と繁殖にも成功しています。規模だけでなく数多の世界ギネス記録にも認定されている世界有数のチャレンジングな水族館ということで世界中の羨望の的です。<br /><br /><旅程><br />1日目:伊丹空港→那覇空港→糸満(泊)サザンビーチホテル&リゾート沖縄 <br />2日目:ホテル→万座毛→ナゴパイナップルパーク→古宇利オーシャンタワー→備瀬のフクギ並木→琉宮城 蝶々園(昼食)→海洋博公園・美ら海水族館→恩納村(泊)ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート <br />3日目:ホテル→辺戸岬→大石林山→茅打バンタ→琉球村(昼食)→那覇(泊)ロワジールホテル那覇<br />4日目:ホテル→首里城跡(首里城正殿入館)→那覇空港→伊丹空港<br />

早春賦 沖縄紀行③美ら海水族館

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2015/02/28 - 2015/03/03

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montsaintmichel

montsaintmichelさん

エメラルドグリーンの海に面した広大な海洋博公園の一角にあり、年間300万人の来館者を誇る人気日本一の水族館です。1975年に開催された海洋博覧会の跡地に、本土復帰30周年を記念して2002年に宮殿風水族館がグランドオープンしました。普通なら「ちゅらうみ」とは読めませんが、誰もが読めてしまうところに知名度の高さが窺えます。「世界最大の水族館を沖縄に!」というスローガンの下、総面積1万平方mの土地に総工費170億円を投じ、最新技術の粋を集めました。展示槽数は77槽、740種類21000点の海の生き物が暮らし、世界最大規模の水族館に数えられています。2005年までは世界一の規模を誇りましたが、現在はジョージア水族館(米国)にトップの座を譲っています。
特筆すべきは、巨大水槽です。アクリルパネル越しにエキゾチックな美しく碧い海の世界を再現し、潜水している気分に浸れます。特徴は、ジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)といった珍しい海の生き物がハイテク技術によって大らかに悠々と泳ぎ回る姿を間近に観察できることです。また、ジンベエザメ(20年)やオオメジロザメ(37年)、マンタは世界一の長期飼育記録達成中、しかもマンタは世界初の複数飼育と繁殖にも成功しています。規模だけでなく数多の世界ギネス記録にも認定されている世界有数のチャレンジングな水族館ということで世界中の羨望の的です。

<旅程>
1日目:伊丹空港→那覇空港→糸満(泊)サザンビーチホテル&リゾート沖縄
2日目:ホテル→万座毛→ナゴパイナップルパーク→古宇利オーシャンタワー→備瀬のフクギ並木→琉宮城 蝶々園(昼食)→海洋博公園・美ら海水族館→恩納村(泊)ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート
3日目:ホテル→辺戸岬→大石林山→茅打バンタ→琉球村(昼食)→那覇(泊)ロワジールホテル那覇
4日目:ホテル→首里城跡(首里城正殿入館)→那覇空港→伊丹空港

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
観光バス JALグループ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 海洋博記念公園<br />こうした花のオブジェは、バスガイドさんの説明では、2月7〜15日までこの地で開催された「沖縄国際洋蘭博覧会2015」の名残の花のディスプレイとのことです。<br />さすがに、ジンベエザメはここでも人気者です。

    海洋博記念公園
    こうした花のオブジェは、バスガイドさんの説明では、2月7〜15日までこの地で開催された「沖縄国際洋蘭博覧会2015」の名残の花のディスプレイとのことです。
    さすがに、ジンベエザメはここでも人気者です。

  • 海洋博記念公園<br />こちらは花で飾られたカニのオブジェです。<br />駐車場から水族館の入口までは結構な距離を歩きますが、こうしたオブジェがあるので退屈しません。

    海洋博記念公園
    こちらは花で飾られたカニのオブジェです。
    駐車場から水族館の入口までは結構な距離を歩きますが、こうしたオブジェがあるので退屈しません。

  • 海洋博記念公園 デイゴ(梯梧)<br />沖縄を象徴する花と言われてイメージされるのはどんな花でしょうか?南国風のハイビスカスやブーゲンビレアを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、意外なことに県花に選ばれているのはデイゴです。<br />マメ科の落葉高木で、原産はインドやマレー半島のため沖縄県が日本の北限になります。4〜5月頃に深紅色で燃えたつような花を咲かせますが、毎年満開になるわけではなく、満開になるのは5年に一度程だそうです。昔から沖縄ではデイゴは災害を呼ぶ花と言われ、満開の年は台風の当たり年だったり、干ばつがあると伝えられています。(THE BOOMの名曲『島唄』でもそのように歌われています。)<br />本土復帰前の1965年、日本の県には県花があるのに沖縄にはなかったため、沖縄タイムスと緑化推進協議会の呼びかけで県民投票が行われた結果、デイゴに決まりました。深紅の花は南国沖縄を象徴するのに相応しく観光資源として大きな効果があることや幹材が漆器の材料として用いられて経済的価値も高いという理由からだそうです。<br /><br />デイゴの花の様子はこちらを参照してください。<br />http://m.noa195.net/hana/c.php

    海洋博記念公園 デイゴ(梯梧)
    沖縄を象徴する花と言われてイメージされるのはどんな花でしょうか?南国風のハイビスカスやブーゲンビレアを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、意外なことに県花に選ばれているのはデイゴです。
    マメ科の落葉高木で、原産はインドやマレー半島のため沖縄県が日本の北限になります。4〜5月頃に深紅色で燃えたつような花を咲かせますが、毎年満開になるわけではなく、満開になるのは5年に一度程だそうです。昔から沖縄ではデイゴは災害を呼ぶ花と言われ、満開の年は台風の当たり年だったり、干ばつがあると伝えられています。(THE BOOMの名曲『島唄』でもそのように歌われています。)
    本土復帰前の1965年、日本の県には県花があるのに沖縄にはなかったため、沖縄タイムスと緑化推進協議会の呼びかけで県民投票が行われた結果、デイゴに決まりました。深紅の花は南国沖縄を象徴するのに相応しく観光資源として大きな効果があることや幹材が漆器の材料として用いられて経済的価値も高いという理由からだそうです。

    デイゴの花の様子はこちらを参照してください。
    http://m.noa195.net/hana/c.php

  • 美ら海水族館 ジンベエザメのモニュメント<br />美ら海水族館 初代館長 内田詮三著『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』( 光文社新書)には次のような氏の生きざまが記述されています。<br />内田氏は東京外大卒業後、「イルカの飼育がしたい」との思いから静岡県の水族館に就職。ところが専門知識や経験がなく、営業に配属されてやりたい業務に就けない日々を送りました。でも、信条の「目の前の成すべきことをなせ」から、営業の裏方も精一杯務めました。そこで生まれたのが「人生は、やりたいことよりもやりたくないことの方が多い。だからこそ全力を尽くした」。<br />入社14年目に沖縄の新設水族館からスカウトされ、「とにかく走りださなければ、何も手に入れることはできない」と業界の常識を破ってジンベエザメの長期飼育に挑戦。更に、水族館の建替の際、ジンベエザメの複数飼育や「垂直摂餌」を実現させるために無謀と一蹴された7500トンの巨大水槽を実現。ここには、「水族館について無知だったからこそ、自由で大胆な発想が生み出せた」という非常識からの逆転の発想を実現させたバイタリティが漲っています。<br />夢の実現のため、10年前から世界の水族館を視察し、周囲への説得材料を収集。氏の先見性と「夢を語る」ロビー活動が奏功し、実現につながったのです。やりたかったイルカの飼育だけをしていたら、巨大水槽は実現しなかったでしょう。裏方の仕事に接したからこそ、その経験や知識が夢の実現に役立ったのです。「やりたくない仕事に向き合ったから、やりたい仕事ができた」と語られています。何事も誠心誠意打ち込めば、人生に無駄なことはないと言うことです。仕事をやりたいとかやりたくないで仕分けするのは、考え直した方が良いかもしれませんね!<br />氏を突き動かした原動力は「水族館は悪行」との一念でした。著書にも「死なせてきた」と懺悔の言葉が吐露されています。「近代国家は動物園を作りたがる」という言葉が象徴するように、結局は「色々な魚を一度に見たい」という人間のエゴに過ぎず、根本は悪だとの考えです。裏を返せば、悪いことをしていると自覚して真摯に向き合えば、できることは精一杯しようと考えるのが人間の性だと言うことです。<br />感染病で背鰭を失ったイルカ「フジ」に人口尾鰭を着けた時も、「かわいそうにという感情移入でやるなら辞めた方がいい。イルカにとって迷惑なことかもしれない。でもドライになって科学的データを取るためにやる。それはイルカを飼う時の良い環境作りに活かせる。自分達がやっていることは悪行なんだから、それを活かさないといけない」と資金を捻出されたそうです。<br />如何でしたか?単に与えられた仕事をこなすだけでなく、斬新なアイデアと地道な努力があったからこそ困難を乗り越えて成し遂げられたのでは?好きな仕事に就いていても、やりたくない事はありますよね?そんな時、内田館長のエピソードを思い出せばやる気が出てくるかもしれませんね!

    美ら海水族館 ジンベエザメのモニュメント
    美ら海水族館 初代館長 内田詮三著『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』( 光文社新書)には次のような氏の生きざまが記述されています。
    内田氏は東京外大卒業後、「イルカの飼育がしたい」との思いから静岡県の水族館に就職。ところが専門知識や経験がなく、営業に配属されてやりたい業務に就けない日々を送りました。でも、信条の「目の前の成すべきことをなせ」から、営業の裏方も精一杯務めました。そこで生まれたのが「人生は、やりたいことよりもやりたくないことの方が多い。だからこそ全力を尽くした」。
    入社14年目に沖縄の新設水族館からスカウトされ、「とにかく走りださなければ、何も手に入れることはできない」と業界の常識を破ってジンベエザメの長期飼育に挑戦。更に、水族館の建替の際、ジンベエザメの複数飼育や「垂直摂餌」を実現させるために無謀と一蹴された7500トンの巨大水槽を実現。ここには、「水族館について無知だったからこそ、自由で大胆な発想が生み出せた」という非常識からの逆転の発想を実現させたバイタリティが漲っています。
    夢の実現のため、10年前から世界の水族館を視察し、周囲への説得材料を収集。氏の先見性と「夢を語る」ロビー活動が奏功し、実現につながったのです。やりたかったイルカの飼育だけをしていたら、巨大水槽は実現しなかったでしょう。裏方の仕事に接したからこそ、その経験や知識が夢の実現に役立ったのです。「やりたくない仕事に向き合ったから、やりたい仕事ができた」と語られています。何事も誠心誠意打ち込めば、人生に無駄なことはないと言うことです。仕事をやりたいとかやりたくないで仕分けするのは、考え直した方が良いかもしれませんね!
    氏を突き動かした原動力は「水族館は悪行」との一念でした。著書にも「死なせてきた」と懺悔の言葉が吐露されています。「近代国家は動物園を作りたがる」という言葉が象徴するように、結局は「色々な魚を一度に見たい」という人間のエゴに過ぎず、根本は悪だとの考えです。裏を返せば、悪いことをしていると自覚して真摯に向き合えば、できることは精一杯しようと考えるのが人間の性だと言うことです。
    感染病で背鰭を失ったイルカ「フジ」に人口尾鰭を着けた時も、「かわいそうにという感情移入でやるなら辞めた方がいい。イルカにとって迷惑なことかもしれない。でもドライになって科学的データを取るためにやる。それはイルカを飼う時の良い環境作りに活かせる。自分達がやっていることは悪行なんだから、それを活かさないといけない」と資金を捻出されたそうです。
    如何でしたか?単に与えられた仕事をこなすだけでなく、斬新なアイデアと地道な努力があったからこそ困難を乗り越えて成し遂げられたのでは?好きな仕事に就いていても、やりたくない事はありますよね?そんな時、内田館長のエピソードを思い出せばやる気が出てくるかもしれませんね!

  • 美ら海水族館<br />斜面に建てられた水族館は4層構造を持ち、上階から順路に沿って下りながら鑑賞できる仕組みです。「沖縄の海との出会い」をテーマにした館内は、4階の海人門(うみんちゅゲート)を潜った先にあるエスカレータを降りた所が入口で、1階が出口になっています。これは、浅瀬のイノー(礁池)からサンゴ礁の海、黒潮の海を経て深海へと沖縄の海の神秘に触れる旅を体感できるように設計されているからです。

    美ら海水族館
    斜面に建てられた水族館は4層構造を持ち、上階から順路に沿って下りながら鑑賞できる仕組みです。「沖縄の海との出会い」をテーマにした館内は、4階の海人門(うみんちゅゲート)を潜った先にあるエスカレータを降りた所が入口で、1階が出口になっています。これは、浅瀬のイノー(礁池)からサンゴ礁の海、黒潮の海を経て深海へと沖縄の海の神秘に触れる旅を体感できるように設計されているからです。

  • 美ら海水族館<br />入口の正面は、伊江島を望む絶好のビューポイントです。<br />備瀬のフクギ並木で紹介したように、伊江島は地元では「タッチュー」と呼び親しまれています。<br />実は、沖縄三大ピラミッドのひとつと噂され、戦前はピラミッドを彷彿とさせる威容をしていたそうです。伊江島は大戦における沖縄屈指の激戦地となり、米軍が山容が変わる程の砲弾を浴びせたと言うのが定説です。しかし、何故それ程ピンポイントで米軍が攻撃したのかは、飛行場説など諸説あり未だ謎だそうです。<br />恐らく、ピラミッド型の威容な山を聖地と考えたのではないでしょうか?

    美ら海水族館
    入口の正面は、伊江島を望む絶好のビューポイントです。
    備瀬のフクギ並木で紹介したように、伊江島は地元では「タッチュー」と呼び親しまれています。
    実は、沖縄三大ピラミッドのひとつと噂され、戦前はピラミッドを彷彿とさせる威容をしていたそうです。伊江島は大戦における沖縄屈指の激戦地となり、米軍が山容が変わる程の砲弾を浴びせたと言うのが定説です。しかし、何故それ程ピンポイントで米軍が攻撃したのかは、飛行場説など諸説あり未だ謎だそうです。
    恐らく、ピラミッド型の威容な山を聖地と考えたのではないでしょうか?

  • 美ら海水族館 伊江島<br />古来からの信仰の山である一方、地質学的には世界的に珍しい山です。地元のHPには次の説明がなされています。<br />地層は、島が載る白亜紀(1億4000万〜6500万年前)の岩盤の下に古い三畳紀(2億5000万〜2億1000年前)の岩盤が潜り込んでいます。ところが、この三畳紀の岩盤が潜り込む際、岩盤の一部が剥がれて白亜紀の岩盤に乗り上げました。そして、4000万〜3000万年前に隆起し、その後堆積物が浸食され、やがて現在のタッチューの威容が形成されました。つまり、古い三畳紀の岩盤の間に新しい白亜紀の岩盤がサンドイッチされた状態と言えます。地質学上は「オフスクレープ現象」と呼び、理論上は可能でも現実に確認された例は他に類を見ないそうです。<br />この吃驚すべき事実は、琉球大学海洋学科の氏家教授等が地層をサンプリングし、含有された放散虫から年代を特定して判明しました。従って、島から突き出たタッチューは、島自体の誕生とは別の時代の堆積物で、7千万年も古い地層ということです。何の変哲もない城山も、その生い立ちを調べてみると興味深いものがあります。改めて、地球が我々の想像を絶する悠久の歴史を刻んでいる現実を思い知らされました。

    美ら海水族館 伊江島
    古来からの信仰の山である一方、地質学的には世界的に珍しい山です。地元のHPには次の説明がなされています。
    地層は、島が載る白亜紀(1億4000万〜6500万年前)の岩盤の下に古い三畳紀(2億5000万〜2億1000年前)の岩盤が潜り込んでいます。ところが、この三畳紀の岩盤が潜り込む際、岩盤の一部が剥がれて白亜紀の岩盤に乗り上げました。そして、4000万〜3000万年前に隆起し、その後堆積物が浸食され、やがて現在のタッチューの威容が形成されました。つまり、古い三畳紀の岩盤の間に新しい白亜紀の岩盤がサンドイッチされた状態と言えます。地質学上は「オフスクレープ現象」と呼び、理論上は可能でも現実に確認された例は他に類を見ないそうです。
    この吃驚すべき事実は、琉球大学海洋学科の氏家教授等が地層をサンプリングし、含有された放散虫から年代を特定して判明しました。従って、島から突き出たタッチューは、島自体の誕生とは別の時代の堆積物で、7千万年も古い地層ということです。何の変哲もない城山も、その生い立ちを調べてみると興味深いものがあります。改めて、地球が我々の想像を絶する悠久の歴史を刻んでいる現実を思い知らされました。

  • 美ら海水族館<br />沖縄の海を眺めると、砂浜から少し先の沖に一筋の白い波のラインが見られます。 これはリーフエッジに波がぶつかって白波を立てているためです。<br />リーフとは浅瀬の珊瑚礁を指します。オーストラリア北東岸にある世界最大のサンゴ礁地帯「グレート・バリア・リーフ」はご存知ではないでしょうか?そのリーフと同じです。リーフエッジとは、その一歩先は深い闇の海底になるという珊瑚礁との境界を指します。<br />このリーフエッジは、途方もなく長い歳月をかけて造礁珊瑚が作り出した地形です。自然の防波堤とも呼ばれ、うねりや波のバリアになってくれています。沖縄の人々の暮らしは、古来より珊瑚礁に守られていたのです。<br /><br />リーフエッジに関する判り易い解説は次のサイトを参照してください。<br />http://www.okinawainfo.net/yaima/ashibi.html

    美ら海水族館
    沖縄の海を眺めると、砂浜から少し先の沖に一筋の白い波のラインが見られます。 これはリーフエッジに波がぶつかって白波を立てているためです。
    リーフとは浅瀬の珊瑚礁を指します。オーストラリア北東岸にある世界最大のサンゴ礁地帯「グレート・バリア・リーフ」はご存知ではないでしょうか?そのリーフと同じです。リーフエッジとは、その一歩先は深い闇の海底になるという珊瑚礁との境界を指します。
    このリーフエッジは、途方もなく長い歳月をかけて造礁珊瑚が作り出した地形です。自然の防波堤とも呼ばれ、うねりや波のバリアになってくれています。沖縄の人々の暮らしは、古来より珊瑚礁に守られていたのです。

    リーフエッジに関する判り易い解説は次のサイトを参照してください。
    http://www.okinawainfo.net/yaima/ashibi.html

  • 美ら海水族館 エメラルドビーチ<br />海洋博記念公園の北端にある、Y字型に突き出したコーラルサンドのビーチです。言葉に出来ないほどの色彩を放つ鮮烈なコバルトブルーの大海原です。全国唯一の礁湖(ラグーン)内にあるビーチで、水質検査では「AA(もっとも良い)」と認められ、2001年に「水浴場八十八選」、2006年には「快水浴場百選」に認定されています。<br />ビーチ内は「遊びの浜」「憩いの浜」「眺めの浜」に3区分され、3000人以上のキャパシティがあります。遊泳期間は、4月1日〜9月30日です。残念ながら海洋博の時に造られた人工ビーチのため、大きな人口突堤に囲まれていてクラゲ除けのネットが張られているため、珊瑚や魚と戯れたりと言うのはあまり期待できません。また、他の人工ビーチ同様、シュノーケリングは禁止になっています。綺麗な景色を眺めながら海に浮かんだり、ファミリーで安全かつ気軽に遊ぶのがぴったりな所だと思います。因みに、外海に面した「眺めの浜」にはウミガメが産卵にやって来るそうです。<br /><br />ビーチマップは次のサイトを参照してください。<br />http://oki-park.jp/userfiles/files/pdf/inst/beach_coast/emerardo-chizu.ai.pdf

    美ら海水族館 エメラルドビーチ
    海洋博記念公園の北端にある、Y字型に突き出したコーラルサンドのビーチです。言葉に出来ないほどの色彩を放つ鮮烈なコバルトブルーの大海原です。全国唯一の礁湖(ラグーン)内にあるビーチで、水質検査では「AA(もっとも良い)」と認められ、2001年に「水浴場八十八選」、2006年には「快水浴場百選」に認定されています。
    ビーチ内は「遊びの浜」「憩いの浜」「眺めの浜」に3区分され、3000人以上のキャパシティがあります。遊泳期間は、4月1日〜9月30日です。残念ながら海洋博の時に造られた人工ビーチのため、大きな人口突堤に囲まれていてクラゲ除けのネットが張られているため、珊瑚や魚と戯れたりと言うのはあまり期待できません。また、他の人工ビーチ同様、シュノーケリングは禁止になっています。綺麗な景色を眺めながら海に浮かんだり、ファミリーで安全かつ気軽に遊ぶのがぴったりな所だと思います。因みに、外海に面した「眺めの浜」にはウミガメが産卵にやって来るそうです。

    ビーチマップは次のサイトを参照してください。
    http://oki-park.jp/userfiles/files/pdf/inst/beach_coast/emerardo-chizu.ai.pdf

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />屋内にありながら屋根が無く沖縄の太陽の光が降り注ぐ水槽は、沖縄の海に生息する珊瑚礁の風景を生きたまま再現した世界でも珍しい水槽です。 約70種800群体の造礁珊瑚やその周辺に生きる生物を間近に観察することができます。魚名板と照らし合わせて魚を探してみたり、滅多に表に現れない隠れキャラの「アサヒガニ」を発見するのも楽しいかもしれません。

    美ら海水族館 サンゴの海
    屋内にありながら屋根が無く沖縄の太陽の光が降り注ぐ水槽は、沖縄の海に生息する珊瑚礁の風景を生きたまま再現した世界でも珍しい水槽です。 約70種800群体の造礁珊瑚やその周辺に生きる生物を間近に観察することができます。魚名板と照らし合わせて魚を探してみたり、滅多に表に現れない隠れキャラの「アサヒガニ」を発見するのも楽しいかもしれません。

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />珊瑚を間近で観察することができるため、珊瑚から伸びた「ポリプ」を確認することができます。ポリプというのは、刺胞動物の体の構造のひとつで、イソギンチャクのように固着して触手を広げるものを指します。生きた珊瑚でないと見られないものですから、シュノーケリングを愉しんでいるような感覚に捉われます。

    美ら海水族館 サンゴの海
    珊瑚を間近で観察することができるため、珊瑚から伸びた「ポリプ」を確認することができます。ポリプというのは、刺胞動物の体の構造のひとつで、イソギンチャクのように固着して触手を広げるものを指します。生きた珊瑚でないと見られないものですから、シュノーケリングを愉しんでいるような感覚に捉われます。

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />サンゴの海の水槽では、自然の珊瑚と同様に毎年6月下旬に一斉に産卵をするそうです。とても幻想的な光景だそうです。実は沖縄周辺の珊瑚は、悲しいことに年々その数を減らしています。1998年の大規模な白化現象は話題になりましたが、それ以来珊瑚は復活せず、海底には死んだ珊瑚が瓦礫のように眠っているそうです。美しい海を守るため、水族館で繁殖した珊瑚を元の海に返そうというプロジェクトが進められています。海への恩返しができれば素晴らしいことですね!

    美ら海水族館 サンゴの海
    サンゴの海の水槽では、自然の珊瑚と同様に毎年6月下旬に一斉に産卵をするそうです。とても幻想的な光景だそうです。実は沖縄周辺の珊瑚は、悲しいことに年々その数を減らしています。1998年の大規模な白化現象は話題になりましたが、それ以来珊瑚は復活せず、海底には死んだ珊瑚が瓦礫のように眠っているそうです。美しい海を守るため、水族館で繁殖した珊瑚を元の海に返そうというプロジェクトが進められています。海への恩返しができれば素晴らしいことですね!

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />左側にある丸っこい珊瑚がナガレハナサンゴ、その左がヘラジカハナヤサイサンゴです。<br />ナガレハナサンゴは、腔腸動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目チョウジガイ科に属する海産動物。昼間でもポリプを出しているので一見イソギンチャクのようですが、石灰質の骨格を持っています。紀伊半島以南の西太平洋からインド洋にかけて広く分布する。ふわふわとしたスイーパー触手が長く伸びていて、鑑賞用としても人気の高いサンゴです。

    美ら海水族館 サンゴの海
    左側にある丸っこい珊瑚がナガレハナサンゴ、その左がヘラジカハナヤサイサンゴです。
    ナガレハナサンゴは、腔腸動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目チョウジガイ科に属する海産動物。昼間でもポリプを出しているので一見イソギンチャクのようですが、石灰質の骨格を持っています。紀伊半島以南の西太平洋からインド洋にかけて広く分布する。ふわふわとしたスイーパー触手が長く伸びていて、鑑賞用としても人気の高いサンゴです。

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />左下の襞のようなエレガントな珊瑚は、ウネリスリバチサンゴです。<br />一口に珊瑚と言っても色々な種類のものがあり、目が釘付けになってしまいます。<br />約70種800群体の造礁珊瑚の姿は圧巻です。この水槽は、飼育員が地元の本部町の海に潜って見た珊瑚礁の風景を再現して造ったものだそうです。また、水槽内には、水族館オープンから10年以上も成長し続けている珊瑚が沢山いるそうです。

    美ら海水族館 サンゴの海
    左下の襞のようなエレガントな珊瑚は、ウネリスリバチサンゴです。
    一口に珊瑚と言っても色々な種類のものがあり、目が釘付けになってしまいます。
    約70種800群体の造礁珊瑚の姿は圧巻です。この水槽は、飼育員が地元の本部町の海に潜って見た珊瑚礁の風景を再現して造ったものだそうです。また、水槽内には、水族館オープンから10年以上も成長し続けている珊瑚が沢山いるそうです。

  • 美ら海水族館 サンゴの海 ミカドチョウチョウウオ(三角蝶々魚)<br />スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属。南日本の太平洋岸、琉球列島、東部インド洋〜西部太平洋の熱帯域の水深1.5m以浅に生息しています。<br />独特な体型で気品に満ちて美しく、珊瑚礁魚類の花形と言える小型体のチョウチョウウオです。色彩もエレガントですので「ミカド=帝」と思ってしまうのですが、「ミカド=三角」が正解です。側面に「く」の字状の黄色い縞模様があり、上方と下方で交わっているのが特徴です。体型が著しく三角に側扁しているのが、和名のミカド (三角) の由来です。学名では「Chaetodon baronessa:男爵夫人」と言う高貴な名を持つ魚です。<br />ミドリイシなど造礁珊瑚類のポリプを主な餌とします。でもその量は微々たるもので、珊瑚礁には大きな影響を与えないそうです。

    美ら海水族館 サンゴの海 ミカドチョウチョウウオ(三角蝶々魚)
    スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属。南日本の太平洋岸、琉球列島、東部インド洋〜西部太平洋の熱帯域の水深1.5m以浅に生息しています。
    独特な体型で気品に満ちて美しく、珊瑚礁魚類の花形と言える小型体のチョウチョウウオです。色彩もエレガントですので「ミカド=帝」と思ってしまうのですが、「ミカド=三角」が正解です。側面に「く」の字状の黄色い縞模様があり、上方と下方で交わっているのが特徴です。体型が著しく三角に側扁しているのが、和名のミカド (三角) の由来です。学名では「Chaetodon baronessa:男爵夫人」と言う高貴な名を持つ魚です。
    ミドリイシなど造礁珊瑚類のポリプを主な餌とします。でもその量は微々たるもので、珊瑚礁には大きな影響を与えないそうです。

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />美ら海水族館の最大の特徴は、一般的には巨大なことなのですが、もうひとつは「開放型」コンセプトを持つことが挙げられます。開放型とは、水質維持のために水を濾過循環するのではなく、自然の水を注ぎ込む「掛け流し式」と言うことです。開放型水族館は、濾過する設備がほとんど不要で単純なのですが、実際に実施している水族館は少ないそうです。何故なら、一般的な海水は透明度が低く、更に季節による水温差があるからです。特に日本周辺の海は、栄養分が豊富なためプランクトンが多く、透明度が命の水槽には適さず、季節によって水温に差があるためそのまま使うのは困難だそうです。<br />ところが、沖縄では事情が異なり、どこまでも透き通ったコバルトブルー、つまり珊瑚礁の海はプランクトンが少ない貧栄養の海ということです。更に、気候も安定し、黒潮の影響しか受けず水温は安定しています。こうした条件が揃ったことで美ら海水族館の多くの水槽は開放型が成立しているそうです。<br />また、天井も開放式です。通常、珊瑚礁を飼育するにはその骨格を生成するためのカルシウムに不可欠の太陽光代わりの莫大な光量の照明が必要となります。しかし、ここでは太陽光を採光して飼育しているのです。

    美ら海水族館 サンゴの海
    美ら海水族館の最大の特徴は、一般的には巨大なことなのですが、もうひとつは「開放型」コンセプトを持つことが挙げられます。開放型とは、水質維持のために水を濾過循環するのではなく、自然の水を注ぎ込む「掛け流し式」と言うことです。開放型水族館は、濾過する設備がほとんど不要で単純なのですが、実際に実施している水族館は少ないそうです。何故なら、一般的な海水は透明度が低く、更に季節による水温差があるからです。特に日本周辺の海は、栄養分が豊富なためプランクトンが多く、透明度が命の水槽には適さず、季節によって水温に差があるためそのまま使うのは困難だそうです。
    ところが、沖縄では事情が異なり、どこまでも透き通ったコバルトブルー、つまり珊瑚礁の海はプランクトンが少ない貧栄養の海ということです。更に、気候も安定し、黒潮の影響しか受けず水温は安定しています。こうした条件が揃ったことで美ら海水族館の多くの水槽は開放型が成立しているそうです。
    また、天井も開放式です。通常、珊瑚礁を飼育するにはその骨格を生成するためのカルシウムに不可欠の太陽光代わりの莫大な光量の照明が必要となります。しかし、ここでは太陽光を採光して飼育しているのです。

  • 美ら海水族館 サンゴの海<br />こうしたアングルから見ると、ゆらゆらと揺洩するオーロラを髣髴とさせる光の柱が水槽の演出効果を高めています。<br />午前中ならもっと陽光が差し込んでいるはずです。

    美ら海水族館 サンゴの海
    こうしたアングルから見ると、ゆらゆらと揺洩するオーロラを髣髴とさせる光の柱が水槽の演出効果を高めています。
    午前中ならもっと陽光が差し込んでいるはずです。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海<br />沖縄の海でシュノーケリングを愉しんでいるような気分に満たされます。小さな魚から大きな魚まで多彩な熱帯魚が所狭しと群がっています。実は、「サンゴの海」もそうですが、この「熱帯魚の海」も水槽の上には屋根がありません。ですから、自然の太陽の光が差し込み、時々刻々と違った表情を見せてくれます。<br /><br />15:00からのジンベエザメへの摂餌の時間が過ぎるとこの辺りは閑散としています。そのタイミングならこのように広い水槽を独り占めできます。

    美ら海水族館 熱帯魚の海
    沖縄の海でシュノーケリングを愉しんでいるような気分に満たされます。小さな魚から大きな魚まで多彩な熱帯魚が所狭しと群がっています。実は、「サンゴの海」もそうですが、この「熱帯魚の海」も水槽の上には屋根がありません。ですから、自然の太陽の光が差し込み、時々刻々と違った表情を見せてくれます。

    15:00からのジンベエザメへの摂餌の時間が過ぎるとこの辺りは閑散としています。そのタイミングならこのように広い水槽を独り占めできます。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 ツノダシ<br />スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科。太平洋からインド洋にかけての熱帯の海のサンゴ礁や岩礁に生息します。<br />長く伸びた背鰭に特徴があり、学名は「Zanclus=鎌」で、背鰭の形状に由来します。この長くひも状に伸びた背鰭は、背鰭の第3棘です。体型は平たく体高が高く、体色は上方が黄色で下方が白く、黒く太い縦縞を2本持ちます。尾鰭は黒です。<br />ブラシ状の歯を使い、岩の表面についた海藻や海綿をちょんちょんとついばんで食べます。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 ツノダシ
    スズキ目ニザダイ亜目ツノダシ科。太平洋からインド洋にかけての熱帯の海のサンゴ礁や岩礁に生息します。
    長く伸びた背鰭に特徴があり、学名は「Zanclus=鎌」で、背鰭の形状に由来します。この長くひも状に伸びた背鰭は、背鰭の第3棘です。体型は平たく体高が高く、体色は上方が黄色で下方が白く、黒く太い縦縞を2本持ちます。尾鰭は黒です。
    ブラシ状の歯を使い、岩の表面についた海藻や海綿をちょんちょんとついばんで食べます。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 へコアユ<br />トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヘコアユ科ヘコアユ属。太平洋西部からインド洋にかけてのサンゴ礁などに生息し、日本では相模湾以南で見かけられます。タツノオトシゴに近い仲間で、普段は頭を下に向けて逆立ちで泳ぐことで知られますが、速く泳ぐ時は水平になります。<br />体の表面には鱗はなく、代わりに脊椎骨と繋がったつながった3縦列の硬くて透明な甲板と呼ばれる鎧状の組織に覆われています。<br />和名の「ヘコ」は『反対』、逆さまの意味。「アユ」は『歩む』こと。すねわち、逆立ちをして泳ぐことが由来です。沖縄では、「キーヌハーイユ(木の葉魚)」と呼ばれ、葉のように薄いのを見立てたものです。英名「Shrimpfish」は鎧に覆われた姿がエビ(shrimp)に類似していることから、また英名「Razorfish」は薄く鋭い体をカミソリ(razor)の刃に見立てたものです。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 へコアユ
    トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヘコアユ科ヘコアユ属。太平洋西部からインド洋にかけてのサンゴ礁などに生息し、日本では相模湾以南で見かけられます。タツノオトシゴに近い仲間で、普段は頭を下に向けて逆立ちで泳ぐことで知られますが、速く泳ぐ時は水平になります。
    体の表面には鱗はなく、代わりに脊椎骨と繋がったつながった3縦列の硬くて透明な甲板と呼ばれる鎧状の組織に覆われています。
    和名の「ヘコ」は『反対』、逆さまの意味。「アユ」は『歩む』こと。すねわち、逆立ちをして泳ぐことが由来です。沖縄では、「キーヌハーイユ(木の葉魚)」と呼ばれ、葉のように薄いのを見立てたものです。英名「Shrimpfish」は鎧に覆われた姿がエビ(shrimp)に類似していることから、また英名「Razorfish」は薄く鋭い体をカミソリ(razor)の刃に見立てたものです。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 ナンヨウブダイ<br />スズキ目ベラ亜目ブダイ科。大西洋・インド洋・太平洋など世界の熱帯・亜熱帯域に広く分布します。<br />くちばしはオウムに似、一見つぶらな瞳におちょぼ口のひょうきんな顔にも見えますが、歯は一枚の板状で死んだ珊瑚に付着した海藻を珊瑚ごとガリガリと削り取って摂食します。<br />インパクト十分な外観ですが、他の魚にない珍しい特徴があります。口やエラから粘液を分泌し、ゼリー状の寝袋を作って眠ることです。 寝袋は前後しか開いていないため、ナンヨウブダイの匂いは一定方向にしか流れません。こうして夜行性の肉食魚や寄生虫から身を守ります。また、この粘液自体に外敵を防ぐ効果があり、ウツボなどが粘液を嫌うそうです。<br />よく似た魚のアオブダイの筋肉や内臓にはパリトキシンが溜まっており、食中毒を起こして死亡するれいもあります。見分け方は、ナンヨウブダイの尾びれの両端が長く伸びているのに対し、アオブダイは伸びていないことです。しかし、ナンヨウブダイは毒を持っていないかと言うと、実はナンヨウブダイも内臓にシガテラ毒という毒を持っています。決して内臓は決して食べてはいけません。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 ナンヨウブダイ
    スズキ目ベラ亜目ブダイ科。大西洋・インド洋・太平洋など世界の熱帯・亜熱帯域に広く分布します。
    くちばしはオウムに似、一見つぶらな瞳におちょぼ口のひょうきんな顔にも見えますが、歯は一枚の板状で死んだ珊瑚に付着した海藻を珊瑚ごとガリガリと削り取って摂食します。
    インパクト十分な外観ですが、他の魚にない珍しい特徴があります。口やエラから粘液を分泌し、ゼリー状の寝袋を作って眠ることです。 寝袋は前後しか開いていないため、ナンヨウブダイの匂いは一定方向にしか流れません。こうして夜行性の肉食魚や寄生虫から身を守ります。また、この粘液自体に外敵を防ぐ効果があり、ウツボなどが粘液を嫌うそうです。
    よく似た魚のアオブダイの筋肉や内臓にはパリトキシンが溜まっており、食中毒を起こして死亡するれいもあります。見分け方は、ナンヨウブダイの尾びれの両端が長く伸びているのに対し、アオブダイは伸びていないことです。しかし、ナンヨウブダイは毒を持っていないかと言うと、実はナンヨウブダイも内臓にシガテラ毒という毒を持っています。決して内臓は決して食べてはいけません。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海<br />ハナミノカサゴ(花蓑笠子)<右側><br />カサゴ目フサカサゴ科ミノカサゴ属。インド洋または西太平洋のサンゴ礁に住む有毒の魚です。美しい長い鰭をたなびかせて優雅に泳ぐ姿から、「海の貴婦人」とも言われています。<br />体は楕円形で側扁し、白色と暗褐色や茶色のはっきりとした縦縞が見られます。また、各鰭は大きく、長い背鰭の棘条や扇子のような胸鰭は特に目立ち、背鰭の棘の間の膜は深く切れ込んでいます。目の上や口の下に肉厚の皮弁(ツノ)があります。<br />棘が持つ毒素は不安定なタンパク質毒のため熱に弱く、応急処置として負傷した患部を火傷にならない程度の熱湯に浸けるなどすると、毒成分が不活性化して痛みが和らぐようです。<br />広島地方ではミノカサゴのことを「ナヌカバシリ(七日走り)」と呼ぶそうですが、この魚に刺された時、痛みに耐えかねて七日間走り回るからだそうです。ご注意なさってください。<br /><br />ナンヨウハギ(南洋剥)<左側><br />スズキ目ニザダイ科ナンヨウハギ属 。インド洋や太平洋の亜熱帯から熱帯域の珊瑚礁に生息します。<br />青・黒・黄色の3色の体色を有し、観賞魚として人気があります。体色の大部分は鮮やかな青色で、背鰭と尻鰭も青く、縁は黒く縁取られ、体側には人差し指と親指を合わせているようなシンボリックな黒色の縦帯があります。<br />この魚の特徴は寝相です。水底に横になって寝るので、初めて見る人は「死んでるのでは?」とビックリするそうです。 <br />因みに、この魚も有毒の背鰭を持つそうです。「美しいものには棘がある」は自然界の法則のようです。

    美ら海水族館 熱帯魚の海
    ハナミノカサゴ(花蓑笠子)<右側>
    カサゴ目フサカサゴ科ミノカサゴ属。インド洋または西太平洋のサンゴ礁に住む有毒の魚です。美しい長い鰭をたなびかせて優雅に泳ぐ姿から、「海の貴婦人」とも言われています。
    体は楕円形で側扁し、白色と暗褐色や茶色のはっきりとした縦縞が見られます。また、各鰭は大きく、長い背鰭の棘条や扇子のような胸鰭は特に目立ち、背鰭の棘の間の膜は深く切れ込んでいます。目の上や口の下に肉厚の皮弁(ツノ)があります。
    棘が持つ毒素は不安定なタンパク質毒のため熱に弱く、応急処置として負傷した患部を火傷にならない程度の熱湯に浸けるなどすると、毒成分が不活性化して痛みが和らぐようです。
    広島地方ではミノカサゴのことを「ナヌカバシリ(七日走り)」と呼ぶそうですが、この魚に刺された時、痛みに耐えかねて七日間走り回るからだそうです。ご注意なさってください。

    ナンヨウハギ(南洋剥)<左側>
    スズキ目ニザダイ科ナンヨウハギ属 。インド洋や太平洋の亜熱帯から熱帯域の珊瑚礁に生息します。
    青・黒・黄色の3色の体色を有し、観賞魚として人気があります。体色の大部分は鮮やかな青色で、背鰭と尻鰭も青く、縁は黒く縁取られ、体側には人差し指と親指を合わせているようなシンボリックな黒色の縦帯があります。
    この魚の特徴は寝相です。水底に横になって寝るので、初めて見る人は「死んでるのでは?」とビックリするそうです。
    因みに、この魚も有毒の背鰭を持つそうです。「美しいものには棘がある」は自然界の法則のようです。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 セナスジベラ(背筋遍羅)<雄型> <br />スズキ目ベラ科ニシキベラ属。<br />沖縄では普通に見られるカラフルな魚で、珊瑚礁域に生息し、活発に泳ぎ回ります。体側上方に黒い6本の鞍状斑紋があり、目の周りにピンク色の斑紋があるのが特徴。雄成魚では、体中心部にピンクの縦ラインがクッキリ入り、頭部は丸みを帯び、黒のラインが太く濃くなります。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 セナスジベラ(背筋遍羅)<雄型> 
    スズキ目ベラ科ニシキベラ属。
    沖縄では普通に見られるカラフルな魚で、珊瑚礁域に生息し、活発に泳ぎ回ります。体側上方に黒い6本の鞍状斑紋があり、目の周りにピンク色の斑紋があるのが特徴。雄成魚では、体中心部にピンクの縦ラインがクッキリ入り、頭部は丸みを帯び、黒のラインが太く濃くなります。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 ニセゴイシウツボ (贋碁石打保)<br />ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科ウツボ属。<br />西部太平洋域に分布するウツボの仲間で、日本では和歌山県より南に分布しています。体は細長い筒状で側扁し、いわゆるウツボ型をしていますが、白色や淡灰色などの地に円形や楕円形の小さな黒色の斑が散在しているのが特徴です。この斑紋が碁石のように見えることが和名の由来ですが、斑紋は成長と共に小さくなり、大きなものでは真円状の小さな斑点に変わります。また、胸鰭はなく、歯は鋭い犬歯状になっています。<br />ウツボの仲間では大型種で、全長2m近くになるものもあります。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 ニセゴイシウツボ (贋碁石打保)
    ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科ウツボ属。
    西部太平洋域に分布するウツボの仲間で、日本では和歌山県より南に分布しています。体は細長い筒状で側扁し、いわゆるウツボ型をしていますが、白色や淡灰色などの地に円形や楕円形の小さな黒色の斑が散在しているのが特徴です。この斑紋が碁石のように見えることが和名の由来ですが、斑紋は成長と共に小さくなり、大きなものでは真円状の小さな斑点に変わります。また、胸鰭はなく、歯は鋭い犬歯状になっています。
    ウツボの仲間では大型種で、全長2m近くになるものもあります。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 チンアナゴ<br />個別水槽では大人気でなかなか近づくことができないのですが、実はこの「熱帯の海」水槽にもチンアナゴが沢山います。<br /><br />ウナギ目アナゴ亜目アナゴ科の海水魚です。上半身を砂穴から出した姿が愛嬌たっぷりでとても可愛らしい魚です。流れの強い砂底に生息し、頭部を外に出しているのは潮流に乗ってくる動物プランクトンを捕食するためです。ところで、どのようにして砂を崩ずさずに細く深い穴が掘れるのか、不思議だと思いませんか?実は、巣穴を掘る時に粘液を出して砂を固め、巣穴が崩れないようにしているそうです。<br />因みに、顔が日本原産の犬「チン」に似ていることが和名の由来です。また、11月11日は「チンアナゴの日」だそうです。イメージそのものですね!

    美ら海水族館 熱帯魚の海 チンアナゴ
    個別水槽では大人気でなかなか近づくことができないのですが、実はこの「熱帯の海」水槽にもチンアナゴが沢山います。

    ウナギ目アナゴ亜目アナゴ科の海水魚です。上半身を砂穴から出した姿が愛嬌たっぷりでとても可愛らしい魚です。流れの強い砂底に生息し、頭部を外に出しているのは潮流に乗ってくる動物プランクトンを捕食するためです。ところで、どのようにして砂を崩ずさずに細く深い穴が掘れるのか、不思議だと思いませんか?実は、巣穴を掘る時に粘液を出して砂を固め、巣穴が崩れないようにしているそうです。
    因みに、顔が日本原産の犬「チン」に似ていることが和名の由来です。また、11月11日は「チンアナゴの日」だそうです。イメージそのものですね!

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 チンアナゴ<br />チンアナゴが大水槽で混泳している光景です。大きな魚が近くにいると隠れてしまいますが、周りに魚がいなくなるとニョロニョロっと顔を出します。こういった演出がたまらないですね!気付いている方はあまりいないようでしたが…。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 チンアナゴ
    チンアナゴが大水槽で混泳している光景です。大きな魚が近くにいると隠れてしまいますが、周りに魚がいなくなるとニョロニョロっと顔を出します。こういった演出がたまらないですね!気付いている方はあまりいないようでしたが…。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海<br />魚たちが群がっているのでよく見るとお食事タイムでした。<br />餌のオキアミで水が少し濁っていますが、こうした光景も他ではなかなか見られないものです。

    美ら海水族館 熱帯魚の海
    魚たちが群がっているのでよく見るとお食事タイムでした。
    餌のオキアミで水が少し濁っていますが、こうした光景も他ではなかなか見られないものです。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 ゴシキエビ(五色蝦)<br />節足動物門甲殻綱十脚目イセエビ科に属し、青緑がかった体色や模様が美しい海老です。相模湾以南、インド洋・西太平洋に分布し、浅海の珊瑚礁や岩礁域の岩穴などに生息します。<br />夜行性・肉食性で、貝類やウニ、小動物を捕食しますが、海藻類も食べます。顎は臼状で、貝類などを割って中身を食べられるほど頑丈です。頭胸甲や腹部に黄色の縞模様を持ち、各胸脚には4条の紫青色縦縞が走ります。第2触角の基部は橙赤色をしています。<br />体長35cmにも達しますが、個体数が少ないうえに味も大味なため、剥製にして飾り物にすることが多いそうです。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 ゴシキエビ(五色蝦)
    節足動物門甲殻綱十脚目イセエビ科に属し、青緑がかった体色や模様が美しい海老です。相模湾以南、インド洋・西太平洋に分布し、浅海の珊瑚礁や岩礁域の岩穴などに生息します。
    夜行性・肉食性で、貝類やウニ、小動物を捕食しますが、海藻類も食べます。顎は臼状で、貝類などを割って中身を食べられるほど頑丈です。 頭胸甲や腹部に黄色の縞模様を持ち、各胸脚には4条の紫青色縦縞が走ります。第2触角の基部は橙赤色をしています。
    体長35cmにも達しますが、個体数が少ないうえに味も大味なため、剥製にして飾り物にすることが多いそうです。

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 チンアナゴ(個別水槽)<br />かわいらしいチンアナゴの個別水槽の前はいつも超満員で、遠くからしか見ることができません。<br />美ら海水族館ではこの個別水槽にしかいないと思っている方が、大半ではないでしょうか?<br />

    美ら海水族館 熱帯魚の海 チンアナゴ(個別水槽)
    かわいらしいチンアナゴの個別水槽の前はいつも超満員で、遠くからしか見ることができません。
    美ら海水族館ではこの個別水槽にしかいないと思っている方が、大半ではないでしょうか?

  • 美ら海水族館 サンゴ礁の小さな生き物 クラゲ<br />幻想的な蛍光空間です。スローモーションで浮遊するクラゲの動きとその美しさに思わずうっとりし、時間が経つのを忘れて見入ってしまいます。<br />近年はクラゲブームなのか、どこの水族館でもクラゲのディスプレイに力を入れているようです。クラゲ鑑賞にはストレスを和らげる効果があるとの研究結果が報告され、注目を浴びています。癒しを求めて冬の水族館を訪れる方が多いのも頷けます。<br />クラゲたちもびっくりしているのではないでしょうか?

    美ら海水族館 サンゴ礁の小さな生き物 クラゲ
    幻想的な蛍光空間です。スローモーションで浮遊するクラゲの動きとその美しさに思わずうっとりし、時間が経つのを忘れて見入ってしまいます。
    近年はクラゲブームなのか、どこの水族館でもクラゲのディスプレイに力を入れているようです。クラゲ鑑賞にはストレスを和らげる効果があるとの研究結果が報告され、注目を浴びています。癒しを求めて冬の水族館を訪れる方が多いのも頷けます。
    クラゲたちもびっくりしているのではないでしょうか?

  • 美ら海水族館 熱帯魚の海 ギンカガミ(銀鏡)<br />スズキ目スズキ亜目ギンカガミ科ギンカガミ属で、世界中でも1科1属1種単型の魚です。主に温暖な海域の沿岸に生息し、体は逆三角形をなし、お腹が膨らんだような可愛らしい体形が特徴です。でもメタボというわけではなく、前後から見ると扁平で厚さのない不思議な魚です。また、鏡のように銀白色に輝く体には鱗がありません。少しでも擦れたり、ぶつかったりてしまうと致命的な傷となってしまうため、とてもデリケートな魚です。

    美ら海水族館 熱帯魚の海 ギンカガミ(銀鏡)
    スズキ目スズキ亜目ギンカガミ科ギンカガミ属で、世界中でも1科1属1種単型の魚です。主に温暖な海域の沿岸に生息し、体は逆三角形をなし、お腹が膨らんだような可愛らしい体形が特徴です。でもメタボというわけではなく、前後から見ると扁平で厚さのない不思議な魚です。また、鏡のように銀白色に輝く体には鱗がありません。少しでも擦れたり、ぶつかったりてしまうと致命的な傷となってしまうため、とてもデリケートな魚です。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />黒潮は日本海流とも呼ばれ、東シナ海を北上し日本近海を流れるダイナミックな海流です。その海流に乗って70種類1万6千匹もの魚たちが悠々と回遊する姿が巨大な水槽一面に広がる迫力に思わず息を呑みます。全長8.5m超のジンベエザメやへばり付いて泳ぐコバンザメ、体をキラキラさせながら群れ泳ぐマグロ、カツオなどの回遊魚、そして水中を舞うように泳ぐオニイトマキエイなどがスローモーションで回遊し、時の経つのを忘れてしまいます。

    美ら海水族館 黒潮の海
    黒潮は日本海流とも呼ばれ、東シナ海を北上し日本近海を流れるダイナミックな海流です。その海流に乗って70種類1万6千匹もの魚たちが悠々と回遊する姿が巨大な水槽一面に広がる迫力に思わず息を呑みます。全長8.5m超のジンベエザメやへばり付いて泳ぐコバンザメ、体をキラキラさせながら群れ泳ぐマグロ、カツオなどの回遊魚、そして水中を舞うように泳ぐオニイトマキエイなどがスローモーションで回遊し、時の経つのを忘れてしまいます。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />アクリルパネルは、高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、総質量135トンもあります。ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルでしたが、2008年にドバイ水族館に記録を更新されました。何故、これほど水深が必要かというと、ジンベエザメは成熟すると全長9mにも達し、餌(オキアミ)を食べる時は垂直に立ちます。その時、尾が水底を擦らないように水槽の深さを10mに設計しています。尚、ジンベエザメの給餌解説は、15時と17時です。実は、パネルは7ピースに分かれていますが、継ぎ目が全く分からない精巧な技術で重合接合されています。水量はなんと7500トン。因みに、パネルの製作は、香川県三木町にある日プラ株式会社が担いました。 

    美ら海水族館 黒潮の海
    アクリルパネルは、高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、総質量135トンもあります。ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルでしたが、2008年にドバイ水族館に記録を更新されました。何故、これほど水深が必要かというと、ジンベエザメは成熟すると全長9mにも達し、餌(オキアミ)を食べる時は垂直に立ちます。その時、尾が水底を擦らないように水槽の深さを10mに設計しています。尚、ジンベエザメの給餌解説は、15時と17時です。実は、パネルは7ピースに分かれていますが、継ぎ目が全く分からない精巧な技術で重合接合されています。水量はなんと7500トン。因みに、パネルの製作は、香川県三木町にある日プラ株式会社が担いました。 

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />シャークスタンドでは椅子に腰掛けて生き物たちの群泳をゆっくり堪能できます。<br />鑑賞者を入れて水槽のスケール感を強調しながら、3頭のジンベエザメのランデヴーを写真に収めたいと思いましたが、これが結構難しいものです。<br />因みに、ジンベエザメは、体の背面は灰色で白色の斑点があり、その模様が陣兵衛羽織(じんべえばおり)に似ていることが名の由来です。

    美ら海水族館 黒潮の海
    シャークスタンドでは椅子に腰掛けて生き物たちの群泳をゆっくり堪能できます。
    鑑賞者を入れて水槽のスケール感を強調しながら、3頭のジンベエザメのランデヴーを写真に収めたいと思いましたが、これが結構難しいものです。
    因みに、ジンベエザメは、体の背面は灰色で白色の斑点があり、その模様が陣兵衛羽織(じんべえばおり)に似ていることが名の由来です。

  • 美ら海水族館 黒潮の海 オニイトマキエイ(マンタ)<br />一番大きなメスのマンタの体盤幅(左右の胸鰭の間)は、4.5mもあります。 <br />マンタの口の両側に飛び出しているのは頭鰭といい、胸鰭が変化したものです。この頭鰭は、泳いでいる時の舵取りやアンテナとして、また、餌を食べる時にも使われていると考えられています。頭鰭は、移動中は外巻きに巻いて棒状になり、これが「イトマキ」という名前の由来になっています。腹にある黒い模様は、個体毎に異なり一生変わることがないため、個体の識別に使われているそうです。 

    美ら海水族館 黒潮の海 オニイトマキエイ(マンタ)
    一番大きなメスのマンタの体盤幅(左右の胸鰭の間)は、4.5mもあります。
    マンタの口の両側に飛び出しているのは頭鰭といい、胸鰭が変化したものです。この頭鰭は、泳いでいる時の舵取りやアンテナとして、また、餌を食べる時にも使われていると考えられています。頭鰭は、移動中は外巻きに巻いて棒状になり、これが「イトマキ」という名前の由来になっています。腹にある黒い模様は、個体毎に異なり一生変わることがないため、個体の識別に使われているそうです。 

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />ジンベエザメに寄り添って泳ぐ魚はコバンザメです。親子みたいで、これがとってもカワイイのですが、何故親子でもないのに一緒に泳いでいるのでしょうか?<br />あくまでも仮説らしいのですが、ジンベエザメにとっては体にくっついた汚れを取ってくれる、寄り添う魚にとっては体力を使わずに泳ぐことができる、また、天敵から守ってくれる、というお互いにメリットがあるため、一緒にいるのだそうです。でもメタボのコバンザメが多いようです。

    美ら海水族館 黒潮の海
    ジンベエザメに寄り添って泳ぐ魚はコバンザメです。親子みたいで、これがとってもカワイイのですが、何故親子でもないのに一緒に泳いでいるのでしょうか?
    あくまでも仮説らしいのですが、ジンベエザメにとっては体にくっついた汚れを取ってくれる、寄り添う魚にとっては体力を使わずに泳ぐことができる、また、天敵から守ってくれる、というお互いにメリットがあるため、一緒にいるのだそうです。でもメタボのコバンザメが多いようです。

  • 美ら海水族館 サメ博士の部屋<br />黒潮の海のスロープの途中から入ることができる部屋です。<br />この部屋ではサメについての知識が学べ、絶滅した全長16mもある古代ザメ「メガロドン」のアゴの復元模型は人気の撮影スポットとなっています。

    美ら海水族館 サメ博士の部屋
    黒潮の海のスロープの途中から入ることができる部屋です。
    この部屋ではサメについての知識が学べ、絶滅した全長16mもある古代ザメ「メガロドン」のアゴの復元模型は人気の撮影スポットとなっています。

  • 美ら海水族館 サメ博士の部屋 オオメジロザメ<br />水槽では、沖縄近海にも生息する人間を攻撃する危険ザメの一種であるオオメジロザメやイタチザメ、レモンザメなどが悠々と回遊しています。さすがに人を襲う獰猛なオオジロザメと目が合うと、パネル越しだと分かっていても緊張が走ります。<br />大きい方のオオジロザメは、前身の国営沖縄記念公園水族館時代から飼育されているオスの個体で、今年で飼育歴37年。1978年、日本で初めて飼育されてから現在世界最長飼育記録を更新中です。未だに水槽内の他のサメに噛みつき、手を焼くこともしばしばだそうです。こうした危険ザメの飼育にも成功していることから、世界中から高い評価を得ています。

    美ら海水族館 サメ博士の部屋 オオメジロザメ
    水槽では、沖縄近海にも生息する人間を攻撃する危険ザメの一種であるオオメジロザメやイタチザメ、レモンザメなどが悠々と回遊しています。さすがに人を襲う獰猛なオオジロザメと目が合うと、パネル越しだと分かっていても緊張が走ります。
    大きい方のオオジロザメは、前身の国営沖縄記念公園水族館時代から飼育されているオスの個体で、今年で飼育歴37年。1978年、日本で初めて飼育されてから現在世界最長飼育記録を更新中です。未だに水槽内の他のサメに噛みつき、手を焼くこともしばしばだそうです。こうした危険ザメの飼育にも成功していることから、世界中から高い評価を得ています。

  • 美ら海水族館 アクアルーム<br />天井が透明なアクリルパネルになった半ドーム型の観覧エリアです。大水槽を真下から仰ぎ見る感じでよりダイナミックな鑑賞ができます。海底の特等席からゆったりした気分を満喫してください。<br />「深海への旅」へ通じる通路の一部となっています。

    美ら海水族館 アクアルーム
    天井が透明なアクリルパネルになった半ドーム型の観覧エリアです。大水槽を真下から仰ぎ見る感じでよりダイナミックな鑑賞ができます。海底の特等席からゆったりした気分を満喫してください。
    「深海への旅」へ通じる通路の一部となっています。

  • 美ら海水族館 深層の海 ダイオウイカ(ホルマリン標本)<br />1994年に沖縄県うるま市沖で捕獲されたダイオウイカの標本です。全長6.4mあります。深海に生息し、他のイカなどに巻き付いて餌にし、肉食動物最大のマッコウクジラにも戦いを挑む化け物です。伝説のクラーケンのモデルとも言われています。<br /><br />余談ですが、昨年11月末に 富山県の新湊漁港に水揚げされた全長6.3mのダイオウイカが、3mの巨大な「スルメ」に加工され、2月に試食会が開催されたことがニュースになっていました。乾燥させることで塩化アンモニウムによるえぐみや苦みもなくなり、食べることができたそうです。

    美ら海水族館 深層の海 ダイオウイカ(ホルマリン標本)
    1994年に沖縄県うるま市沖で捕獲されたダイオウイカの標本です。全長6.4mあります。深海に生息し、他のイカなどに巻き付いて餌にし、肉食動物最大のマッコウクジラにも戦いを挑む化け物です。伝説のクラーケンのモデルとも言われています。

    余談ですが、昨年11月末に 富山県の新湊漁港に水揚げされた全長6.3mのダイオウイカが、3mの巨大な「スルメ」に加工され、2月に試食会が開催されたことがニュースになっていました。乾燥させることで塩化アンモニウムによるえぐみや苦みもなくなり、食べることができたそうです。

  • 美ら海水族館 水辺の生き物たち ヤシガニ<br />日本ではヤシガニのその名前や言い伝えから、「ヤシの木に登りヤシの実を落として食べるカニ」とのイメージが定着していますが、実際にはヤシガニの食性は口に入るものなら腐敗した死肉でも食べる雑食性で、必ずしもヤシの実を主食にしているわけではありません。寿命は50年程と考えられています。

    美ら海水族館 水辺の生き物たち ヤシガニ
    日本ではヤシガニのその名前や言い伝えから、「ヤシの木に登りヤシの実を落として食べるカニ」とのイメージが定着していますが、実際にはヤシガニの食性は口に入るものなら腐敗した死肉でも食べる雑食性で、必ずしもヤシの実を主食にしているわけではありません。寿命は50年程と考えられています。

  • 美ら海水族館 水辺の生き物たち モクズショイ(藻屑背負)<br />クモガニ科でサンゴ礁や岩礁の礁斜面や岩間に生息するカニです。<br />和名の通り、藻や屑を体に貼り付けて擬態(カムフラージュ)するカニです。<br />体にカギ状の毛を生やし、マジックテープのように海藻や珊瑚、カイメン、貝殻などをくっつけます。<br />藻屑を付着させていない状態ではひょろひょろの栄養失調気味の細長いカニですので、見劣りして狙われることもないように思うのですが…。<br />

    美ら海水族館 水辺の生き物たち モクズショイ(藻屑背負)
    クモガニ科でサンゴ礁や岩礁の礁斜面や岩間に生息するカニです。
    和名の通り、藻や屑を体に貼り付けて擬態(カムフラージュ)するカニです。
    体にカギ状の毛を生やし、マジックテープのように海藻や珊瑚、カイメン、貝殻などをくっつけます。
    藻屑を付着させていない状態ではひょろひょろの栄養失調気味の細長いカニですので、見劣りして狙われることもないように思うのですが…。

  • 美ら海水族館 深層の海 ホシセミホウボウ<br />カサゴ目セミホウボウ科ホシセミホウボウ属。<br />この魚が釣られた水深は、270mの深海です。頭部にある長く伸びた棘がチャームポイントです。大きな胸ビレを開いて滑空するように泳ぐ姿は、海中を飛ぶ鳥を彷彿とさせ精悍な感じがします。<br />和名は、セミの翅のような長い胸鰭があるのが由来です。英名の「flying gurnard」は海上を飛ぶという習性が由来だそうです。と言うことは、トビウオのように空中を飛べると言うことです。<br />中々生きた姿を見る事ができない深海魚ですので、お見逃しなく。

    美ら海水族館 深層の海 ホシセミホウボウ
    カサゴ目セミホウボウ科ホシセミホウボウ属。
    この魚が釣られた水深は、270mの深海です。頭部にある長く伸びた棘がチャームポイントです。大きな胸ビレを開いて滑空するように泳ぐ姿は、海中を飛ぶ鳥を彷彿とさせ精悍な感じがします。
    和名は、セミの翅のような長い胸鰭があるのが由来です。英名の「flying gurnard」は海上を飛ぶという習性が由来だそうです。と言うことは、トビウオのように空中を飛べると言うことです。
    中々生きた姿を見る事ができない深海魚ですので、お見逃しなく。

  • 美ら海水族館 深層の海 ミナミクルマダイ<br />ギョロッとした目玉がキュートです。沖縄本島東海岸の水深約250mで採集された個体です。この水族館では初展示だそうです。巨大な眼と体に紅白のストライプが特徴です。<br />太平洋の熱帯域に広く分布しますが、岩礁域に単独で生息するために漁獲されにくい稀種だそうです。深海魚を釣り上げると圧力の変化で目が飛び出したり浮き袋が腫れたりする減圧症を生じますが、加圧水槽による減圧症治療の後、普通の気圧下での展示水槽デビューを果たすそうです。<br />実は、この水槽には国内初の展示となる「オキナワクルマダイ」もいるはずなのですが、特徴の断続的な赤く派手な縞模様を有する魚は見当たりませんでした。どうしちゃったんでしょう?

    美ら海水族館 深層の海 ミナミクルマダイ
    ギョロッとした目玉がキュートです。沖縄本島東海岸の水深約250mで採集された個体です。この水族館では初展示だそうです。巨大な眼と体に紅白のストライプが特徴です。
    太平洋の熱帯域に広く分布しますが、岩礁域に単独で生息するために漁獲されにくい稀種だそうです。深海魚を釣り上げると圧力の変化で目が飛び出したり浮き袋が腫れたりする減圧症を生じますが、加圧水槽による減圧症治療の後、普通の気圧下での展示水槽デビューを果たすそうです。
    実は、この水槽には国内初の展示となる「オキナワクルマダイ」もいるはずなのですが、特徴の断続的な赤く派手な縞模様を有する魚は見当たりませんでした。どうしちゃったんでしょう?

  • 美ら海水族館 深層の海 ヒグルマヒトデの一種<br />正確な種名はわかっていないようですが、ヒグルマヒトデ属の一種で深海にのみ生息する大変珍しいヒトデの仲間です。ヤギ類などに付着して生活し、腕に薄い半透明の膜に包まれた棘が沢山あり、その腕で漂流してきたプランクトンを捕獲し餌にします。<br />姿形は、打ち上げ花火を彷彿とさせます。写真では暗い水槽にうっすらブルーのスポットを浴びているため、全体的に青っぽいのですが、実際は赤色をだそうです。それで、「ヒグルマ(火車)」の和名があるようです。<br />因みに、この個体は水深213mから無人潜水艇で採取された希少種だそうです。

    美ら海水族館 深層の海 ヒグルマヒトデの一種
    正確な種名はわかっていないようですが、ヒグルマヒトデ属の一種で深海にのみ生息する大変珍しいヒトデの仲間です。ヤギ類などに付着して生活し、腕に薄い半透明の膜に包まれた棘が沢山あり、その腕で漂流してきたプランクトンを捕獲し餌にします。
    姿形は、打ち上げ花火を彷彿とさせます。写真では暗い水槽にうっすらブルーのスポットを浴びているため、全体的に青っぽいのですが、実際は赤色をだそうです。それで、「ヒグルマ(火車)」の和名があるようです。
    因みに、この個体は水深213mから無人潜水艇で採取された希少種だそうです。

  • 美ら海水族館 深層の海 オオウミヒドラ科の一種<br />刺胞動物門ヒドロ虫綱のヒドロ虫の仲間。<br />ヒドロ茎は、ほぼ円柱状をなし、砂泥の中にその下端部を埋めています。ヒドロ茎の上部にヒドロ花があり、その口を取り巻いて多数の短い糸状触手が密生しながら花びらのように広がっています。<br />展示ディスプレイの関係で判り難いのですが、ヒドロ花の触手は赤色、ヒドロ茎はオレンジ色をしているそうです。生きた状態で採集されることのほとんどない貴重な生物だそうです。

    美ら海水族館 深層の海 オオウミヒドラ科の一種
    刺胞動物門ヒドロ虫綱のヒドロ虫の仲間。
    ヒドロ茎は、ほぼ円柱状をなし、砂泥の中にその下端部を埋めています。ヒドロ茎の上部にヒドロ花があり、その口を取り巻いて多数の短い糸状触手が密生しながら花びらのように広がっています。
    展示ディスプレイの関係で判り難いのですが、ヒドロ花の触手は赤色、ヒドロ茎はオレンジ色をしているそうです。生きた状態で採集されることのほとんどない貴重な生物だそうです。

  • 美ら海水族館 深層の海 オオグソクムシ(大具足虫)<br />甲殻綱 等脚目 スナホリムシ科に属する海生甲殻類。水深150〜1000mの深海底に生息する国内最大級の等脚類で全長12cm程。等脚類の仲間はフナムシやダンゴムシなど陸上から深海まで幅広い環境に生息し、その種数は約120科、およそ1万種という驚きの数字です。海底に沈殿した死骸を餌にするスカベンジャー(腐肉食動物)で「海の掃除屋」とも呼ばれ、過酷な環境に対応できるように進化(退化?)し、食い貯めができるそうです。水族館では1回/月の摂餌だそうです。因みに、鳥羽水族館のダイオウグソクムシは、5年間以上絶食を続けたことで話題になりました。

    美ら海水族館 深層の海 オオグソクムシ(大具足虫)
    甲殻綱 等脚目 スナホリムシ科に属する海生甲殻類。水深150〜1000mの深海底に生息する国内最大級の等脚類で全長12cm程。等脚類の仲間はフナムシやダンゴムシなど陸上から深海まで幅広い環境に生息し、その種数は約120科、およそ1万種という驚きの数字です。海底に沈殿した死骸を餌にするスカベンジャー(腐肉食動物)で「海の掃除屋」とも呼ばれ、過酷な環境に対応できるように進化(退化?)し、食い貯めができるそうです。水族館では1回/月の摂餌だそうです。因みに、鳥羽水族館のダイオウグソクムシは、5年間以上絶食を続けたことで話題になりました。

  • 美ら海水族館 海のプラネタリウム<br />ブラックライトを照射した演出でしょうか、紫外線を反射して美しく幻想的に蛍光を発する発光珊瑚たちです。まるで海中に横たわる天の川のように神秘的に輝く生き物たちを観察することができます。<br />何故光るかと言うと、紫外線を当てると蛍光を発するタンパク質を持つ珊瑚たちからです。溶岩のようなオレンジ色の珊瑚がキッカサンゴ、青白く光る椎茸のような形の珊瑚がシタザラクサビライシです。

    美ら海水族館 海のプラネタリウム
    ブラックライトを照射した演出でしょうか、紫外線を反射して美しく幻想的に蛍光を発する発光珊瑚たちです。まるで海中に横たわる天の川のように神秘的に輝く生き物たちを観察することができます。
    何故光るかと言うと、紫外線を当てると蛍光を発するタンパク質を持つ珊瑚たちからです。溶岩のようなオレンジ色の珊瑚がキッカサンゴ、青白く光る椎茸のような形の珊瑚がシタザラクサビライシです。

  • 美ら海水族館 海のプラネタリウム<br />シタザラクサビライシは、岩に固着せず海底に転がり、自力で移動するそうです。波などで裏返されても、自力で起き上がることができます。因みに、「クサビラ」とは「菌」の訓読みで、きのこの古語だそうです。

    美ら海水族館 海のプラネタリウム
    シタザラクサビライシは、岩に固着せず海底に転がり、自力で移動するそうです。波などで裏返されても、自力で起き上がることができます。因みに、「クサビラ」とは「菌」の訓読みで、きのこの古語だそうです。

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ(総合休憩所)<br />天井からマッコウクジラの骨格標本をはじめ大型魚類の模型が吊るされ、海洋博物館と見紛う趣に驚かされます。貴重な展示物がめじろ押しな中、一番の見所はダミアン・ハースト氏の作品を彷彿とさせる深海に生息する古代ザメ「メガマウス」の全身標本。その他、リュウグウノツカイやサケガシラなど珍しい深海魚の大物も展示されています。<br />見ている方が小人にでもなったようなスケール感に陥ります。とてもじゃないけど休憩なんてしていられない魅惑のスペースです。<br /><br />少しショッキングな画像もありますが、ダミアン・ハースト氏に興味がある方はチェックしてください。<br />http://matome.naver.jp/odai/2130682565838848501

    美ら海水族館 美ら海プラザ(総合休憩所)
    天井からマッコウクジラの骨格標本をはじめ大型魚類の模型が吊るされ、海洋博物館と見紛う趣に驚かされます。貴重な展示物がめじろ押しな中、一番の見所はダミアン・ハースト氏の作品を彷彿とさせる深海に生息する古代ザメ「メガマウス」の全身標本。その他、リュウグウノツカイやサケガシラなど珍しい深海魚の大物も展示されています。
    見ている方が小人にでもなったようなスケール感に陥ります。とてもじゃないけど休憩なんてしていられない魅惑のスペースです。

    少しショッキングな画像もありますが、ダミアン・ハースト氏に興味がある方はチェックしてください。
    http://matome.naver.jp/odai/2130682565838848501

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ メガマウスザメ<br />1976年にハワイ州オアフ島沖で発見され、その大きさと奇妙な姿から「シーラカンスと並ぶ20世紀最大の魚類学的発見」と称されました。大きな口が特徴の水深200m付近の深海に生息する、世界でも目撃・捕獲例が合わせて60例しかないという珍しいサメです。生態が不明なことからも「幻のサメ」とも呼ばれています。特に全身標本は、世界に数体しかない貴重なものです。展示されているメガマウスは、2007年に茨城で水揚げされた全長5.4m、質量360kgもあるメスを解剖後に標本化したものです。<br />メガマウスザメは、ネズミザメ目メガマウスザメ科に属し、呼び名は英名「Megamouth Shark」そのまんまです。この巨大な口なら人間なんて一飲みにしそうですが、意外やジンベエザメやウバザメ同様にプランクトンを主食とする希少な種類です。

    美ら海水族館 美ら海プラザ メガマウスザメ
    1976年にハワイ州オアフ島沖で発見され、その大きさと奇妙な姿から「シーラカンスと並ぶ20世紀最大の魚類学的発見」と称されました。大きな口が特徴の水深200m付近の深海に生息する、世界でも目撃・捕獲例が合わせて60例しかないという珍しいサメです。生態が不明なことからも「幻のサメ」とも呼ばれています。特に全身標本は、世界に数体しかない貴重なものです。展示されているメガマウスは、2007年に茨城で水揚げされた全長5.4m、質量360kgもあるメスを解剖後に標本化したものです。
    メガマウスザメは、ネズミザメ目メガマウスザメ科に属し、呼び名は英名「Megamouth Shark」そのまんまです。この巨大な口なら人間なんて一飲みにしそうですが、意外やジンベエザメやウバザメ同様にプランクトンを主食とする希少な種類です。

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ メガマウスザメ<br />正面から対峙すると超グロテスクで少し怖い気がします。その訳は、片面が解剖されたままの状態で展示され、内臓などの構造が分かる仕組みになっているからです。

    美ら海水族館 美ら海プラザ メガマウスザメ
    正面から対峙すると超グロテスクで少し怖い気がします。その訳は、片面が解剖されたままの状態で展示され、内臓などの構造が分かる仕組みになっているからです。

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ メガマウスザメ<br />最近、沖縄県の新生代新第三期の地層から、メガマウスザメの歯の化石が発見されたとの報道がありました。北米や欧州での発見例はあるものの、アジア地域での発見は初めてだそうです。発見したのは美ら島財団スタッフです。サメの歯の化石は1cm程の大きさで、歯がフックのように曲がっています。発見された本島東海岸の地層が新生代第三期に当たることから、1000万年〜300万年前の歯と推定されています。この発見で、新生代後期にはメガマウスザメがアジアを含めた全世界に広く分布していたことが明らかになったそうです。<br />因みに、発見のきっかけは、化石収集が趣味の小学3年生が、スタッフに化石を採集している場所を紹介したことにはじまります。世紀の発見に小学生が大車輪の活躍をしていたとは、頼もしい限りです。<br />http://churashima.okinawa/userfiles/files/topics/pressrelease/nr_150121.pdf

    美ら海水族館 美ら海プラザ メガマウスザメ
    最近、沖縄県の新生代新第三期の地層から、メガマウスザメの歯の化石が発見されたとの報道がありました。北米や欧州での発見例はあるものの、アジア地域での発見は初めてだそうです。発見したのは美ら島財団スタッフです。サメの歯の化石は1cm程の大きさで、歯がフックのように曲がっています。発見された本島東海岸の地層が新生代第三期に当たることから、1000万年〜300万年前の歯と推定されています。この発見で、新生代後期にはメガマウスザメがアジアを含めた全世界に広く分布していたことが明らかになったそうです。
    因みに、発見のきっかけは、化石収集が趣味の小学3年生が、スタッフに化石を採集している場所を紹介したことにはじまります。世紀の発見に小学生が大車輪の活躍をしていたとは、頼もしい限りです。
    http://churashima.okinawa/userfiles/files/topics/pressrelease/nr_150121.pdf

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ リュウキュウノツカイ<br />アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属し、同科に属する唯一の種類で単独生活する深海魚です。メタリックな銀色のボディに、赤橙色に染まったトサカのような背鰭、ループタイを思わせる紐状の腹鰭がよく映えます。このように神秘的な姿をしていることから「竜宮の使い」というロマンチックな和名で呼ばれます。全長は3m程のものが多いのですが、最大では11m、体重272kgに達した個体が報告されており、現生する硬骨魚類の中では現時点で世界最長の種とされています。<br />日本における人魚伝説の多くはリュウグウノツカイに基づくと考えられています。『古今著聞集』などの文献に登場する人魚は、共通して白い肌と赤い髪を備えると描写されており、これが銀白色の体と赤く長い鰭を持つリュウグウノツカイの特徴と一致するのを根拠としています。<br />よく見るとグロテスクな顔をしており、またとんでもない大きさに成長することから、西洋ではかつて船乗りたちが恐れた海の魔物「シーサーペント」の正体のひとつとして有力視されているのも頷けます。

    美ら海水族館 美ら海プラザ リュウキュウノツカイ
    アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属し、同科に属する唯一の種類で単独生活する深海魚です。メタリックな銀色のボディに、赤橙色に染まったトサカのような背鰭、ループタイを思わせる紐状の腹鰭がよく映えます。このように神秘的な姿をしていることから「竜宮の使い」というロマンチックな和名で呼ばれます。全長は3m程のものが多いのですが、最大では11m、体重272kgに達した個体が報告されており、現生する硬骨魚類の中では現時点で世界最長の種とされています。
    日本における人魚伝説の多くはリュウグウノツカイに基づくと考えられています。『古今著聞集』などの文献に登場する人魚は、共通して白い肌と赤い髪を備えると描写されており、これが銀白色の体と赤く長い鰭を持つリュウグウノツカイの特徴と一致するのを根拠としています。
    よく見るとグロテスクな顔をしており、またとんでもない大きさに成長することから、西洋ではかつて船乗りたちが恐れた海の魔物「シーサーペント」の正体のひとつとして有力視されているのも頷けます。

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ サケガシラ<br />条鰭綱アカマンボウ目フリソデウオ科の魚類の一種。銀白色の体色に背びれは朱色。成魚は体が横に扁平となり、眼が大きく、リュウグウノツカイのような特徴的なたてがみがないのが特徴です。この魚にも、リュウグウノツカイのようなロマンティックな和名が与えられたらよかったのですが、残念ながら、英名「King of the salmon」 の直訳になっています。アメリカの原住民は、この魚が捕れた時にはサケが豊漁になることから、この魚がサケを連れてくると 考えていたそうです。

    美ら海水族館 美ら海プラザ サケガシラ
    条鰭綱アカマンボウ目フリソデウオ科の魚類の一種。銀白色の体色に背びれは朱色。成魚は体が横に扁平となり、眼が大きく、リュウグウノツカイのような特徴的なたてがみがないのが特徴です。この魚にも、リュウグウノツカイのようなロマンティックな和名が与えられたらよかったのですが、残念ながら、英名「King of the salmon」 の直訳になっています。アメリカの原住民は、この魚が捕れた時にはサケが豊漁になることから、この魚がサケを連れてくると 考えていたそうです。

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ アカナマダ<br />条鰭綱アカマンボウ目アカナマダ科に属する海水魚。<br />体長は普通70cmから1mを越える程度ですが、大きいものでは2mを越えるものもあります。浮き袋の下方に墨汁嚢を持ち、肛門から墨汁のような液を噴出する奇妙な習性がある不思議な魚です。墨汁を吐くのは敵から身を守るためと言われいますが、太陽の光が届かない漆黒の深海で墨汁を吐く意味と必要性については確かめられておらず、謎に包まれています。<br /><br />昨年は深海魚の水揚げ報道が相次ぎ、地震の前兆ではないかと話題になりました。富山湾では定置網にリュウグウノツカイがかかり、富山県や新潟県では無脊椎動物では最大級でのダイオウイカの水揚げが相次ぎました。更に、島根県隠岐ではサケガシラが大量に捕獲されました。原因については、水産総合研究センター日本海区水産研究所は「沿岸の漁場では海水温も例年と変わらず、はっきりとした理由は分からない」とし、「深海魚は泳ぐ力が弱く、強い北風によって生じた海流で浮き上がった可能性もある」と伝えています。地震との関連は、単なる迷信と一蹴しています。しかし、こうした珍しい現象の度に災害を意識するのは、予防安全上好ましいことではないでしょうか?

    美ら海水族館 美ら海プラザ アカナマダ
    条鰭綱アカマンボウ目アカナマダ科に属する海水魚。
    体長は普通70cmから1mを越える程度ですが、大きいものでは2mを越えるものもあります。浮き袋の下方に墨汁嚢を持ち、肛門から墨汁のような液を噴出する奇妙な習性がある不思議な魚です。墨汁を吐くのは敵から身を守るためと言われいますが、太陽の光が届かない漆黒の深海で墨汁を吐く意味と必要性については確かめられておらず、謎に包まれています。

    昨年は深海魚の水揚げ報道が相次ぎ、地震の前兆ではないかと話題になりました。富山湾では定置網にリュウグウノツカイがかかり、富山県や新潟県では無脊椎動物では最大級でのダイオウイカの水揚げが相次ぎました。更に、島根県隠岐ではサケガシラが大量に捕獲されました。原因については、水産総合研究センター日本海区水産研究所は「沿岸の漁場では海水温も例年と変わらず、はっきりとした理由は分からない」とし、「深海魚は泳ぐ力が弱く、強い北風によって生じた海流で浮き上がった可能性もある」と伝えています。地震との関連は、単なる迷信と一蹴しています。しかし、こうした珍しい現象の度に災害を意識するのは、予防安全上好ましいことではないでしょうか?

  • 美ら海水族館 美ら海プラザ オオグソクムシ(標本)<br />神秘に満ちた生態やインパクトあるエイリアンのような姿とは裏腹に、意外と美味だそうで、カニやシャコのような味がするそうです。生態系が全く不明なので怪しげな印象ですが、正面から見た凛々しいお顔は仮面ライダーを彷彿とさせます。グロテクスな姿形ですので、これを見た後に紅芋タルトを見るとフラッシュバックが起こるかもしれません。ご注意なさってください!

    美ら海水族館 美ら海プラザ オオグソクムシ(標本)
    神秘に満ちた生態やインパクトあるエイリアンのような姿とは裏腹に、意外と美味だそうで、カニやシャコのような味がするそうです。生態系が全く不明なので怪しげな印象ですが、正面から見た凛々しいお顔は仮面ライダーを彷彿とさせます。グロテクスな姿形ですので、これを見た後に紅芋タルトを見るとフラッシュバックが起こるかもしれません。ご注意なさってください!

  • 美ら海水族館 <br />海岸側から見る水族館の全景です。<br />立っている所が1Fの高さになります。

    美ら海水族館
    海岸側から見る水族館の全景です。
    立っている所が1Fの高さになります。

  • 海洋博記念公園 マナティー館<br />右の水槽では、アメリカマナティーの母娘2頭を飼育展示しています。<br />普段はほとんど動かないと聞いていましたが、腕立て伏せのような格好で歩くように移動する姿はとても愛嬌がありほのぼのとした気分にさせてくれます。さすがは千両役者です。<br /><br />カイギュウ(海牛)とも呼ばれ、ジュゴン目マナティー科に属する大型海棲哺乳動物。現在は絶滅の危機にあり、国際保護動物に指定されています。<br />マナティー類は、北アメリカや中央アメリカ、南アメリカ、カリブ海の浅い海や河川、河口に生息し、ジュゴンとは頭部や尾の形態が異なります。マナティー類の尾はしゃもじのような形をしているのに対し、ジュゴンの尾は二股に分かれ、イルカ類の尾のように左右に広がっているのが特徴です。<br />草食性で、成獣の大きさは3〜4.5m、体重300〜1000kgにもなります。一日の摂食量は、体重の5〜6%。水族館では餌には野菜を与え、キャベツやレタス、カボチャ、ニンジン、白菜等を食べさせています。タイミングが良ければ実際に餌を食べている姿も観察できます。

    海洋博記念公園 マナティー館
    右の水槽では、アメリカマナティーの母娘2頭を飼育展示しています。
    普段はほとんど動かないと聞いていましたが、腕立て伏せのような格好で歩くように移動する姿はとても愛嬌がありほのぼのとした気分にさせてくれます。さすがは千両役者です。

    カイギュウ(海牛)とも呼ばれ、ジュゴン目マナティー科に属する大型海棲哺乳動物。現在は絶滅の危機にあり、国際保護動物に指定されています。
    マナティー類は、北アメリカや中央アメリカ、南アメリカ、カリブ海の浅い海や河川、河口に生息し、ジュゴンとは頭部や尾の形態が異なります。マナティー類の尾はしゃもじのような形をしているのに対し、ジュゴンの尾は二股に分かれ、イルカ類の尾のように左右に広がっているのが特徴です。
    草食性で、成獣の大きさは3〜4.5m、体重300〜1000kgにもなります。一日の摂食量は、体重の5〜6%。水族館では餌には野菜を与え、キャベツやレタス、カボチャ、ニンジン、白菜等を食べさせています。タイミングが良ければ実際に餌を食べている姿も観察できます。

  • 海洋博記念公園 マナティー館<br />クルクルと回転しながら泳ぎ回っています。目が回るようなことはないのかしら?<br />母親の「マヤ」は1997年にメキシコ政府から寄贈されたものです。「マヤ」と「ユカタン」の娘の「ユマ」は、2001年にここで生まれました。<br /><br />マナティーは人魚伝説のモデルになった動物なのですが、「人魚っぽくないな〜」と言う声もチラホラ。因みに、アメリカ大陸を発見したコロンブスも同感だったようで、航海日誌には「人魚を見たが、絵で描かれているようには美しくはなかった」と記しています。 <br />マナティーが人魚のモデルと言われる理由のひとつは、水中で暮らす哺乳類の中で乳房の位置が人間に一番近い所にあるからだそうです。乳房は胸鰭の付け根にあります。イルカやクジラなどは肛門の前の当たりにあります。

    海洋博記念公園 マナティー館
    クルクルと回転しながら泳ぎ回っています。目が回るようなことはないのかしら?
    母親の「マヤ」は1997年にメキシコ政府から寄贈されたものです。「マヤ」と「ユカタン」の娘の「ユマ」は、2001年にここで生まれました。

    マナティーは人魚伝説のモデルになった動物なのですが、「人魚っぽくないな〜」と言う声もチラホラ。因みに、アメリカ大陸を発見したコロンブスも同感だったようで、航海日誌には「人魚を見たが、絵で描かれているようには美しくはなかった」と記しています。 
    マナティーが人魚のモデルと言われる理由のひとつは、水中で暮らす哺乳類の中で乳房の位置が人間に一番近い所にあるからだそうです。乳房は胸鰭の付け根にあります。イルカやクジラなどは肛門の前の当たりにあります。

  • 海洋博記念公園 マナティー館<br />「ハイサイ!」とひょうきんなご挨拶までしてくれるサービスぶりです。<br /><br />余談ですが、2015年2月24日に米国フロリダ州のカナヴェル岬付近の排水溝にマナティーの大群が迷い込み、野生保護当局や地元消防団などによる救出が行なわれました。セントラルフロリダニュース13のレポートによると、こうした救出作業が行われたのは異例のことで、親子を含む19頭が排水溝に迷い込んで抜け出せなくなったようです。<br />10時間にも及ぶ救出劇でしたが、狭い排水溝のようで満身創痍の状態ながら命に別状はない模様です。米国では広い地域で強い寒波に見舞われ、温暖なフロリダ州でも気温が低い時期が続いたため少しでも温かい水を求めてマナティーが移動した結果、排水溝に入り込んでしまったと見られています。これを受けて地元自治体は、マナティーが二度と迷い込まないよう、排水溝の出口に柵を設ける対策を取ったということです。さすが米国、やることが早いですね!

    海洋博記念公園 マナティー館
    「ハイサイ!」とひょうきんなご挨拶までしてくれるサービスぶりです。

    余談ですが、2015年2月24日に米国フロリダ州のカナヴェル岬付近の排水溝にマナティーの大群が迷い込み、野生保護当局や地元消防団などによる救出が行なわれました。セントラルフロリダニュース13のレポートによると、こうした救出作業が行われたのは異例のことで、親子を含む19頭が排水溝に迷い込んで抜け出せなくなったようです。
    10時間にも及ぶ救出劇でしたが、狭い排水溝のようで満身創痍の状態ながら命に別状はない模様です。米国では広い地域で強い寒波に見舞われ、温暖なフロリダ州でも気温が低い時期が続いたため少しでも温かい水を求めてマナティーが移動した結果、排水溝に入り込んでしまったと見られています。これを受けて地元自治体は、マナティーが二度と迷い込まないよう、排水溝の出口に柵を設ける対策を取ったということです。さすが米国、やることが早いですね!

  • 海洋博記念公園 マナティー館<br />左の水槽には、1978年に贈られたオスの「ユカタン」と1997年に贈られたオスの「琉」が暮らしています。<br />「レタスGETで〜す!」といったユーモラスな仕草に悶絶です。<br />

    海洋博記念公園 マナティー館
    左の水槽には、1978年に贈られたオスの「ユカタン」と1997年に贈られたオスの「琉」が暮らしています。
    「レタスGETで〜す!」といったユーモラスな仕草に悶絶です。

  • 美ら海水族館 <br />海岸側にもジンベエザメの模型が置かれています。<br />美ら海水族館の記念写真の定番ポイントのひとつです。

    美ら海水族館
    海岸側にもジンベエザメの模型が置かれています。
    美ら海水族館の記念写真の定番ポイントのひとつです。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />15:00からジンベエザメへの摂餌がはじまります。<br />モニターでは餌のオキアミやサクラエビの説明がなされています。この水族館では1年を通して安定した量の餌を確保するため、冷凍した餌を使用しています。しかし、冷凍した餌はビタミンが壊れてしまうので、餌にはビタミン剤を混ぜて与えています。左上の黄色いものがビタミン剤が配合されたもので、サプリメントのようなものです。

    美ら海水族館 黒潮の海
    15:00からジンベエザメへの摂餌がはじまります。
    モニターでは餌のオキアミやサクラエビの説明がなされています。この水族館では1年を通して安定した量の餌を確保するため、冷凍した餌を使用しています。しかし、冷凍した餌はビタミンが壊れてしまうので、餌にはビタミン剤を混ぜて与えています。左上の黄色いものがビタミン剤が配合されたもので、サプリメントのようなものです。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />興味深いことに、このようにジンベエザメは垂直になり、立ち泳ぎをしながら餌を食べます。ですから、巨大水槽の深さは、摂餌の際に尾鰭が水底に擦らないようにとの配慮からこのように深い水槽になっています。

    美ら海水族館 黒潮の海
    興味深いことに、このようにジンベエザメは垂直になり、立ち泳ぎをしながら餌を食べます。ですから、巨大水槽の深さは、摂餌の際に尾鰭が水底に擦らないようにとの配慮からこのように深い水槽になっています。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />餌を呑み込む勢いは半端ではなく、餌と一緒に水や小魚も一緒に飲み込んでしまいます。しかし、エラの奥にある鰓耙(さいは)というスポンジのような部分で餌だけを濾しとって餌だけを食べることができます。エラの部分でろ過され、水や小魚を吐き出せるようになっています。

    美ら海水族館 黒潮の海
    餌を呑み込む勢いは半端ではなく、餌と一緒に水や小魚も一緒に飲み込んでしまいます。しかし、エラの奥にある鰓耙(さいは)というスポンジのような部分で餌だけを濾しとって餌だけを食べることができます。エラの部分でろ過され、水や小魚を吐き出せるようになっています。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />何故立ち泳ぎをしながら餌を食べるのかと言うと、首だけひょこっと上に曲げることができないからだそうです。実際の海の中でもこの姿勢が餌を摂る時の自然体のようです。<br />一番大きな「ジンタ」は、1日に30kgもの餌を食べるそうです。勿論、個体の大きさに合わせて餌の量を調整して健康を気遣っているそうです。<br />

    美ら海水族館 黒潮の海
    何故立ち泳ぎをしながら餌を食べるのかと言うと、首だけひょこっと上に曲げることができないからだそうです。実際の海の中でもこの姿勢が餌を摂る時の自然体のようです。
    一番大きな「ジンタ」は、1日に30kgもの餌を食べるそうです。勿論、個体の大きさに合わせて餌の量を調整して健康を気遣っているそうです。

  • 美ら海水族館 黒潮の海<br />餌はオキアミやサクラエビなど小型のエビ類です。だからモグモグとは食べず、このようにズゴ〜ゴゴゴ〜と吸い込むわけです。<br />ねばった甲斐があり、迫力のあるシーンを撮ることができました。<br />と言っても、摂餌の時間帯は動くことがままならないくらい、通路にも人が溢れます。

    美ら海水族館 黒潮の海
    餌はオキアミやサクラエビなど小型のエビ類です。だからモグモグとは食べず、このようにズゴ〜ゴゴゴ〜と吸い込むわけです。
    ねばった甲斐があり、迫力のあるシーンを撮ることができました。
    と言っても、摂餌の時間帯は動くことがままならないくらい、通路にも人が溢れます。

  • 海洋博記念公園 マンタ<br />駐車場にバスが到着した時、集合時間まで3時間ほどあったのですが、あっという間に時間が経ってしまいました。おかげで、イルカショー「オキちゃん劇場」はスキップでした。<br />と言うのも、駐車場から美ら海水族館入り口まで、片道20分ほどかかります。普通は、自由時間150分というツアーが多いのですが、そのうち40分は移動時間と考えてください。正味の鑑賞時間は2時間もない計算になりますので、時間配分に配慮してください。

    海洋博記念公園 マンタ
    駐車場にバスが到着した時、集合時間まで3時間ほどあったのですが、あっという間に時間が経ってしまいました。おかげで、イルカショー「オキちゃん劇場」はスキップでした。
    と言うのも、駐車場から美ら海水族館入り口まで、片道20分ほどかかります。普通は、自由時間150分というツアーが多いのですが、そのうち40分は移動時間と考えてください。正味の鑑賞時間は2時間もない計算になりますので、時間配分に配慮してください。

  • 海洋博記念公園 ジンベエザメ<br />花で彩られたジンベエザメのオブジェです。<br />往きは人だかりでしたが、16:00過ぎにはこの辺りも閑散としていました。<br />つぶらな瞳が愛くるしいですね!

    海洋博記念公園 ジンベエザメ
    花で彩られたジンベエザメのオブジェです。
    往きは人だかりでしたが、16:00過ぎにはこの辺りも閑散としていました。
    つぶらな瞳が愛くるしいですね!

  • 海洋博記念公園 タコ<br />どことなく躍動感に溢れた愛嬌のあるオブジェです。<br />今にも歩き出しそうな感じです。

    海洋博記念公園 タコ
    どことなく躍動感に溢れた愛嬌のあるオブジェです。
    今にも歩き出しそうな感じです。

  • 海洋博記念公園 庭園全景<br />公園内は色とりどりの花で華やかに装飾され、花で表現された生き物たちはどれも見ごたえがあります。<br />バスガイドさんのお話では、沖縄国際洋蘭博覧会の名残との説明でしたが、ネットで調べてみると「第10回 海洋博公園美ら海花まつり(1月17日〜2月22日)」とありました。毎年この時期に開催されているのかもしれません。今年は「沖縄国際洋蘭博覧会2015」と合わせて盛大に開催していたのかもしれません。<br />こうした催しのタイミングに合わせて旅程を組んでみるのも一興です。

    海洋博記念公園 庭園全景
    公園内は色とりどりの花で華やかに装飾され、花で表現された生き物たちはどれも見ごたえがあります。
    バスガイドさんのお話では、沖縄国際洋蘭博覧会の名残との説明でしたが、ネットで調べてみると「第10回 海洋博公園美ら海花まつり(1月17日〜2月22日)」とありました。毎年この時期に開催されているのかもしれません。今年は「沖縄国際洋蘭博覧会2015」と合わせて盛大に開催していたのかもしれません。
    こうした催しのタイミングに合わせて旅程を組んでみるのも一興です。

  • 海洋博記念公園 ハイビスカス<br />古来より日本ではブッソウゲ(仏桑花 / 扶桑花)という名で親しまれてきました。1923年にハイビスカスがハワイの州花になって以降、日本でもハイビスカスと呼ばれるようになったそうです。南国の花のイメージがあるため、余りにも懸け離れた抹香臭い和名に思わず拍子抜けしてしまった方もおられるのでは?<br />中国の古書の「山海経(海外東経)」 には次のように記されています。『日出ずる所の東海にあるという神木を「扶桑」と言い、その木のある所を「扶桑国」という』。「扶桑 」は「仏桑華」の別称だそうですから、山海経が説く「神木の扶桑 」とはハイビスカスということになります。<br />だとすれば、「扶桑国」 はヤマトではなく、琉球のことだったのかも知れません。

    海洋博記念公園 ハイビスカス
    古来より日本ではブッソウゲ(仏桑花 / 扶桑花)という名で親しまれてきました。1923年にハイビスカスがハワイの州花になって以降、日本でもハイビスカスと呼ばれるようになったそうです。南国の花のイメージがあるため、余りにも懸け離れた抹香臭い和名に思わず拍子抜けしてしまった方もおられるのでは?
    中国の古書の「山海経(海外東経)」 には次のように記されています。『日出ずる所の東海にあるという神木を「扶桑」と言い、その木のある所を「扶桑国」という』。「扶桑 」は「仏桑華」の別称だそうですから、山海経が説く「神木の扶桑 」とはハイビスカスということになります。
    だとすれば、「扶桑国」 はヤマトではなく、琉球のことだったのかも知れません。

  • ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート<br />二日目にお世話になったホテルです。<br />沖縄有数の天然ビーチ「タイガービーチ」に面して建つ、全室オーシャンビューのリゾートホテルです。海を見ながら寛げる、リゾートならではの開放感に浸れます。沖縄では珍しく天然温泉があるのですが、別料金でした。<br />満天の綺羅星を期待していたのですが、生憎小雨が降る中での撮影になりました。冨着ビーチからつながるタイガービーチからホテルを見上げるとこんな具合です。お部屋は右側の湾曲した所にある「スーペリア」タイプでした。<br /><br />この続きは、早春賦 沖縄紀行④やんばるエリアでお届けします。待望の「やんばる」エリアへ駒を進めて行きます。

    ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート
    二日目にお世話になったホテルです。
    沖縄有数の天然ビーチ「タイガービーチ」に面して建つ、全室オーシャンビューのリゾートホテルです。海を見ながら寛げる、リゾートならではの開放感に浸れます。沖縄では珍しく天然温泉があるのですが、別料金でした。
    満天の綺羅星を期待していたのですが、生憎小雨が降る中での撮影になりました。冨着ビーチからつながるタイガービーチからホテルを見上げるとこんな具合です。お部屋は右側の湾曲した所にある「スーペリア」タイプでした。

    この続きは、早春賦 沖縄紀行④やんばるエリアでお届けします。待望の「やんばる」エリアへ駒を進めて行きます。

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