2014/09/18 - 2014/09/18
5位(同エリア331件中)
とーりさん
今回「名画を巡る旅」と題して、ベネルクス三国とロンドン、パリそれにギリシャのアテネを加え、10日間の旅をしてきました。
フェルメールやレンブラントの作品があるオランダ、大英帝国のコレクションの宝庫、ロンドンはナショナルギャラリーを訪れ、以前訪問したパリのルーヴル、オルセー各美術館では名画に再会を果たしました。
また、いかにもヨーロッパ的な古い町並みの残るベルギー、ルクセンブルクや少し位置や目的からはそれますが、古代遺跡の豊富なギリシャのアテネも纏めて回ってきました。
アテネを除けば移動距離は少なく、鉄道が発達している地域なので周遊するのは比較的容易でしたがいつもの「詰め込み旅行」なので日程に追われるせわしないものになりました。それでも名画に出会え充実した旅行になりました。
日程は以下の通りです。
1日目 (9/13)1/25 ロンドン到着
2日目前篇(9/14)2/25 タワーブリッジの泰然
2日目中篇(9/14)3/25 大英帝国の遺産
2日目後篇(9/14)4/25 ビッグベンの休日
3日目前篇(9/15)5/25 珠玉のフェルメール、壮大のレンブラント
3日目中篇(9/15)6/25 アムステルダムの陽光
3日目後篇(9/15)7/25 海洋王国の礎
4日目前半(9/16)8/25 マウリッツハイスの誓い
4日目後半(9/16)9/25 アテネへの道
5日目前篇(9/17)10/25 アクロポリスの殿堂
5日目中篇(9/17)11/25 アテネの灼熱
5日目後篇(9/17)12/25 古代ギリシャの芳香
6日目? (9/18)13/25 アントワープの物語
6日目? (9/18)14/25 ゲントの至宝
6日目? (9/18)15/25 ブルージュの逍遥
6日目? (9/18)16/25 ブリュッセルの薄暮
7日目前半(9/19)17/25 ブリュッセルの燦々
7日目後半(9/19)18/25 グランプラスの輝き
8日目前半(9/20)19/25 ルクセンブルクの要塞
8日目後半(9/20)20/25 ルクセンブルクの殷賑
9日目前篇(9/21)21/25 オルセーの優美
9日目中篇(9/21)22/25 ルーヴルの絢爛
9日目後篇(9/21)23/25 パリの煌き
10日目前半(9/22)24/25 フォンテーヌブローの憂鬱
10日目後半(9/22)25/25 サンジェルマンデプレの散策
今回は6日目?(ゲントの至宝)です。大まかな動きは
(アントワープ駅) ⇒ ゲント駅 ⇒ 鐘楼と繊維ホール ⇒ ファンエイク兄弟像 ⇒ 聖バーフ大聖堂 ⇒(ゲント駅) です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【名画を巡る旅:ベネルクス・ロンドン・アテネ・パリ旅行(2014年秋:6日目① アントワープの物語)13/25から続きです。】
アントワープ中央駅から次なる目的地ゲントへ向けて出発です。
ベルギーの鉄道はこんな感じの車両が多いです。
(アントワープ10:52 ⇒ 11:44ゲント) -
列車はゲントまで途中2駅くらいしか止まらず1時間弱で到着します。
ベネルクスの列車は基本予約不要ですぐ乗れるのはよいのですが、必ず車内改札がありますのでご注意を。 -
ゲントの玄関口、セントピータース駅に到着しました。
駅では例のごとくコインロッカーに荷物を入れ、駅前のトラム乗場に行きます。 -
セントピータース駅舎です。なんとなく消防署をイメージしてしまいました。
駅前トラム乗場から市街中心のコーレンマルクトに向かいます。
(SP駅12:05 ⇒ 12:30コーレンマルクト) -
トラム1号線に乗ったのですが、いつの間にかコーレンマルクトを通り過ぎていたようで、郊外っぽい雰囲気になったので、あわてて停まった停留所で降りました。
-
路線図で確認するとやはり通り過ぎてしまっていたようです。
まあこういうこともあります。焦らず隣のホームに行き引き返します。 -
引き返しのトラムが来ました。
また間違えないよう進行を確認し、路線図とにらめっこです。 -
さっき通過したかな?と思えるほど賑やかなコーレンマルクトで今度は無事下車。
まずは目の前にある「聖ニコラス教会」を見上げます。
(聖ニコラス教会12:31) -
次は「鐘楼と繊維ホール」です。
外観だけですが見応えがあります。
(鐘楼と繊維ホール12:35) -
鐘楼の隣はちょっとした広場になっており、奥に劇場があります。
-
その次に本命「聖バーフ教会」がありますが、何やら修復中のようです。
閉館していて入れなかった、デンハーグのマウリッツハイス美術館の二の舞かと思いがっくりきましたが、とりあえずその先にあるファンエイク兄弟像に行きます。 -
聖バーフ教会をバックにした「ファンエイク兄弟像」です。
謎が多い兄フーベルトと、神の手を持つ男ヤンのファンエイク兄弟によって聖バーフ教会にある祭壇画は描かれました。 -
工事中で拝観できないのかと半ばあきらめながら聖バーフ教会の建物に近づくと入口が開き、開館していました。
どうやら上層部の修繕のようで下層部分は影響なさそうです、ほっとしました。
ちなみに教会自体は無料ですが、祭壇画は写真の通り有料です。でも見る価値はあります。
(聖バーフ教会12:45〜13:00) -
この画が見たくてゲントに途中下車してまでやって来ました。
祭壇画は有料で写真撮影不可ですがレプリカがありました。
その中の神秘の子羊の部分です。
うまく撮れずピンボケしてしまいましたが。 -
ということで私が撮った写真では美しさは伝わらないと思いますのでいただいた写真で代用させていただきます。
これは祭壇画全体図です。かなり大きいのですが、精緻・細密に描かれています。
さすが神の手を持つ男です。
ちなみにこれが完成したのが1432年ということで、日本では室町将軍足利義教が明との国交を回復した年だそうです(何のこっちゃ!)。 -
こちらもいただいた写真、祭壇画「神秘の子羊」部分です。
修復は行われているのでしょうが600年近く経っている作品とは思えませんでした。 -
時間がなかったので充分とは言えませんが観賞でき、ショップでお土産も買えたので満足して聖バーフ教会を出ました。
正面には鐘楼が。これはこれで美しい建物です。 -
こちらはコーレンマルクトに面した郵便局とショッピングセンターの建物です。
こちらも由緒有り気な建物です。
ゲントは見どころが他にもたくさんあるのでもっと回りたかったのですが時間がないので割愛し、セントピータース駅に戻ります。
(コーレンマルクト13:06 ⇒ 13:20 SP駅) -
時間ぎりぎりなので今度は間違えないように路線図を見ながらトラムに乗ります。
-
セントピータース駅に無事到着。乗ってきたトラムを見送り、コインロッカーに急ぎます。
-
無事予定の列車に乗ることができました。結構際どかったです。
続いては本日三都市目、ブルージュに向かいます。
【名画を巡る旅:ベネルクス・ロンドン・アテネ・パリ旅行(2014年秋:6日目③ ブルージュの逍遥)15/25に続きます】
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ぴよ太さん 2016/03/28 17:59:31
- ゲントの祭壇画
- とーりさん
旅行記(フライブルク編)&口コミにご投票くださいまして、ありがとうございました。
アントワープ・ゲント・ブリュージュを一日で訪問されたのですね!
もし私だったら、とても気力・体力がついて行かない…
私が行った時もまだ、聖バーフ大聖堂は修復中でした。
「ファン・エイク兄弟像」も見る予定だったのに、まんまと忘れたバカたれなので、とーりさんの旅行記で見られて良かったです。゚(。ノωヽ。)゚。
またお邪魔します。
ぴよ太
- とーりさん からの返信 2016/03/28 23:46:31
- ありがとうございます。\(^o^)/
- ぴよ太さん、いつもありがとうございますとーりです。
詰め込み旅行なので一日でまわってしまいましたが本当はそれぞれ一日かけてまわってもいいですよね。特にゲントはファンエイクの祭壇画だけでなく、興味深い建物がたくさんあって勿体なかったなって思っています。
ぴよ太さんはファンエイク兄弟像を見忘れたとのことですが、次回訪問という宿題ができたとも言えますよね。私も宿題がたくさんできて困ってます、なんて贅沢な悩みですかね。\(^o^)/
とーり
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